しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】『ザ・フォーリナー 復讐者』から学ぶ人生(レビュー)

『ザ・フォーリナー 復讐者』

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どーも、アクション映画大好きジャッキー大好きしーまんです。

忙しいんで今回も感想を簡単に書いていきたいと思います。

役名がめんどくさいんで「ジャッキー」って本人の名前で語っていきます。

 

 

 

『ザ・フォーリナー』の簡単なネタバレ感想

ジャッキーが"楽しませる格闘"じゃなく"倒すための格闘"をしてるの見れてるだけで幸せ。

年配感と孤独感をガッツリ出したジャッキーの復讐モノはなかなかGOODでした。

 


最強の孤独となったジャッキー

映画が始まったと思いきや学校からズラ〜っと出てくる生徒たち。そしてその中にいる1組のカップル。女の子の方が車に乗ると、運転席にはみんなのヒーローことジャッキーがいました。

・・・ここで一つ気になったのがジャッキーの表情。

まだ娘を失っていないのに最初っからどこか寂しげな表情をしているんです。

その理由は後に分かるワケですが、彼はすでに大切なものを失ってるんですよね…。

そして最後に残っていたのが愛娘一人なわけです。

その愛娘はドレスショップのドアを開ける際、出る人を優先するような優しい子なんです…。その姿を見てジャッキーも(俺の娘優しいのよって感じで)微笑みます。

そのあとすぐにジャッキーは駐車しようとするのですが、イキリ野郎が乗る車にブツかってしまったので、車から出ます。

するとなんと!

ドレスショップの前に止められたバイクが爆発。

ジャッキーと彼に喧嘩をふっかけようとしたイキリ野郎は同時に吹っ飛びます。(ジャッキーを爆発に巻き込ませる為に事故展開を用意したのでしょう)

イキリ野郎は恐らくご臨終していましたけど、一方のジャッキーは時計台から飛び降りても、ショッピングモールの吹き抜けから飛び降りても生き抜いてきたサバイバーですからもちろん生きています。

 

・・・すいません。ふざけんのヤメます(そんなテンションの映画じゃないからねw)

 

話戻しますけど、最後の大切な存在を失ったジャッキーの表情といったらもう・・・

ジャッキーの感傷しまくった演技は別に始めてではないですけど、今作のはグンを抜いてすごい。

特に5回ぐらい死んでる目とか、宮迫も泣いて土下座するぐらいのブクブクに膨れたクマ。

悲しみの底にいるせいで不眠症になってるみたいな設定でもあるんじゃねーかってぐらい表情がやばいんですよね〜。

でもね、彼の悲しげな演技というか表情・・・結構好き。

そう思ってるの僕だけじゃないはず。

やっぱ経歴が物語ってるのか、なかなか重厚な演技なんですよね。

 

まあ、その話は置いといて、愛娘を失ったジャッキーは・・・

 

 

復讐のスイッチオン!「名前を教えろ」ボーン!「名前を教えろ」ボーン!「名前を教えろ」「名前を教えろ」

娘を失ったことで何もなくなったジャッキーは遂に復讐に乗り出します。

この手の映画ってギンティ小林が命名した「舐めてた相手が殺人マシーンでしたモノ(以降、ナーメテーター映画)ってよく言われると思うんですけど、そーいう映画の醍醐味って沢山あるんですが、一つは「脅迫」なんですよ。

それは直接的な脅迫もあれば間接的な脅迫もあるんですが、思い返してみると色んなナーメテーター映画で必ずと言っていいほど脅迫表現が出てきます。

たとえば『96時間』では通話で犯人に脅迫するし、『ジョン・ウィック』なんかはターゲットに銃口を向けてからあえて撃たないっていう「お前なんかいつでも殺せる」的な脅迫表現をしてます。『イコライザー』なんかもレストランで脅迫しますよね。

その点、今作では目には目をって感じで爆弾で脅迫します。

 

もうね…それがホント最高なんですよ。

 

「名前を知りたいから生かしてるだけで、殺そうと思えばいつでも殺せる」的な脅しになっていてマジでたまらんです。

この映画は他のナーメテーター映画みたいに敵が死んでスッキリ爽快!みたいな雰囲気の映画ではないんだけど、それでも最高なものは最高でしたね。

あとやっぱお手製の簡易爆弾(しかも時限爆弾)を作るのって、プロのナレッジが詰まってるので見てて面白いですよね〜。(モチロン爆弾の製造工程を全部は見せてくれませんけどねw)

 

 

 

やっぱジャッキーのアクションは衰えても面白いなぁ

今回のジャッキーはですね、歳もあるし役柄的にも最初っから満身創痍なので、マジで爺さん化しております。

特殊メイクでよりお爺ちゃん化させてるんですけど、動きもすごくて、マジで一挙手一投足がただのジイちゃんですからね。特に方向転換する時なんてほんと酷くて、足をイッキに反対方向に向けるんじゃなくて、1時の方向・2時の方向・3時の方向 よいしょ よいしょ って感じで ちょっとずつ方向をズラすという、爺さんを象徴するような方向転換をしてましたから(笑)

そんな感じですので、最初の方にある宿舎?アパート?で展開するアクションシーンのジャッキーは、強いんですけど結構やられるんですよね。

でもそれがアクション的には見応えある感じになっていまして、階段に背中から落下したりとか、老化を活かした超絶痛々しいアクションシーンに仕上げておりました。

段差に背中から落ちるって、若くて屈強な体でも相当なダメージなのに、ジィちゃんがそれやったらもう見てらんないっしょ…??

それをあえてやってるあたりが抜け目ねえな〜って感じでしたね。


ちなみに階段飛び降りたりとか流石に本人はやってないと思うんですけど、ジャッキー特有というか武術の達人特有の「えーーーーい!」っていう発声を聞けたのは最高でしたねw

 

 

漏れちゃうジャッキー節

アパートの戦いで思い出したけど、基本的に今回のアクションってカンフー色とかジャッキー色が出ないようにしてんのかと思いきや・・・意外と出てんすよ。

いや、基本的には従来の"楽しませる格闘"ではなく、敵をガチで戦闘不能にさせる"実践的な格闘"なんですよ。でもジャッキー節が漏れてるっちゃ漏れてるんですよねw

例えば屋根から滑り落ちたと思いきやポールを伝って降りちゃうあたりとか、椅子でぶん殴ったりとか、敵の胸部に連続パンチ食らわす感じとかはジャッキーっぽい(カンフーっぽい)アクションでしたね。

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(実践的な近接格闘は基本的に連打なんてしませんw ちなみにこういうのチェーンパンチと言いますが、基本的に詠春拳でよく見る連打で、アクション俳優だとドニー・イェンがよくやります。イコ・ウワイスも連打しますけど、彼の場合ちょっと変則的なので違うかな)

 

話戻します。

森での戦いもナイフに対して都合よく真っ直ぐ飛び出た2本の枝で対抗したりとか、ディザーム(敵の武装を解除)させたことによって回転しながら宙に浮いたナイフを枝で弾き飛ばしちゃうとか完全に"魅せるアクション"になっている瞬間もあって「おおジャッキー節漏れとるぅぅ」って感じでしたね(笑)

他にはナイフを靴の裏でガード出来ちゃうシーンがあるんだけど、そこは

 

「あ、靴でガードできちゃった」

 

みたいな感じで靴を一回チラっと見るんすよね。

 

そーいうとこ(笑)

 

ちょっとしたアクションを、ちょっとした動作でいちいち印象的に仕上げてしまうのがジャッキーなんです。

でも、フードを雑巾のように絞って首を締める動作とかがあったように、元特殊部隊員っぽさが表れた、実践的な格闘も随所にあったので、ジャッキー風アクションと現代アクションが上手いこと混ざってて個人的には超よかったですね。

ちなみに上の方で椅子でブン殴るのもジャッキーぽい的なこと書きましたけど、椅子で敵のどこをぶん殴るのかというと「弁慶の泣き所」なんですよね。椅子を使ってるからジャッキーぽいってだけで、やってることは極めて実践的なのも面白いポイント。

 

あっそうそう。

最初マジでジィちゃんだったのに、途中からキレキレになってくるんだけど、それは「車でトレーニングしたから」っていう感じにしてるあたりは吹きましたw

ベストキッドでも観てんのかと思ったからねw

 

 

アクションには絶対と言って良いほど面白くなる舞台ってのがある!!

僕、アクションってのはどこで戦うのかがカナリ重要だ!って何回も言ってるんですけど、その点で言うと、必ずと言って良いほどアクションが面白くなる鉄板の舞台ってのがあるんですね。

もうお分りだと思いますけど、森ですよ森。

『ランボー』も、『プレデター』も、『アポカリプト』も、『RE:BORN』なんかもそうですが、森の中でブービートラップを駆使して戦うアクションシーンはどれも面白い。そういえばドラマの『パニッシャー』にもありましたね、そういったシーン。

まぁとにかく鉄板と言って良いほど面白くなる舞台なんですね、森ってのは。

それをジャッキーがやったってだけで見る価値が半端なくある。

森での戦いって、トラップもそーですけど、どのよーにしてそこで潜伏するのか、っていう軍人のナレッジが詰まった頭良いサバイバルテクニックを見れるのでめちゃくちゃ面白いんですよね〜。

プロの頭良い行動って見てて面白いよねやっぱ。

 

 

復讐を遂げるジャッキー。

ついにテロリストたちの名前を入手したジャッキーはガスの作業員になりすまし、敵のアジトへお邪魔します。

テロリストはジャッキーのことを怪しんで荷物を確認するんですが、その中には『ザ・シューター』に出てきたのとそっくりなペットボトルサイレンサー銃が隠されていました!!!それがあらわになった瞬間 戦闘のコングが鳴ります!!!

