しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『ポリス・ストーリー REBORN(リボーン)』から学ぶ人生(レビュー・解説)

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正直ファンタビより楽しみだったこの作品

 

 

どん

 

 

『ポリス・ストーリー REBORN』(原題: 机器之血 Bleeding Steel)

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 レオ・チャン

製作総指揮 ジャッキー・チェン

脚本 レオ・チャン

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ジャッキー・チェン リン
ショウ・ルオ リスン
オーヤン・ナナ ナンシー(シーシー)
エリカ・シアホウ スー
カラン・マルベイ アンドレ
テス・ハウブリック 女殺し屋

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

1985年に製作された「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の流れを汲む、ジャッキー・チェン主演のアクション映画。2007年の香港。

 

危篤状態にあった幼い娘を病院に残し、自分の任務ではなかった証人警護作戦の現場へと駆り出された国際捜査官リンは、人工遺伝子に絡む陰謀に巻き込まれ、瀕死の重傷を負う。13年の時が流れた2020年のシドニー。事件を題材にした小説を出版したリンの周囲に、黒ずくめの犯罪組織や謎のハッカーなど、当時の事件に因縁のある人間たちが次々と姿を現し……。

 

主人公リンを演じるジャッキー・チェンは製作総指揮を担当。台湾から「人魚姫」のショウ・ルオ、歌手・欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)の姪オーヤン・ナナ、中国から本作がデビュー作となるエリカ・シアホウが参加するほか、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のカラン・マルベイ、「エイリアン コヴェナント」のテス・ハウブリックなど、国際色豊かなキャストが顔をそろえる。

(以上、映画.comより)

 

 

予告

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ネタバレ感想

うん。まあこんなもんじゃないっすか?www

 

 

 

想像以上にSFすぎて笑う

 

いやまあ、分かってはいたんですけど、想像以上でしたねwww

ジャッキー×SF要素ってのは、なにも今に始まったことではなくて、それこそ『ダブル・ミッション』とか『タキシード』でハイテクなガジェットを駆使したアクションとかはもうやってるんで、ジャッキー×SFってのは全然おかしくないんですけど・・・今回はここまでやってきたか!! (゚ロ゚)ギョエ!!って感じ(笑)

まず、序盤から全開で・・・序盤の任務は博士の護衛なんだけど、その博士が作った心臓ってのが、「人間の心臓をアイアンマン風にしました」みたいなデザインしてて超アホっぽくて笑っちゃいましたね(笑)

まあ、そんなのは良いんだけど、任務を進めてると「はいっ、ここで襲撃にあって戦いまーす」とでも言ってるかのように無駄に開けた場所でジャッキー御一行は襲撃されて応戦し始めます。その襲ってくる敵ってのがSF感バリバリの防弾スーツ着てドヤ顔ならぬドヤ歩きで迫ってくるんすよね。

んで、そのドヤ歩きしてる敵のセンターにいるのが今作のボスなんですけど、彼の最初のビジュアルが口から上が白塗りで、口から下は黒塗りのスキンヘッドなんすね?

ライムスターの宇多丸師匠とか「ピンヘッドみたい」的なことおっしゃてましたけど、どちらかと言えばマスクを取ったダースベイダーに見えましたね。

ちなみに白塗りの人、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』とか『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出てるカラン・マルヴェイですからね。

なにやってんの!?っていう…(笑)

っていうか今回、明らかにスターウォーズを意識してる部分ありますよね。

上述した部分もそうですし、どっから資金を調達してるのかイマイチ分かりませんが、トンデモ空母が出てくるじゃないですか。あれとかどことなくスターデストロイヤーっぽいんですよね。ジェット噴出口の部分とかモロそうでしたから(笑)

 

他にSF関連で言えば、今回、再生能力がうんたらみたいな設定が出てくるんですけど、「あれ?これ初めてじゃない!?」って思ったのがジャッキー・チェンの腕が欠損する描写!!

俺の記憶が正しければ欠損する描写は初めてのような気がします。ぶっ飛んだSF設定を活かしてジャッキーにとって新しい事をしてるくる感じ??いいですね~。

ジャッキー映画でまだ新しい何かが見れんだ〜と惚れ惚れしましたよ。

 

 

 

他の人物に見せ場を用意しつつも、まだまだアクション頑張るジャッキー・チェン!

