【ネタバレ有り】映画『大脱出2』から学ぶ人生(感想・レビュー)
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『大脱出2』
予告
ネタバレ感想
映画館から "脱出" したかったです!
っていう全く上手くない発言が飛び出しちゃうぐらい面白くなかったです!
そしてスタローンの映画だと思ったら痛い目に合うぞ!
ビックリするぐらい面白くない変な映画でした!
・・・『大脱出』といえばスタローンとシュワちゃんの2大レジェンドがW主演を務めたことで話題になった映画ですよね。
それの続編が出るってことで、アクション映画大好きの僕は一応喜んだのですが、いざ予告が公開されて、それを見てみると「ん?」となったわけです。
というのも、予告編を見て分かるお話が、簡単に言うと、捕まった仲間を救出するために自分も収容されて一緒に脱出するっていうプリズンブレイク的な感じなんですけど、その救出したい仲間ってのが新キャラなんすね?
誰!?っていうね・・・
いやいや、彼がなんて俳優なのかは知ってますよ?
でも大脱出のストーリー上で言ったら誰!?なわけですよ。
で、前作の仲間が捕まり、そいつを救出する!ってのなら まだ興味を抱けるんですが、新キャラを助けなきゃ!っていう続編ってどう燃え上がればいいんですかね?という非常に微妙な気持ちを抱いて観てきました。
そんで、観てきて一番驚いたのが・・・
まさかのスタローン主演じゃなかった
僕の前知識が不足していたのでしょうか…。
いや違うな、、、誰もがスタローン主演の映画だと思って観に行くでしょ!!
でも実際は・・・どちらかと言えば『イップマン 葉門』にも出てたホアン・シャオミンの方が主演でした…。(変な髪型しやがって!)
なんかね?僕が読者登録してるコーイチさんの記事によると配給会社である程度予想着くらしいんですが、普段 配給会社なんてまったく気にしてない僕チンからしたら全然気づけないわけですよ。shit!!
そんでまぁ、序盤からプロっぽさのカケラもないミッションが展開するんですが、なかなかスタローンさん映らないんですよ。
多分僕だけじゃないと思うんですよね。スタローンまだ?と思った人。
そんで何やってんだかよく分からないミッションが展開するもんだから長いこと
「我々はなにを見せられてんだろう」
って感じになるんですが、まあそれは良いとして基本的にず〜っとホアン・シャオミンが頑張ってんすよね…。
そんで彼が監獄ハデスに捕まってから
「よし!ついにスタローン動き出すぞぉぉ!」
と思ったんですが、確かにスタローン動き出しますけど、やっぱりメインはホアン・シャオミンなんすよね〜(スタローンは いいとこ取りしてる感じ)
ったくよぉ…。見事なまでの釣り映画だったぜ。
まあ予告編に嘘はつきもんだし、仮にホアン・シャオミンがメインの予告になっていたら誰も映画館に足を運ばねーだろうから、こういった予告にしたのは分かるよ。大いに分かる!
が、しかし!!それでも騙された気持ちは強いですよね〜w
ちなみに、これは↓予告のワンシーンですが、レーザーで拷問してるように見えますけど、逆再生してそう見せてるだけですよね。
本編がウンコだからか、こういったところをピックアップして編集しないと良い予告作れなかったんだろうね…
話戻しますけど、スタローンよりホアンが主役なのは100歩譲ったとしても、この映画ねぇ…
やたら格闘したがる!なんなんだ一体!
僕、アクション映画の中でも格闘シーンが大好きなんですよね。
だから格闘シーンがたくさんあるのは有難いっちゃ有難い話なんですけど、これは強引だったとしても脱獄する様子を楽しんでもらう映画じゃないですか。
でもねぇ、ホアンが主演だからか、脱獄より想像以上に格闘推しなんすよね。
一番最初に格闘を披露するシーンでもろにカンフー的な構えをするので、その時点で「あ、これは・・・」と思ったんですが、「木人椿」が出てきた時点で確信しました。
案の定 脱走より格闘格闘格闘!また格闘!って感じでした。
なんて言ったって監獄なのに闘技場みたいになってますからね。
そんで監獄側が進んで格闘をやらせますからね。何を見せられてるのでしょうかpart2ですよ…。
しかも木人椿って言いましたけど、しっかりと詠春拳の動きまでしてましたからね…これなんの映画だよ!
まあいいや。カンフー映画ばりに格闘してても良いよ。
でも格闘の見せ方が……ちょっと前の主流だった手ブレ演出で見せてて見辛いったらなんの。どうせ見せんならちゃんと見せてよ!せっかく動ける人を使ってんだからよぉお!って感じでしたね〜。
前作の大脱出も脱出よりドンパチって感じでしたけど、あれはあれで良いんだよ(笑)
そんでさぁ、結局のところ悪者を倒すのはスタローンなんだけど、監獄ハデスにある唯一の弱点をボスに演説してザマァ的な展開を終えたら、「おめー、あとで体育館の裏に来い」的な感じで なぜか闘技場みたいなところにワザワザ移動してタイマンしますからね。
なんだこれ!!
久しぶりに開いた口が塞がらない展開を見ましたよw
全然魅了されないエスケーププラン
前作は脱獄映画から結局のところ80年代筋肉アクションになってく〜って感じでしたけど、一応は脱獄映画と言える面白い脱獄をやってるシーンありましたよ。ツッコミどころはめっちゃありますけど一応は脳みそ使ってたんで、まあ面白かったですよ。
それが本作はですね、ぜんっぜん面白くねえの…。
僕が面白いと思ったのは、厨房までの歩数が日によって変わるから、監獄が動いてる可能性があるということで、それを確かめるために壁と床の二点に印をつけるところだけですからね。(色鉛筆を折ってたら怪しまれるだろ普通!)
