【ネタバレ有・感想】『レゴバットマンザムービー』から学ぶ人生
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バットマンまじで大好きだぜ!果たしてレゴになっても彼を愛せるのか俺は!
ドン
『レゴバットマンザムービー』
スタッフ
監督 クリス・マッケイ
製作 ダン・リン
フィル・ロード
クリストファー・ミラー
ロイ・リー
キャスト
ウィル・アーネット バットマン/ブルース・ウェイン
マイケル・セラ ロビン/ディック・グレイソン
レイフ・ファインズ アルフレッド
ロザリオ・ドーソン バッドガール/バーバラ・ゴードン
ザック・ガリフィアナキス ジョーカー
あらすじ
寂しがり屋のくせに強がる面倒くさいヒーロー、バットマン。そんな彼のもとに、バットマンに憧れるロビンこと少年ディックがやってくる。ロビンのせいでペースを乱されるバットマンだったが、さらにそこへ、宿敵ジョーカーが宇宙に閉じ込められていた悪者たちを脱走させ、ゴッサムシティを混乱に陥れる事態が発生。街のピンチを救うため、凸凹コンビのバットマン&ロビンは立ち上がるのだが……。(以上、映画.com)
予告
…
えっとですね〜本当に申し訳ないですが、今回はちゃんとした感想書けないと思います。(他の記事もちゃんと書けてないかもしれませんが…笑)
なんでかって言うと、まず隣にいたおっちゃんの笑い方があまりにもおかしかったのと、笑い所が変でまったく映画に集中出来なかったからです。
基本的に僕は温厚な方だと思ってるのですが、ずっと「ぶっころ…」ではなく「ファントムゾーンに送り飛ばしてやるぞテメー!!」って思ってました。
だって笑い方が「てへっ てへっ てへっ」なんですよ!?
しかもこの笑い方をそこで笑います!?って所で何回もやるんです…
「笑うの辞めて下さい」なーんてこと言えるはずもなく、本来映画を楽しむ時間のはずが我慢の時間になってました…
まあ、こんな話どうでもいいか。
そろそろ本題に入っていきたいと思います。
で、最初に書かせて欲しいんですけど、僕はバットマンが大好きです。
超酷評の『バットマンvsスーパーマン』もベン・アフレックのバットマンが良すぎて見てられたぐらいです。デザインから、戦闘シーン、ケツアゴまで本当に最高でした。
そして、レゴムービーのようなCGアニメーションムービーは苦手です。
ってなわけで本作は大好きなバットマンと苦手なアニメーションムービーが合体するというこで僕にはどう映ったのでしょうかね…
さあ初めて行きます!しーまんの映画から学ぶ人生!!!
まずは、
主要キャスト紹介(声の出演)
ウィル・アーネット/バットマン
ミュータントタートルズに出てくる良い所取りするやつですよ(笑)
彼のバットボイスは絶妙だったと思います。
ザック・ガリフィアナキス/ジョーカー
はい。皆さんご存知『ハングオーバー』の面白いヒゲデブです。
知ってる人からすると彼がジョーカーの声をするという時点で結構なギャグなんですよね〜(笑)
で、僕が彼の作品で好きなのは『デューデート』です。
コーヒーを飲む下りは本当に心のそこから笑いましたwww
ロザリオ・ドーソン/バーバラ
Netflix版デアデビルというかディフェンダーズ関連作品に出てくるナースです。
実はこの方、アメコミオタクという愛すべき一面を持ってる女優さんなんですよね〜
伯父が『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』を手掛けてる人ってのも面白いですよね。
アメコミオタクだけあってバーバラの声を演じるとなった時は相当嬉しかっただろうな〜。
マイケル・セラ/ディック・グレイソン
ボンクラ男子にはたまらん『スコットピルグリム』に出演してたナヨーンとした優しい顔をした青年です。まあ要はアメリカでドラえもんを実写化したらのび太君にキャスティングされそうな人ってことです。
レイフ・ファインズ/アルフレッド・ペニワース
アルフレッドの声を誰がやってるのか、結構重要です。
知ってる人もいるとは思いますが、「名前を言ってはいけないあの方」です。
そう、ボルデモートォォォォオ!本作ではボルデモートを演じてる人が出演してるだけでギャグが成立する展開があります。(笑)
主要以外でも有名所が声を務めてます。
チャニング・テイタム/スーパーマン
僕の大好きなアクションもラブストーリーもコメディーもこなす俳優。
『ステップ・アップ』という映画に出てからずっと応援してて、今じゃ結構なスターになっちゃって…うれしいよ…
彼が主演の「21ジャンプストリート」シリーズは破壊級のおもしろさだからマジでオススメ。
ジョナ・ヒル/ハル・ジョーダン
ハリウッド1アゴのない男。
彼もまた『21ジャンプストリート』の主演。
とにかく最高におもしろいやつです。
『レゴバットマンザムービー』を一言で例えるなら
『バットマン好き接待映画』
いや
『映画好き接待映画かと思いきや?なんだかんだ良い話。』
の方が正しいか?