 

アクションについてなんですけど、まあ・・・ジャッキーは64歳ですからね…ここ最近の作品全体的にそうなんですが、自分以外に見せ場をそこそこ与えてます。

例えば序盤からそうなんですけど、女刑事(エリカ・シアホウ)がカッコイイアクション見せてましたよね。けっこうアクロバッティクな攻撃を展開するのでモチロン100パーセント自分でアクションをこなしてないとは思いますけど、それでも撮影中に爆発で頭部を怪我したのに そのまま演技を中断せずにやり抜いたらしいので、素晴らしい女優さんだな~と思います。

ちなみに彼女、脚本にも携わってるらしいですよ。(ナニモノ・・・)

 

他には謎の青年リスン。

彼はどちらかと言えばコメディー担当なので、目を見張るようなアクションはあまりないんですけど、不良共と戦う時にジャッキー印が少しあらわれたドタバタアクションを披露してくれます。

ベルトをヌンチャクのようにして振り回すくだりなんか、間の取り方とか不良がとりあえず傍観してる感じとか、そこらへんジャッキー映画っぽいんですけど、最終的には「ジャッキーの真似か」とメタ的なツッコミをくらってましたね。

ちなみにリスンを演じたのはアイドル出身のショウ・ルオという方で、カナリ前に倖田來未と、何回聞いても「チンコチンコキャンユシー」に聞こえる曲『Twinkle』でデュエットしてますよ。

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さて、肝心のジャッキーなんですが、、、やっぱスゲーすね。

いやもちろん、もうおじいちゃんなので、昔みたいな事はやってないですよ?笑

でもジャッキーの十八番である舞台を活かしたコミカルアクションは健在でした。

ただ、今回ねー、ジャッキーが一番最初に格闘を披露するのって確かマスク姿なんですよね。

だから本人がやってんのか分かんないんだけど、佇まいとかパソコンを使ったアクションというかパソコン捌き?なんかはめちゃくちゃジャッキーの動きだったんで「彼であると信じたい!」て感じでしたね。

 

でも、マスク取ってからは、もう疑いようのないジャッキー感満載のアクションが展開されます。

オペラハウス内での戦いなんて、文字通り“舞台”を活かしたアクションでしたよ。

布にぶら下がって敵を蹴っ飛ばしたり、マジック道具でコミカルなアクションしたりしててさー、観てる最中「あぁあジャッキー映画見てるぅぅぅう」て気持ちになれたから、なんか嬉しかったなー。

 

そんでそんで今作の白眉とも言えるオペラハウスの屋上って言ったらいいのか分からないけど、とにかくオペラハウスの上で戦うシーン!!

あれ良かったですね~。

アクションって、戦ってる被写体をロングショット(引きの画)で撮ると急に馬鹿っぽく見えるというか、たいしたことないように見えることが多いんですが、今作のオペラハウス決戦の場合、戦ってる場所が凄いので、ロングショットで見せることで より凄さが伝わるようになってました。

とにかく傾斜が凄いのよ…。

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ついでなんでジャッキーみたいに凄いところで踊る三浦大知を載せておきます。(02:45からが凄いよ)

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話戻しますけど、オペラハウスでジャッキーはロープを使った横走りを披露してくれるんですが、

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これ、『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』の横走り

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を思い浮かべた人が多いような気がしますけど、、、一応ジャッキーの方が、ある作品で先にやってるよっていうことだけは言っておきたいなと思います。

詳しくはこちらを読んでいただけると幸いです。

www.shi-man6354.com

 

あ、そうそう。ついでなんで、ごりごりセットで撮ってるけどおなじく横走りを最大限にカッコよく撮ったアクションを貼っておきますね。

youtu.be

 

やべ、こんな話をしたかったんじゃない!肝心なのはオペラハウス決戦を終えたあとなんですよ!

屋上である程度戦ったら、ジャッキーはオペラハウスを滑り降りるんですが、そん時ジャッキーの命を救うのが・・・「パラソル」なんですね。

 

ジャッキーっぺぇ~~~~~~

 

ジャッキーにとってパラソルは命を救う重要なパートナーなんですよ(笑)

くぅ~たまらねえ~。

しかも、パラソルに落ちてバウンドして地面に着地するまでの流れにはカットが入ってなかったのでちゃんと自分でやってると思うし、その後の落ちたアイスを拾ってあげて「ソォーリー!」とか言いながら指をペロペロしちゃう感じ?