 

いいですかみなさん。

ジャッキーといえば戦ってる舞台にある物をフル活用することに抜かりがないアクションスターですけども、いつもなら置いてある物をユニークに、そして曲芸師のように使いますよね。

しかし今回は別です。

テレビで敵を叩き潰したシーン覚えてますか?(笑)

思わず「うぉぉ…」と言いたくなるぐらい痛々しいバイオレンスのために物を使っていましたからね。あーいうのってジェイソン・ステイサムがやるような暴力だから新鮮で超よかったw

あとはリアリティあるアクション映画において、あの狭さで銃撃戦するのって、なんで被弾しねーんだよって感じになっちゃうから、見せ方がちょっと難しいと思うんですけど、そこはジャッキーぽさを残しつつもリアルかつ面白く見せていて良かったです(冷蔵庫の上に登ってたくだりとかね)

 

そんで最後、爆弾をしかけた張本人との一騎打ちはですね、爆弾しかけたことを後悔させる暇もなくジャッキーにやられてましたね。

ナーメテーター映画とかリベンジ系の映画は、敵に自分の行いを後悔させることが大きな魅力だから、今作の決着のつき方に不満を覚える人も中にはいるかもしれないけど、僕は有りですね。マーティン・キャンベル(監督)らしいと言うべきか分かりませんけど変にエンターテイメントになりすぎてない感じがあってこれはコレで好きです。

 

それにしてもナイフvs布はアガるよな〜

覚えてますか?布で首を締めながら背負い投げしてすぐさま絞殺してましたからね?殺人のプロっぽさがカナリ出てますよね〜。あーいうアクションまじで大好き。

 

 

 

おわりに 

まあこんなところですかね〜。思った以上に面白かった。

ただ、思った以上に難しい映画だったw

今作で扱ってるアイルランド問題に疎いため話がスッと入ってこなかった。

まあそれは俺の知識不足が悪いし、これを機に勉強すればいいことなんだけど・・・記者?がテロに利用されそうになってるのとかキャスティングが悪いのか分かりづらかったな・・・


さいしょ利用されてる奴もテロリストの一員なのかと思ったからね。だからなんでテロリストの一員に爆弾しかけてんの?って感じになってしまったよ・・・。

 

まぁ、そんな話は良いんだよ。とにかく面白かった!そんでジャッキーが歌う主題歌めっちゃ良かったw

もう彼は充分よくやったのだから今後は歌手一本でいいのではないでしょうか。

youtu.be

 

はいっ、ということで、今回はこのへんで!

ばいちゃ!

 

こちらもよろしくね

 

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【ネタバレ感想】シャザムが言うほど面白くなかった件について

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はーい、最近スーパー忙しい、しーまんです。
ってことで、最近は映画を見ても感想記事をアップしていなかったのですが、少し時間が出来たので簡単にシャザムの感想を書きたいと思います。


で、肝心の感想はどうだったのか。


タイトルにも出てますが・・・

 

 

言うほど面白くなかった

 

 

マジショォォォォオック!

 

鑑賞前から絶賛の嵐だったし、「ホラー畑出身の監督マジ有能説」というのがあるし、監督デヴィッド・F・サンドバーグが好きで彼の作品全部見ていてどれも面白い(特に『ライトオフ』が面白い)ので、褒める準備をしている自分がいたんですが、いざ鑑賞してみるとbimyo--って感じでしたねー。

 

まぁ監督の試みは良いと思うんですよ。


どんな試みかっていうと、本人が公言してるんですが、80年代の冒険モノを意識して作ったっていう感じね。
80年代の冒険ものってなるとスピルバーグとかルーカスとかの名前が出てくると思うんですけど彼らが作る映画って、内容は子供一人で見れるものなんだけど、演出にどことなく怖い部分があって、子供にとっては両サイドにママとパパがいる状態で鑑賞するのが一番良いって感じの映画だったと思うんですよ。
シャザムはそれを意識して作ってる感じがあったじゃないですか(具体的にどこって言わなくても分かるぐらい怖いところあったでしょ??)
そういう所はね、とっっっても良いと思います。

 

でもねー、そんなことどうでも良くなるぐらい気になる所があるんですよ…。

 

やっぱ皆んな思ったと思うけど、ほとんどの被害がシャザムのせいってことですよね…

 

子供だから仕方ねえ?

 

いやそんなのは分かってるんです。
シャザムが調子乗ったせいで被害を出してしまうっていう「バスのくだり」を用意してるってのも作り手が子供の無責任さを意識して作ってるからだと思います。

他にも意図的にそーいう展開にしてるところいくつかあったと思います。

でもね?でもね?映画ファンは「二次被害」に敏感になってると思うんですよ。すくなからず僕は敏感になってるよ。

それこそ最近のヒーロー映画で嫌というほど二次被害に触れてきてるし、平成最初のライダーこと仮面ライダークウガだって二次被害を避けるため敵をトライゴウラムで空き地に運搬してからぶっ倒しますからね。

だからやっぱりどーしても敏感になっちゃいますよね…。(戦いの最中、巨大な顔面の石像が落下するところとか危険過ぎてドン引きしたわ)
だから、シャザムが被害を出すって展開を用意するのは別に良いんだけど、その代わり最後ぐらい、敵が100パーセント悪い状況で被害が発生して、それに対してシャザムが真のヒーロー的な行いをするって展開は絶対に欲しくないですか?


最後に遊園地でバトルが始まりますけど、あれはシャザム御一行があそこに逃げなければ被害なんて生じないですからね…。

 

だから遊園地の客から拍手喝采が起こっても全然気持ちよくないですよ。
スパイダーマンが一般市民から拍手喝采を受けてるところを見て泣きそうになるのは、スパイダーマンが全然悪くない状況で危険を顧みず利他的な行いをしてるっていうのが報われる瞬間だからじゃないですか。
そういうのを一個で良いから用意してくれるだけで感想が全然違うんですけどねえ。


それと、誰もが認めるヒーロー的瞬間がないと、ビリーは人間的には成長したかもしれないけど、ヒーローとしては成長してないように見えるので、なんだかなぁて感じになりますよ…。
スーパーマンはシャザムと一緒にランチしてないで一度説教するべきですよ。


あと、アクションでカッコいいと思ったシーンが全然ない!これ一番ショック!(強いて言うとビルからジャンプしながら変身するのはカッコ良かったです)


基本的にヴィランと戦う時って、飛行能力ぐらいしか発揮しないんだよなー…。
もっとハイスピードとか、ライトニングボルトとか、さまざまな能力を駆使して戦ってほしいんですよねぇ…
訓練映像でいろんな能力を小出しにしていたけど、それの集大成がラストバトルにならないと ウオオオ!ってならないよ…。
なんなら、様々な能力を駆使するのってシャザムじゃなくて兄弟たちなんですよね…
兄弟たちがシャザム化する展開はあがったけど、あいつらをあんなに活躍させないで、シャザムだけに活躍させた方が良いと思いましたね…
で、最後シヴァナに負けそうになった時だけというか、ほんとに最後の最後だけ兄弟全員シャザム化して形勢逆転!決着!の方が良いと思う。


・・・なんかディスってだけ終わらすの嫌なんで最後に褒めちぎって終わろうと思います。

 

 

まず、タイトル出るタイミング。
バッチリすぎて震えました。
前シャザムの魔力が弱まってきた→七つの大罪が復活しそう→勇者を探さねば

 

シャザム!!!!

 

バッチリか!!!

 

タイトル出現のタイミングが最高な映画って個人的には『ガーディアンズオブギャラクシー』だったんだけど、シャザムの方が震えたかもしれない・・・。
ちなみに、タイトル出現のタイミングが最悪な映画は『大脱出』かリブート版『ファンタスティックフォー』だと僕は思ってます。

 

 

あと良かったのは、ホラー演出。
まず、洞窟のデザインがね〜超よかった。

コミックのデザインを忠実に再現してるかな?とは思うんだけどディティールが素晴らしい。七つの大罪の石像がコエーのよ。それの目が赤く光るだけでより怖くなるってのも凄いと思う。
あとは、女性の博士?が溶ける瞬間とかも怖いよね。あれもろに『レイダース』のあのシーンを意識してるのだと思うけど、やっぱ子供ってさ、人間と分かるもの(例えば皮膚とか)がビミョーに残ってる状態で骨が露出するとコワァ…って思うよね。そんで、あの恐怖演出が懐かしくて懐かしくてたまらなかったです。

 

 

他にはですね、ビリーとフレディの掛け合いも良かったですね。
個人的にはビリーよりもフレディの方がよかった。
フレディがシャザムの胸に触れた時のリアクション覚えてます?

