【ネタバレ有レビュー・感想】『パワーレンジャー』から学ぶ人生
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「it's morhine time!!!!!!!!!!」フォォォォォォォオオオオ
ドン
『パワーレンジャー』
スタッフ
監督 ディーン・イズラライト
製作 ハイム・サバン
ブライアン・カセンティーニ
マーティ・ボーウェン
ウィク・ゴッドフリー
キャスト
デイカー・モンゴメリー ジェイソン・スコット/レッド・レンジャー
ナオミ・スコットキン バリー・ハート/ピンク・レンジャー
RJ・サイラー ビリー・クランストン/ブルー・レンジャー
ベッキー・G トリニー/イエロー・レンジャー
ルディ・リン ザック/ブラック・レンジャー
あらすじ
紀元前、世界の運命を決める大きな戦いが起こり、5人の戦士によって地球は守られた。そして現代。平凡な毎日を送っていたジェイソンら5人の若者は、偶然にも同じ時間・場所で不思議なコインを手にしたことから、超人的なパワーを与えられる。戸惑う彼らの前に、かつて世界を守った「パワーレンジャー」の1人であるゾードンと機械生命体アルファ5が出現。再び地球を滅ぼすべく復活した悪の戦士リタ・レパルサを阻止するため、ジェイソンたちが新たなパワーレンジャーに選ばれたと告げられるが……。(以上、映画.com)
予告
いや〜、、、
正直、戦隊モノって敵1人に対して5人でボコしにかかるから、仮面ライダーの方が好きなんですけど、わたくしのルーツとして戦隊モノってのは避けて通れないわけでして、戦隊モノがハリウッドで実写化すると聞いた時は熱狂しましたよ…
(一応わたくしのルーツ↓)
そんで予告編が公開された時、なんでか分からず涙がボロボロこぼれました(笑)
1:15ぐらいに横並びで堂々と歩いていくシーンで何回見ても泣いてしまいます。
気持ち悪いですよね。
でも、少年時代を支えてくれた作品が最新の映像技術でスクリーンに映ってるってだけでなんか泣いちゃうんですよ…
それぐらい好きなんです。
といった点で7月上映作品の中で結構楽しみにしてた作品なのでクソ暑い中、公開日の朝一で見てきました。
という事で初めて行きましょう!しーまんの映画から学ぶ人生!!!!
まずは
キャスト紹介
デイカー・モンゴメリー/ジェイソン・スコッド/レッドレンジャー
エンジェルグローブ高校アメフト部の元伝説的スター選手。ある致命的な事件から選手生命を絶たれてしまい、父親の期待を裏切った自分の存在価値に悩み苦しむ。
この人僕と年齢が…まあいいや
なんかイケメンなんだけど老け顔というかちょっと生え際が…まあいいや。
ナオミ・スコット/キンバリー・ハート/ピンクレンジャー
学校の人気女子グループの中でも筆頭のアイドル的存在。誰もが憧れる存在だったが、小さなきっかけでグループから孤立してしまう。
すいません!この子可愛いっす(笑)
フィルモグラフィーの話すると『オデッセイ』に出てますね。正直「出てたっけ?」って感じですが。
RJサイラー/ビリー・クランストン/ブルーレンジャー
亡き父親との思い出の遊び場である金鉱を心の拠り所にしている、内気で物静かな少年。機械の扱いに長けている。
典型的な黒人キャラでおしゃべりモンスター。
ベッキーG/トリニー/イエローレンジャー
エンジェルグローブ高校の転入生。両親の転勤のため度重なる転校で友達がおらず、一人での行動を好み、いつも周囲を観察している。
なんか、可愛いんだけどケツがデカイ?(笑)足がむっちんむっちんでした。
元々シンガーとして活躍してる方で今作が映画デビューだそうです。
ついでなんで彼女のデビューソングをどうぞ
ルディ・リン/ザック/ブラックレンジャー
不登校を貫くアウトロー。向こう見ずな遊びを繰り返すお調子者だが、病気で伏せがちな母の看病をする優しい一面も。
この方、おそらく今後もっといろんな映画で見かけるようになる気がします。
というのもプロフィールがこんな感じでして↓
1987年生まれ。中国出身。中国で2015年興収No.1ヒット映画『モンスター・ハント(原題:捉妖気)』を始め、数本の映画出演を経て、アジアで人気急上昇中。Netflixドラマ「マルコ・ポーロ」などに出演。英語、中国語、広東語を流暢に使い分け、ムエタイと柔術の達人。(公式サイトより)
既にアジアでは人気急上昇中みたいだし、英語ペラペラでムエタイと柔術の達人という事はバリバリ活躍出来るじゃん!!!
