しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想・解説】実写化映画『ジャスティスリーグ』から学ぶ人生(レビュー)

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DC頑張れ~

 

 

どん

 

 

『ジャスティスリーグ』

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作品情報

 

 

スタッフ

監督    ザック・スナイダー

製作    チャールズ・ローベン
      デボラ・スナイダー
      ジョン・バーグ
      ジェフ・ジョーンズ
製作総指揮 クリストファー・ノーラン
      エマ・トーマス
      ジム・ロウ
      ベン・アフレック
      ウェスリー・カラー
      カーティス・カネモト
      ダニエル・S・カミンスキー
      クリス・テリオ
共同製作  グレゴー・ウィルソン

スーパーマン考案 ジェリー・シーゲル
         ジョー・シャスター
原案    クリス・テリオ
      ザック・スナイダー
脚本    クリス・テリオ
      ジョス・ウェドン
撮影    ファビアン・ワグナー

美術    パトリック・タトポロス

衣装    マイケル・ウィルキンソン

編集    デビッド・ブレナー
      リチャード・ピアソン
      マーティン・ウォルシュ
音楽    ダニー・エルフマン

視覚効果監修 ジョン・“DJ”・デジャルダン

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ベン・アフレック    ブルース・ウェイン/バットマン
ヘンリー・カビル    クラーク・ケント/スーパーマン
エイミー・アダムス   ロイス・レーン
ガル・ギャドット    ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン
エズラ・ミラー     バリー・アレン/フラッシュ
ジェイソン・モモア   アーサー・カリー/アクアマン
レイ・フィッシャー   ビクター・“ヴィグ”・ストーン/サイボーグ

(以上、映画.comより)

 


あらすじ・解説

バットマンやワンダーウーマンなど、DCコミックのスーパーヒーローが結集して戦うアクション超大作。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で描かれた、自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマン、ワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……。出演は、バットマン=ブルース・ウェインを演じるベン・アフレックのほか、単独映画「ワンダーウーマン」が大ヒットしたワンダーウーマン=ダイアナ・プリンス役のガル・ギャドットら。(以上、映画.comより)

 

 

予告

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まえおき

 

フォォォォォォォォォォォォォォォオオ!!キタァァァァァア!!!

 

アメコミ映画の感想の時は毎回叫んでるような気がするんですが、まあその話は置いといて、遂に!遂に公開されましたね~~

 

アメコミファンの皆さんは良くも悪くも楽しみにしてた人ばっかりなんじゃあないですか??

DC映画っちゃ~、何かと失敗作ばかりだ!だのどーのこーの騒がれてますからね(笑)

 

しかも、ザック・スナイダーの意向が忠実に反映されたバージョンの上映時間は3時間近くあるって事で騒がれてたと思ったら、今度はザック監督の娘が自殺してしまうという悲しい出来事が起きてしまって、ザック・スナイダーは監督を降板するっていう流れにまでなってしまったからファンは騒ぎまくるというか、どよめきますよね...

ザック監督の奥さんことデボラ・スナイダーも製作に携わってるから大変だったろうな・・・

 

で、で、

 

降板してしまったザック監督の代わりに誰が監督すんのかと思ったら、『アベンジャーズ』の監督でおなじみのジョス・ウェドンですよ!?

 

身内の不幸で降板してしまったばっかりのザックに対して「ザック・スナイダーが降板した事でJLは成功に一歩近づいた」的な心無い発言をする人もいたな~そういえば。

 

とはいえ、アベンジャーズの成功があるので『ジャスティスリーグ』を改めて期待してしまうのは事実ですよね。

しかもジョス・ウェドンは同じくDC映画の『バットガール(仮)』の監督もする。

というニュースも流れるもんだから

ファンは色んなニュースで騒ぎまくりですよ。

 

そんでなんとですね、いざジョス・ウェドンが監督してジャスティスリーグは最終的にどうなったのかというと上映時間が121分(2時間1分)になりました...。

なんと、その上映時間・・・

 

DC作品の中で最短です。

 

(ノ゚ο゚)ノどういうことォォォォォオ

 

正直言ってわけ分かんないですよ

だってさ、他の作品の上映時間はこんな感じなんすよ?