まあこれでもかってぐらいバットマンが好きな人にはニヤリとするネタが出てくるし、バットマン好きにとどまらず、アメコミ好きから映画を全体的に好きな人までをニヤリとさせるネタがたくさん出てきます。
そんなのもう接待映画でしょ(笑)
ってことでお次は
『レゴバットマンザムービー』感想
バットマン・映画好きにはたまらねーよ!!笑わねーわけねーだろ!!
でも…なんか違和感。
本作は笑えます。
でも、自分の中でなんか違和感があるんですよね〜…
なので、レゴバットマン死ぬほど楽しんだぜヒャッハー!!!な人は早急にページを閉じてしまった方が良いと思います。
ってことで、感想の詳細に入って行きます。
映画最初の方の感想
もうね、序盤から笑うんですよ。「スゴイ映画は必ず黒い画面から始まる」の時点で劇場は結構笑ってましたね。隣のおっさんも「テヘッ テヘッ テヘッ」と笑ってましたよ。
うぜぇ…と思いつつも
めっちゃ分かるぅぅぅぅって感じでした。
ちなみに黒い画面から始まる映画なんですが『バットマンvsスーパーマン』も黒い画面から始まります。(詳しく言うと黒い画面に落ち葉がヒラヒラとしてます)
まあ『バットマンvsスーパーマン』はいろんな意味で凄い映画なので黒い画面からスタートしたのでしょう(笑)
個人的にはこのマークを筋肉なんちゃらって言ってたのが面白かったですね(笑)
そして映画が始まってから、怒涛の展開。
ヴィラン、ヴィラン、ヴィラン、ヴィランのオンパレード。
こいつら全員と戦ってる実写バットマンも見てみて〜〜って思っちゃいますよね。
その大勢のヴィランと戦うシーンではレゴムービーならではの色使いで本当に画面が綺麗で画的にも面白かったです。
そして序盤の戦いが終わるよ〜って時にジョーカーとバットマンの悲しくも笑えるやりとりが入ります。
あのシーン、ちゃんと原作のバットマンを踏襲した上で皮肉ってるんですよねwww
原作のバットマンとジョーカーは切っても切れない関係で本当に最大の敵なんです。
だけどジョーカーは肉体的には驚異的な敵ではないから、レゴのバットマンは「スーパーマンとベインの方が驚異だ」って言うんですよwww
確かに緑の石がなければスーパーマンに勝てないし、ベインには背骨折られるから驚異的なのは間違いじゃないんだけどジョーカーも仲間に入れてあげてよってね(笑)
そして、バットマンがジョーカーに冷たく接するシーンの演出は誰がどう見てもジョーカーがかわいそうに見えるようになってるから、悲しくも笑える感じになってて凄く良かったと思います。
で、戦いが終わるとウェイン邸に戻るんですけど、そのウェイン邸が本当にアホがデザインしたような形してて立地もとんでもないんですよww
そこにバットモービルが戻って行ったら正体バレバレだろっていう感じ。w
でもね、安心して下さい。本作の皆さんはウェイン邸にバットケイブがあってもバットマンとブルースが同居してるって思ってくれるんですよw
もう最高ですね。
で、ウェイン邸でのマスクだけ一向に脱がないバットマンの生活から後に良い話に繋がる家族写真を見つめるバットマンが出てきてアルフレッドが、「その姿前にも見た事ある」と言ってあまりにも直接的すぎる画が出てきますよね。
1966年verのバットマン出てきたら笑わないの無理ですよ。
ってな感じでバットマン好きにはたまらんネタが超出てくるんですよ。
そしてそれだけかと思ったらジョーカーがファントムゾーンに飛ばされてからバットマンと直接には全く関係のない奴らが出てきます。
『グレムリン』のギズモからキングコング、魚人もいたし、サウロン、ジョーズまで数え切れない程の悪役が登場してて、最高かよってなります。
中でもおもしろいのは、『マトリックス』のエージェントスミス。
しっかりと分身してくれますw
あと、もう1人どうしても語らなければいけないのが、ボルデモートが出てくるという事ですよ!!!
そう、本作ではアルフレッドの声をヴォルデモートがやってるんです!!