興奮演技(特に笑い方)のリアルさに半端ない説得力がありましたよ。
防弾能力もあることが発覚したときのリアクションもイチイチたまらんし最高でした。

どうでも良いけど、フレディを演じたジャック・ディラン・グレイザーくん、『バンブルビー』に出てたジェイソンくん(主人公の弟役)とそっくりなんだよね…。

まぁ、いいや。

 


はいっ!ということで、今回は以上!!!

 

ばいちゃ!

【ネタバレ有り】映画『大脱出2』から学ぶ人生(感想・レビュー)

『大脱出2』

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予告

youtu.be

 

ネタバレ感想

映画館から "脱出" したかったです!

っていう全く上手くない発言が飛び出しちゃうぐらい面白くなかったです!
そしてスタローンの映画だと思ったら痛い目に合うぞ!
ビックリするぐらい面白くない変な映画でした!

 

 


・・・『大脱出』といえばスタローンとシュワちゃんの2大レジェンドがW主演を務めたことで話題になった映画ですよね。

それの続編が出るってことで、アクション映画大好きの僕は一応喜んだのですが、いざ予告が公開されて、それを見てみると「ん?」となったわけです。

というのも、予告編を見て分かるお話が、簡単に言うと、捕まった仲間を救出するために自分も収容されて一緒に脱出するっていうプリズンブレイク的な感じなんですけど、その救出したい仲間ってのが新キャラなんすね?

 

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誰!?っていうね・・・

いやいや、彼がなんて俳優なのかは知ってますよ?

でも大脱出のストーリー上で言ったら誰!?なわけですよ。

で、前作の仲間が捕まり、そいつを救出する!ってのなら まだ興味を抱けるんですが、新キャラを助けなきゃ!っていう続編ってどう燃え上がればいいんですかね?という非常に微妙な気持ちを抱いて観てきました。

そんで、観てきて一番驚いたのが・・・

 

 

 

まさかのスタローン主演じゃなかった

僕の前知識が不足していたのでしょうか…。

いや違うな、、、誰もがスタローン主演の映画だと思って観に行くでしょ!!

でも実際は・・・どちらかと言えば『イップマン 葉門』にも出てたホアン・シャオミンの方が主演でした…。(変な髪型しやがって!)

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なんかね?僕が読者登録してるコーイチさんの記事によると配給会社である程度予想着くらしいんですが、普段 配給会社なんてまったく気にしてない僕チンからしたら全然気づけないわけですよ。shit!!

 

そんでまぁ、序盤からプロっぽさのカケラもないミッションが展開するんですが、なかなかスタローンさん映らないんですよ。

多分僕だけじゃないと思うんですよね。スタローンまだ?と思った人。

そんで何やってんだかよく分からないミッションが展開するもんだから長いこと

「我々はなにを見せられてんだろう」

って感じになるんですが、まあそれは良いとして基本的にず〜っとホアン・シャオミンが頑張ってんすよね…。

 

そんで彼が監獄ハデスに捕まってから

「よし!ついにスタローン動き出すぞぉぉ!」

と思ったんですが、確かにスタローン動き出しますけど、やっぱりメインはホアン・シャオミンなんすよね〜(スタローンは いいとこ取りしてる感じ)


ったくよぉ…。見事なまでの釣り映画だったぜ。


まあ予告編に嘘はつきもんだし、仮にホアン・シャオミンがメインの予告になっていたら誰も映画館に足を運ばねーだろうから、こういった予告にしたのは分かるよ。大いに分かる!

が、しかし!!それでも騙された気持ちは強いですよね〜w


ちなみに、これは↓予告のワンシーンですが、レーザーで拷問してるように見えますけど、逆再生してそう見せてるだけですよね。

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本編がウンコだからか、こういったところをピックアップして編集しないと良い予告作れなかったんだろうね…

話戻しますけど、スタローンよりホアンが主役なのは100歩譲ったとしても、この映画ねぇ…

 

 

 

やたら格闘したがる!なんなんだ一体!

僕、アクション映画の中でも格闘シーンが大好きなんですよね。

だから格闘シーンがたくさんあるのは有難いっちゃ有難い話なんですけど、これは強引だったとしても脱獄する様子を楽しんでもらう映画じゃないですか。

でもねぇ、ホアンが主演だからか、脱獄より想像以上に格闘推しなんすよね。

一番最初に格闘を披露するシーンでもろにカンフー的な構えをするので、その時点で「あ、これは・・・」と思ったんですが、「木人椿」が出てきた時点で確信しました。

案の定 脱走より格闘格闘格闘!また格闘!って感じでした。

なんて言ったって監獄なのに闘技場みたいになってますからね。

そんで監獄側が進んで格闘をやらせますからね。何を見せられてるのでしょうかpart2ですよ…。

しかも木人椿って言いましたけど、しっかりと詠春拳の動きまでしてましたからね…これなんの映画だよ!

まあいいや。カンフー映画ばりに格闘してても良いよ。

でも格闘の見せ方が……ちょっと前の主流だった手ブレ演出で見せてて見辛いったらなんの。どうせ見せんならちゃんと見せてよ!せっかく動ける人を使ってんだからよぉお!って感じでしたね〜。


前作の大脱出も脱出よりドンパチって感じでしたけど、あれはあれで良いんだよ(笑)

そんでさぁ、結局のところ悪者を倒すのはスタローンなんだけど、監獄ハデスにある唯一の弱点をボスに演説してザマァ的な展開を終えたら、「おめー、あとで体育館の裏に来い」的な感じで なぜか闘技場みたいなところにワザワザ移動してタイマンしますからね。

 

なんだこれ!!

久しぶりに開いた口が塞がらない展開を見ましたよw

 

 

 

全然魅了されないエスケーププラン

前作は脱獄映画から結局のところ80年代筋肉アクションになってく〜って感じでしたけど、一応は脱獄映画と言える面白い脱獄をやってるシーンありましたよ。ツッコミどころはめっちゃありますけど一応は脳みそ使ってたんで、まあ面白かったですよ。

それが本作はですね、ぜんっぜん面白くねえの…。

僕が面白いと思ったのは、厨房までの歩数が日によって変わるから、監獄が動いてる可能性があるということで、それを確かめるために壁と床の二点に印をつけるところだけですからね。(色鉛筆を折ってたら怪しまれるだろ普通!)

そういう頭の良さを感じるシーンで魅了していくのが脱獄映画だと思うんですけど、そういうの全然ないんすよ…残念なことに。

この手の映画っていわゆるツッコミどころがあっても そんなこと "気にした方が負け"  って感じがあると思うんですが、本作に関しては "気にしなかった方が負け" っていうぐらい酷い(笑)

だってさ、厨房までの歩数がうんたらかんたらは面白かったと言ったけど、それも実際はカナリおかしくて、ケガ治療とかはハイテクマシーンがやってんのに、料理だけ人の手っておかしいだろオイ。っていうね。

飯にテクノロジー用いるなんてイカん!っていう寿司職人がいるわけじゃねえんだからよぉ…

 

そんなツッコミポイントとか なんだかなぁポイントを上げたらキリがないんだけど、せっかくだから順を追ってテキトーに語りたいと思います。

 

まず本作は序盤からミッションが展開するんですけど、それからして頭良く見えないんすよね。

ただカメラが爆発して格闘するだけで逃げれちゃいますから…。格闘が出来ないと逃げられないあたりとかバカっぽいです。

しかもそこで、後に悪役となる人物のせいで人が死んだってなるんですけど、別にそいつのせいで死んだように一ミリも見えないっていうね…。

彼がチームワークよりコンピューターを推すってのが描かれる大事なところになったはずなんですけど、どんでん返しを優先した結果、彼が何をしていて遅れたとか見せないんですよね〜。

で、お次は肝心なハデスでの脱獄計画についてなんですけど、これもまぁ酷いんですよね(笑)

まずハデスが最強の監獄ということなので内部構造を全然明かさないんですね?登場人物にも観客にも。だから、映画内で出てくるのって独房と闘技場みたいなところと、変な安息領域ぐらいなので、単純に面白くないし、観客は「これどうやって脱獄するんだろう・・・」みたいに脱獄の想像が出来ないというかなんというか、ただボケ〜っと見てることぐらいしか出来ないんですよ…。だから正直言ってどうでも良いですよね。

それと、試合に勝つと安息領域(宇多丸師匠いわく満喫)みたいなのが降りてきて、そこで優雅な時間を過ごせるんだけど、出来ることってお絵かきなんすよ。

幼稚園児捕まえてるんじゃねえんだからよ…。

なんかお絵かきさせるのにも理由があるってのはコーイチさんのブログ読むとなんとなく分かるって言うか、なるほどぉ……って感じなんですけど、とはいえねぇ…映画的におかしくなっちゃってるなら元も子もねえですよねぇって話ですよね…。

あとはですね…スタローン演じる脱獄のプロことブレスリンがハデスに収容されたと思ったらですね、、、なんと仲間と通信出来るうえにセキュリティの遠隔操作まで出来ちゃうんですよ。

 

それ一番やっちゃダメじゃね!?