 

『マン・オブ・スティール』  2時間23分

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 2時間31分

『スーサイド・スクワッド』 2時間3分 (゚-゚;)ん?

『ワンダーウーマン』 2時間21分

 

なんでキャラ紹介が大変で時間かかるような作品が全部上映時間短いわけ!?www

 

とまあ理由はよく分かりませんが、いろんなニュースのせいで楽しみが増しに増してしまってたワケですよ。

 

そりゃ公開されたら第一声は「フォォォォォォォォォ」になるでしょ。

 

 

あ、そうそう。僕は『ジャスティスリーグ』を楽しみにしてただけじゃなくて密かに応援もしてたんだけど、その理由もついでなんで書いておきますね(笑)

 

まぁ、『アベンジャーズ』っていう作品あるじゃないですか。

やっぱり『アベンジャーズ』はどうしても今作の引き合いに出してしまう作品ですよね。

でも歴史的な話をしてしまうと、原作ジャスティスリーグの初登場は1960年3月で、

原作アベンジャーズの初登場は1963年9月なんすよ・・・

もうお分かりだと思いますけど、ジャスティスリーグの方が最初に登場してるんですよ...。

だから原作アベンジャーズは、というかマーベルがヒーローコミックに力を入れ始めたのは

 

「なんかDCからヒーローが終結するっていうトンデモね~の出たらしいぞ!!俺らもやるぞ!!」(セリフは勝手な妄想)

 

って感じでジャスティスリーグが大ヒットしたのがキッカケで出来たようなもんなんですよ。

そんでさ、実写映画化はマーベルの方が先にやっちゃった上に大成功しちゃったもんだから、DC色々とドンマイだな~って思っちゃいますよね。

そして

 

DC頑張れよ

 

とも思っちゃいますよね~(笑)

 

まあ、以上が密かに応援してた理由なんですけども、ついに公開したってことでいてもたってもいられず新宿バルト9最速上映(深夜)の回で見てきたので早速感想やらなんやらに入って行きたいと思います。

 

 

それでは行きましょう、しーまんの映画から学ぶ人生!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想・解説

 

うーん。多少強引なところもあるけど、思ったより良いんじゃない?

というか、俺は色んなところで上がり過ぎて結構楽しんだ・・・

言いたい事はたくさんあるんだけどね!

 

 

まあ、こっから下にいつも通り色々書いていきますけど、とりあえず断言して言えるのはアメコミが好きな人・男の子は暇する事なく見れるようになってると思います。

ただ、暇しないように見えるのは編集だったり話運びが強引だからってのもあるっちゃあるんだよね…。まあそこらへんは後ほど細かく書いていきます。

 

はい。

ってことでいつも通り良かった点・悪かった点でまとめていきます。

 

 

 

良かった点・印象に残った点

 

ちょっごめん・・・バットマンの話させて

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ごめんなさいね〜。

僕バットマン大好きなんでバットマンの話させてください。

っていうのも今作、誰が一番最初に戦うのかと言ったら、バットマンなんですよね〜。

で、僕は誰がなんと言おうとベン・アフレクのバットマンが大好きなんで、序盤からバットマンのバトルが展開されて超嬉しかったですね。

何で ベン・アフレックのバットマンが好きなのかと言うと、彼が演じるゴリラみたいなバットマンが一番コミック・アニメっぽいからです。

まずさ、バットマンってアニメとかだと凄い体が四角形なんです(笑)

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で、アゴも凄い四角くて主張が激しいんです。

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だからガタイが良くてケツアゴのベン・アフレックはマジでピッタリなんですよ…

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あとスーツの色も真っ黒じゃなくてグレイなのもアニメっぽくてかなり好きです。

