しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『アメリカン・アサシン』から学ぶ人生(レビュー)

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実は『ハン・ソロ』より楽しみになってた映画

 

 

どん

 

 

『アメリカン・アサシン』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 マイケル・クエスタ

製作 ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ

製作総指揮 ダニエル・M・スティルマン

原作 ビンス・フリン

脚本 スティーブン・シフ
        マイケル・フィンチ
        エドワード・ズウィック
        マーシャル・ハースコビッツ

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ディラン・オブライエン ミッチ・ラップ
マイケル・キートン スタン・ハーリー
テイラー・キッチュ ゴースト
サナ・レイサン アイリーン・ケネディ
デビッド・スーシェ スタンスフィールド
シーバ・ネガー
ナビド・ネガーバン
スコット・アドキンス

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

「メイズ・ランナー」シリーズのディラン・オブライエンと「スパイダーマン ホームカミング」のマイケル・キートンが共演したスパイアクション。ビンス・フリンの全米ベストセラー小説「ミッチ・ラップ」シリーズ初の実写映画化で、テレビシリーズ「HOMELAND」のマイケル・クエスタ監督がメガホンをとる。

 

無差別テロ事件で恋人を殺された青年ミッチ・ラップは、テロリストへの復讐に人生をささげることを胸に誓う。潜在能力を高く評価されCIAの対テロ極秘スパイチームにスカウトされたミッチは、元ネイビーシールズの鬼教官ハーリーのもとで過酷な訓練を積み、テロの最前線で活躍するまでに成長。核兵器テロを阻止するためヨーロッパへ向かったミッチは、正体不明のテロリスト「ゴースト」に翻弄され、自身の真価を試される最大の試練に直面する。

 

共演に「エイリアンVSプレデター」のサナ・レイサン、「バトルシップ」のテイラー・キッチュ。 

(以上、映画.comより)

 

 

予告

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まえおきという名の言い訳

 

どーも、しーまんです!

『アメリカン・アサシン』観てきました〜。

ってことでね、いつも通り感想書いていきたいところなんですが、ちょっと仕事やら飲み会で最近忙しくて、『アメリカン・アサシン』観て思ったこと全部語ってる暇ないので、今回は簡単にアクションシーンについてだけ語りたいと思います!

ってことで、パパッといきましょう。しーまんの映画から学ぶ人生!!!!

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

主人公ミッチが止まらないからアクションも止まらない!

思った以上のアクション量で楽しめました!

ま、主人公が一番復讐したい相手は意外なことに早々と退場してしまうので、すごい盛り上がるのかと聞かれれば微妙なところなんで、物語は可もなく不可もなくって感じでしたけどね~個人的には。

ってなことも語っていきたいけど、そんな暇はなぁぁぁぁあい!!!

 

ということで、以降はアクションについて語っていきま〜す。

 

 

 

 

アクションで印象に残ったところ〜

 

最強の聞かん坊が誕生するキッカケとなった無差別テロ事件

 

序盤に突如として無差別テロが始まりましたよね。

あの無差別銃乱射はですね、、、こんな言い方良くないかもしれませんが、面白かったです...。

基本長回しで惨劇を描いていたんですが、やっぱ長回しは緊張感が持続するんで、ああいう惨劇にはピッタリですね。

そしてアクション映画にありがちな「主人公にだけ弾が謎に当たらないことによって生まれる緊張感の無さ」みたいのがなくて、いつどのタイミングで主人公ミッチに弾が当たるか分からない恐怖があって良かった。

それを特に思わせるのが主人公がプールに落ちるシーン。

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水中なので弾道が視覚化されるんですね。

要は「主人公の体スレスレで弾丸が飛び交っていて、いつ被弾してもおかしくないですよ。怖いですよ。」というのが、これでもかと分かりやすく見えるようになってるわけですよ。(上のGIFには音がないので恐怖感は半減してますけどね...)

だからあれは緊張感や恐怖を生む演出として地味ウマでした。

で、飲み物をとってくるということでミッチ(主人公)を婚約者から遠ざけながらプールがある場所にまで移動するようにしてるのも上手いなぁと思いましたね。

 

なんだけど、、、せっかくミッチにもいつ弾が当たるか分からない緊張感があって良い感じだったのに、ミッチが生き残れた理由がイマイチ分からなかったんだよね…(笑)

なんかこう......被弾してから気を失い、テロリストに死体と思われて生き延びるとか「ああそれなら生き残るわ」って思うくだりが有ればまだ良いんですけど、今作の場合、テロリストは明らかに生きてると分かるミッチを撃たずに、死んでるであろう彼女に数発撃ち込んで立ち去るんすよね…。

なんでミッチを撃たないの??これから活躍する主人公だから??

