【ネタバレ感想】映画『デッドプール2』から学ぶ人生(レビュー・解説)
スポンサーリンク
よっ!待ってましたぁあ〜!
どん
『デッドプール2』
作品情報
スタッフ・キャスト
スタッフ
監督 デビッド・リーチ
製作 サイモン・キンバーグ
ライアン・レイノルズ
ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮 スタン・リー
ジョナサン・コマック・マーティン
ケリー・マコーミック
イーサン・スミス
アディッティア・スード
レット・リース
ポール・ワーニック
脚本 レット・リース
ポール・ワーニック
ライアン・レイノルズ
撮影 ジョナサン・セラ(以上、映画.comより)
キャスト
ライアン・レイノルズ ウェイド・ウィルソン/デッドプール
ジョシュ・ブローリン ケーブル
ザジー・ビーツ ドミノ
モリーナ・バッカリン ヴァネッサ
ジュリアン・デニソン ラッセル/ファイヤーフィスト
レスリー・アガムズ ブラインド・アル
T・J・ミラー ウィーゼル
ブリアナ・ヒルデブランド ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド
カラン・ソーニ ドーピンダー
ジャック・ケシー ブラック・トム
忽那汐里 ユキオ
ステファン・カピチッチ コロッサス(声)
エディ・マーサン 理事長(以上、映画.comより)
衝撃的な扱いだったXフォースたちの能力などはこちらで紹介してるので良かったら!
解説・あらすじ
R指定ながら全世界で大ヒットを記録した異色のヒーロー映画「デッドプール」の続編。マーベルコミック「X-MEN」シリーズに登場するキャラクターで、人体実験により驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウイルソン/デッドプールの活躍を描くアクションコメディ。
最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。
ケーブル役をジョシュ・ブローリンが演じ、モリーナ・バッカリン、ブリアナ・ヒルデブランド、T・J・ミラーら前作のキャストが続投。忽那汐里が新たに参加している。監督は「アトミック・ブロンド」のデビッド・リーチ。(以上、映画.comより)
予告
まえおき
いや〜、、、この映画をどれだけ楽しみにしてきたことか…。
まず、前作の『デッドプール』は、流出してしまったテスト映像を見たファンからの大好評を得たことで制作のGOサインが出たって感じなんですけど、僕はそのテスト映像をリアルタイムで見て「いいじゃん!これいいじゃん!映画化するべきよ!!」って騒いでた人間ですし、いざ映画版を見た時も何一つ文句が無いぐらい最高だったんで、本当にデッドプールが大好きなんですよぉぉ。
ついでなんでテスト映像よかったら↓
そして何より、スパイダーマンとかもそうだけど、デッドプールみたいにおしゃべりとかユーモアで辛さを癒すみたいなキャラが、自分に通じるところがあって大好きなんですよぉぉお!
あとライアン・レイノルズ自身もおしゃべりとかユーモアで辛さを癒す人間っていう節があるんで、彼も大好きなんですよね僕、、、。
2008年の『ブレイド3』から大好きで応援してるんだけど、出演作多い割になかなかヒットしなくてね〜。それがやっと『デッドプール』で大ヒットしてくれて、本当嬉しかったんです。
だから『デッドプール2』もそりゃ待ち望みますよ…。
が、待ち望んだ理由はそれだけじゃなぁぁぁぁあい!!
監督だよ監督!!!
僕が散々ゴリ推ししてるアクション映画を牽引していく男「デヴィッド・リーチ」が監督なんですよ。なんで彼が好きなのか、彼の何が凄いのかとかは、語り過ぎてるのでリンクだけ貼って今回は割愛します。
しかも!
監督が作った、これまた僕がゲキ推ししているアクションデザイン会社「87Eleven Action Design」のメンバーがアクションを作るってことも分かってたんですよ。
つまりね?
ライアン・レイノルズが好き。
監督デヴィッド・リーチが好き。
「87Eleven Action Design」っていう制作会社が好き。
な僕にとって、『デッドプール2』は、、、オレ得の映画なんです。
いや、みんなの映画なんですけど、どうしても今作に関しては「オレ得の映画だぁぁ…」と思ってしまいます(笑)
だから、本当に待ち望んでたんですよね〜。
というわけで、映画も見てきたことだし、まえおきはこの辺にして そろそろ感想に入って行きたいと思います。
それでは、しーまんの映画から学ぶ人生いってみよぉお!!