 

そして、何が良いって戦闘スタイルが最高なんです。

『バットマンVSスーパーマン』でもそこが良かったんですが、とにかくバットクロウ(ワイヤーの銃)を駆使しまくって飛び回りながら戦うんです。

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それがマジでアニメとかコミックっぽくてたまらんのです。

今まで何度もバットマンは実写化されてきましたけど、そういうピョンピョン飛び回るようなアクションはあるようで無かったんすよね。

だって、昔のバットマンはバットスーツが32キロぐらいあったし、首が回らないからもちろん軽やかな動きなんて出来ないですからね…。しょうがないです。

クリストファー・ノーラン版のバットマンは「キーシー・ファイティング・メソット」と呼ばれる肘をメインに使う攻防一体型の実際にある武術を使ってたのは良いんだけどやっぱどこか動きが鈍くて物足りなかったんだよね…

 

でもですよ、今作の序盤のバットマンいかがでした?

 

過去1でアクロバティック

 

じゃかなったですか?(笑)

バットクロウもめっちゃ使うし

めっちゃピョンピョン飛び回ってましたよねw

本来アニメのバットマンとかもあれぐらいピョンピョコ飛び回るんですよね〜。

多少CG使ってでもあれぐらい動き回って欲しかったんでめっちゃ嬉しかったし、かっこ良かったです。

 

しっかし、序盤のバットマンのバトルって地球を偵察してるパラデーモンと戦う感じなんだけど、その前によく分からん人間が出てきて軽く一戦交えるんだよね。

あいつなんだったわけ?ブラックマスクの部下とか?(笑)

ちょうどそこらへんに入場してきた人たちがいてそいつらの頭でよく見えなかったんだよね…

あいつらどうにかなっちまえば良いのに…

 

 

 

 

 

 

超人集めの旅!初登場のキャラ紹介が意外と違和感なくて上手かった

 

まあ、マザーボックスがキーアイテムとなってステッペンウルフっていうバケモノが来た事で本格的にブルース(バットマン)とダイアナ(ワンダーウーマン)が超人集めし始めるんだけど、要はここで新キャラクター3人の能力や個性などをそれとなく観客に説明しないといけないんだよね。

で、バットマンとワンダーウーマンに関してはは説明する必要が無いんだけど、ジョス・ウェドンの意向なのかザック・スナイダーの意向なのか分かんないけど、ちゃんとワンダーウーマンの説明もそれとなくしてるんですよ。

そこがね、気が利いていて非常に良かったです。

 

・・・って言っても具体的にどこの事だよボケって話ですよね(笑)説明します。

 

まず、スカウトし始める前にテロリスト達がぱっと見銀行みたいな所を襲撃しに来ますよね。

そのあとすぐに、バカッターみたいに人が立っちゃイケナイ銅像に立ったワンダーウーマンが映ります。

彼女が立っていたのは、司法・裁判の公正さを表す象徴・シンボルとして有名な、「レディジャスティス」又の名を「正義の女神テミス」と呼ばれる剣と天秤を持った銅像の上です。

テミスじゃなくてローマ神話の「ユースティティア」って可能性もありますけど、まあ『ワンダーウーマン』のヴィランことアレスはギリシャ神話の神なんで多分テミスの銅像でしょう・・・

いや、どっちとかはどうでも良いんだ…

要は正義の女神の銅像の上に立ってるってのが大事なんです。

もうそれだけでワンダーウーマン=正義の女神って一発で分かるようになってるんです。

ね?気が利いてないすか?

しかもですよ?

