しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ有・感想】映画『クリミナル 二人の記憶を持つ男』から学ぶ人生

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まーたライアン・レイノルズが似たような映画出てんなーと思って気になってた映画見てきました。

 

これ↓

 

クリミナル 二人の記憶を持つ男

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あらすじ

米軍の核ミサイルをも遠隔操作可能なプログラムを開発した謎のハッカー「ダッチマン」の居場所を知る唯一の人物で、CIAのエージェントのビリーが任務中に死亡した。「ダッチマン」の脅威から世界の危機を救う最後の手段として、ビリーの記憶を他人の脳内への移植する手術が検討され、その移植相手として死刑囚ジェリコ・スチュアートが選ばれた。ジェリコは凶悪犯である自分自身と、脳内に移植されたCIAエージェントのビリーというまったく逆の2つの人格に引き裂かれながら、テロリストとの壮絶な闘いに巻き込まれていく。

スタッフ

監督 アリエル・ブロメン

製作 マット・オトゥール
   マーク・ギル
   クリスタ・キャンベル
   J・C・スピンク

キャスト

ケビン・コスナー     ジェリコ・スチュワート
ゲイリー・オールドマン  クウェイカー・ウェルズ
トミー・リー・ジョーンズ フランクス医師
ガル・ギャドット     ジル・ポープ
ライアン・レイノルズ   ビル・ポープ

(以上、映画.com

 

予告

youtu.be

 

 んー記憶を誰かに転送って最近あったよなー。

 

 

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しかもライアン・レイノルズ…

これは誰もが思ってしまう所だと思います。(笑)

この二作品が続編だったら記憶の行方は

ベン・キングスレー⇨ライアン・レイノルズ⇨ケヴィン・コスナーって事になりますね。(笑)

 

まあ二作品で、やってることは微妙に違うんですけど似てるってのは避けて通れないです。

 

っていう前置きはもう良いとして、『しーまんの映画から学ぶ人生』初めて行きます!

 

先に言わせて。

本作は個人的にめっちゃ褒めたいポイントと怒りポイントがあります。

まず、僕の大好きなアクションスターであるスコット・アドキンスが出演しています!!!

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正直言って彼を出してる時点でだいぶ評価上がりますw

怒りポイントは…

 

彼のアクションシーンが1分1秒もない!!!

ケ!

なにやってくれてるんだマジで。彼からアクション取ったらただのハンサムマッチョでしょ。よりによってスーツ着てるからマッチョ感ねーし。

気にくわないから、僕がアンオフィシャルで彼を宣伝します(笑)

youtu.be

 ちなみにこういった動画をケヴィン・ファイギに見せた事によって

『ドクターストレンジ』出演が決まったみたいですよ。

電気ショックで死んだのにはポカーンでしたけど。

それでも、彼がアストラル体としてCGになってる事に感動したし、

ちゃんと彼の得意技

空中二段変則蹴りをかましてくれたから満足です。

めっちゃ話ズレたんで戻します。

 

 

『クリミナル 二人の記憶を持つ男』を一言で言うならば

 

『セルフレス2』

「ミサイルが飼い主の元へ帰る話」

 

って事にしておきます。

2個目は盛大なネタバレですけどしーらね(笑)

 

それではお次

 

 

 

感想

凄いキャスト出てるけど記憶に残らない…

つまらなくはないんですよ。

可もなく、不可もないって感じ。

セルフレスは、まだ哲学的な要素が入ってたり、記憶というか人格が転送されていて徐々に転送先である脳に元からある記憶や戦闘スキルを思い出したりしていくのが面白い要素でした。

youtu.be

今回はそういった要素があるっちゃあるけど少ない。

凄いキャスト出てるんだから、もっと息を呑むような駆け引きとかやり取りを見たかったな。

そもそもアクションシーン少なめだし。なんだか物足りんって感じ。

ただ、個人的にいいな〜って所もあります。

 

ケヴィン・コスナーの暴力描写

彼が演じるジェリコは感情が欠落してるので、なんも躊躇いなく人間をボッコンボッコンにします。それが、結構容赦なくてねー

僕の斜め前に学生ぐらいの女子二人がいたんですけど目を手で隠してましたからね。

アホかよって思ってしまいましたwすいません(笑)

久しぶりに見ましたよ、エグイシーンを手で隠す人(笑)

まあそれぐらい、感情欠落した人間の罪悪感0暴力を描けてたってことですよね。

 

記憶の扱い

普通に生活してて匂いで昔の事思い出す時ありません?

昔聞いてた曲を久しぶりに聞くと、当時やっていた事思い出したりしません?