ネタバレ感想
相変わらずの反則的オモシロさ。
前作同様、めちゃくちゃだけど良い話でもあって最高!
だけど、正直言ってアクションは前作の方が面白かった…。
というわけで、以下に小分けにした感想をまとめました。
印象に残ったところ
デッドプールはなぜこんなに面白いのか
『デッドプール』が公開されていた時、このブログやっていないので、少し前作の話をしながら個人的に思うデップーの魅力を語っていきたいと思います。
デップーの魅力っていっぱいあると思うんだけど、一つは誰もが思うとおり "型破り感" だと思います。
彼は自分が漫画や映画のキャラクターだということを知ってるキャラですので、演劇用語でいう「第四の壁」を破ることができます。
つまり、観客がいるってのを知ってるし、観客に話しかけることが可能なわけです。
だから「メタギャグ」と言って登場人物が本来知り得ない話をネタにしたギャグを連発させることだって出来るんですよね。
そんなキャラが主役の映画を作るとなれば、そりゃあ良い意味でメチャクチャな映画ができますよ。
映画詳しく無い人でも「なんかメチャクチャ」ってのは理解できるから面白く感じると思います。
逆に映画に詳しいと、いろんなネタが出てくるので「あ、これあの映画のネタじゃんwww」とネタを理解した自分に酔いしれることが出来るので、映画好きからすると、もっとたまらんないんですよね。
そんで、そのメタネタが乱発するメチャクチャな映画がちゃんと成立した理由の一つにライアン・レイノルズが大きく関わってると思います。
彼自身が今作をプロデュースしてるということもあるんですけど、そもそも彼にはいわゆる黒歴史が多いので、自虐ネタマシーンみたいなもんなんですよね(笑)
変なデップーを演じてしまったとか
緑色のヒーローを演じてしまったとかいろいろね・・・。
というわけで、俳優自身を弄った自虐ネタいわゆるメタネタが豊富なライアンと、メタネタを平気で言えるデップーというキャラは死ぬほど相性が良いわけです。
そのうえ、ラインアンは今作の脚本も担当してるから、自ら進んで自虐ネタを入れてるわけですよ。ということは、彼自身が自分の不幸を笑いに変えて乗り越えるというマーク・ワトニーみたいな人間だと思うんですよね。
そんでもってデップーも、自分の不幸を笑いに変えるというキャラなので、なおさら相性が良いというか、ライアンがデップーを演じるのは神が定めていたことなのではないかと思えるレベルの相性の良さだと思います。
つまり、型破りなデップーというキャラとライアン・レイノルズとの相性の良さが色んな所で化学反応を起こしてるから、このシリーズは最高なんですよね。
そしてそれが、完全に理解してなかったとしても多くの観客に伝わったから大ヒットしたんだと僕は思ってるし、今作『デッドプール2』もその良さは継承されてるから、全否定する人は少ないんじゃないかな思います。
あとねー、個人的にはデップーが最高だと思えるカナリでかい要因だと思ってんだけど、ライアン・レイノルズの「声」がねぇ、、、デッドプールというキャラに命を吹き込みすぎですね。
トム・ホランドのスパイダーマンが最高な理由も「声」だってよく言ってるんだけど、デップーも完全にそれ。
よくね、アニメ化とか実写化とかってネガティブな意味で「コレジャナイ感」って言ったりするじゃないですか。でもデップーを演じるライアンの声は「コレデス感」しかないんですよ。
何が良いって、おしゃべりな人の声で、おしゃべりな人の喋り方をしてるんだよね。
高いんだが低いんだか分からない声で、ちょっと裏返し気味で発生する感じ?
