しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『トゥームレイダー/ファースト・ミッション(2018)』から学ぶ人生(レビュー・解説)

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アリシアちゃん、かんわうぃいい〜

 

 

どん

 

 

『トゥームレイダー/ファースト・ミッション』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 ローアル・ユートハウグ

製作 グレアム・キング

製作総指揮 パトリック・マコーミック
      デニス・オサリバン
      ノア・ヒューズ

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

アリシア・ビカンダー ララ・クロフト
ドミニク・ウェスト  リチャード・クロフト
ウォルトン・ゴギンズ マサイアス・ヴォーゲル
ダニエル・ウー    ルー・レン
クリスティン・スコット・トーマス アナ・ミラー

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

世界的人気を誇るアクションアドベンチャーゲームで、アンジェリーナ・ジョリー主演により映画化もされた「トゥームレイダー」を、「リリーのすべて」「エクス・マキナ」の人気オスカー女優アリシア・ビカンダー主演で新たに映画化。

 

資産家で冒険家の父が残したミッションとして、世界を破滅に導く幻の秘宝を封印することになったトレジャーハンターのララ・クロフトは、次々と降りかかる危険な罠をかいくぐり、誰よりも早くその秘宝のもとへたどり着くため奮闘する。

 

監督は「THE WAVE ザ・ウェイブ」で注目されたノルウェー出身のローアル・ユートハウグが務め、ハリウッドのメジャー映画で初メガホンをとった。(以上、映画.comより)

 

 

予告

youtu.be

 

 

 

 

まえおき

 

世界的人気アクションアドベンチャーゲームを唇オバケことアンジェリーナ・ジョリー主演で実写化させた『トゥームレイダー』

ゲーム自体の人気もあってなのか言わずと知れた映画だと思います。

つーか、何よりもアンジェリーナ・ジョリーがララ・クロフトとしてピッタリ過ぎなんすよね(笑)

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これゲーム版の歴代ララ・クロフトを並べた画像なんだけど、少しづつアンジェリーナ・ジョリーに寄ってきたぐらいですから・・・。

どっちが本家なんだよっていうね。

 

で、ララ・クロフトを演じる人として100点満点のアンジェリーが演じちゃった『トゥームレイダー』をアリシアちゃん主演でリブートするってことで、僕は最初不安だったんですよ。

まず、ララ・クロフトを演じる人の絶対条件に「タンクトップが似合うこと」ってあると思うんですけど、その点で言うと・・・

アリシアちゃんて華奢じゃん!どっちかっと言えば守られる側じゃん!絶対タンクトップ似合わねえじゃん!

って思いました。みなさんもそう思いませんでした?

 

でも予告を観たら、そこにはタンクトップ姿が似合うアリシアちゃんが映ってたんですよね。それで不安は払拭されました。(笑)

肉体改造、頑張ったらしいですね。

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しかも、女優になる前はスウェーデン王立バレエ学校に通ってて、運動神経は折り紙つきらしいので、途中からは「お〜、アリシアちゃん意外とアリかも・・・」みたいな心境にはなっておりました。

 

・・・ってなわけで3月の後半とは思えない寒さの中、さほど期待はせずに観てきましたので早速感想に入っていきたいと思います。

 

 

それでは行きましょう!しーまんの映画から学ぶ人生!!!

 

 

 

ネタバレ感想

 

思ったよりビギンズ的な作品でびっくり(笑)

これはこれでアリだと思うけど、僕は別にビギンズに興味ないので可もなく不可も無い映画って感じでした〜。

 

 

・・・「ファースト・ミッション」ってサブタイトルなんだから、ビギンズ的な作品ってのは初めから分かるだろ!って話なんですけど、ここまでだとは思ってなかった…(笑)

 

ってことで、以下に詳しく印象に残ったことをまとめて行きますね。

 

 

 

 

印象に残ったこと〜

 

 

今回のララ・クロフトはまだ未熟で自立しようと必死。

 

人気シリーズ作品のリブートとなると、ビギンズから描いていくことが多いと思うんですよ。

例えばノーラン版『バットマン/ビギンズ』とかね。

『アメイジングスパイダーマン』なんかも、一作を通してちゃんとしたスパイダーマンになるまでが描かれてるからビギンズって言ってもいいだろうし。

そんな感じで今作もトレジャーハンター「ララ・クロフト」になるまでの話って感じです。

 