みたいに捻くれたことを考えてしまい、最後の最後であの緊張感どっか行ったなぁと感じてしまいました(;^_^

まあ、復讐の対象を強烈にミッチ、そして観客に印象付ける為にあの感じにしたんだとは思いますけどね...。

 

 

 

 

復讐のためトレーニングに勤しむミッチ

 

ファイティング・ジムでミッチくんはスパーリングみたいなのやってるんだけど、主人公は寝技が得意という設定なんですかね? 原作がどうかちょっと分からないんだけど、寝技を活かして "技術を持った暴れん坊感" を上手く出してたと思います。

てっきりさ、マウント取って対戦相手をタコ殴りすることによって、やり過ぎてしまう感を出すのかと思ったら、そうじゃなくて・・・

タックルしてからテイクダウンとって素早く絡みついて、チキンウィング・アームロックをキメようとしてから〜の、相手の脇腹に膝蹴りを数発喰らわしてから〜の、対戦相手の服を利用した締め技!!って感じなんすよ。

なるほど。

タコ殴りでやり過ぎてしまう感を出すより、脇腹に連続膝蹴り喰らわすとか、寝技の色んなバリエーションを見せながら暴走させた方が、技術を持った暴れん坊感が出るのでキャラの見せ方として凄く良いわ。って思いましたね僕は。

そんな感じで、アクションでキャラの個性を見せるのは素晴らしいと思います。

 

 

CIAの訓練シーンも良かったですね。

なんか、観た事あるようんでない・・・いやあるな・・・って感じの訓練ではあったんですけど、まあ色々と面白かったですよ(笑)

ただね、そこを語る前に一個だけ、、、どうしても語りたいことがある。

森で格闘訓練してる時から、アクション好きで知らない人いないんじゃないかって男、そう。

スコット兄貴ことスコット・アドキンスシレっと登場するんすよ。

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出演してるの知らなくてマジでビックリしましたからね(笑)

なにやってんのよアナタwwwって感じで。

 

そんでこれまたスコット・アドキンスの扱いが酷いっていうかなんというか・・・(笑)

『ドクターストレンジ』での扱いの方が5億倍良かったじゃん?w

なんかね、今作では一応有能なんだけど完璧では無いっていう感じの役でして、格闘訓練でも主人公に「後三角締め」?をされてタップアウトっていう悔しい負け方するし、

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商業施設を模したような場所での訓練では主人公に助けられちゃったりするし、最後なんかアクション映画では本当に名も残らない人が担当するような死に方で退場しちゃってんすよね…。

まぁ〜スコット・アドキンスが演じる必要ないって感じなんですよ(笑)

なんなら悪役やってた方が良かったんじゃね?って感じ(笑)

この話に関してはアクション好きはどうしても語りたくなっちゃう話で、どうでも良いといえばどうでも良い話なので、この辺にしときますけど、彼は本当にすごい人だから、せっかくなんで彼の凄さが分かる動画だけ貼っておきますね。

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トレーニングに関しては、上述しましたが色々面白かったです。

対ナイフ戦の訓練してるときに、ミッチはスコット兄貴と戦うんですけど、訓練を飛び越えてガチファイトみたいな感じになりますよね。

そん時にマイケル・キートン演じるスタンは止めるでもなくて邪魔するんですよ。

しかもミッチだけの邪魔をするのかと思いきや、2人の邪魔をするんですよね。

あの感じ、あんまみたことないですよね??

喧嘩を見てる側という第三者の位置にいる教官が、その喧嘩を止めるわけでも無く、イジメのようにどっちらかを邪魔するわけでも無く、2人の邪魔をするって・・・あんま見た事ないですよね? (笑)

「ああ、喧嘩ではなくて まだ訓練が続いてるだけなのか」と改めてハッとさせられたんですけど、スタンが取った行動はあまり見た事なくて面白かったですね。そしてちょいヤバだけど有能なオニ教官ってのが凄い伝わりました。

 

VRを使用したトレーニングも面白かったです。(VRというよりARだけどね・・・)

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あれ、簡単に言えば「サディスティックVRシューティングゲーム」ですよね(笑)

新鮮かどうか聞かれたら、べつに新鮮ではないんだけど、映画内でCIAがあれをやってるってのと、サディスティックぐあいは新鮮だなぁと思いました。

ミスったり敵にやられたりすると、電気ショックがくる仕組みになってるんだけど、結構なパワーなんでしょうね、、、吐いちゃう人とかいるんすよ。

サディスティックですよね〜

そんな中で主人公ミッチはですね、サディスティックな教官に憎っくきテロリストの姿を表示させられて、そいつを撃ち続けるんですよ。どれだけ電気ショックを受けようとも。

マゾヒスティックですよね〜(※実際Mとかそんなんじゃありません)

 

 

 

 

 

本格的に任務に参加!!でも命令は聞きませぇぇぇん。 

 