そして渋めの声というかしゃがれた声も出せるからユニークとシリアスどちらにでも転がれる柔軟な声、つまりちょうど良い声を持ってるんですね彼は。
これがかなり重要で、もうちょっと高いとスパイダーマンみたいに幼くなってジョークは言えるけど下ネタが似合わなくなるんだよね。
低過ぎるとバットマンみたいになってシリアスな発言しか出来なくなるし。(ソーみたいな低い声でトンチンカンな発言するのが面白いキャラは別)
ライアン・レイノルズの基本高めでたまに裏返し気味になる声ってのは純粋なジョークと下ネタジョークを言えるまさにデッドプール ハマりの声なんだよね〜。
しかも、デッドプールは大半マスクを被ってるキャラなわけですから、声がキャラにハマってると言うことはどれだけ重要な事かは言うまでもないですね。
これだけでも『デッドプール』が成功した大きな理由と言えるかもしれないですね。
『デッドプール2』の話を全然してないっていうね(笑)
そろそろします。
『デッドプール2』の物語進行にニヤリ。
やっと今作の話です(笑)すいませんね…。
今作は、デップーが愛する彼女の死をとおして家族というなの仲間を得て、良きヒーローになろうとする話っていう、前作と同様めちゃくちゃだけど根幹にあるのは良い話といった感じになってましたよね。
そこらへんも触れていきたいんだけど、ちょっと今回は個人的にニヤリとした細かい所に触れていこうかな〜と思います。
今作のオープニングでホムカミのスパイディみたいに、マスクを半分だけ被ったデップーが出てきたと思ったら、串刺しローガンが出てきて、そのあとドラム缶の上に寝っ転がるっていうくだりがあると思うんですけど、「なんでこーなったのか遡ろう」みたいな感じで過去の話に飛ぶじゃないですか。
僕はこの話の流れを、"デップー式物語進行法" て言ってるんですけど、これは前作でもやってることなんですよね。
ようは映画の序盤に前作と同じ要素を展開させることによって、「前もやってたこの感じ!」とファンを歓喜させながら、同時に「こういう映画です」とおさらいが出来るようになってるんですよ。
そこで面白いのが、『ジョンウィック2』も映画の序盤に前作と同じ要素を展開させるって感じなんですよ。(『ジョンウィック2』に関してはOP15分ぐらいに前作の話を凝縮させたようなことしてるって感じ)
・・・『デッドプール2』の監督って誰でしたっけ。デビット・リーチですよね。
彼は『ジョン・ウィック』を作っただけで『ジョン・ウィック2』の監督はしてませんが、自分の相棒チャド・スタエルスキが監督した『ジョン・ウィック2』のやり方を参考にして「『デッドプール2』のOPはこうしたい」と脚本家に提案したんじゃね?と思ってニヤリとしちゃいましたね〜。考えすぎな話だけど(笑)
というか、今作は前作と同じ事してるってのが何個かありましたよね。
例えば、最後のバトルでデップーの頭に柵?が突き刺さるシーン。
あそこでコロッサスが助けにきて、デップーは手話のようなもので、とある行為?を表現するんだけど、、、あれ似たようなシチュエーションで前作でもやってました、、、
こんな感じで。
前作では恋人に対してやっていたくだりですが、今作では "友達" であるコロッサスにやっていたのがまた面白いし、ニヤリとしてしまいますね。なんて言ったって今作はファミリー映画ですから(笑)
他にもニヤリというか、「ああよく出来てるなぁ」と思える所がいくつかありました。
上の方で、愛する彼女の死をとおして〜みたいな話をしましたけど、ヴァネッサが撃たれた所とデップーが最後に撃たれた所が同じみたいな感じで、細かい所がよく出来てるから色々気付くのに忙しいんだよね〜(笑)
ヴァネッサが死んでしまうシーンなんか、他にも細かい所があるんですよ。
前作でこんな素敵なやりとりがあったの覚えてますか?
ウェイド:「俺達はジグソーパズルのピースだ。いびつな形してる。」
ヴァネッサ:「でもハメ合わせれば、絵が完成する。」
彼らはこの世からしたらいびつな形をしたピースだったんですよ。
でも、いびつだったからこそ互いに導かれるようにハマって一つの絵になっていたわけです。
だから2人はかけがえのない存在同士だったんですけど、、、今作でヴァネッサが撃たれて倒れる時に、床にはバラバラになったパズルのピースが落ちてるんですね…。
ウェイドはまたいびつなピースに戻ってしまったわけです。
細部まで気が利いているよね〜。
っていうかさ、今作の序盤でヴァネッサが死んでしまうくだりでデヴィッド・リーチ作品の共通点を早くも見つけたんすけど、彼はまだ3作品しか撮ってないけど、全作品序盤で必ず大切な人、もしくは大切な生き物が死ぬんですよね(笑)
『ジョン・ウィック』・・・奥さん、愛犬
『アトミック・ブロンド』・・・ガスコイン(←演じた人は今作でスタントコーディネーター)
『デッドプール2』・・・ヴァネッサ
なんなんでしょうかこの共通点はw
だから「デヴィッド・リーチ:ジョン・ウィックで犬を殺した男」て書かれるんだよ(笑)
リーチ監督にまつわる話を続けると、今作にはブラッド・ピットがバニッシャーという役で出演してて、感電死する瞬間にだけ顔を出しますよね?