ってことで、まだララ・クロフトになりきれてない話だから、色々と前シリーズのララとは違う点がありますよね。

例えば、前シリーズのララは「資産家の令嬢ですけど何か?」オーラがビンビンだったのに対して、今作のララは、「いや〜あの〜、、、実は資産家の令嬢なんすよね〜」って感じで、極力自分の力で生活していこうと必死。メッセンジャーやってるぐらいだし(笑)

あと、強いっちゃ強いんだけど、すごい強いわけじゃないとかね。

・・・まあ、ビギンズを描くとなると、こういった設定にはなりますよねぇ。

アリだとは思うんだけど、正直僕はビギンズとか興味ないんであんまり好きな設定ではないですね(笑)

だってさ〜、カッコいいアクションが観たいんだもん。

ビギンズだと未熟だからなのか知らんけど、カッコいいアクション少ないんですよね…。

前シリーズのアクションの方が倍カッコいいですよ。だってちょっとしたアクションとしてバク宙しながら2丁拳銃抜いてブッ放すんだぜ!? 超COOLだよこれ。

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それになんつったって今作は、何度も言ってますけどララ・クロフトになるまでの話なので、彼女のトレードマークとも言えるクソカッコイイ2丁拳銃「Heckler & Koch USP Match」を最後まで持たないですからね。

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ロングバレルのシルエットっていうかなんつーの?マズルブレーキまたの名をコンペンセイター(反動を抑えるための重り)がついてるシルエット、マジかっけーな〜。

 

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ただビギンズに興味無いとはいえ、ララが最後にこの銃を手にした時は正直ブチ上がりました。ビギンズ系作品の常套手段だなとも思いましたけどねーーー(笑)

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そういえば、今作は一番最初にリングファイトをしてるシーンが出てくるんですけど、あのシーンはちょっとだけ上手かったですね。

流れでいうとララがチョークスリーパーで負けてしまうって感じなんだけど、まず、序盤からアリシアちゃんの腹筋がガッツリ映るわけですから、アリシアちゃんがララ・クロフトを演じれるの?と思ってる人たちに「もう華奢なアリシアちゃんはいないよ」というメッセージを送ることが出来てるし、対戦者に負けてしまいますので、一発で「まだララ・クロフトとしては未熟です」と伝えることも出来てるので、上手いな〜と思いました。

こんな話どうでも良いか(笑)

 

 

 

 

 

個人的には楽しめなかったアクションの数々 

 

ちょっと上の方に書いちゃいましたけど、やっぱララが未熟なので、アクションがねー、、、大したこと無いっていうかなんというか、そこまで楽しめなかったな…。

トゥームレイダーにおいて、ひったくりを追いかけるアクションなんて今更どう楽しめっていうの?(笑)

っていうか、ひったくりのくだり必要ですか!?

まあ、あのくだりが無いとルー・レンと出会えなかったから良いのか(笑)

 

それよりね、同じアクションが多すぎるんすよぉ…。

何かに飛びつくシーンが多すぎるし、マジでくどい(笑)

17作品ぐらいあるゲームを全部やってないからなんとも言えないけど、確かに何かに飛びつくとかはゲームにもあるんですよね。

ただ、それを映画内で何度もやられると絵的に面白く無いです…。

飛んで

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飛んで

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また飛ぶ

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こんなにやられたら笑っちゃいますからね。

 

あとチョークスリーパーも3回ぐらい出てきてた…。

一番最初のリングファイトでは、チョークスリーパーで負けてたから、伏線的な感じで後の展開にチョークスリーパー出てくるのかな?とは思ってたけど、まさか何回も出てくるとは思わなかったwww

ここまで同じことやられると、単純にアクションのネタが少ないのかなー?って思っちゃうんだけど、まぁ・・・ララが未熟だからしょうがないのかもしれない。

未熟だと、アレ出来ないコレ出来ないが多いからアクションの幅が狭まっちゃうのかもね・・・。

それでもさ、一生記憶に残るような印象的なアクションシーンを一個でも良いから入れて欲しかったですね僕は…。

 