『パワーレンジャー』を一言で表すなら
超人化から変身までもったいぶります青春成長物語
『パワーレンジャー』テキトーあらすじ紹介※ネタバレ
謎におちこぼれ5人が集結→いつのまにか全員が自分に適したコインを拾い→超人化→パワーお楽しみタイム
→訓練(なかなか変身しないな…)→しみったれタイム→1人死亡→楽勝で復活→やっと変身→ちょっと戦って→ゾード戦
→ぶっ飛ばして→ジョジョ第二部カーズの最後みたいになって→おーわり
『パワーレンジャー』感想
え、なんか感想が「無」なんですけどどうした俺!!!(笑)
え〜っとですね。
マジで何書いて良いか分からねーです(笑)
いっつも映画見たら語りたい事があり過ぎてどうしようもない気持ちになるからこーやって感想ブログ書いてるのですが、久しぶりに感想が「無」の映画を見ました(笑)
うーん、なんか楽しいパートもあれば、なんだかな〜っていうパートもあって感情が上がっては下がってを繰り返して結果的にプラマイ0になって「無」になった感じです(笑)
そもそも戦隊モノって50話ぐらいあるもので、それを映画の時間枠に収めるってのも難しい話なんですけど、それが露骨に出ちゃったのかな?(笑)
まあその話は今はいいや
とにかく、感想ブログをやっている以上「今回の感想は無で〜す」なんて事死んでも出来ないので、思った事をまとめて行きます。
誰もが思うでしょう、変身までなげぇ!
予想外だったのが変身までかなり長いって事。
超人化するのは早いんだけどそれからが長い。
そして、総じて言ってしまうとストーリ展開が微妙というか、なんか惜しい…という感じです。
まず、ストーリー展開の話をすると、序盤から主人公のジェイソンが謎に牛を引き連れてくるんですが、それは置いといて警察からの逃走が始まったと思ったら、長回しで車の中からカメラをグルグル回しながらジェイソンを映したり、後ろから追ってくる車を映したりしてて「お〜なんか面白い」って感じのちょっとした演出の遊びがあって
その次は、学園モノ定番のいじめ描写が出る。
いじめられっ子(ビリー)がいて、それを助ける主人公がいたりで定番だけど正義感感じられる良いシーンですよね。
で、その後割とすぐ、コインが埋まってる場所に5人が運命なのか必然なのか偶然集まるんですよ。この集まり方が強引というかなんというか…「他になかったのかな・・・」と思いました(笑)
もっと綺麗に5人が導かれるように描かれていたらうおー!!って興奮するし面白いんですけどね…
だって資格あるものにコインがって設定でしょ?
なんかあんまり必然性を感じる集合の仕方じゃないんですよね〜主人公とビリーは必然性を感じましたが、他の人たちはいっつもここに来るのが好きなんですみたいな感じだからさ〜
「他に無かったのかな・・・」って思っちゃいますよ。
例えばですけど、キンバリーはいじめとして、あの女2人に車で「あの場所」へ連れてこられて置いてけぼりにされる…そしたらジェイソンとビリーがいたとかさ。
なんかそっちの方が必然性感じません?感じないか…(笑)
でもここもまだ退屈ってわけじゃない。
てか文句言ってるけどむしろちょっと楽しい。
その後、コインを拾って、いつのまにか全員がそれぞれに適した色のコインを拾っていて列車に衝突をされたと思ったら家で目覚める。
そんで自分の体の変化に戸惑いますけど、自分の超人化に戸惑う場所ってのは洗面所が定番ですね(笑)『アメイジングスパイダーマン』でも出てくるし、あと『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』も洗面所でアダマンチウムの爪に戸惑ってましたよね〜
こんな感じで毎回話がずれるのが僕の悪いクセなのですが、話を戻します。
体の変化が自分だけじゃないという事になって、もう一度「あの場所」で5人が合流するのですが、ここで超人的パワーお楽しみタイムがあってから、パワーレンジャーの基地のような所に行ってゾードンと出会う。は〜ここまでそれなりに文章書いたのにまだ
変身しないんすよこいつら!!(笑)
いや分かりますよ?悩みとか未熟さが色々あって変身出来ないのは。でもそんなのとりあえず変身してから悩めい!!こっちは変身をどれだけ楽しみにしてると思ってんだよ〜って感じでした。
まあまあそれでも正直、変身は盛り上がりの最終兵器だから、変身を伸ばすのは分かるし良いんだけど、アクション的な盛り上がりをもっと見せて欲しいです。
その点、サムライミのスパイダーマンとか良く出来てるんだよな〜
あとね、彼らが変身出来ないのは「自分を犠牲にする覚悟が無い」って事で変身出来ないんですけど、その事実には最後に気づくんですよ。