そういう頭の良さを感じるシーンで魅了していくのが脱獄映画だと思うんですけど、そういうの全然ないんすよ…残念なことに。
この手の映画っていわゆるツッコミどころがあっても そんなこと "気にした方が負け" って感じがあると思うんですが、本作に関しては "気にしなかった方が負け" っていうぐらい酷い(笑)
だってさ、厨房までの歩数がうんたらかんたらは面白かったと言ったけど、それも実際はカナリおかしくて、ケガ治療とかはハイテクマシーンがやってんのに、料理だけ人の手っておかしいだろオイ。っていうね。
飯にテクノロジー用いるなんてイカん!っていう寿司職人がいるわけじゃねえんだからよぉ…
そんなツッコミポイントとか なんだかなぁポイントを上げたらキリがないんだけど、せっかくだから順を追ってテキトーに語りたいと思います。
まず本作は序盤からミッションが展開するんですけど、それからして頭良く見えないんすよね。
ただカメラが爆発して格闘するだけで逃げれちゃいますから…。格闘が出来ないと逃げられないあたりとかバカっぽいです。
しかもそこで、後に悪役となる人物のせいで人が死んだってなるんですけど、別にそいつのせいで死んだように一ミリも見えないっていうね…。
彼がチームワークよりコンピューターを推すってのが描かれる大事なところになったはずなんですけど、どんでん返しを優先した結果、彼が何をしていて遅れたとか見せないんですよね〜。
で、お次は肝心なハデスでの脱獄計画についてなんですけど、これもまぁ酷いんですよね(笑)
まずハデスが最強の監獄ということなので内部構造を全然明かさないんですね?登場人物にも観客にも。だから、映画内で出てくるのって独房と闘技場みたいなところと、変な安息領域ぐらいなので、単純に面白くないし、観客は「これどうやって脱獄するんだろう・・・」みたいに脱獄の想像が出来ないというかなんというか、ただボケ〜っと見てることぐらいしか出来ないんですよ…。だから正直言ってどうでも良いですよね。
それと、試合に勝つと安息領域(宇多丸師匠いわく満喫)みたいなのが降りてきて、そこで優雅な時間を過ごせるんだけど、出来ることってお絵かきなんすよ。
幼稚園児捕まえてるんじゃねえんだからよ…。
なんかお絵かきさせるのにも理由があるってのはコーイチさんのブログ読むとなんとなく分かるって言うか、なるほどぉ……って感じなんですけど、とはいえねぇ…映画的におかしくなっちゃってるなら元も子もねえですよねぇって話ですよね…。
あとはですね…スタローン演じる脱獄のプロことブレスリンがハデスに収容されたと思ったらですね、、、なんと仲間と通信出来るうえにセキュリティの遠隔操作まで出来ちゃうんですよ。
それ一番やっちゃダメじゃね!?
っていうね…。
しかもなんでサポートメンバーは捕まんねえんだよ!w
あとはさぁ、遠隔操作でセキュリティを止めてまですることって、ただの内緒話なんですよ。
いや、それ今まで散々やってましたよね!?っていう感じで困惑しますわw
google先生に「なんでもあり 意味」って聞いたら「大脱出2」って出てきますよ そのうち…。
そんでお次は、脱獄仲間に何かを渡したいっていうことになるんですが、どうするかと言うと配膳boxの中に入れて渡すんですよ。
それ出来たら苦労しねえって…。
どうやって配膳boxの中にブツを入れるかを描いたらまだ面白くなるんじゃないですかね??(あの料理人がいれたのか??)
配膳boxで思い出したけど、なんか主人公が食おうと思ったら電気ショック流れる瞬間ありましたよね…あれなに?コント?ww
まあいいや。
それで、脱獄の準備完了だぁぁあ!ってなったら、なんと壁をみんなで仲良く押すだけ。
ええええ!?っていうね。
もうただの運動会です。
宇多丸師匠は小4が考えた脚本って言ってたけど、もっと言うと小4が途中で考えることをやめた脚本って感じですよ。
あー、もう疲れた。
仲間がどんどん捕まるくだりもさ〜、スーパー唐突にカーチェイスが始まって、くそ!とか言っていつのまにか収容されてるしさ〜、ほんと追っつかねえて(笑)
頑張って頑張って面白かったところをあげるならば、監獄の場所がハデスというだけあってなんの変哲も無い市街地の地下ってのは面白かったです。うん。強いて言うならね。
でさぁ、最後にね?シリーズを通しての黒幕みたいな奴が出てきて、そいつにスタローンが宣戦布告して終わりってなるんですよね。
この映画、前作はタイトルを出すタイミングがビックリするぐらい悪かったんだけど、今作では終わり方のタイミングっていうかキレの悪さ?ひどかったです(笑)
え!?終わり!?っていうね。
いや別にまだ終わって欲しくないな〜っていう風には微塵たりとも思ってないんですけど、とにかくキレが悪いw
はいっ、以上この辺で終わらせたいと思います。
『大脱出2』から学ぶ人生
協調性は大事。
おわりに
ちょっと最近忙しいということもあって、いつも以上にテキトーな感想ですが、お許しください。
それより、『大脱出3』は決まってるっぽいので、た、、、楽しみなところですね…う、うん。