 

っていうね…。

しかもなんでサポートメンバーは捕まんねえんだよ!w

あとはさぁ、遠隔操作でセキュリティを止めてまですることって、ただの内緒話なんですよ。

いや、それ今まで散々やってましたよね!?っていう感じで困惑しますわw

google先生に「なんでもあり 意味」って聞いたら「大脱出2」って出てきますよ そのうち…。

そんでお次は、脱獄仲間に何かを渡したいっていうことになるんですが、どうするかと言うと配膳boxの中に入れて渡すんですよ。

 

それ出来たら苦労しねえって…。

 

どうやって配膳boxの中にブツを入れるかを描いたらまだ面白くなるんじゃないですかね??(あの料理人がいれたのか??)

配膳boxで思い出したけど、なんか主人公が食おうと思ったら電気ショック流れる瞬間ありましたよね…あれなに?コント?ww

まあいいや。

 

それで、脱獄の準備完了だぁぁあ!ってなったら、なんと壁をみんなで仲良く押すだけ。

ええええ!?っていうね。

もうただの運動会です。

宇多丸師匠は小4が考えた脚本って言ってたけど、もっと言うと小4が途中で考えることをやめた脚本って感じですよ。

 

あー、もう疲れた。

仲間がどんどん捕まるくだりもさ〜、スーパー唐突にカーチェイスが始まって、くそ!とか言っていつのまにか収容されてるしさ〜、ほんと追っつかねえて(笑)

頑張って頑張って面白かったところをあげるならば、監獄の場所がハデスというだけあってなんの変哲も無い市街地の地下ってのは面白かったです。うん。強いて言うならね。

 

でさぁ、最後にね?シリーズを通しての黒幕みたいな奴が出てきて、そいつにスタローンが宣戦布告して終わりってなるんですよね。

この映画、前作はタイトルを出すタイミングがビックリするぐらい悪かったんだけど、今作では終わり方のタイミングっていうかキレの悪さ?ひどかったです(笑)

え!?終わり!?っていうね。

いや別にまだ終わって欲しくないな〜っていう風には微塵たりとも思ってないんですけど、とにかくキレが悪いw

 

 

はいっ、以上この辺で終わらせたいと思います。

 

 

 

『大脱出2』から学ぶ人生

協調性は大事。

 

 

 

おわりに

ちょっと最近忙しいということもあって、いつも以上にテキトーな感想ですが、お許しください。

それより、『大脱出3』は決まってるっぽいので、た、、、楽しみなところですね…う、うん。

 

 

 

 

 

「シビれる!!」おれが本当に大好きなホラー演出

 

 

 

 

皆さんは「うわっ!この見せ方大好き!」みたいに思う、好きなホラー演出ってありますか?

 

まあ、ホラーってほんと数えきれないぐらい定番となってる演出がありますから、なにかしらあるんじゃないでしょうかね。

 

えー、なんも出てこないわ・・・という方は『キャビン』でも見て、みつけてもらえるといいかなぁと思います(テキトー) 

 

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さて、さっそく好きなホラー演出についてなんですが、定番なものと言えばたくさんありますけど、例えば「鏡に映ってぎゃあああ!」ってのがあるじゃないですか。
それは、主人公と観客が同じタイミングでお化けなりバケモノの姿に気付くので主人公の驚きとリンクすることが出来る演出です。

そしてお化け&主人公の顔ってのを同時に見せることが出来るのでカナリ使える定番演出だと思うんですよね。

 

でもね、僕が好きなのはそれじゃないんですよ。

 

 

主人公は恐怖対象に気付いてないけど観客は気付いてるという人物配置

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そう、僕が本当に大好きなホラー演出ってのは、画像にもある通り

主人公は恐怖対象に気付いてないけど観客は気付いてる

という状態にする演出です。

上の画像は『クリープ』っていう個人的には大好きなサイコホラー映画のワンシーンなんですけど、主人公の後ろに奇人・変人・殺人鬼のキモ男が忍び寄ってる状態なんですね?(この映像を誰が見てるのかってのも怖いのよ)

 

で、この演出の何が良いって、「観客は登場人物を救う事が出来ない」っていう映像作品が持つ特性を活かしてるのが超良いんですよ。(そこをあまり魅力に感じず本作のラストを超けなしてる人いますけどね(´._.`)残念・・・)

 

上のシーンは、奇人が主人公に忍びより〇〇するところまでを結構長い尺使ってゆ~ったりと見せてるんですが、その間、観客(っていうか僕)はどうなるかと言うと主人公を助けたくなるんですよ。

 

「おいおい...後ろにいるって!気付けバカ!」といった感じで。

 

でも残念なことに助けたくても助けられないんです。我々は傍観することしか出来ないですからね...。

 

そういった映画の特性を逆手に取った演出で、鑑賞中に「助けたい!でも無理」というもどかしい気持ちにさせられるってホラー映画においてはめっちゃ面白いことだと思うんです。

 

だから僕は急にばっ!っと恐怖対象が現れる演出より断然こっちの方が好きなんですけど、思い返すと、そういった人物配置を活かしたホラー演出が出てくるやつってどれも面白いんですよね。

たとえば『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』(ネットフリックス、Amazonプライムにあります)

これ、どんな話なのか超簡単に言うと、奇怪な行動に出るアルツハイマーのお婆ちゃんが実は・・・っていう話なんですけど、この映画にも上述の演出が出てきます。

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まあ全然大ごとにはなりませんけどね。でも「うわっ、こ~~っわ」とはなります。

 

他にはネットフリックスにもある『テリファイド』とか。

テリファイド [Blu-ray]

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この作品はね~、「俺たちが思う最高の恐怖演出を詰め込みました!」とでも言ってるかのような映画で、「ホラーとかもう怖くねえし( ̄‥ ̄) ドヤッ!」とか「ホラーって演出バッカリ見ちゃうんだよね( ´´ิ∀´ิ` )」みたいな、ホラー耐性がある人にほど見て欲しい作品です。

で、この作品にも上述の演出が出てくるんで、最高に恐ろしいっす。

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ちなみにホラー映画じゃないし、映画ですらないんだけど、そんな演出を見せて話題になったたのが『相棒season17』の4話かな?かの有名なシャブ山シャブ子(重度の薬物依存症)が出たシーンです。

その時「シャブ山シャブ子の演技がヤバイ」とか「怖すぎ」とか「あんな依存者なんかいない」みたいな感じで話題になったんだけど、演技も確かに良かったんですが、個人的には見せ方が上質なホラー演出すぎたから話題になったんだと思っています(笑)

該当シーンを見てもらわないと何言ってるのか分からないと思うので、良ければyoutubeで

www.youtube.com

「シャブ山シャブ子」と検索してみてください。

恐らく一番上に出てくる動画がさっきから言ってるホラー演出をしていて超怖い感じになってますから。

 

 

観ました?

怖くない?

 

そういうね、主人公は恐怖対象に気付いてないけど観客は気付いてるという人物配置で「助けたいけど助けられない」っていうもどかしい気持ちにさせられる恐怖演出が僕は大好きっていう話でした~。 

 

よかったら皆さんの好きなホラー演出も教えてください(=´▽`=)ノ

 

 

 

最近youtubeもやり始めたので良かったら見てね。

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【ネタバレ感想】『バンブルビー』から学ぶ人生(レビュー・解説)

 傑作臭がプンプンしていた映画・・・

 

 

どん

 

 

『バンブルビー』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 トラビス・ナイト

製作 ドン・マーフィ
   トム・デサント
   ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
   マイケル・ベイ
   マーク・バーラディアン
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
      ブライアン・ゴールドナー
      クリス・ブリガム
      エドワード・チェン
原案 クリスティーナ・ホドソン

脚本 クリスティーナ・ホドソン
   ケリー・フレモン・クレイグ

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ヘイリー・スタインフェルド チャーリー・ワトソン
ジョン・シナ バーンズ
ホルヘ・レンデボルグ・Jr. ギレルモ・“メモ”・グティエレス
ジェイソン・ドラッカー オーティス・ワトソン
パメラ・アドロン サリー
スティーブン・シュナイダー ロン
リカルド・ホヨス トリップ・サマーズ
ジョン・オーティス パウエル博士
グリン・ターマン ウェーレン司令官
レン・キャリオー ハンクおじさん
グレイシー・ドジーニー ティナ
ディラン・オブライエン B-127(バンブルビー)(声)

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクター、バンブルビーを主役に、シリーズの始まりを明らかにする物語。シリーズ1作目の主人公サムとバンブルビーが出会う以前の1980年代を舞台に、バンブルビーと人間の少女チャーリーの交流と友情、彼らに待ち受ける予想外の運命を描く。

 

父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。すると突然、その車が人型の生命体へと変形。驚くチャーリーを前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失って何かに怯えていた。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにするが……。

 

アカデミー賞にノミネートされたアニメーション映画「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラビス・ナイト監督が、自身初の実写映画監督として手がけ、「トランスフォーマー」シリーズでは初めてマイケル・ベイ以外の監督がメガホンをとった。少女チャーリーを演じるのは、女優・歌手として人気を集めるヘイリー・スタインフェルド。

(以上、映画.comより)

 

 

予告

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ネタバレ感想

トランスフォーマーの魅力が原点回帰!

足し算し尽くされた前シリーズから引き算して魅力だけを残した良作なんじゃないでしょうか!