ブラピはケーブル役の候補だったからカメオ出演したという可能性もありますけど、個人的にはデヴィッド・リーチが何回もブラピのスタントダブルを担当してたから、友情出演したのだと信じています(笑)
まあどちらにせよニヤリとするのは変わりません。
他にはさ、収容所の様子をちゃんと描いて能力を抑制する装置を出すことによって、死とは無縁だったデップーに死を意識させるようになっていて、その装置がちゃんと展開に花を咲かせるようにも出来てるし、コインとかもね〜、、、最後にちゃーーーんと活きてくるから、なにかとアイテムの使い方もお上手でしたね。
そういえば、収容所で思い出したけど、今作の収容所『大脱出』の収容所とそっくりでしたよ。(噂ではシルベスター・スタローンとシュワちゃんもケーブルの候補だった)
あとね、全然細かい話じゃないんだけど、結果的にケーブルとデップーは協力することになるんだけど、彼らが会話してるうちにケーブルの奥さんはユーモアで辛さを癒すタイプの人ということが分かるんですよ。
それを知った時のウェイドの顔がね〜、なんか感慨深かったですね〜。
なによりウェイド自身がユーモアで辛さを癒すタイプの人ですから。だからケーブルとウェイドは何か通じあうモノがあったのかもしれないですね。
ユーモアで辛さを癒すタイプの人、そしてそんな存在に癒されてきた人物。
そりゃ相性も良いでしょ。
そんでもって作品の作り自体もシリアスをユーモアで包み込むって感じだから、いろいろと良く出来てんな〜って思いました。
アクションについて
アクションについては、僕がゲキ推ししてる 「87Eleven Action Design」のメンバーが作ってるので、どれだけベタ褒めしてやろうかと考えてたんですけど、個人的には前作の方が好みでした…。
いやいや、良い所もたくさんあるんですよ。っていうか基本的には全部良いんです。
たとえば序盤のデップーが様々な殺し屋業をやってる所を見せるくだり。
超早いテンポで華麗なアクションを見せてるのかと思えば、ヤクザと戦うシーンにパッと変わると、、引きの画でカットをあまり入れずに、戦闘しているデップーを中心にした状態で、その周りをカメラがまわるといった感じの、見やすくてカッコイイ見せ方をしているんですよ。(なおかつデップーの刀とヤクザの刀がぶつかり合うリズムもすごく良い感じになってる)
そんでまたシーンが変わると、今度はピントがあった被写体はデップーから逃げてる人で、その後ろのちょっとボヤケ気味の所でコミカルバイオレンスアクションをしてるデップーがいるっていう見せ方をしてるんですね。
つまり、様々なシチュエーションのアクションを一つの流れで見せつつも、ちゃんとその中で非常に多彩なアクション演出を披露してくれてるんですよ。そこはやっぱお上手だなと思いました。
ちなみに今作のスタントコーディネーターやってる方々の中に「ジョナサン・エウセビオ」という方がいるんですが、彼は『ウルヴァリン:サムライ』のファイトコーディネーターなので、今作でヤクザとの戦いが出てくるのちょっと納得っていうか、おもしれぇと思いました。
あとちょっとしたアイディアも面白いです。
例えばどんな傷でも治癒してしまうデップーの個性を生かした「複雑骨折チョークスリーパー」とかね。
あんなの見たことありますか?www
敵と背中合わせにして、グッチョングッチョンになった腕で首締めるとか、どんなアイディアよ・・・最高かよ!!!って感じでしたw
やっぱ87イレブンは面白いアイディア出してきますよね〜。
個人的には87イレブンの人たちって近接格闘術を使ったアクションを作るのが凄く上手いっていう印象があるんだけど、近接格闘は何かと敵の関節を破壊して戦闘不能にするって感じだから、
ケーブルがウェイドの関節をキメる→ウェイドが腕を骨折させながらチョークスリーパーする
ってのは近接格闘術が得意な人たちが出しそうな面白アイディアですね。
護送車でのアクションも良かったです。
デップーが護送車に飛びかかって、たしか「got it!」っていうんだけど、実際ぜんぜん届いてなくて「No I don't」と言ってゴロゴロ転がるのには爆笑しましたね・・・(笑)
そんな話はどうでも良いとして、護送車内のアクションも面白くて、狭い場所でのアクションって腕の見せ所だと思うんですけど、ドミノvsケーブルのとき、ケーブルに投げ飛ばされたドミノは両サイドの壁に張り付いて一瞬だけでも形成逆転するんすよ。
狭い場所の使い方面白いし、ケーブルに肩車するって、サノス×マンティスを彷彿とさせるので面白いですよね(笑)
※ケーブルとサノスは同じ人が演じてます
あとコレ!