銀行っぽい所に侵入したワンダーウーマンは、最初っから無双すれば良いのにご丁寧に「真実の投げ縄」を使ってテロリストの目的を聞き出します。

これも真実の投げ縄の "能力" を初見の人にでも分かるようにそれとなく説明してます。

 

気が利いてるじゃーん…。

 

そういうのちゃんとやる所がジョス・ウェドンっぽいんだけどどうなんだろう(笑)

やべ、ワンダーウーマンの話で長くなっちゃった…

とにかく、人探しをしてるテイでブルースが観客に対してアーサー・カリー(アクアマン)の説明を終わらしてしまうとか、真実の投げ縄を有効活用して意外と可愛らしいアクアマンの内面を見せてしまうとか、刑務所の面会手続きで「遅い」と文句言ってきた奴に "能力" を使って "可愛らしい反撃" をするバリー・アレン(フラッシュ)の姿を見せるなどなど、新キャラの性格とか能力の説明をイヤらしくなく意外と出来ていたので割と良いなっていうか気が利いてるな〜と思いました。

 

あ、そうそう。誘拐された科学者っていうか研究施設にいる従業員を救出しに地下道みたいな所に行って戦うシーンあるじゃないですか。

細かいんですけどあそこにもキャラクター個性の提示が上手い所があるんですよ。

どこかと言うと、真ん中で崩れ落ちちゃってる橋を、ジャスティスリーグメンバーが1人ずつ飛び越えて行くシーンです。

何が良いって、一人ずつ橋渡る時に、全員が自身の能力とか特徴を活かした橋の渡り方・飛び越え方をするんです。

フラッシュはバットマンの話を最後まで聞かずに超スピードの勢いで渡り、ワンダーウーマンはただの脚力で飛び越え、バットマンは超人ではないからバットクロウを使って飛び越えるんですよね。

それってキャラクターのアビリティー(能力)の個性がサラリと描けてると思いませんか?

とはいえ、サイボーグは謎に省略されてて可哀想なんですけどね(笑)

まぁでも、そういう細かい所も上手いと思いましたね僕は・・・

監督がキャラクター個性の提示っていう意図でそうしたのか知らんけどね(笑)

 

 

っていうかエズラ・ミラー演じるフラッシュが最高にハマリ役で、早口で尚且つ口が止まらない感じとか、視線が泳ぎまくる所とかコミュ障っぽくて最高なんだけど、そんな事どうでもよくなるぐらい謎の所がありました。

フラッシュの秘密基地でなぜかBLACKPINK  『AS IF IT'S YOUR LAST』が流れてるんすよwww

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オレ、洋画でK-POP流れる映画初めて見たかもしんないです・・・(笑)

 

 

 

 

 

アクションもケレン味があってとってもカッコイイ

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もっとケレン味があっても良かったような気もするんだけど、基本的にはカッコイイシーンばっかだったと思います。

つーか、僕はアメコミ映画ってつまんなくてもアクションが良ければ

オールオッケェェェェェイ

って思っちゃうタイプだから序盤のバットマンの戦闘シーンでオールオッケイ出ちゃっってましたwww

 

で、ステッペンウルフとアマゾネスの戦いも凄い良かった。

マザーボックスをステッペンウルフに奪われないように縄や弓を駆使して命懸けでバトンを繋いで行くんだけど、なんて言ったら良いんだろう…

いっぱい女戦士が殺されてるんだけど、彼女たちの命懸けのバトン繋ぎが非常にチームプレイとして美しくて見てて楽しかったです。

 

 

アトランティスで行われる海中バトルは、めちゃくちゃ良かったです。

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何が良かったと言うと、海中であれだけ自由に動きながら戦う映像ってあんま見た事ないから新鮮で良かったんですよね。

あと個人的に凄く魅力に感じたのは、アクアマンたちの動きと建造物などの動きが反比例してるってとこです。

どういうことかと言うと、アクアマンとかステッペンウルフが水の抵抗を感じさせない自由で素早い動きで戦っていても、結局は海中で戦ってるわけだから、瓦礫とか海藻は彼らの動きと反比例してユラ~~とゆっくり動くのが美しさと面白さを感じて魅力的だなぁと思いましたね。

