しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『ザ・ウォール』から学ぶ人生(レビュー)

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今作を見てジェンガがやりたくなったのは僕だけでしょうか。

 

 

ドン

 

 

『ザ・ウォール』

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スタッフ

監督 ダグ・リーマン

製作 デビッド・バーティス

製作総指揮 レイ・アンジェリク

脚本 ドウェイン・ウォーレル

撮影 ロマン・バシャノフ

 

キャスト

アーロン・テイラー=ジョンソン アイザック
ジョン・シナ          マシューズ

 

あらすじ

2007年、イラクの荒廃した村。アメリカ兵のアイザックとマシューズは、瓦礫の中に残る大きな壁に潜む敵を狙っていたが、5時間まったく動きがないため、マシューズが様子を見るために壁に近づいたところ、想定外の場所から銃撃されてしまう。援護に向かったアイザックも銃弾に狙われ、なんとか壁の背後に退避したものの、まったく身動きが取れなくなってしまった。その時、仲間を名乗る謎の男から無線が入り、その声にかすかな訛りを聞き分けたアイザックは、男の正体を確認しようとするが……。(以上、映画.comより)

 

予告

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最近、普及が著しいVOD系サービス。

代表的なのは「Netflix」「hulu」「Amazonビデオ」などですよね。

これらは本当に普及が凄くて、映画館で上映せずにオリジナルコンテツとして配信だけで済ませる"映画"が増えてきました。そんなの映画って言っていいのか分からないって言うか、まず映画館で上映してから配信すれば?なんて思うのですが、Netflixなんか特にオリジナルコンテンツを頑張っていますよね。

誰もが知ってるブラット・ピットやらウィル・スミスなんかもNetflixオリジナル作品に出演してますから、、、

という事であまりにも普及が凄いものですから、僕は映画監督とか有名俳優がみんなVODコンテンツの制作に行ってしまうのではないかと少々恐怖を抱いています(^_^;)

そんな中で今作はAmazonスタジオ制作の映画なんですよね〜。

それで、Amazonスタジオ制作の映画って今まで見た事ないかも・・・と思いまして今作『ザ・ウォール』を少々楽しみにしてました。

 

で、俺たちの新宿バルト9で見てきましたので早速いつも通り初めて行きたいと思います。

 

それでは行きましょう。

しーまんの映画から学ぶ人生!!

 

 

 

まずは

 

 

 

監督・キャスト紹介

 

 

監督ダグ・リーマン

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この方の映画、ほぼ全て見てますが致命的につまらない映画ってないような気がします。

フィルモグラフィーについては『ボーン・アイデンティティー 』を監督したら大ヒットして、続編の『ボーン・スプレマシー』と『ボーン・アルティメイタム』は制作総指揮にまわってます。実はスプレマシーとアルティメイタムの間に『Mr.&Mrs. スミス 』を監督してるんですけど、2002年から2007年まで作ってきた映画が全部スパイ映画なんすよね(笑)

そんで2008年に監督したのが『ジャンパー』という作品で、個人的には瞬間移動の映像演出が割と好きな作品です。

あとは『フェア・ゲーム』を撮って、2014年に有名な『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を撮ってからの、今作『ザ・ウォール』って感じです。

これから公開が控えてるトムクルーズ主演の『バリー・シール/アメリカをはめた男』の監督でもありますので、割と今トレンドの監督さんなんじゃあないでしょうか。

ついでなんでバリーシールの予告をどうぞ↓

youtu.be

 

 

 

 

アーロン・テイラー=ジョンソン アイザック

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上の写真だと誰だか分からない人結構いるんじゃあないかな?(僕は映画見てて何度もこの人アーロン・テイラーで合ってるよね?ってなりましたw)

まあ彼が他に何を演じてるか知ってる人ばっかりが見に行ってる作品だとは思いますけど一応こいつですよ↓

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この頃まだ顔があどけないな〜。

って言うのも、アーロン・テイラー=ジョンソンってまだ27歳で全然年齢が若いんですよね。

なのに、、、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を監督した23歳年上のサム・テイラー=ジョンソンと結婚してるっていう話はそこそこ有名です。

いくら綺麗とはいえ20代で奥さんが50歳って考えられないんですけど…

まあ「愛」ってのは人それぞれか、、、

こんな話はどうでも良いんだw

 

フィルモグラフィーの話をすると、みんな大好きアベンジャーズ2でクイックシルバーを演じたりしてるんですけど、この方27歳で結構出演作品が多いんですよね。

なぜかと言うと10歳ぐらいから活動してるからです。

それに関してジャッキー・チェン好きからすると黙ってられないネタがあるので簡単に紹介しますね!(知ってる人はスルーしてくださいw)

ジャッキーチェン主演の『シャンハン・ナイト』って映画見た事ありますか?