それこそ、当時好きだった人の事とか。 

僕はあります。

本作ではそれがしっかりと描かれています。

記憶を転送されてからデップー…じゃなくてビルの記憶を完全に思い出せないんですけど、匂いとか写真で記憶が出てくるんですよね。

そもそも記憶というのは忘れていても脳内にはちゃんと残ってるんですよ。

ただ脳内にある引きだしから取り出せないのが「忘れている」という状態です。

で、印象と結びつけて覚えると記憶を取り出しやすいと言われています。

年号を覚えるとき、語呂合わせを使ったことがない人は恐らく一人もいないでしょう。
「794(ナクヨ)うぐいす平安京」「1192(イイクニ)作ろう鎌倉幕府」。
語呂合わせにすると年号を覚えやすくなるのは、数字だけでは記憶しにくいものを、他のイメージと結びつけているから。
「ナクヨうぐいす」なら、平安京でうぐいすが鳴いているイメージ、「イイクニ作ろう」なら、鎌倉の日本を良い国にしようという意欲が込められているイメージです。このように他のイメージと結び付けることで、後からその記憶をよみがえらせるのが容易になるのです。
実は、人間の脳には「取り出せない(取り出しにくい)記憶」というのが山ほど眠っていると言われています。
それを取り出しやすくするためには、記憶を脳に仕舞い込む際に、語呂合わせによるイメージのような取り出しやすい「取っ手」を取り付けてやるのが最も効果的なのです。

学生のころ、テストでカンニングしようと思ってた物を逆に覚えていて、余裕だと思ってた物が思い出せないとかあったな(笑)

それもカンニングしようという意識が印象となって結びついてるので引き出しから取り出せたわけです。

 何が言いたいかって言うと記憶の特性ってのをちゃんと描いていた事に良い!って思ったんです。

 

死刑囚から善人へ成長!?

最初感情が欠落していた頃は、言ってしまえば野獣ですよね。

で、愛する妻と愛する娘を持った善人の記憶が入った事により感情というものを理解して行く過程とかはまあ、面白かったです。

なんか、ちょこちょこ良いやつになってる瞬間ってのが小出しされていくからギャップで凄くよく見えるんだよね(笑)

ちなみに僕はそーいうギャップ大っ嫌いです。(笑)

女性とかいつも優しい人より、たまに優しい人好きになるじゃないですか。

顔が優しい人と顔がゲキ怖な人がまったく同じレベルの優しい事しても、顔が優しい人はそのままの優しさで、ゲキ怖の人は100倍の優しさに変わりますからね。

優しいしか取り柄のない人間には本当に迷惑なギャップです。

話ズレましたが、戻してもそんなに述べる事ないので、この話題で辞めときます。

 

 

不満も一応あるよ

本作は一応スパイ・アクションというジャンルなんだけど、そのジャンル目線で見ると結構物足りなさ感じました。

例えば

アクション映画を盛り上げる要素「タイムリミット」

ちゃんとタイムリミットの大事さ分かってるんでしょうね。

しっかり取り入れてます。

48時間以内にビルの記憶は消えてしまうから、それまでに解決したい。

という設定…

でも映画内でそんなに盛り上がる要素になってないです(笑)

だから緊迫感そこまでない…

 

感情の芽生えはアクションで見せて

せっかくアクション映画なんで感情の変化は格闘で表現してくれたらおもしろかったかな。

なさけなき暴力⇨暴力⇨技術を感じる戦闘⇨最小限の損傷で敵を倒す⇨また暴力的になる。

といった感じで感情の変化を伝えるみたいな。

やっぱ見て感じるのが映画の楽しさだと思うので。

そこにジャンルは関係ないです。

関係あるとすれば、ジャンルによって表現を変える事。

序盤には無感情の野獣感が結構出てたので本当に惜しい…

そーいえば、ある程度善人の感情が芽生え始めてるのに、女スパイを完膚無きまでにボコボコにするんですよね。

あれは、さすがに引くわw

そこらへんなにやってんの!?って感じ(笑)

 

この映画から学ぶ事ってなんだろなー。。。

 

『クリミナル 二人の記憶を持つ男』から学ぶ人生

勝手ながら

しーまんの定番コーナーにしようと思っている、この映画から学ぶ人生。

今回むずかしーw

 

んー。

何かを記憶として定着させたい時は、印象と結びつけるべし

汚れなき愛は人を変える

って事にしておきましょう!

結構強引ですが、しーらね。(笑)

 

終わりに

まあなんだかんだ楽しみましたよ。

ただ、僕の記憶にはたいして残る事はないかもしれません。

なんか、ブログ書いてると次々と言いたい事思い出したりするんですけど、一個思いついたので言わせて下さい。

クライマックスはボスが飛行場で待ってて、自家用ジェット機で逃げるんですけど、

この展開、古臭くて笑ったw

80〜90年代のアクションでよく見た気がする展開にはちょっとニンマリでした(笑)

でも、ラスボスの愛する女がボコボコにされて殺されてるのに全く触れないんですよねw

この映画何がしたいんだ…という最大の謎を残して僕は映画館をあとにしたのでした。

 

 

Fin

 

ブログ新参者の映画駄話しーまん自己紹介はこちら↓

 

shiiman.hatenablog.com

 

そうそう、記憶って本当に転送出来るかもしれないんだって。

興味あれば是非

gigazine.net

 

 

 

 

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