何回も前シリーズと比べちゃって申し訳ないんだけど、アンジーのトゥームレイダーでは「空中バレエ」と称して吹き抜けになった大広間でゴムバンドを腰につけて宙吊りになりながら敵と戦うっていう一生記憶に残る印象的なアクションシーンがあったりするので、やっぱそういう印象的なアクションを用意して欲しかったなぁ…。

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トレジャーハンティングものとして見てもそこまでワクワクしませんでした(笑)

 

アクションであんまり楽しませられないのなら、トレジャーハンティングで楽しませれば良いと思うんですよ。例えば謎解きとかダンジョン攻略とかいろいろね?(謎解きもダンジョン攻略も同じか?w)

その点、今作はもうちょっとワクワクさせて?って展開が多かったかも…(笑)

まずさ、リチャード・クロフトがララに残した鍵が入ってるカラクリ箱があったと思うんだけど、アレ・・・なんか楽勝で開くんすよね。まあそれは良いんだけど、そんな感じでヒミコの死体があると言われてる場所の扉もチョチョイのちょーいで開いちゃうんすよ・・・。

 

 

もっとワクワクさせて。

 

なんか、分かんないけど当時の人たちは太陽の位置を重要視していたから、ここをこうすれば開くかも・・・みたいなのもっと無いの?(笑)

フラッシュバックで見せる記憶だけで、なぜ扉を開けられるのかを説明しちゃうの辞めて欲しいんだけどなぁ。

途中で、床が崩れ落ちる中、色のパズルを使って扉を開けるってくだりがあったけど、あれは命の色が緑だから青色と黄色を合わせると開く!っていう謎解きがあるんで、ちょっと楽しいんだけど、「なんでそういうのもっとやらないの?」と変な謎を感じましたよ僕は(笑)

 

ただ、今回のトレジャーというかターゲット?が「ヒミコ」っていうのは、個人的には凄い良かったです。

日本要素全開のものが宝って面白くね?(笑)

なんか怖いじゃん。ヒミコのミイラってなんか怖いじゃん(笑)

一応2013年に出たゲーム版『トゥームレイダー』にも卑弥呼が出てくるので、それが元になってるんですかね?・・・まあなんでも良いけど、とにかく日本要素のものがターゲットだったことにはワクワクしました。

 

あと、ヒミコは触れるだけで人を死に追いやるから、死神扱いされて島流しになったって話だったけど、実際は病原菌のせいでヒミコは何にも悪くなくて、むしろ自分から島に向かったっていう真実も個人的には面白かった。

本当は科学的に証明出来ることでも、昔の人たちは人智を超えた現象に直面したらなにかと "神の仕業" で納得してきたからね。

だからあの展開には「なるほど」と思ってしまいました。ゾンビ化しちゃうあたりはアメリカ映画っぽくて ため息が出ちゃいましたけど(笑)

 

 

っていうかさ、全然話違うんですけど、リチャード・クロフトの秘密基地ってさ、自分のお墓が隠し扉になってるじゃないですか。

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これさ、生前に使用してた秘密基地の扉が自分のお墓っておかしくないですか?

自分が死ぬ前からこのお墓あったの?って思いません?(笑)

 

 

 

 

 

おわりに


僕、『007/カジノロワイヤル』とかもあんまり好きじゃなかったりするので、やっぱり本来強い主人公が未熟だった時の話とかあんまり興味無いんですよね…。

ってことで今作も個人的にはちょっと微妙でしたね…。

ただつまんないとは言えないので、可もなく不可もないって言い方が一番しっくりくるんだよね〜。

いやそれよりも、つまらなくは無いけど記憶に残らない映画って感じ(笑)

でもね上述しましたけど、ララちゃんは自分の使命に気づき、最後にHeckler & Koch USP Matchを手に入れて「ララ・クロフト」になったので、次回作には期待出来ますし、続編が出たら必ず見るとは思います!

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Fin

 

 

余談

 

リチャード・クロフトがジャン=クロード・ヴァン・ダムに見えたのは僕だけでしょうか・・・。

 

あと、アリシアちゃんの走り姿が綺麗すぎたのには感動しました(笑)

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