見た事あったら思い出して欲しいんですけど、ジャッキーの動きに衝撃を受ける泥棒のガキンチョいませんでした?

あの子がアーロン・テイラー=ジョンソンです。

この子この子↓(⦿_⦿)

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(面影がないようであるっちゃある・・・)

 

 

 

 

さてさて、そろそろ

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

オモシロイ所はオモシロイけど、暇な所は超暇

 

僕、ジョンウィック2の感想を気付いたら12000字も書いてて衝撃を受けたんですけど今作は大した量の文章を書ける気がしません。

それぐらい良くも悪くも動きがないんですよ…(笑)

詳しく言うと物語の動きはあったりするんだけど、誰もが見て分かる単純な体の動きってのはほぼないです。だからね〜僕は結構暇に感じた人がいるのでは?と思いました。

ちなみに僕は

 

暇でした。

 

ただ、別に「ヒドイ映画だ・・・」とまでは思ってないので、いつも通り印象に残った良かった所・悪かった所を以下にまとめて行きたいと思います。

 

じゃあまずは

 

 

良かった点

 

 

・動きがある時とない時の差が激しすぎて良い意味でギャップが生じている

 

どういう事かと言うと、DV男に惹かれる女と一緒だって事です

 

「・・・」

 

より意味が分からなくなりましたねwww

えーとですね、DV男に惹かれる女性って要はギャップに弱いって事じゃあないですか。

そういう方って、普段は暴力とかふるってしまうけど、たまに見せる彼氏の優しさが凄く大きく感じてしまって別れられないって感じだと思うんですけど、今作も作品のテンションがそんな感じなんですよ。(笑)

いいですか?何も動きがない時は寝そべって無線で会話してるだけですからね?

なんだけど一度動き始めると、自分は敵の位置を把握してないのに敵は把握出来てるから絶対狙撃されるしで急に緊迫感が出てハラハラドキドキします。

別にやってる事自体は壁を超えて無線を取りに行くぐらいなんですけど、動かないシーンと動くシーンで高低差がありすぎてギャップが生じちゃってるので、動き出したら普通以上に緊迫感を感じるようになってました。意図的なのか知らないけど。

 

そのDV男的なギャップってのは序盤からで、序盤ってずっと主人公と相棒の寝転がりながらのジョーク合戦ですよね?

しかも「こいつら何十時間もずっとここで待ってるんだろうな〜」ってのが伝わるぐらい暇っていうか何もな〜い感じなんですよ。

なんだけど、相棒のマシューズが痺れを切らして動き始めると「え?マシューズさんいつ撃たれんの?怖い怖い」って感じでそわそわした緊迫感が生まれるんですよ。

しかも観客とマシューズが聞こえてる音ってのは風と無線の声だけなので、静か〜な雰囲気でいつ撃たれるか分からない感じが出てて良かったですね。

これも最初の暇な感じが良いギャップになっていると思います。

そして、マシューズが見事に撃たれてしまって、主人公は狙撃されないようにジグザグ走りながらマシューズを救出しようとしますが、右足と無線を撃たれてしまいます。

そっから壁の裏に逃げ込んで、俗に言うシチュエーションスリラーが始まって行くんですけど、主人公は足を負傷してしまっているので自在に動けないんですよね〜。

なのでそこからは基本的に無線での会話だけになってくる。

アクション好きの僕からすると、ここら辺で暇に感じてきてしまうんですけど、無線での会話だけと言いつつも、会話の中に正体の探り合いがあったり、会話とは別で敵の位置を断定したり、壁が崩れそうになるとか、何かしらちょっとした展開はあるので、僕は暇だ暇だって言ってますけど一応暇しないようには作られてると思います。

 

 

 

・痛い演技

主人公は足を撃たれてしまいますけど、普通のアクション映画だったら包帯巻いとけば治るような傷でも今作ではそういうわけにいきません。(笑)