精神面の問題でハーリーに若干反対されながらも、任務に就くことになったミッチくん。

ゴーストの企みを阻止すべくトルコへ向かって、ゴーストのパートナーであるシャリフを捕まえるという任務を実行するのですが、ここでスコット兄貴が、すれちがいざまに腹部を刺されて死亡っていう・・・まぁザコい死に方をして退場いたします・・・。

兄貴......あなたの空中変則二段蹴りとか見たかったよ。

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こんなの披露されたら、リアルな格闘が求められる作品の世界観と合わなくなっちゃうので、披露しなくて正解なんですけどね(笑)

ま、まあ、この話は良いとして、スコット・アドキンス演じるビクターが任務失敗したことで、ゴーストとそのパートナー(シャリフ)は逃げてしまいます。

そのタイミングで撤退を命じられたミッチですが、

「ゴーストのパートナーまだ追えるなぁ…命令されてるけど…まだ追えるなぁ…」

と言った感じのことを考えてですね、彼は案の定、命令を無視してシャリフ追いかけます。

そしてミッチくんは、シャリフが宿泊してるホテルまで辿り着くんですけど、そこで狂犬に追われるんですよ。

どう対処すんのかと思ったら、『ドント・ブリーズ』よろしくの車に閉じ込める作戦!

久しぶりに見ました。あの感じ(笑)

そんでね〜、狂犬を対処したかと思ったら、今度は『スパイダーマン』よろしくのクライミング技術を発揮して、結構高い所まで登りシャリフが泊まってる部屋にシレっと侵入します。

そこで、ボディガードと一戦交えるのですが、倒し方がなかなか凄いんですよ。

ホント一瞬の出来事なので、確実にそうだ!という自信はないんですけど、どういう風に倒してたかというと・・・

相手の腕を開放骨折させて、飛び出た骨をそのまま胸部に突き刺すっていうね・・・。

グロテスクかつ冷静な対処で「おお、そうくるかぁ〜、おんもしれぇ」と思わず唸りました。

ただ、もうちょっとその様子を分かりやすく見せても良かったかな〜。普通にガラス片を胸部に刺したように見えてしまった人もいるんじゃないかな。

もし、そういう風に見えてしまってたら、「骨折させた骨を胸部に刺す」という面白アイディアが死んでますので…。

 

 

 

 

新お弟子 vs 旧お弟子のラスト決戦! 

 

『NARUTO-ナルト-』でいうナルトvsペインと言った感じでしょうか。

ミッチは核爆発を阻止するために、同じ師に教わった者同士で戦います。海の上で。

最後のバトルに関しては、猛スピードで進むボートの中で戦ってるのが面白いぐらいで、戦闘自体はそんなに面白くはないかな〜と思ってたんですけど、決着のつき方が、、、喉にナイフを突き刺すというものだったんですよ・・・

 

気が利いてるじゃないかぁあ!!!

 

観た人は分かると思いますけど、森で訓練してる時に、ハーリーがミッチに教えてるんですよね「喉を横に切るのは映画くらいだ。本当はこうやるんだ(垂直に突き刺す)」と。

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散々っぱら言うことを聞かなかったミッチが、最後にハーリーの教えを守って兄弟子を倒すってのは気が利いてるじゃないですか〜。

でもでもでも最後の最後、映画はどう終わりますっけ・・・

ミッチの独断専行(´v`)ニヤリ

で終わりますよね。

 

いいじゃぁぁぁん、こっちまでニヤリとすんぜぇ〜

 

って感じで楽しみましたよ(笑)

以上。

 

 

 

 

おわりに

 

はい。

ミッチが止まらないから、思った以上にアクションのオンパレードで、僕は楽しかったです。

それにね、なんとなくですけど、格闘系が好きな人って「寝技」が凄い好きだと思うんですよ。(俺だけかな?w) 

寝技って相手の力の流れとか、人体力学を活かした技だったり動きが多いですから、なんか観てて楽しいし美しいんですよね。(テイクダウンの取り方も綺麗だったし)

その点、今作は寝技っていうか、寝た姿勢で戦うシーンが多くて楽しかったです。そして、敵ともみくちゃになって寝技に発展するっていうアクションはリアリティもあるんで、タクティカルファイト好きな僕にとって、そこらへんもかなり好印象でした。

物語に関しては、1作目の時間全部を、婚約者を殺したテロリストの復讐に使って、最後にゴーストの存在を出してから〜の、2作目からゴーストとの戦いにした方が良かったんじゃね?とは思いましたね。

 

 

とは言いつつも、結論としては楽しかったです!

続編できて欲しいな〜。

 

 

 

FIN

 

 

 

 

余談

 

っていうか、どうでも良いですけど、ミッチみたいに "言うこと聞かない出来る奴" って、部活だったり、一般企業にも普通にいると思うんですよね。

だから、後輩とか部下を持ったことのある人間なら誰もが今作を観て「いるわぁこういう奴」って思ってる人がいるんじゃないかな〜、なーーーんて思ったり思わなかったり。

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