めっちゃカッコイイし、これ『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』でウェイドがやってたことだからクソあがります。
でも!!!!!
前作の方が、大きなアクション見せ場は二つしかないのにカッコ良くて印象に残こるアクションが多かったです。個人的にはね。
デップーのアクションの格好良さってアクロバティックさにあると思うですけど、そういうのもっともっと入れて欲しかったな〜というのが正直な意見。
あとね、アメコミ的なキメ画をもっと下さい!!って感じですかね。
無いことはないんだけど、一発で頭にバチコーンと叩き込まれるカッコ良いシーンはそこまで無いんですよね。
こーいうのもっとたくさん欲しいじゃん?
アクロバティックじゃないにしてもこういうのもっと欲しいじゃん?
これ全部、高速道路のくだりだけですからね。一つのパートにどんだけカッコイイが詰まってるんですか。
あと今作はデップーとパワーバランス近しいのがケーブルしかいなくて、彼は途中から協力関係になるので、最後に1対1で死闘を繰り広げるっていう熱い展開がないんですよね。むしろ1対1の熱い戦いを見せてくれるのコロッサスvsジャガーノートだったりするし(笑)
おまえらのカッコイイ戦いよりデップーが見てえんだけど!?っていうね。
物語的にはあの流れで良かったと思うんだけど、アクション的には収容所でのウェイドvsケーブルがあって、一番最後にデップーvsケーブルがあってからの共闘がある、もしくはもっと絶対的な悪を用意して、それとデップー&ケーブルが戦う感じの方がアガるなぁと。それかジャガーノートvsデップー&ケーブルで盛り上げて終わった方がいいんじゃね??(やってはいたけどね。結局コロッサスに勝敗は委ねられるちゃうから…)
やっぱ最後にこういう死闘みてえじゃん?
で、もしかしたら、デップーとケーブルの共闘がカッコ良かったから良いじゃん!と思う方がいるかもしれません。
うん。カッコ良かったよ。
同時に銃をブッ放すシーンとかカッコ良かったし、2人の相性の良さが見て取れるという点では良いアクション作ってたと思います。
でも最後のバトルなんかは、ドミノのバトル描写とコロッサスのバトル描写とデップー&ケーブルのバトル描写で入り乱れてるから忙しいんだよね...一個一個のバトルがオモシロイだけに。
別に各々のアクションパートを入り乱せながら見せても良いんだけど、デップーとケーブルの共闘っていう一番みたい所だけは、それだけで見せて欲しかったな〜ってのが正直な意見ですね。
そんぐらいかな〜不満は。
『デッドプール2』から学ぶ人生
・ユーモアは自身と周りを癒す
・ユーモアで辛さを癒せない時に癒してくれるのは仲間
ユーモアで辛さを癒せるタイプの人って、ある程度1人で生きていけると思うんですよ。
でもそんな人間でもどうしようもなく辛くなる時ってありますよね。そんな時に癒してくれるのが仲間という存在なんだなーと、愛する彼女失ってから仲間を手に入れたデップーを見て思いました。
終わりに
正直、僕は前作の方が好きですけど、それでも大好きなライアン・レイノルズと、デヴィット・リーチが作った映画がちゃーーーんと成功してるようで本当に嬉しい限りです。
これからの話をすると、『デッドプール3』はまだ未定っぽいですけど『Xフォース』の映画化は乗り気みたいですから、今後のデッドプールユニバース?が非常に楽しみでございます。
Fin
SNSもよろしくです!!
これさ、『フラッシュダンス』の水浴びのオマージュなんだろうけど、リーチ監督は自分が主演の『アホリックス リローデッド』で既にやってるんだよね(笑)
— ◆映画駄話しーまん (@shiiman6354) June 4, 2018
それをデップーでもやるとかどんだけ好きなのって話ですよwww pic.twitter.com/MMyujdfhrq
余談
ケーブルが持ってる妖怪ウォッチみたいなタイムトラベル装置さ、2回しか使えないってことでしたが、割と簡単に修理して、簡単に復活してましたよねw
あのくだりで、タイムトラベル装置のラスト1回をウェイドのために使ったケーブルの感動的決断はどっかに行きましたよねwww