 

 


原点回帰したトランスフォーマーの魅力

トランスフォームといやぁ爆発に次ぐ爆発、認識しきれないほどの情報が画面に散りばめられてる映画(ある意味それが魅力の映画)で、しばしば二郎系ラーメンに例えられる事が多い作品ですが、その例えに合わせて本作もラーメンに例えると

 

「二郎系もいいけどやっぱり素朴な醤油ラーメンが一番ウメェよ」

 

って感じかな?笑

とにかく前シリーズよりも要素を減らして、描くべきものだけをちゃんと描いていますよね。

描くべきものって、原作はおいといて実写のトランスフォーマーでは何かと言うと、人間と金属生命体の友情(いわゆる異種間の友情)と、その友情がキッカケで成長する主人公の成長物語、そして変形シーンの驚きですよね。そうだよね?笑
で、トランスフォーマー1作目はまだ、、、大事なんで強調しますけど まだ上述の要素があったんですよ。

でも、結局オプティマス・プライムやらなにやらファンが喜ぶキャラクターが大集合していって、それに伴い敵もワンサカ来るんで、せっかく地球で展開する話なのに、どんどん人間がいらない話になって行ったんですよね。

で、なんとか必死に人間を物語に絡ませようとして わけわかんね~脚本になっていった的なことになってたと思います。(最後の騎士王なんか一番酷かった気が・・・)

 

そんでちょっと原点回帰しねぇ?ってことで必殺奥義スピンオフですよ。

破壊王マイケル・ベイが足して足してった映画を引き算したのが本作です。

 

本作はもう必要最低限のキャラしか登場しなくて、「オプティマス・プライム」やら「ショックウェーブ」と言ったファンが上がるキャラは目配せ程度でしか出てこないんですよね〜。(もうぼくチンはオプティマスを演じるピーター・カレンの声聞けただけで満足)

だからその分しっかりと人間の主人公を描けるので、まぁ描くべきものをちゃんと描けてますよね。

主人公の成長が分かる、そして物語的にアガる伏線ってのもちゃーーんとあるし。(ダイブの下り)

まぁ、あの伏線強引過ぎて笑っちゃいましたけどね。正直。

まず ちょっと強引に飛び込めない展開を用意してるからもちのろんで「後に活きてくるんでしょね。」って思うじゃないですか。

でも映画見てて水・・・なくね!?どこにダイブするところあんの!?と思うんですよ。そしたらダム的なものを決壊させますからね。

 

んー、強引!!笑

 

しかも友のために決死のダイブをしたところで、チャーリーはビー引き上げれないですからねw

まぁでもいいんすよ、そーいうのやってくれるだけで面白さ全然違うし。

 

他に原点回帰といえば変形シーンの魅力ですよね

トランスフォーマーシリーズの3作目ぐらいまでは変形をカッコよく見せようといろんなアイディアを出してたと思うんですよ。

まず最初は普通に変形シーンの凄さを見せて観客を驚愕させ

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以降は何かしらのモーションとカメラワークを組み合わせてマジかっこよくしたりね。

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でも4作目からナノテクノロジーみたいな変形を見せたりして「お、おぉ・・・どうしたどうした・・・」って感じになってたんですよ。(まあ4作目もかっこいいシーンめっちゃあるけどね)

だけど描くべきことをしっかり描いてる本作ではちゃんと「変形」を見せてくれてます。
ビー単体の変形を引きの画で見せるシーンはもちろんのこと、チャーリーがビーの下にいる状態で変形するシーンなんかは変形するビーの中を通り抜けるユニークなカメラワークで見せていたり、警察から逃走するシーンなんかは部分変形を駆使して逃走していたり、しっかりと変形シーンに魅力を持たせていたのがバッチグーでしたね。

敵なんか これ見よがしに 二段変形とかしちゃったりしてさ〜。たまんねーよね。

まあでも正直、そこまで「ウオオオ!」となる変形シーンはなかったと思ったんだけど、まあ87年という時代的にちょうど良い見せ方してたかなぁと思います。

 

アクションも非常に見やすくて良かったかな。

さきほど述べましたけど必要最低限のキャラしか出てこないので、基本的にバトルアクションは1対1なんですよね。(1対複数ってOPのサイバトロンのシーンだけだよね多分)だから見づらいなんてことは基本なかったと思います。

で、見飽きないようにしてるのか、バトルアクション一つ一つが被らないようになっていたのも良かったと思います。

最初のブリッツ・ウィング(ジェット機のやつ)と戦うときは敵が飛べることをしっかり活かして空間を上下に使うアクションにしてたし

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アクションデザインはこれを参考にしてる気がする

最後の肉弾戦なんかは避難するチャーリーを被写体にしてその背景でド迫力アクションを展開させたりとかさ、色々工夫していて1対1の戦いが見飽きないようにしていたと思います。

それとね、アクションにおいては大事な話なんだけど、敵の倒し方がどれもしっかりしてたのがめっちゃ良い。

もしね?ただパンチがキマって勝つっていうだけだったら面白くないでしょ?

でも本作はしっかりしていて、ブリッツバード戦では彼のミサイルを利用して勝つし、青いやつは鎖を絡ませて倒すし、最後のやつはダムを決壊させて勝つでしょ?そういう勝敗のロジックもちゃんとしていて、ああ本当にちゃんとしてるな〜と思いました(上から目線でスンマソ)

 

キャラクターデザインも原点回帰していてよかった

前シリーズはね〜、実写化のデザインあるあるだと思うんですけど、少しグチョグチョしたデザインになってたと思うんだけど、今回のはアニメとかオモチャ寄りで一つ一つのパーツがデカイというかはっきりとしていて、愛着を抱けるデザインになっていたと思うし、これまた87年という時代にあっていたと思う。

 

 

 

ピュアピュアな青春描写とダメかわなバンブルビーが良かったね!

青春描写がある映画の定番演出として「洗面台の前で若さの象徴とも言えるニキビを見つけて嘆く」ってのがあると思うんですけど、本作でもやってましたな。

それから分かるよーに本作はガッツリと青春映画なんですよ(笑)

で、特に良かったのが典型的ないじめっ子に仕返しして、そのあと警察に追われるくだりかなー。

いじめっ子に「お父さんから車貰いなよ」的な酷過ぎること言われた主人公は嫌がりながらも復讐しに行きますよね。(最初っからカマロに変形してやれ!)

んでそん時に、必殺奥義・資源の無駄使いだったり卵投げといったことをするんですが、ビーが想像以上の復讐しちゃうんで急いで逃げることになります。

そしたら警察に見つかって追われるんだけど、逃げる過程で車内に隠れてる2人がぎゅーっと近くなる瞬間があるんですよね…。あれ普通に2人の心の距離が近まってるという描写にもなってる気がして大好きなシーンなんですが、それよりも青春をマジで分かってるぁと思いましたw

というのも、僕が高校生だったときに部活の関係で帰りが遅くなった時あったんですけど、その時の僕、好意を寄せていた他校の女の子と道端で談笑していたんですよね。

そしたら、警察が来て補導されそうになったんだけど、当時の僕は学校に連絡されたら坊主という鬼のような罰が待ってたので2人で「やべやべ逃げろ!」つって警察から逃げちゃったんですよね。

だから警察もめっちゃ追っかけて来たんすよ。

そこで僕ら2人はコンビニに逃げ込んだんだけど、警察がそのコンビニの前に来たんですよね...

だから、ヤベェ!つって次に逃げ込んだのが個室のトイレだったんですけど、そのトイレがねぇ~、まぁ〜狭いのね…。

分かります?ピュアピュア童貞男子が、他校の美女とクソ狭い個室に隠れるんすよ!?

顔がめちゃめちゃ近かったもんですから、ドキドキし過ぎて心臓が爆発するかと思いましたもんね。

クソほどどーでも良い話をしてしまい申し訳ないんですが、そんなことをね〜、本作の青春描写で思い出しちゃいましたねぇ…。うーん、良かった。

 


ダメかわなビーがたまらない

この映画、OPはサイバトロンの激戦で幕を開けるんですが、そんときのバンブルビー、いやB127さんは割と好戦的っていうか全然可愛くないんすよねw

だから「え?これが予告で見た可愛い感じになんの?」と思ってたんすけど、そーいうことかと。

ジェット機に変形する「スタースクリーム」みたいな奴(多分ブリッツ・ウィング)との戦いで見事に記憶がなくなってしまうんですね〜。

そっから可愛いのなんのって。

あれ人間で言ったら何歳ぐらいをイメージして描いてるんですかね〜。3歳児ぐらいかね?

まあなんでも良いけど、とにかく可愛いんですよね〜。

とくに犬に興味を持ったことがキッカケで展開する「室内大冒険」のくだり?
家の中にある全ての物が気になってしょうがないという、家主にとっては最悪の好奇心があるので、めちゃくちゃ家具などを触るんだけど、案の定めちゃくちゃ壊すっていうねw

それを見たチャーリーにガチ説教されるときなんか超かわいくて、ペッパーくんみたいになってましたからねw

しかも関心しちゃう点が一点ありまして、室内大冒険のくだりって下手な脚本だと ただのお笑いパートになっちゃうと思うんですけど、そのくだりが敵に居場所がバレてしまうキッカケになっているんですよね。要するにしっかりと物語に絡ませてるんですよ。そういうところ流石だなぁと思います。

 


感情表現が上手いですねやっぱ。

こーいう異種間の友情が描かれた作品て、非人間側が喋れないのは定番ですし、そっちの方が面白い(キャスパーとかは別)から、トランスフォーマーでもそうでしたけど、ビーが喋れなくなるってのはナイスな設定ですよね。

で、喋れないってなると感情表現の手段が一個減るというわけですが、そこはアニメーターである監督の手腕と言うべきか、言語なしで豊富な感情を表現していたんじゃないでしょうか。
喋れないといっても「フウォ〜ン」みたいな悲しげな音声を発することは出来るんだけど、それをあんまり使わず表現してたかな?