それまでは「みんなの事知らないから変身出来ないんじゃね?」
みたいな感じでキャンプファイヤー的な事をしながら語り合うわけですよ。
ん〜なんか良いっちゃ良いけど、この手の映画ってアクション的に盛り上がるパートが最低三つあると楽しいから、最初っから変身出来ない理由は覚悟が無いからって事にしておいて、それに対して悩みもがく、だけど1人だけ変身出来てしまい、中盤のアクション要素として敵が暗躍し始めて、それを1人だけ変身出来てしまった奴が止めに行ってボッコボコにやられて死んで、残った4人それぞれが、自分がやらなければいけないと自覚して宿命を受け入れ、同時にチームワークの大事さも培って変身!!あ、すいません間違えました。
「it's morhine time!!!!!!!!!!」
みたいな感じの方が盛り上がるし、なんか心動かされると思うんですよね(笑)
しかもティーンエイジャーなんだから、そりゃ地球の運命背負うために自分を犠牲にする覚悟ないでしょ?8月に地球の運命を背負う責任を背負いたくてしょうがない僕の好きなクモ少年の話が公開されますけど、普通そんな覚悟無いですよ。
でも
「全員落ちこぼれじゃねーか!何も失うモノないじゃんか俺たち!」
って感じで全員が覚悟するって流れだと、5人全員が落ちこぼれって設定も生きると思うんですけどね。どーでしょ(笑)
…
結構文句言っちゃいましたけどぉぉぉぉぉぉお!!!!だがしかーーーーし!!!!
彼らがついに変身してから横一列で並んで歩く時にぃぃぃぃいい
号・泣
我ながらただのバカですね。
予告編でも何回も見てるのに何回も泣くんですよどーしても(笑)
そんでさ、やっと涙腺の蛇口がしまってきたと思ったら、水面からバッシャーンってなって「ヒーロー着地」又の名を「三点接地」そして又の名を「スーパーヒーローランディング」が横一列に決まる!!
「ザッ」
蛇口「キュル」
号・泣
水中での戦いもチームワーク全開の戦い方でgoodでした。
って事でね変身してからテンションかなり上がったんですけど、
戦いが少なすぎる…
許せないのが割とすぐゾードに乗るんだよ…いやいや早いって…
もっとファンを接待してくださいよ。
5人で大量の雑魚敵を倒す→人型のボスを倒す→ボスが巨大化したからメガゾード参上!!
が戦隊モノの定番だと思うんですけどね。
散々待たせておいて変身ではテンション上げさせてくれるけど、それ以降は求めてる事をあんまりやってくれないというドSプレイで僕は辛かったです…
敵が全然魅力的じゃあない
これはストーリー展開にも通ずる所なんですけど、彼女の圧倒的強さが出るシーンってパワーレンジャーにまだ変身出来ない5人が生身で彼女と戦う所だけなんですよ。その後5人を拘束してから1人殺しますけど、その殺し方が海にポイってするやり方で、子供向けを意識したか知らんけど割と優しいんですよ。
残り4人の拘束をといてあげちゃうし。こういう所も他になんかないの?って思っちゃうんですけど、まあ良いとして、せっかく生身の5人では歯が立たないってシーンがあったんだから、その後、自身を犠牲にする覚悟を手にした、生身ではない5人とリタとの格闘による戦いは用意するべきですよどう考えても。
最終的にリタはアンパンチ食らったバイキンマンのように空の彼方もはや宇宙まで行ってジョジョ第2部のカーズのようになります。
(おそらくリタも考えるのやめたと思いますw)
アンパンチ展開も別に良いんだけど、やっぱり一度かっこよく5人と戦って負けてから、彼女自身が巨大化するか、最終兵器として巨人を出して、その後メガゾードに負けて、結局まだ生きていて負け犬の遠吠え的な事をしていたらアンパンチされて宇宙に飛ぶって展開の方が良いと思うんですよ。
扱いが雑だから結果的に全然魅力的じゃあなくなっちゃてる…
そもそも彼女は純粋なる悪なんでしょ?そう感じた所一個も無いです(笑)
紀元前でリタとパワーレンジャーが戦ってるシーンがちょっとだけあれば、物語の盛り上がるバランスとしてgoodだと思いますし、リタの圧倒的な強さも描けたと思いますが、時間的にキツイんでしょうね。他にもたくさんカットされてるみたいですし。
(本当はブラックが体の変化に戸惑うシーンとかあったみたいです)
リブート系のデザインってこーなるよね
デザインに関しては映画見る前から分かってはいましたけど、そんな好きでは無いですね笑
まぁ、こーいうハリウッド化とかリメイクとかリブートってのは元のデザインよりグチョグチョしたデザインになりがちだけど今作はデザイン完成前のボツデザインというか、ラフデザインが採用されたみたいな感じですよね。
例えばこれなんかウルトロンの没デザインなんだけどグチョグチョしてますでしょ?
