アクションスター「ジャッキー・チェン」と「トム・クルーズ」は相思相愛(ライバル)の関係? 彼らのオマージュを振り返ってみよう
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ども!
最近、写真詐欺で男のトキメキを蹂躙する女性のことを捕まえる法律が出来て欲しいな〜と切に願っている、しーまんです。
さてさて、トム・クルーズ主演のアクション・スパイ映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』が公開されましたね〜。
もちろん鑑賞したんですが、まぁ〜アクションだけで言ったらとてつもないものになってましたよ。
そんなとてつもないアクションを自らこなすトム・クルーズのことを、僕は「進行性ジャッキー病(死と隣り合わせのスタントを自ら挑戦してしまう病気)」だなんてよく言ってるんですけど、やっぱりトム・クルーズのアクションを見てるとどーーしてもジャッキー・チェンが頭にチラつきます。
で、改めて彼らのアクションを振り返ってみると、どうも互いを意識してることが映画内からビシビシと伝わってくる感じがあるので、今回はそこらへんを記事にしたいと思います。
「ジャッキー・チェン」と「トム・クルーズ」は相思相愛(ライバル)の関係?彼らのアクションを振り返って確認してみよう!
ジャッキー・チェンを意識するトム・クルーズ
まぁジャッキーが一度見たら二度と忘れないようなスタントをたくさんやり遂げているので、トム・クルーズが意識しないはずないですよね(笑)
で、トム・クルーズ自身がジャッキーを意識してる、尊敬してるなんてことはよく聞きますけど、その尊敬の念ってのは映画内に割と普通に出ています。
例えばですね〜、これ。
『M:i:III(ミッション:インポッシブル3)』
予告
鼻の主張が強いJ・J・エイブラムスが監督を務めたミッション:インポッシブルシリーズの第3作目なんですけど、この作品に出てくる ある作戦が、ジャッキー映画のとあるシーンを彷彿とさせるものになっています。
なにかと言うと、物語中盤ぐらいだったかな?
「ラビットフット」と呼ばれる重要アイテムを盗むため、侵入困難な場所に ”大胆を通り越したアホな作戦” で侵入するんですが、そのシーンがどうみてもジャッキー主演の『WHO AM I ?』に出てくる「ビル滑りシーン」を彷彿とさせるものになっています。
実際にGIFで見てみましょう。
まずジャッキーの『WHO AM I ?』(1998)。
次にトムの『M:i:III』(2006)。
ビルを滑り降りる理由は、両作品で全然違うんですけど、やってること自体はそっくりですよね。これを意識してない、オマージュしてないとは言わせませんよマジで。(笑)
あと、少し話が変わりますけど、トム・クルーズって作品にプロデューサー的な立ち位置で参加してることが多々あると思うんですが、それで女優をピックアップしてきてプロデュースするのが上手だ〜なんて事も言われてたりするんですよ。
その点でいうと『M:i:III』でトムは、当時ハリウッドではまだ活躍してなかった「マギー・Q」っていうモデル・女優をピックアップしてきました。
結果的に彼女はアクション女優としての地位を見事に確立させることになります。
そこで面白いのが、マギー・Qってジャッキー・チェンの事務所にいた人物なんですよ…。おもしろくね!?(笑)
さて、話を戻しまして、他に尊敬の念(オマージュ)が現れてる??っていう作品がコレ。
『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』
予告
これはミッション:インポッシブルシリーズの第4作目です。
この映画のハイライトといえば世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」を登って走って、そして飛ぶっていうくだりですよね。そのシーンもファンの間ではジャッキー映画のオマージュじゃない?と言われてます。そのジャッキー映画とは・・・
『香港国際警察/New Police Story』
です。
これもGIFで見てみましょう。
『香港国際警察/New Police Story』(2004)
これ、ロープに手錠を噛ませて走り降りるっていうアクションなんですけど、、、まあ毎度のごとくブッ飛んでますよね。そしてジャッキー以外の人たちもちゃんとやってますからね…コレ(笑)
はいっ話がそれましたが、次は
『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』(2011)。
うん、、、『WHO AM I ?』と『M:I:3』の「ビル滑り降り」ほど一緒とは言いませんが、少なからず『香港国際警察/New Police Story』は意識してるスタントだと思います。
そしてこのビル走りスタントは、ビルを縦に走り降りるだけじゃなくて、横にも走るんですね?