そんで特に目の使い方が良かったかなぁと思います。

基本はまん丸なんですけど、瞼みたいなパーツがついてて、それが感情を良い感じに表現してました。

あと記憶は無くしても戦闘本能は失っていないということをバトルマスクで表現してるのも上手いですよね〜。記憶ないけど、戦う場面になると自分の意思とは関係なしにシャキシャキン!とバトルマスクが出てくるのは良かった。

 

 

 

『バンブルビー』から学ぶ人生

〜人は理解不能なものに恐怖を抱く、大切なことは理解しようとする意思〜
→人は理解不能なものに〜ってのはチャーリーがビーに対して言ったことですが、こんなこといろんな映画で描かれることですけど、ベイリーちゃん18歳のくせにそんなことに気づいてるなんて・・・

 

 

 

おわりに

とまあ、こんな感じですかね〜。

原点回帰してるからか、トランスフォーマーシリーズ一回も見た事ないという友達が見ても面白かったらしいんで、初心者でも楽しめる作品になっていたんじゃないかなと思います。それでいてファンも納得できる作品にもなっていると思うんで、個人的にはとっても満足できる作品でした。

っていうか青春×アクションってヤバイ。

 

 

 

余談

あのタイミングでオプティマスが地球にいるのオカシイと思うんですけど、そう思ったの俺だけ?(笑)

あと、ビーってもっと前から地球にいたっていう話も「最後の騎士王」あたりで描いてた気がすんだけど、その話無くしたわけ?(笑)

前シリーズ見直して確認してみよーっと。

 

あ、そういえばバンブルビーの声、メイズランナーの主役って知ってた??

 

あとさー、ゴリラ司令官めっちゃ良かったんだけど・・・

もっと売れる気がする

 

 

 

 

Fin

 

 

最近、youtubeに手を出し始めました。

よかったら見てね

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『ジョン・ウィック3 パラベラム』の予告編2がいかにやばいのか解説「ザ・レイド」の奴らが…

ヌォォォォオオオオオオ!!!

 

みなさん、『ジョンウィック3』の予告編第二弾が公開されましたよぉお!

youtu.be

ちょっと体調悪かったんですけど予告見てたら治りましたもんね…。

 

どんだけだよ…って思うかもしれませんが、そんだけ好きなんすよ。

 

で、第二弾の予告編、アクション好きにとってかなりヤバイものとなっておりましたので、今回はどこらへんがヤバイのか徹底解説したいと思います。 

 

それでは行ってみましょう!!

 

 

雑魚敵?ですら興奮する要素

まぁ雑魚敵という位置付けなのか分かりませんけど、ジョンに殺されるという運命であろう一人の殺し屋でさえめっちゃ上がるキャスティングなんですよね…。

たとえばコイツ

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この人、多分だけどジャッキー主演の『シャンハイヌーン』で悪役をやっていたロジャー・ユアンだと思う。

うわっ懐かしい!って感じで最高ですね。

そして話変わりますが、二人の間の使い方がイチイチ最高です。

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対峙・・・2人でナイフを見る・・・ガラス割る!戦闘開始!!こーいう"間"の演出があるのとないのとじゃあ大違いですからね〜。

 

はい。話を戻します。

お次にヤバイのはコイツらですコイツら。

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まあこの人たちに関しては確実に雑魚敵じゃないですね。

というのも、彼らは『ザ・レイド』シリーズでラスボスをやっていたヤヤン・ルヒアン(左)とセセプ・アリフ・ラーマン(右)なんすよぉお! 

ザ・レイド (字幕版)

ザ・レイド (字幕版)

 
ザ・レイド GOKUDO(字幕版)

ザ・レイド GOKUDO(字幕版)

 

 

そんな2人がね?ジョンと戦うってアクション好きを本気で殺しにかかってると思います。

まあこういうのはね、アクションが好きな人にしか分かんねえ話なんじゃないかって感じですけど、アクションに詳しくなくても この笑顔一つで

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こいつらただの刺客じゃあねえなってなんとなく分かるようになってるのが素晴らしいと思います(笑)

 

で、実は上がる要素はまだあるんすよ…。

右のセセプ・アリフ・ラーマンが握ってるもの見てください・・・そう、カランビットナイフを握ってんすよ…

カランビットナイフって、切った爪みたいな形状をしたナイフなんですけど、これは『ザ・レイド GOKUDO』でセセプさんが超印象的に使用していた武器なんです。

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それを『ジョンウィック』に持ってくるって、この上ないファンサービスですマジで。

 

とまあ、まじで上がる敵キャラばかりですけど、おそらく今回って、前作と違って絶対に復讐したい標的ってのがいないから、何人か強敵要員を用意してそいつらを倒していくって感じで盛り上げていくんじゃないでしょうかね…

 

 

 

やっぱりコンチネンタルの支援を受ける

予告編を見た感じ、ジョンはコンチネンタルホテルの支援を受けるっぽいですね。

2作目でジョンは掟を破ったので裏社会から追放されたのですが、なんだかんだコンチネンタルホテルの支援を受けて銃を手に入れるのは上がりますね。

 

what do you need

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guns lot of guns

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サイコォォォォォオオオ!!!w

このジョンウィック特有の言い方も最高なんですまじで。

 

 

 

アクションレベルが格段に向上している

まず、ナイフアクション!

『ジョンウィック』シリーズにおいてナイフアクションは初めてじゃないですけど、ナイフを投げるのは初めてです。

以前こちらの記事で

www.shi-man6354.com

ナイフ投げという行為は、実際そんな簡単に刺さらないし、武器を一つ消費することになるから少しバカっぽいアクションになるので、リアルな格闘が売りのジョンウィックにおいてはアクションスタイルから少し逸脱してる気がする・・・って言ったんですけど、今回の予告見てどうでもよくなりましたw 

ユニークすぎるw

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こういう頭にズバン!と入って印象に残るようなアクション作るのって本当にすごいですよ。

 

あとはバイクアクションね。

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バイク×日本刀は『悪女』を彷彿とさせますけど、見た感じ『悪女』に負けず劣らずな感じになってるんじゃないですかね?

 

 

 

いや〜それにしてもマジで楽しみですわぁ…。

僕は基本的に映画のランキングつけないですけども、もしつけるとするならば、、、ジョンウィック3が一位ですね。

 

 

 

 

まだ公開してない!!

 

 

 

fin

 

 

映画始まってから劇場に入ってきた人が犯した大失態

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こないだ『キャプテン・マーベル』という映画を観に行ったときの話です。

 

俺っていつも通路側の席に座って映画を観るんですけど、その時もいつも通り通路側に座っていたんですよね。

 

で、マーベルお決まりのオープニングが始まって「うわ~スタン・リ~」と思ってたんですけど、映画始まって5分後ぐらいに、めっちゃデカい男が入って来たんですよ。

 

そんで自分の席が見つからず俺の斜め前でずっと立ち往生してんすよね。
映画始まると真っ暗だから仕方ないけど、マジ邪魔なの。スクリーン全然みえねーからね。

 

マジで見えね~。

 

そう思ってたら今度、、、そのデカ男がめっちゃくちゃ俺に近づいてきたんですよ。明らかにパーソナルスペースに侵入してます。

 

え、え、え、え、なになになに!?めっちゃ近くない?

 

・・・その時のおれ、空調が寒かったから いつも着てる真っ黒いロングコートを布団のように自分にかけて座ってたんすよ。だから俺は闇に溶け込む忍びのようになっていたんだと思います。


デカ男は俺の存在に気付いてなかったんでしょう…

 

なんとデカ男は!
席を探すの諦め、俺の存在に気付かないまま、空席だと思って俺の上に座りやがったんですよ!!

ズシーン
(グアアアア!俺のシンボルが潰れるッテェェェエエエエ!)

ああああ!!!すいません!

人がいたんだという驚きと、その上に座ってしまったという2重の衝撃に襲われたデカ男は飛びあがり、手に持ったポッポコーンをボロボロこぼしまくってました。。。

 

 

fin

~余談~
実は、地獄ってのはまだ終わっていませんでした。

そのデカ男はおれの二つ隣の座席に座ったんだけど、重度の花粉症なのか映画が終わるまで ずーーーーーーーーーーーーーっとズコーーーーズズズジュピーーーーースーーズズズズズズーピーズーピー・・・・・ズピィィィイ!ズズ!

 

・・・知ってます?人間って不快音を一定で流されると精神崩壊するんですよ?