その時点でギャグですよねw
でもレゴ版のヴォルデモートは正直言って説明されるまで誰か分からなかった…
だって魔法の杖がただのチョークにしか見えないんですよ…
具合の悪そうなスキンヘッドがチョーク持ってるようにしか見えなかったです。
まあ、そんなこんなで話が進んでいくと、どんどん物語色が強くなってくるんですよね。簡単に言うとバットマンの人間性が強く出てきてストーリーに絡んでくるって感じ。これもね、原作のバットマンを上手く捉えてレゴの世界に取り入れてます。
原作のバットマンも孤独を決め込んでるけど寂しいんですよ。犯罪者は絶対に許さないけど、どんなに悪いやつだろうと殺さないんですよ。
めんどくせーやつなんですよ。
ちなみにジョーカーはそんなバットマンのめんどくさい一面を容赦なくついてくるから「最大の敵」だったりするんですけどね。
最大の敵に関して話をすると原作『キリングジョーク』ではジョーカーはバットマンの仲間であるバーバラ(バットガール)を下半身付随にさせます。
そんな話があると、バットマンの誰も仲間にしたくない気持ちも分かりますよね…
まあいろいろとレゴでバットマンを描くにあたって上手いやり方してるな〜と思いました。
・・・
ここまでの文章見てると作品を超楽しんだように見えると思うんですよ。
でも、やっぱ違和感はあるんです。
違和感の正体
この映画みてて、途中である事が気になり始めたんですよねー。
「そーいえば、俺が笑ってるシーンって全部バットマンとか他の映画知ってると笑えるネタの所だけだ…」ってのが気になり出したんです。
コメディは映画知ってると面白いネタってのが多いですが、それって単純に面白いのもあると思うんですけど、「俺このネタ知ってる!」っていう優越感から生まれる面白さってのもあると思うんですよね。
で、本作はほとんどが「知ってると面白い」ネタばっかりなんですよ。知ってなくても笑えるシーンってほとんど無かったんじゃないかなーって思います。
だから「バットマン好き接待映画」とか思いついちゃうんですよ(笑)
だってさ、「これ誰に向けて作ってんの?」っていう目線でみたら映画の内容的に確実に子供ではなくて、その親ですよね。
「知ってると面白い」ネタばっかり出てくる映画に『デットプール』という最高の映画がありますけど、あれは知らなくても面白いシーンはたくさんあります。
それこそ、チャニングテイタム主演の『21ジャンプストリート』も知らなくてもめちゃめちゃ笑えますからね。
要はね、上記の映画は知らない人が見ても笑えるし、知ってる人からすると倍笑える最高の気遣いをしている映画なんですよ。
『レゴバットマンザムービー』とは比べる対象が違うのでは?ってのもなんとなく思うしバットマンの話だからバットマンネタばっかりになるのも分かります。
それでもやっぱりもう少しだけ単純に笑えるシーンが欲しかったな。
恐らく映画のターゲットは親子なんだから、親だけを笑わせるのでは無くて映画無知な子供も笑える映画にして欲しいです。子供が楽しめるの最初だけな気がするな…
僕はそういう映画が好きだから違和感に感じただけなので、こう思ってるのは僕だけかもしれないです。あと、隣のおっさんがいなければもう少し見え方が違かったかもしれない…
まあでもね凄い良い話を盛り込んでくるし、バットマン超好きで色々知ってるから超笑えたので、楽しんだのは事実なんですけどね。(笑)
以上が違和感の正体でした。
『レゴバットマンザムービー』から学ぶ人生
~一人の方がいい時もある、だけど時にはみんなを頼ろう~
最近、仕事やらなんやらでチームで動く事が多いのでなんとなく分かるのですが、指示出した時に嫌な顔する奴いたりするじゃないですか。
だから1人で仕事した方が精神的に楽だったりする時あるんですよね。1人だと指示しなくていいし、メンバーから文句も言われなくて済むので…
でもやっぱり1人だと限界があって辛くなったりもするんすよ。
じゃあみんなでやれよ面倒くせえ奴だなって思うでしょ?本作のバットマンと一緒です。(まあ彼は失うのが怖くて孤独を選んでるんですけど…)
で、辛くなってみんなに頼ると気付くんですよね。
1人の時より達成感でけー。と
そんな事をね本作を見てたら思い出しちゃいました。
って事で、本作を見て僕が学んだ人生は下記に決定いたしやす。
~一人の方がいい時もある、だけど時にはみんなを頼ろう~
ま、結局1人では生きていけねーよって事ですよね(笑)
こんな所ですかね。
いつも映画を見たら「この気持ちを誰かに伝えてぇぇぇえ」ってなるんですけど、今回なんなかったな。ブログ書いてて辛かったです。
全ては、
「テヘッ テヘッ テヘッ」のせい。
Fin
余談
バットマンボイス良かったな〜
吹き替えのバットマンボイスもさすが山寺さんって感じ。
あ、あとバットクロウを結構使ってたのがファンとしては嬉しかったです。