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アンバー・ハード演じるメラもハマってたな~。

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ジャスティスリーグメンバーたちのバトルとかは、フラッシュというキャラがスローモーションを有効活用しやすいキャラだから、彼を有効活用する事によって、長い時間スローモーションを使って全体を描く事が出来るから画ズラが凄いカッコイイシーンが結構あって良かったすね。

ちょっと電気がスパークし過ぎて画面内がウザイ事になってましたけど…

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あとですね、今回はチーム映画なのでチームワークしてる感じも結構あって楽しいというか上がります。

上の画像なんかまさに連携プレイしてる所ですよね。

最初から割とチームワークがいい問題については割愛させていただきますw

で、最後の戦いもなんとか全員が活躍出来るように、チームで戦わないとイケナイような構成になってるので上がります。

マザーボックスを引き離す役割のサイボーグ、ステッペンウルフの足止めをする役割のワンダーウーマンとアクアマン、人命救助のフラッシュ。

バットマン・・・・ま、まあシールド突破とか役目あったか。

 

 

 

 

 

 

ヒーロー映画では絶対やらないとダメ!人命救助シーン!

 

上のアクションに関する話と少し被ってしまうかもですが

人助けっていうヒーロー的な行いをするシーンがちゃんとあるってのも良いですよね。(当たり前な話っちゃ当たり前な話なんですどw)

テロリストが人質に向けて撃った銃弾を、ワンダーウーマンがまさに超人的な動きで弾丸全てを弾いて人質を守り抜くシーンとかカッコ良すぎたし、拍手喝采したい感じ?要は人々の希望となる存在って感じがあってめっちゃワクワクしましたね。

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(ホントにドヤ顔が似合いますね。)

 

 

フラッシュも自身の能力を駆使して人命救助しまくります。

そういえば地下での戦いで「僕は今まで敵を押してきただけ」って敵と戦うことにビビり出すっフラッシュも可愛いかったですね。

ただ、その傍らで博士はステッペンウルフに首を掴まれてるので、呑気にギャグパートやってる場合じゃねーだろ!とは思いましたけど・・・(笑)

 

 

 

 

 

アメコミファンにとってニヤリまたはジーンと来るシーン

※重大なネタバレ有りです。

 

ニヤリとしてしまうシーンはとりあえず置いといて、ポロリと来てしまうシーンがありましたね…
やっぱ『ワンダーウーマン』観てると、輸送機をいじってるブルースを見て

「昔、空を飛ぶのが好きな男がいた」

的な発言をするダイアナにジーンと来てしまいますねぇ

僕、あーいう純愛にとことん弱いんで死ぬかと思いました…

っていうか本当に心の底からトレバーを愛してたんだな〜。

もう…ピュア過ぎて『ワンダーウーマン』のシーンを思い出すだけで泣けてくるわ…

ゴズリングスマイルに勝てるスマイルといえば

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ガドットスマイルぐらいかもね

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はい。という事でお次はニヤリとくるシーンについて知ってる範囲で解説してこうかなと思います。

 

 

 

・バリーとバリー父が面会するシーン。

面会する時に窓ガラス越しに手のひらを合わせるのは定番ですよね。

ドラマ版のフラッシュでもカナリそのくだりやってました。

 

 

 

・バリーがゴリラ語話せると発言するシーン

誰に対して言ったセリフか忘れちゃったけど、とにかくブルースかサイボーグに「〇〇とゴリラの手話を知ってる」って言います。

あれは、フラッシュの代表的なヴィラン「グロッド」の事ですね多分。

ニヤニヤしちゃいます。

 


・スーパーマンがバットマンに「お前は血を流すのか(Do You Bleed)」と言う。

これは『バットマンvsスーパーマン』でバットマンがスーパーマンに言ったセリフをそっくりそのまま返したって感じですね。きっと根に持つタイプなんでしょう。

しまいにスーパーマンに殴られるわポイっと捨てられるわでコテンパンなバットマンは情け無い姿で寝っ転がりながら「マズイ…血が流れて来た…ウグゥ」みたいな事を言うんですが、これには劇場は誰一人も笑ってませんでした…(可哀想…ぼくの大好きなバットマン)