結局、うるせーまま映画終わったんですけど、場内が明るくなったのでどんな顔してんのか見てやろうと思ってパッと隣みたらポップコーン箱の中身が山盛りになってたから「ポップコーンひとくちも食べてねーじゃねえか!!」と思ったんすけど、よく見たらティッシュの山でした。

 

Fin

【ネタバレ感想】『イップ・マン外伝 マスターZ』から学ぶ人生(レビュー・解説)

アクション好きは必見の映画がやってまいりました

 

 

どん

 

 

『イップ・マン外伝 マスターZ』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 ユエン・ウーピン

製作 レイモンド・ウォン

   ドニー・イェン
製作総指揮 エドモンド・ウォン
      アニタ・ウォン

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

マックス・チャン チョン・ティンチ
デイブ・バウティスタ デヴィッドソン
ミシェル・ヨー クワン
トニー・ジャー 殺し屋
リウ・イエン ジュリア
クリッシー・チャウ ナナ
ケビン・チェン キット
パトリック・タム サン
シン・ユー フー

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

イップ・マンとの詠春拳の正統争いに敗れ、武術の世界から身を引いたティンチは、小さな食料店を営みながら息子のフォンと穏やかな生活をスタートさせていた。そんな中、ティンチは町を仕切る長楽グループの反逆児キットたちから追われていたジュリアとナナの窮地を救ったことからキットの恨みを買い、店に放火されてしまう。そして、キットたちの策略により、命を落としてしまうナナたち。ティンチは封印していた武術を使い、キットたちのアジトへ単身乗り込んでいく。

 

「パシフィック・リム アップライジング」のマックス・チャンが「イップ・マン 継承」に引き続きティンチを演じるほか、デイブ・バウティスタ、ミシェル・ヨー、トニー・ジャーらが顔をそろえる。監督は香港アクション界の巨匠ユエン・ウーピン。

(以上、映画.comより)

 

 

予告

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まえおき

 

いえー、いえーいえー!

ついに映画『イップ・マン』シリーズのスピンオフがやってまいりましたよ!

これ、イップマン3(継承)に出てくるチョン・ティンチという男が主人公のスピンオフ映画なんですけど、3で彼が出てきた時点で

 

「絶対この人を主人公にした映画の方がおもしろい」

 

とは思ってたんですよね。

だってさ、イップマンって性格と強さがもはや神の領域に達してるというかセイント的な人間になってるので、個人的にはあんまし人間味を感じないんですけど、一方のチョン・ティンチは人間味が湧き水のように溢れていたからね...。

で、その思いを抱いていたのは僕だけじゃなかったのか、ついに映画化しちゃったっていうね・・・

 

やったぜベイベェェェェエエ!

 

し・か・も

 

キャストがやべーのよ

まず主演がカリスマ性のある端正な顔立ちをした「マックス・チャン」でしょ?

 

お次に、奪われた象か仏像を取り返すのが趣味の「トニー・ジャー」でしょ?

 

あとはザ・ロック様に続くプロレス上がりのスキンヘッド超人「デイヴ・バティスタ」でしょ?

 

そんで何年も顔面が変わらないファイティングウィッチこと「ミシェル・ヨー」まで出るっつーんだから驚きですよ。

 

本当にこのキャストめちゃくちゃヤベーっすからね。

 

そして、そんな激やばキャストを束ねるのは誰なのかっつーとユエン・ウーピン(マトリックスの武術指導者、香港アクションの巨匠)だって言うんだから失禁ものですよ。

これがアクション好きにとってどれだけヤバイかって言うとですね、えーっと、ダウンタウンととんねるずが一堂に会した番組をさんまがMCするってぐらいヤバイですかね・・・違うかw

まあいいや、とにかくTheドリームキャストなんです。

 

それに、ユエン・ウーピン監督はアクション界では有名過ぎるキャストそれぞれの持ち味をちゃんと活かせるように色々工夫したとのことなんで、どんな感じのアクションになってるか非常に楽しみでした。

デイヴ・バウティスタの必殺技とか出てくんのかな~、なーんてワクワクしながら観てまいりましたので、さっそく感想に入って行きたいと思いまっす。

 

 

 

 ネタバレ感想

人助けしても報われない男、その名もチョン・ティンチ!彼の復活と再生の話に心打たれましたぁぁあ!

そしてアクションも安定のクオリティかつサービス精神旺盛で大満足!!

 

 

 

報われない男に弱い

わたくしね、良い奴なのに報われない男とか、平凡な生活を望んているのにそれを許されない男とかにホント弱いんですけど、本作の主人公チョン・ティンチはまさにその類なんですよね。

とにかく報われないの。

正義感で体が動き、人助けすれば、、、拘束チーン。

息子と交わした食事の約束にギリ間に合ったか?と思えば閉店ガラガラ。

息子に買ったプレゼント(バットマンもどき)は人助けのせいでモチロン故障。

こういうさ、善を成してるのに報われない人って・・・いるよね。

 

オレダァァアァアア

www.shi-man6354.com

 

 

まぁ上の記事はカナリふざけてますけど、たとえばさ、電車で誰かが置いてったペットボトルを捨てても報われることはないし、合コンで可愛い子ではなく会話から外れちゃってる女の子のことを気にかけてもなーんにも良い事なんてないですよ。あんま多くは語れないけど勇気を振り絞って痴漢を止めたことだってありますよ。でも僕の人生なにかに報われたような感じは一切ありません。

表面上だけは良く振舞ってるクソカスの方が上手く行っちゃう、そんな世の中で生きてる男すよ。

ほんとイヤになるぐらい報われないエピソードがあります…。

でもね?だからと言って、もう善を成さないのかと言われたらそういうわけでもないんですよね。

だってそもそも報われるために良き行いをしてるわけじゃないしね。

チョン・ティンチもそんな感じなんです。

だけど彼は、報われないけど善をなした結果、最終的には本当に小さいけど素敵な幸せが訪れて報われますよね。

だから僕は、本作を観ていて自分が肯定されているような気持ちになりましたし、このまま変わらず善を成せば、善因善果・カルマの法則的な感じで自分にしっかりと返ってくるんじゃないかと思えて、めっちゃ希望に満ち溢れました(笑)

ありがとうチョン・ティンチ師匠!

 

 

 

アクションについて

 

いやーマジで大満足でした。

まぁ、ユエン・ウーピンが監督なうえに一流の演者が集まってるとなると品質保証されてるもんなので、最初から分かってたようなもんですけどね。

なので、以降はどこらへんが良かったのかとかを好き勝手語っていきたいと思います。

 

 

詠春拳を使わないチョン・ティンチ

(そういや詠春拳ってロバート・ダウニー・jrが習ってるでおなじみですよね。アイアンマン3でも軽く披露してましたし)

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いきなり話がズレてすいません。

 

・・・チョン・ティンチってイップ・マンに敗北してから武術の世界から身を引いていたじゃないですか。

その証拠にと言うべきか、詠春拳といえばコレ!っていう木人樁(もくじんとう)が洋服掛けになっていましたよね。(アレ、洋服掛けに最適な形してるよなぁ)

ってことで指導はおろか訓練的なことも一切してないんでしょう。

そういった感じで武術から離れてることを木人樁一つで表現していることに好感を持てたんですが、セリフで説明しちゃうんですよね…いらないのに…。

 

ま、そんな話はどうでも良いとして、チョンは武術から離れてると言っても一切戦わないというわけじゃなくて、詠春拳から離れてるって感じなんですよ。

だからガッツリと戦うんだけど、詠春拳らしい動きは全然しないって感じですかね。

詠春拳らしい動きってなんなのかというと、武術の動きを文で説明するの超難しいんですが、詠春拳って相手に対して体の正面を向けて胸元から短い打撃を連打する感じ

あー、もう!GIFみて!w

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こーいう↑動きが一番 詠春拳らしいかなー?って思うんですが、この動きを全然しないんです。

で、詠春拳を全然発動しないことが "溜め" となっておりまして、最後に大ボスとの戦いで正義のため詠春拳を解禁する瞬間・・・

そう

 

詠春拳 チョン・ティンチだ

 

っていう瞬間で溜めが大爆発して、キタァァァァァァアア!と興奮しながら泣きそうになるわけです(ちょっと泣いたw)

そんで、それ以降はThe詠春拳っぽい動きをガッツリと繰り出すんですが、『イップ・マン』でもやってた、両足先をグッと内側にいれる三戦立ち(さんちんだち)みたいなのもやっていて、ウオオ!となりました。(こーいうのね↓)

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こういう「溜めからの解放」が生み出す盛り上がりみたいなものはメインの『イップ・マン』には無い・・・とは言いませんけど、そんなに無いので、やっぱ『イップ・マン』よりおもしれえなぁ…と思ってしまいましたね、、、僕は。

が、しかぁぁあし!正直長いと思う。あと30分は短くできたんじゃないですかねw

 

 

 

それぞれのアクション個性をしっかりと活かした?アクション

上の方で書きましたけど、監督ユエン・ウーピンはキャストそれぞれの持ち味をちゃんと活かせるように色々と工夫したらしいんで、それについて考えてみました。

 

チョン・ティンチ vs 謎の殺し屋(トニー・ジャー)

