【ネタバレ感想】映画『ライフ』から学ぶ人生(レビュー)
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正直全く期待しておらず、好きな俳優が出てるから見に行った映画。
ドン
『ライフ』
スタッフ
監督 ダニエル・エスピノーサ
製作 デビッド・エリソン
ダナ・ゴールドバーグ
ボニー・カーティス
ジュリー・リン
キャスト
ジェイク・ギレンホール デビッド・ジョーダン
レベッカ・ファーガソン ミランダ・ノース
ライアン・レイノルズ ローリー・アダムス
真田広之 ショウ・ムラカミ
アリヨン・バカー レヒュー・デリー
あらすじ
火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。(以上、映画.com)
予告
この映画、まったく期待してなかったどころか予告編すら見ておりませんでした。笑
というのもですね、僕、ライアン・レイノルズとジェイク・ギレンホールが大好きなので、
「あ〜ライアン・レイノルズとジェイク・ギレンホールがライフって映画出るの〜?」
ポスターをネットでチラリ。
「じゃあ見に行くに決まってるだろ」
と言った感じで予告編も見ないでポスターだけチラッと見て見に行くの確定しておりました。
その結果、僕がアホなだけなんですけど上映始まって「はい!?これ、パニック物なの!?」ってなってましたwww
ポスターもチラッて見ただけなので、宇宙を舞台にしたいい話なんだろうな〜ってしか思って無くて鑑賞終了してからポスター再確認したら、ちゃんと「人類の夢も希望も砕かれる」と書かれていて思わず一人で「フッ」って鼻で笑っちゃいましたよw
もう、勘違いしてもしょうがないでしょ。
だってポスターもチラって見ただけだと良い話そうに見えんじゃん!!
しかもタイトルが『ライフ』だったら尚更そう思うだろ!
俺が知ってる『ライフ』というタイトルの映画は良い話の映画しか知らんぞ!!
って事でね、僕が映画の内容を勘違いして見に行ったという前置きはこの辺にして、感想に入って行きたいと思います。
それでは行きましょう。
しーまんの映画から学ぶ人生!!!!
まずは
キャスト紹介
ジェイク・ギレンホール デビッド・ジョーダン
ほんとギョロっとした目だよな〜
まあ、俗に言うカメレロン俳優ですよ。
今作の役はカメレオン俳優って言葉が出て来るような役柄では無いけど、とにかくカメレオン俳優なんです。(笑)
父親が映画監督で小さい頃から演技の指導を受けてたんですよね〜。
その父親の指導法ってのが、椅子に座らせては
「はい、次は立って」
「はい、次は座って」
「はい、立って」
「はい、座って」
というやり取りを永遠とやらせるという指導法。
僕なんかは「ベストキッドかよっ」と思ってしまのですが、実際にこの「ベストキッド流演技指導」(勝手に命名w)をやらせる事によって自分は何のために立って座ってを繰り返しているのか自分で真意を考えるようになっていったみたいです。
この指導があったからか、演じるキャラクター1人1人を真剣に考えて考えて考え抜いてから演じてるんでしょうね。
で、話変わりますが、彼が主演していて僕が好きな映画は『ミッション8ミニッツ』『ナイトクローラー』『エンド・オブ・ウォッチ』です。
・ジェイク・ギレンホールの小ネタを紹介
1.彼の姉はこの人。
マギー・ジレンホール(ダークナイトシリーズで2からレイチェル役になった人)
あなたが考えた事は
「ブ◯イクだな〜」ですね?(笑)
2.『バックブロークマウンテン』で共演した故ヒース・レジャーの長女の後見人になっている
レベッカ・ファーガソン ミランダ・ノース
『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』で認知度を上げた女優さんですかね〜ミッションインポッシブルではアクション結構披露してましたが、アクション経験全然無いのに頑張ってアクション練習して本人がちゃんとアクションやってたみたいですよ〜。
まあ今作においてアクションはあまり関係ない話ですけど、熱意がある女優さんって事にして置きましょう(笑)
フィルモグラフィーはあまり多く無いので割愛させて頂きます。
ライアン・レイノルズ ローリー・アダムス
はい、来ました〜〜〜〜!!!
僕の超好きな俳優!!