 


・ステッペンウルフの過去

ステッペンウルフは過去にさまざまな種族の混合チームに一度敗北するわけですが、その中に今後ジャスティスリーグの一員になるグリーンランタンの姿がありましたね。

詳しく言うと決してグリーンランタンことハル・ジョーダンじゃないんですけど、殺されてしまって指輪がどこかに飛んで行くんで、殺されてしまった奴は前任者という事で新たな適任者を探しに飛んでったのでしょうね。

ただ、その指輪がハル・ジョーダンのところに行くかはまだ分からないので気になるところですね〜

あと、過去の話には両腕から電撃を放つゼウス?の姿もありましたね。

あれめっちゃかっこよかった。

 

 

・スーパーマンとフラッシュの競争

あれはスーパーマンのコミックNo199からの直接引用したネタですね。

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正直、それいらんからグリーンランタン出してよと思いました(笑)

 

他にもあった気がすんだけよなぁ…。まあいいや思い出したら追記しま〜す。

 

 

ってことでそろそろ

 

 

 

 

悪かったというか気になった点

※結構なネタバレしてるのでご注意を。

 

 

編集が強引だし、だいぶカットしてるよね

 

うーん。

キャラの紹介とかはさりげない演出で上手いなとは思うんだけど、とはいえ強引な編集だったり強引な話運びはちょっと気になりましたね。

例えば、アーサー・カリーをブルースがスカウトするくだり。

酒場で一悶着あったかと思ってパッと場面が変わると外を歩く二人のシーンになるんすよ。

で、もうアーサー・カリーはブルースがバットマンだって知ってんのwww

スッゲー強引(笑)

 

他にもたくさんあるんだけど、地下での戦いの時に水が押し寄せてくるって事で、ナイトクローラーっていうちょっと無理があんだろうってマシーンをサイボーグが操縦して、残りのメンバーはそれにしがみ付いて上に登ろうとするシーン。

結局ナイトクローラーは動かなくなって止まっちゃうんだけど、サイボーグがボックスの存在を思い出して取りに飛んでっちゃんすよね。

そこはカットが変わるともう全員上に上がれてんのwww

いや、だから強引w

 

敵の侵略もトントン拍子で強引に進んでいくからアマゾネスの決死の戦い以降はあんまり緊迫感はないし、ステッペンウルフのキャラもそんなに立ってないよね…

マジで悪役をやるためにただただ存在してるって感じ(笑)

 

っていうかステッペンウルフの最初の登場も超強引だよね。

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アマゾネスたちが住んでるセミッシラに場面が変わるとすでにアマゾネスたちがマザーボックスを囲んで弓を構えてんの・・・

 

いやっ前振りの無さwww

これさ、マーベルなら『ワンダーウーマン』の時点でマザーボックスを露わにさせてますよね多分。そこらへんの手法、素直に真似すれば良いのにね。多分マーベルほど計画性がないから無理だと思うけど。急遽の計画変更多いし(笑)

 

 

あと、めっちゃカットされてるシーンありますよね。

例えばこれ。

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これ本当は、なんかのお店にいるフラッシュが事故で吹っ飛んで来る車に潰されそうになる女性をガラスを突き破りながら救助しにいくってシーンです。

フラッシュって超高速のくせして描くとほぼスローモーションだから時間食うんだよね(笑)

 

他にもさ、サイボーグの顔面が全部金属で覆われて空に飛んでくシーンもないし、警察めがけて吹っ飛んでくる車を体当たりで止めるっていうシーンもなくなってんだよね〜。とにかく、あげきれないぐらい無くなってるシーンありますよマジで。

 

人命救助のシーンは充分入れたって事で大幅にカットしてんだろうけど、良いよ〜そんぐらい入れてもらっても〜(笑)