それはジャッキーが『香港国際警察/New Police Story』ではやっていなかったことなので、アップデートされてる・・・かと思いきや、実はジャッキーの方が先にやってます。
そう
『ラッシュアワー2』で。
おもしろいっすね~。
ハァ、、、それにしてもあげたらキリがないんだけど、つい先日公開された 『ミッション:インポッシブル フォールアウト』もジャッキーがやっていたスタントを彷彿とさせるシーンがいくつかあるんですよ。
一つ紹介すると、やっぱ、、、ヘリシークエンスですかね。
トム・クルーズ演じるイーサンは、都合よくヘリに結ばれた貨物にぶら下がりながら空を飛ぶんですが、そのシーンは『ポリス・ストーリー3』を思い出してしまいます。
ちなみにバットマンも『バットマン・フォーエバー』で似たようなことしてます(笑)
あとは、イーサンがヘリから手を滑らせ落下してしまうときに、貨物にしがみつくんですけど・・・
(↑メイキングです)
それは『プロジェクト・イーグル』を想起します。僕はね。
考えすぎかもだけど、貨物に捕まる=『プロジェクト・イーグル』になってるもんですから仕方ないでしょ(笑)
っていうか、そろそろトム・クルーズもジャッキーとかトニ・ジャーがよくやる「スタント3度見せ(同じスタントを別角度、またはスローなどで3回見せるやつ)」をやってくれたら僕は手を叩いて大喜びすんだけどな〜w
話を戻しますが、このようにトム・クルーズはジャッキー・チェンを意識してる、あるいは尊敬してるっていうのを踏まえて、彼のアクションを見てみるとなかなか面白いもんですよ。
で、どうやら2人の関係ってのはトム・クルーズ→ジャッキー・チェンっていう片思いの関係じゃないっぽいんですよね〜。
トム・クルーズを意識するジャッキー・チェン
ジャッキー・チェンを意識してトム・クルーズが凄いアクション・スタントを作り上げれば、今度はジャッキーだってトムを意識し始めます。
良いですね〜。
相乗効果と言うべきか、互いを意識しあって、より凄いアクション凄いアクション!ってなってるのでしょう。ファンとしてはたまらんです。
で、そのジャッキーがトムを意識したと言われてるのが、これ。
『ライジング・ドラゴン』
予告
ジャッキーが「体を張った本格アクションからは今作限りで引退」 と言った映画です。
この映画の終盤にですね、スカイダイビングしながらお宝を奪い合うというくだりが出てきます。
それは、トムが『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』で、世界一高いビルでアクションを繰り広げてたから、もっと凄いことをしようということでジャッキーたちは高度5,000mのスカイダイビング・ファイトをすることにしたそうです。
オマージュじゃないにしてもトムを意識・・・いや、ライバル視して出来たアクションだったわけです。(後にトムは高度7,620mからダイブするというね、、、)
そして面白いのが、もう一個あります。
『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』でトムが世界一高いビルを縦だけじゃなくて横にも走った的なことを先述しましたよね?
その事に対して、ジャッキーが「じゃあ俺も!」と言ったかのような作品があるんですよ。
それがコレ・・・
『ポリス・ストーリー REBORN』(英題:Bleeding Steel)
予告
この映画は2018年11月23日に全国公開されるポリスストーリーシリーズの最新作です(シリーズとはいえ繋がりはない…)
この映画にはですね、ジャッキーがシドニーにあるオペラハウスの壁面を横に突っ走るっていうシーンが出てくるんですが、まぁ〜ゴーストプロトコルを思い出さずにはいられないような映像になってます(笑)
これも上と同様GIFで見てみましょう。
まず、『ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル』の横走り。
次に『ポリス・ストーリー REBORN』の横走り。
もうね〜、これを相思相愛の関係と言わずしてなんと呼べば良いんですか(笑)
でもね?先述しましたけどロープを持って横走りっていうのは、ジャッキーの方が先にやってるんですよね。
だからジャッキーは「おれの方が先にやってんだけどな~」って感じで嫉妬してる気がする(笑)
いや、そんな小さい男じゃないか。
おわりに
いかがだったでしょうか。
互いを意識しあってアクション・エンターテイメントを高め合ってる感じがビシビシ伝わってきませんか??
僕は彼らが活躍してる この時代に生きてて本当に良かったと心の底から思っています。
ただ、ホント2人とも怪我だけはしないで欲しいですよねぇ…。
ということでね、トムの映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』は絶賛公開中ですし、ジャッキーの映画『ポリス・ストーリー REBORN』もこれから公開を控えてますので、気になった方は是非!両方観てみてくださいね〜!・・・ってのが1番言いたかった(笑)
余談
ちなみに、ジャッキーって破壊王マイケル・ベイにも影響を与えてると言われているんですが、そのことについてもついでなんで触れておきますね。
実はマイケル・ベイの代表作『バッドボーイズ 2バッド』に、ジャッキー・チェンの代表作『ポリスストーリー』に出てくる とあるシーンにめちゃくちゃ酷似したシーンがあるんですよ(笑)
それがこちら↓↓↓
『ポリスストーリー』
『バッドボーイズ 2バッド』
もう、オマージュというよりパクリですねコレwww
色合いとか同じにしてしまえば、動画繋げても誰も分かんないと思いますよ(笑)
あ、そうそう。
ここまで、読んでもらってなんですが、1番上の画像を見てみてください。
デザインの構成まで似てますから(笑)