まあこの方、おしゃべりでしょうもないギャグを飛ばしてるような役がクソほど多い俳優さんなんだけど、それは私生活でもそうだからしょうがないんですw
自分で自分の事「おもしろオジサン」って言ってるぐらいですからね(笑)
しょうもないギャグを飛ばしてるとは言いつつも、あの最高な映画『デッドプール』のギャグは大半が彼のアドリブなので、しょうもないギャグのセンスは超一級レベルです。
しかし、ただの面白野郎に留まらず彼は凄まじい肉体をお持ちで「カッコ良いカラダの男性俳優ランキング」で一位になったり、「最もセクシーな男」に選ばれるぐらいのイケメンマッチョです。
(マッチョなだけじゃなくて筋肉の羅列が美しいんだよな・・・)
なのに長いこと大ヒット作に恵まれなかったんですよね〜。(結構な本数出演してるのに)そこでやっと大ヒットしたのが『デッドプール』です。
彼は『デッドプール』を実写化するとなったら俺しかいないとデットプールの主人公「ウェイド・ウィルソン」に対して運命を感じてたそうです。
デッドプール原作の中にウェイド・ウィルソンの顔はライアン・レイノルズとシャーペイ(犬)を混ぜたような顔だと言うセリフで運命を感じたらしいですよ。
とにかく『デッドプール』の中に自虐ネタとしてライアン・レイノルズが鳴かず飛ばずだった事が触れられているぐらいヒット作に恵まれなかった彼ですが、ずっと折れずに陽気なおもしろイケメンおじさんを貫き通してる所が凄い好きなんですよぉぉぉぉお。
ちなみに僕がライアン・レイノルズを好きになった作品は『ブレイド3』(04年)です。
※以降、結構な勢いでネタバレします。
ネタバレ絶対嫌な人はこんなクソ記事を見るのではなく至急映画館へGOしてください。
あらすじをザッと紹介(ネタバレ)
だ〜いじょぶだ〜いじょぶ、こいついつまで経っても起きね〜から叩き起こすだけよ。
あ!手が!!!!
ボキボキ〜〜
助けに行くぞ!
あ!体内に!
オエ〜〜〜ゴボゴボ
ここから出すな!!
あ!逃げられた!!
頭良すぎんだろアイツ!!
てか、なんかデカくなってね?
てか、クソ寒くね?
もう、地球帰ろうぜ
開けちゃダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええ
ってな感じで、乗組員を超バカにしての「ザッとネタバレあらすじ紹介」でございました。
今作を一言で表すなら
頭良いヒトデの成長物語
ネタバレ感想
いーじゃんいーじゃん怖いじゃーん!!
頭いいって怖いね~
です。
思ったより楽しかったですよ。
ただ、今回どうしても『ゼログラビティー』と『エイリアン』の掛け合わせ感が拭えないのは事実ですよね。
まあ、それはしょうがないから良いか(笑)
とりあえず、それも含めて印象に残った所をいつも通りまとめていきます。
怖かったポイント
カルヴィンの謎の生命体感が凄く良い
カルヴィンは最終的には何形態あるんだよってぐらい形態変化しますが最初の方は芽みたいな姿からヒトデのプラナリアバージョンみたいなルックスです。
(プラナリア)
「ヒトデのプラナリアバージョンみたいなルックス」
これがね~良いんですよ(笑)
要は頭と目、手と足がどこかわからないから謎の生物感が強くて良いんです。
人間ってのは基本的に「頭・目・手・足」がある生き物を見慣れています。それは基本的に身近にそういう動物しかいないから。
だから、その常識を覆す、見慣れてない生命体が人間を襲ってる姿ってのは怖いんですよ…
しかも一見絶対負けるように見えないし凶暴そうにも見えないですからね。
それにしても一番最初に死ぬのがライアンレイノルズだと思わなかったな~
作品のトーン的に、あのおしゃべりマシーンがずっといたら困るから死ぬだろうな~とは思ってたけどまさかの一番最初にレッドカード出された人間でした(笑)
彼の死に方は体内にカルヴィンが侵入してなんかぐちょぐちょにされて死にますけど、吐血した血が美しく宙をさまようといった感じで、宇宙ならではの死に方なのは良かったですね。
僕は謎に、宇宙でゲップをすると胃の中のモノが全部出るって話を思い出しちゃいました(・∀・)ニヤニヤ
カルヴィンくん頭良すぎ。
個人的には今作で怖かった一番のポイントはカルヴィンくんの頭の良さなんじゃないかな~と思います。
上述しましたが頭や目がどこにあるか分からない生命体カルヴィンが取る行動にはすべて知性があって、しかもかなり頭が良い。
カルヴィンくんは最初ゲージの中にいて出れないようになっているのですが、細い電気の棒を折って尖らせて頑丈なゴム手袋のようなものを突き破って出てきますよね?あれ、カルヴィンが細い電気の棒を折る前に観客も、
「こいつ、あの棒折って尖らせて出てくるんじゃね?」
って考えちゃうんですよ。
そしたら案の定それ通りにやってきやがる...頭も目も手も足もどこにあるか分からないような奴が。
それが超こえーんすよ。
観客にこの透明なフニャフニャした奴はいったいどこまで出来るのかも想像させられるので超こえーんすよ。
しかも、通信手段を遮断するというホラーの定石までやってくるんですよね~カルヴィン君は!!(笑)
どんだけ映画分かってんだよ、頭良過ぎだろ、映画に対して気を使ってんじゃん(笑)
どーいう目線だよって話ですよねw
ただ、中盤以降からなんでお前はそこまで分かるんだよって展開が何回かありますけどね...