 

ジャッキーっぺぇ~~~~~~

 

もう、こういったのが見れるだけで良いんですよ(笑)

 

ファイナルバトルに関してはですね、多分だれも気付いてないと思うんだけど、『キングスマン』の教会バトルみたいな感じで長回し風のアクションシーンになってましたよ。

でも「あ、ここでカット入れてるな...」ってのがスンゲぇ分かる感じだったので、誰も長回しだ~なんて思ってないちょっと残念な感じになってた気がします。(カッコいいのはカッコイイんだけど演出的には残念な感じ)

 

あ、そうそう。

最後、ジャッキーは空母から落下すんだけど、その助かり方ってのがパラシュートにぶつかって減速して助かるみたいな感じなんですよね。その一連のくだりは『サンダーアーム/龍兄虎弟』の気球ダイブを彷彿とさせる感じだったので、展開はさておきニヤニヤして顔つるかと思いましたね。

 

 

 

ツッコミ出したら止まらない物語。でもそんなもんでしょw

 

今作、大まかに話をまとめると、序盤で完膚なきまでにブチのめされて、それから数年後は謎を抱えた若者と行動しつつ因縁の敵に立ち向かうって話なんですけど、それって『香港国際警察/NEW POLICE STORY』と少し似てるんじゃないかな?

まあ香港国際警察の方がバディ感ありますけどね。

 

っていう話はどうでも良いんだよ!いかんせんツッコミどころが多くて笑っちゃうんだよww

もう・・・どこから語っていけば良いのやら・・・。

特にリスンですよリスン!あの若造がらみのくだりがツッコみハンパねえのよ。

最初さ、美脚の姉さま出てくるじゃないですか。彼女、ボディチェックされるんですが、ボディガードの1人が「次は俺にやらせてくれ」っていうぐらいナイスなバディしてるんですよ。

結果的にその女は女装してたリスンなわけですが、、、体格違いすぎですよwww

最初マジな女性使ってるから、リスンの女装姿がモロに出たときイヤイヤイヤさっきの美脚どこ行ったwwwってなるでしょ?

そして偽パイオツも絶対無理あるよそれwって感じだしさ(笑)

あとねー、リスンは今世紀最大の神出鬼没さでしたよ。

筋トレマシーンに拘束されて、絶対に脱走無理な状態にまで陥ってたのに、シレっと助っ人として出てくるからねw

しかもどうやって逃げた?って聞かれても「あんなの簡単」的なことしか言わねえのwww説明しろや!!ミステリーかこの映画はよぉお!(笑)

しかもなんでジャッキーの場所分かんの!?っていう・・・。まあハッカーですから?GPSやらなんやらで突き止めてるんでしょう...。

そんで、どう考えても死んだろってことになってもやっぱり神出鬼没ですからねw

 

他にはさぁ...、最後の方で、ボスがジャッキーの娘と輸血みたいなことするじゃないですか。まあやってる事自体は、シルバーサムライがウルヴァリンの能力を奪ってるのと一緒ですよ。

その部屋の扉がね?レイザー銃で撃っても壊せないんですよ。

だからボスも余裕な表情で輸血してるわけ。

でも、その扉・・・

 

娘の飛び蹴りでぶっ壊れるからねw

 

なんですか?中からなら壊れるという特殊構造ですか?w

 

 

あとさ、ボスはね、溶鉱炉みたいなところに落とされるんですけど、服が焼けたぐらいのダメージで再登場するんですよ。

 

T-800も驚きだわっ!!!!

 

あー、こんな感じでね、ツッコミだしたら止まらないんですけど、それが逆に面白いっていうねー。ホント不思議ですよ。ジャッキーの映画は...(笑)

 

 

 

おわりに

え、こんなSFなの!?とお口あんぐりした人もいるかと思いますが、まあ、、、ジャッキー好きは色んな意味で楽しめる作品だったかな~と思います。

個人的にはNGシーンでアクションシーンでNG出してるシーンがあまりなかったので切なくなりましたけど、まあ無理もないですよね。

ってことで、個人的にはすごい楽しめた一作でございましたー。

ジャッキー!ずっと応援してるよぉぉぉぉぉおお!!

 

 

 

Fin

 

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