トニージャーに関してはですね、ムエタイらしい動きをしてはいましたけど、ムエタイ成分100%ってわけじゃなかったかなー??少なくとも僕はそう感じました。

彼、今回は殺し屋役ですごいノーワル感がビンビンなんですけど、殺し屋っていうキャラ的にTheムエタイっぽい動きはさせてもらえなかったのかな?笑

むしろマックス・チャンのほうがトニー・ジャーっぽい振り付けこなしてましたからね(バティスタの肩に飛び乗って脳天肘打ちを炸裂させてた気がする)

監督が言う、「キャストの持ち味を活かしたアクション」って、トニー・ジャーに関しては どう持ち味を活かしてるのか分からなかったですね...。

 

でもやっぱ戦闘は非常に見応えたっぷりで、特に戦う舞台(セット)を活かしたアクションが良かったですね。

二人はどっかの店先で戦うんだけど、途中からショーウィンドウに挟まれた状態で戦うんですよね。そんで、壮絶な攻防でどちらか一方のガラスが割れるんじゃなくて、両方割れるんですよ。 そのことによって両者互角ってのを上手く表現出来てるなぁと感心しました。(そーいう意図のセットなのかは知りませんけど)

で、殺し屋トニーが結構強いもんですから、封印していた詠春拳を一瞬解禁したか?みたいな瞬間(手首を器用に使ってゼロ距離攻撃するやつ)があって熱かったです。

あとは柱と壁を上手く使ってスパイダーマンばりのアクションをしていたのは笑うしかなかったですね〜。

ピタッ

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チョン・ティンチvsミシェル・ヨー

ミシェル・ヨーについてめっちゃ詳しいというわけじゃないんで、ちょっと自信ないんですけど、彼女って色んな映画で青龍刀を華麗に振り回してる印象があるんですよね。

ということで、本作でも振り回してました。

どうしようもないクソ弟の腕をスパンッ!と切り落としたときは笑っちゃいましたよ...。弟はそこまで痛がってなかったので、よっぽど綺麗に切断してあげたんでしょう(愚地独歩の理論で言うと腕くっつくはず)

そんな話は置いといて、ここのアクションシーンちょっと面白いんですよね。

ブチギレモードのチョン・ティンチと兄貴が一緒に乗り込んでから戦闘開始するんだけど、兄貴は急に出てきた用心棒みたいな奴と戦うんですよね。(そんな強いやついたんかい)

で、一方のティンチはミシェル・ヨー演じるクワンと戦うじゃないですか。

2組が毛色の違う激闘をカメラの手前と奥で展開するんですが、それを面白いカメラワークで捉えていて、見せ方を工夫していたのがとっても良かったです。

 

いや〜それにしても、ミシェル・ヨーのパンチはほんと綺麗でしたなぁ。姿勢が良いのよ・・・

 

 

 

チョン・ティンチvsデヴィッドソン(バウティスタ)

この二人の戦い個人的にはマジで良かったですね~

バウティスタの戦闘スタイルはもう見た目と経歴通り、完全にパワーと耐久力推しでしたね。ティンチがどれだけ殴っても効かねぇからまるで壁と戦ってるような感じだったし、パンチ一撃が致命傷レベルのパワーでしたよ。

で、パワー・耐久力推しで行くならあんま動かないのかな?と思ったんですけど、実際はしっかりと打撃を捌いたりしていて、バウティスタ史上一番ガッツリと殺陣をこなしていたので個人的にはビックリでした。レスラーとはいえ、あんなに攻撃をさばいたことはないだろうから、彼のキャリア的にもカナリ良い経験になったんじゃないかなぁと思います。

 

さてさて、バウティスタの持ち味についてお話したいんですが、やっぱ彼の持ち味といえばアレですよアレ。

 

バティスタ・ボムですよね。

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レスラー時代の得意技

出てくるかな~と思ってたらしっかりと出てきたんでアザッス!!って感じでした。

そんで出し方がとてもお上手で、兄貴をやられ役に設定してバティスタ・ボムで葬るところを先に観客に見せてるんですよね。そうなると「チョン・ティンチはコレをどう対処するの!?(ワクワク)」という楽しみ方が出来るワケです。あとプロレス技になり過ぎないように上手い事調整してたのもGOOD。うまいですね〜。

で、チョン・ティンチはしっかりとバティスタ・ボム食らいそうになるんですが、まさかのプロレス的な対処法で逃れるというねw

あ〜面白かった。

 

 

 

 『イップ・マン外伝 マスターZ』から学ぶ人生

 

善を成し続ければ必ず自分に返ってくる。

 

 

 

 

おわりに

格闘シーンが・・・えーっと全部で、、、すいません、ちょっと思い出せないぐらい たくさん出てくるんで、格闘好きには大満足の作品だったかなぁと思います。

個人的にはアクションだけでなく、チョン・ティンチの人間性がツボだったんで、本当に楽しめました。でもそんなのどうでもいい人からすると、ちょっと退屈になる瞬間もあったかな〜…、どうだろ。

まあいいや、僕は最高に楽しめました!

 

 

 

余談

どうでもいいですけど、俺、木人椿を叩いてる映像大好きなんすよね… 

youtu.be

 

 

ブチギレた暴力上司に訪れた悲しい結末

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たま~に、怒った結果 恥ずかしいことになる人っていませんか?

 

 

たとえばですけど、中学生のとき合唱コンクールってのがありまして、それの練習を一部の男子が真面目にやらないもんですから、ブチキレて黒板をぶん殴ったら見事に骨折してしまった指揮者の佐々木くんとかね。

 

 

ちょいと前、僕がHP制作会社で働いていた時にもそんな男がいました。

 

 

その会社は、まあ~劣悪な環境で、空気が超怖いところだったので、僕は毎日おしっこちびりそうになりながら仕事してました。

 

 

そんなある日、僕が昼休憩から戻ると部長と課長が壮絶な言い合いの喧嘩をしてました。

 

 

上下関係が崩壊してるのか課長もそれなりに言い返すもんだから喧嘩はか~なり長引いたんですけど、、終戦を迎えて課長がどっかに行ったと思ったら、見開いた目で1点を見つめながら頭を携帯のバイブレーション並みにプルプルとさせていた部長が突然

 

 

「あぁぁあムカつくぜチキしょう!!」

 

 

と怒鳴り散らしながら、机をバンっと叩いて立ち上がり、だらりと垂れたネクタイが地面と平行になるぐらいの勢いでグルン!っと後ろを向き、な・な・なんと、回転式ホワイトボードの上部をズガァァァァアンっとブン殴りました。

 

すると

 

ホワイトボードの下部がズガァァァァアンと部長のポヨンと出た腹部に直撃しました。

 

 

ホワイドボードが逆襲した瞬間です。

 

 

「オフッ」

 

 

と衝撃が腹から口へ放出された部長の姿は滑稽でした。

 

 

その日は劣悪な環境の職場にいる笑顔のない社員から笑顔が生まれた貴重な一日となりましたとさ・・・・

 

 

ちゃんちゃん。

横浜駅で人助けしたら最悪の事態になった

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タイトルでお分かりの通り、横浜駅を利用したときの話なんですけど、そのとき改札を普通に通ろうとしたんですね?

 

そしたら俺の前に、めちゃくちゃパンパンになった紙袋を両脇に抱えてるせいでSuicaをタッチ出来なくて改札通れないでいるオッサンがいたんですよ。


スーパー困ってる感じだったので、「大丈夫ですか?一個持つので改札通っちゃってください」と僕は言ったんです。


そしたら急に焦り始めて「いやっ良いんですっほんとに良いんです」とか言ってくるんで、「じゃあ失礼します」と言ったら「すいませんやっぱ手伝ってください」と言ってきたんすよ。


どっちだよとか思いながら「じゃあ持ちますね」て言ってパンパンの紙袋持ったんすよ。


そしたらその瞬間・・・ビィっ!て音がして、紙袋の底からドバドバドバァァァアと大量のエロ本バイブが流れ落ちてきたんです!

 

それで僕はエエエエエエエエエエエエエ!!!と大パニック。

 

横浜駅の改札ですよ!?

めちゃくちゃ人いる中で大量のエロ本をブチまけたことありますか!?

 

そりゃパニックになるでしょ!


しかも そのエロ本ってのが熟女とかSMとかデブ専とかスカ〇ロものといったおぞましいものばかりで、それ見た僕はどこでこんなの売ってんだよぉぉぉっとまたまた大パニック。


そんで持ち主も、紙袋の中身がバレたことによってこの世の終わりが訪れたかのように大パニックしてて、右行ったり左行ったりしてるんですよ。

 

で、僕はそのおぞましいエロ本を拾ってあげようと思ったんですけど、いやいやちょっと待てとなったわけです。


だってそれを拾ったら俺はアダルトグッズを密輸してる人の共犯みたいになりますからね。


でも手伝わなきゃという善人の心が邪魔しちゃったから、拾おうとする・・・んだけど やっぱ拾わない。

っての繰り返してたらスクワットしてるみたいな感じになっちゃって、右行ったり左行ったりしてる男と散らばったエロ本を目の前にスクワットしてる男がいるというカオスな空間を生み出してしまったんですよね。

 

そしてその光景を目撃したオバちゃん2人が

 

「これからアダルトものの撮影でも始まるのかしらプッ

 

 

手伝えボケなすが!

 

 

fin

 

 

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