ちょっと残念なポイント
カルヴィン君が成長してから可愛くなくなっちゃう...
も~カルヴィン君ったら~
ちょっと見ない間におっきくなっちゃって~あの時の可愛い君はどこに行っちゃったの~
すっかりかっこ良くなっちゃたわね~。
といった久しぶりに会う親戚との会話みたいにカルヴィン君も成長します。
成長したカルヴィン君には顔のようなものが出来て半透明だった体も灰色っぽくなり触手まで出来るんですよね~
それが少し残念でした。
上述した魅力、「頭・目・手・足」がない謎の生物感が怖いっていう魅力が半減しちゃうんですよ。
今まで映画で見たことないようなビジュアルのモノがクルーを襲ってるから怖くてよかったのに...
実は作り手は『ライフ』が『エイリアン』っぽいってのを自覚してるんですけど、こーいう所!(笑)
なんで顔をよりエイリアンに近づけちゃってるのよ(笑)
ずっと顔とかない謎のビラビラした生命体が襲ってくる方がもっと怖かったと思うし、『エイリアン』とも差別化出来たんじゃあないかと思います。
エイリアンて言ってしまえば気持ち悪いだけで、頭と手と足はあるから「生物」って受け入れやすいんですよ。
そんで今回のカルヴィンも結局顔が出来るから、「あ、こいつも人の子なのね」とはちょっと違いますけど、「あ、こいつも結局は顔のある生き物なのね」といった感じで安心しちゃってただのパニックムービーになってしまっていたのは少々残念でございました。
オチは嫌いじゃあない
正直、二人の脱出ポットがもみくちゃになって途中からどっちが地球に向かっているポッドに乗っているのか、地球から離れようとしてるポッドに乗ってるのか分からないような描き方してる時点で結末は読めちゃいますよね。
一瞬、単純に撮り方が下手クソなだけかと思ったんすけどね(笑)
でも分かっていつつも海に着水したポッドの中身が映し出された時は
「う~わっ( ̄◇ ̄;)」って思ったし、ポッドを開けようとする人たちには
「開けちゃダメぇぇぇぇぇぇぇええええ」
って思ったのでそれなりに展開を楽しみました(笑)
パッと切り替わると上から見たショットになって、好奇心旺盛なのか救出しようとしてるのかどっちでもいいですけど、たくさん船が寄って来ちゃうのも今後の大惨事を想像させられるので良かったと思います。
にしてもレベッカファーガソン演じるミランダは悲惨だな~
って事で思いついちゃいました。
『ライフ』登場人物の死に方で自分だったら一番嫌な死に方ランキング~
1位:レベッカ
2位:ライアンレイノルズ
3位:エカテリーナ
4位:黒人
僕はこんな感じですかね〜
餓死するまで孤独に永遠と宇宙空間進み続けるのだけは嫌ですわ〜
ジェイクギレンホールは一応生きてるのでランキングには入れませんでした(笑)
レベッカは一応生きてるけどランキングに入れました。
ってことで感想は以上になります。
結論としては普通に楽しかったです(笑)
なんかいつもよりふざけ気味で感想書いちゃいましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございました!!!
Fin
余談
カルヴィンが成長してしまった時の僕の気持ちを代弁してくれてる動画をどうぞ↓