本当痛そうでした。

アーロン・テイラー=ジョンソンって声がフニャフニャしてるというか、ちょっと声のトーンが高めなので、いい意味で情けない感じの声が出るんすよ。

だから銃弾を傷口からエグリ出す時に首に巻いてるモノを噛みながら「ンギャーーーー!」って言ってる感じが本当に痛そうで良かったです。

てか久しぶりに見ましたよ、映画でリアル鼻水ブシュって出る所。

痛みを我慢するために布を噛んでて、荒い呼吸を鼻でするしかないので鼻水がブシュって出てしまうんですけど、演技が本気だからかブシュって出たと思ったら息を吸うのと同時にシュッって戻って行きますからねwww

あそこに関心してしまったんですよね僕。(笑)

 

 

 

 

 

悪い点

 

・シチュエーションスリラーとしては暇かな…

なんかね〜シチュエーションスリラーを楽しくする条件があるとしたらそれを満たしてはいないと思うんですよね…

個人的にシチュエーションスリラーを楽しくする条件って考えれば何個かあると思うんですけど、一つは観客と登場人物で謎に思ってる事が同じって事だと思うんですよね。

例えば、なんで閉じ込められてるのか観客も登場人物も分からないとか、敵の正体が分からないとか、どうやってワンシチュエーション(身動きが取れない)な状況を突破するのかとか、、、

要はシチュエーションスリラーって登場人物が少ないから、主人公だけが映ってるシーンは多いけど、敵だけが映って何考えてるのかとか陰謀などが観客だけに分かるっていうシーンはあんまりないんですよ。ってか絶対と言って良いほど無いと思う。

なので登場人物と観客が謎に感じてる事が同じになるから、登場人物が謎を解決するのと同時に観客も謎が解決されて、アクションではなくても臨場感があって楽しいと思うんですよね?

で、今作も謎ってちゃんとあるんですけど、その"謎"の存在感が薄かったり、すぐ解決するモノだったりで、あんまり主人公と観客が感じてる謎が同じじゃない気がするんすよ。

例えば上の方で正体の探り合いって書きましたけど、無線での正体の探り合いがあるじゃないですか。

あれって主人公が勝手にアクセントで無線の相手が味方じゃないって気づいただけなので、そもそも主人公と観客が同じく感じてる"謎"にすらなってないんですよ。

主人公だって最初無線の相手が味方だと思ってるから、観客も無線の相手は味方だと思って"謎"にはならないですよね。

だからアクセントでスナイパーだって気づいても「あぁそうなんですね、了解しました」ってぐらいしか思えないし楽しめないです。

まあ、でもこれは最初から謎にする気がない感じもするので良いや。

 

個人的に凄い引っかかったのは、死体の数についての謎ですね。

スナイパー1人に対して死体の数がおかしいっていう"謎"があると思うんですけど、それにはちゃんと理由があったじゃあないですか。

でもね〜、、、謎としての存在感が無さすぎて理由が判明した時に「あ、それって寧ろ謎だったんすねw」っていう変な驚きになってしまったというのがありましたね(笑)

だって最初の段階で「数人で撃ったんだろ」とか言って仮説を立てて解決しちゃうもんだから、もうその話は終わったんだって思いますよね(笑)

絶対主人公もその謎忘れてたよw

もうちょっと死体の数についての"謎"の存在感を強くして、主人公と観客とで謎をリンクさせてれば、「これってもしかして、無線で人を数回に分けて呼び出してるんじゃあ・・・」とか考えたり出来るので楽しさが変わってくると思うんですけどね、、、

 

 

 

でも、敵の位置を計算で導き出すのは面白かったですね。

 

 

 

 

今作から学ぶ人生

 

"我慢出来ないとろくな事がない"

 

今作の主人公たちって、要は我慢大会に負けた2人なんですよね(笑)

主人公と相棒の2人は何時間も待ってましたけど、それはスナイパーのジューバも同じだったワケですから(笑)

 

 

 

 

余談

 

実は今作を見てて一箇所寝落ちしてしまいました。

ほんとにただただ会話だけのシーンが死ぬほど眠いんだもん・・・

なので感想もふんわりしてていつもより自信がないです。

m(__)mスンマセーーーーーーーン

 

 

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