でも、まあしょうがないよね…

むしろジョス・ウェドンの編集力に驚愕って感じです。

 

 

 

 

DCの男はみんなバカなのか。

まあ彼が蘇るワケですが、フラッシュが言うようにマジで『ペットセメタリー』のように別人のような人格になって蘇ってしまいます。

そうなるかもという予測はあってワンダーウーマンはスーパーマン復活に反対だったんだけど、バットマンは「切り札はある」とか言ってスーパーマン復活計画を実行するんすよね。

 

で、案の定スーパーマンは悪の人格になって暴れ出すんですけど、なんと

 

好きな女の子ロイスちゃんが来た瞬間あっさりと行動停止

 

 出たよその展開、バカかテメーは!!笑

 

バットマンもさ、スーパーマンの事を殺すつもりでいたのに母親の名前が一緒だからって理由でコロっと手のひら返して共闘し始めたりと、DCの男はみんなバカです。(笑)

ロイスを連れて来ればなんとかなると考える思考回路もバカです。

一応「心が大事」という彼らなりの理論があるらしいけど、そんなの知らん

バカに見えるんだもん(笑)

っていうかもはやギャグでやってるでしょこれって感じw

 

 

 

 

一応、全員が活躍するように役割を持たせてるんだけど・・・

『アベンジャーズ』が素晴らしかったのは、ちゃんと全員に見せ場があって全員がちゃんと活躍するところだと思います。

その点『ジャスティスリーグ』も頑張っているとは思います。

なんだけど、やっぱ『アベンジャーズ』の方が見せ方含めて上手いなーと・・・。

『アベンジャーズ』はNYの最終決戦とかが見せ方凄く良くて、みんな別々の場所で戦ってるんだけど、飛び回れるアイアンマンをメインにカメラが追って行くことによって、それぞれの場所で活躍してるヒーローを連続性を持たせながら映していくっていう演出を取ってて凄い良かったんだよね。(伝わってるかな・・・w)

で、今作『ジャスティスリーグ』は特にそういうのないんだよね…バットモービルで戦うくだりにはちょっとコンビネーションとかあったけど…

 

あと、唯一ただの人間であるバットマンにもなんとか役割を持たせようと必死なのは伝わりました(笑)

なんだけど・・・

最後の赤い空の下でのバトルなんか、バットマンはシールドを突破するという役割があるんすけど、人間の兵器で突破出来るレベルのシールドだから、シールドの意味全然なくね?って感じだし、バットマンの役割の重要性を全然感じない(笑)

 

そんで、やっぱり徐々に蚊帳の外になってくんのバットマン(笑)

BvSの最終決戦の"蚊帳の外"具合はもっと酷かったけどね・・・

本来雑魚キャラの役割であるパラデーモンの強さレベルをもうちょっと下げれば良いんだよね…

バットマンさ、パラデーモン1〜2体倒すのに必死だからさ…

もうちょいパラデーモンが弱ければ、ステッペンウルフとの最後の戦いも上述したように

・サイボーグはボックスを引き剥がす

・ワンダーウーマンとアクアマンはステッペンウルフの足止め

・フラッシュは人命救助

・バットマンはボックスに近寄るパラデーモンの処理

って感じでチームである意味がより出るし、全員がガッツリ活躍出来ると思うんだけどね〜。

 

っていうか今回バットマンが本当コテンパンですよねw

ダイアナ姉さんのパンチをミゾオチにくらいますからね!?