まぁとにかくグチョグチョしてんすよ笑
で、グチョグチョしてる事はいいんだけど、唇の形がきれーーーに出てるのがちょっと嫌なのと男3人の胸元が胸筋の形というよりか、とんがったお◯ぱいっぽいんですよねー。
それがちょっと嫌ですというだけの話です(笑)
メガゾードの合体これでいいの?
ゾードが合体してからはマシーンといよりか、結構細身なので鎧を着た生命体って感じの方が強くなるんですけど、まぁそれは良いとして、もっとガッチャンガチャガチャガシーン見たいたな少年が上がる展開が欲しかったな。
実際にガチャンガチャガチャガシーンが必要ってのは作り手も分かってるからか、ちょっとだけ入れてはきます。背中がちょぅとだけね。
もっとやれぇぇぇぇぇいw
まぁこんぐらいですかねー。
パワーレンジャーから学ぶ人生
やはり
真のヒーローとは損得感情を抱かず自身を犠牲に出来る者
ですかね〜
映画内でも語られますしね。
そこまで深くは語られねーけど(笑)
真のヒーローとは損得感情を抱かず自身を犠牲に出来る者に関しては『ローガン』の記事で似たような事書いておりますので良かったら。
まとめ
僕は今作を見てる数時間は小学生に戻ってます。その小学生の観点でみたら正直物足りないというか、もどかしい気持ちでした。
だって小学生に高校生が悩んでる姿見せてもしょーがないでしょ。正義が悪を成敗してる所(アクションも)をたくさん見せて欲しいんです。
悩むのなら覚悟が無い事に関して悩むの一点張りにするか、二作目以降で悩んで欲しいですね。
ただ、今回言いたい事がまとまらなくて感想書くのに非常に苦労したのですが、なんでか考えた所、文句はありつつも青春描写はやっぱ楽しいし、変身したら結局泣くんだけど細かな所に嫌な所があったりで、テンションは上がるんだけど、細かい所でテンション下がったり。
テンション下がったり上がったりの応酬があった結果、感想がプラマイ0になって感想がまとまらなかったんだと思います。笑
皆さんはパワーレンジャー見てどう感じたんでしょうかね…
面白かった!!という人もたくさんいらっしゃるとは思いますけど、僕と近い考えの人もいるんじゃ無いかな?どーだろ…
って事で、訪問ありがとうございました〜
暇で暇でしょうがない時にまたきてね〜
Fin
余談
色んなヒーローの名前が出てくるのは嬉しかったですね。
てか、そもそも今後パワーレンジャーの基地になるであろう施設。
あそこ、完全マンオブスティールにしか見えないすよね笑
あ、そうそう、なんで「it's morhine time」(さあ変身だ!!)を壁のおっさんが言うんだよ。
そこはこーでしょ。
(変身出来るようになった時に)
ゾードン「変身には掛け声が必要だ*%$#&▷と叫ぶんだ」
レッド 「wha...what!?」
アルファ「ゾードン様、それ英語じゃないですよ!」
ゾードン「そうだな、、、it's morhine timeだ」
レッド 「…」
(目をつぶって深呼吸するレッド、そして目を開く)
レッド 「さあ行くぞ」
全員 「it's morhine time!!!」
びっくりしながらも変身がはじまり〜〜〜〜〜
デーン
でしょ。
お願いですから次回作とかでちゃんとやってください。