 

ウグゥとか言ってるしさーwww

 

スーパーマンにも自慢のアゴを鷲掴みされてるし…

しまいにはロイスが来たらゴミでも捨てるかのようにポイって地面に落とされますからね。

しかも落ちる瞬間の映像はなくてドサって感じで「はい、ただいま地面に落ちました〜」って分かる音がなるだけwww

 

か・わ・い・そ・う

 

 

はい!ってことでこの辺にしておこうと思います。

 

 

 

おわりに

 

いやー、それにしてもこういう興奮する系の映画は感想が長くなってしまう・・・

言いたい事たくさんだからね…

まあそんな話はさておき、映画として致命的な欠点があるわけでもないから、思ったよりは良い作品になってると思います。ただ、スンゲー良い所があるわけでもないから、なんかすぐ盛り上がりは冷めちゃうっていうか、あんまり心に残らない映画って感じもします。

でも、アメコミ好きは上がる事間違いなしの映画じゃないかな〜とは思います。

特にバットマン好きの皆さんにとっては、かっこいいバットマン、情けないバットマンなどなど色んな姿のバットマンが見れるから超楽しいと思いますよ(笑)

 

・・・にしてもスーパーマンが強過ぎてバットマンの必要性が余計分かんなくなって来ちゃうな~。

もっとバットマンがいないと皆強いってだけで統制取れない・的確な行動出来ないって感じにしちゃっても良いと思うけどな~

 まっ、楽しかったからいいや~(笑)

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

『ジャスティスリーグ』を観た人にオススメな映画

 

『ペットセメタリー』

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<あらすじ>

メイン州の田舎町に家を購入した若い医者のルイス・クリードは、妻のレーチェルと幼い娘のアイリーン、生後間もない息子のゲージ、アイリーンの愛猫チャーチルという家族を持つ、典型的な「幸せな一家」である。庭には細道があり、その昔、町の子供たちが造ったペット霊園がある裏山に続いている。隣家にはジャド・クランドルとその妻という老夫婦が住んでいる。
レーチェルが子供たちを連れて実家に帰省していたある日、猫のチャーチルが車に轢かれて死んでしまう。まだ身近な「死」を受け入れたことのない幼い娘にどうやって説明するか悩むルイスは、詳しい事情を聞かないままジャドに連れられて、チャーチルの死体を裏山からさらに奥に分け入った丘に埋める。すると次の日、死んだはずのチャーチルが家に帰ってきた。だが、帰ってきたチャーチルは腐臭を発しヒョコヒョコ歩く、全く別な“何か”のようだった。釈然としないまま過ごしていたある日、今度は最愛の息子ゲージがチャーチルと同じように轢死してしまう。(以上、wikipediaより引用)

 

 <予告>

youtu.be

 

今作『ジャスティスリーグ』でバリー・アレン(フラッシュ)が引用していた映画です。この映画は子役の演技がもうワケ分かんないぐらい凄いのでオススメです。

そして、バリー・アレンが言っていたようにスーパーマンのくだりは確かにまんま『ペットセメタリー』です(笑)

観てもらえると分かると思います。

 

っていうか、バリーがあの若さで89年公開の映画『ペットセメタリー』を引用してくるというのは、いわゆる何でも知った気でいる "若造オタク" をアピールするナイスな演出ですねww

『シビルウォー』のスパイダーマン(ピーターパーカー)がジャイアントマンを倒す時に『スターウォーズ/帝国の逆襲』を引用する所と似てます。

あれも知った気でいる"若造オタク"感があって最高でした。

 

まっ、俺もそーなんだけね〜www

 

 

 

余談

 

ステッペンウルフをモーションキャプチャーで演じたキラー・ハインズですけども、彼はモーションキャプチャーに慣れてないから、『怪物はささやく』で経験済みだった友人であるリーアム・ニーソンにアドバイスしてもらったらしいですよ。

 

 

あとさー!!!!※エンドロールのおまけ映像の話します

 

 

 

 

 

 

デスストロークには超上がった!!!

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グリーンランタン出て来んのかと思ったら、すんごいまさかの人物だった!!!

そんでジョー・マンガニエロがデスストロークに抜擢された時に凄いピッタリだと思ってたけど実際に演じてる姿を見たら、たった数分で容姿・声全ての要素がハマリ役過ぎるという事がバッシーンと伝わって来て失神しました(ウソ)

 

 

 

 

 

 

 

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