しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

【スポンサーリンク】

【ネタバレ感想】映画『アクアマン』から学ぶ人生(レビュー・解説)|アクション最高!

スポンサーリンク

ジェームズ・ワンがアメコミ映画ってトンデモないことになるのでは? 

 

 

どん

 

 

『アクアマン』

f:id:shiiman:20190208162329j:plain

 

 

 

 

作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 ジェームズ・ワン

製作 ピーター・サフラン
   ロブ・コーワン
製作総指揮 デボラ・スナイダー
      ザック・スナイダー
      ジョン・バーグ
      ジェフ・ジョンズ
      ウォルター・ハマダ
原案 ジェフ・ジョンズ
   ジェームズ・ワン
   ウィル・ビール
脚本 デビッド・レスリー・ジョンソン
   ウィル・ビール

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ジェイソン・モモア アーサー・カリー/アクアマン
アンバー・ハード メラ
ウィレム・デフォー バルコ
パトリック・ウィルソン オーム
ドルフ・ラングレン ネレウス
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 ブラックマンタ
ニコール・キッドマン アトランナ

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

DCコミックス原作のヒーローで、「ジャスティス・リーグ」にも参戦したアクアマンを主役に描くアクション大作。海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるハワイ出身の俳優ジェイソン・モモアがタイトルロールのアクアマンを演じ、世界的大ヒットを記録した「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督がメガホンをとった。共演にアンバー・ハード、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマンほか。

(以上、映画.comより)

 

 

予告

youtu.be

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

いやいや大傑作過ぎ!
夢いっぱいな世界観の描写が素晴らしいし、ヒーロー映画としてブチ上がる所たくさんだし、愛溢れるヒューマンドラマも濃厚で泣ける展開たくさんだから情緒不安定な男にさせられました。
壮大な世界観を一から描かないといけないヒーロー映画で、愛、主人公の描きこみ、悪の誕生、ヒーローの誕生、ヒーロー映画としてのキメ画などと言った描かないといけない要素を、全て描ききってる映画てなかなかないと思う。
ジェームズ・ワンほんと凄い!ありがとう!

 

ってのが、大まかな感想で以降は細かい感想。

 

 

 

 

人間味溢れるアーサー・カリー、すげぇ良いじゃん!

 

アーサー・カリーの人間性に首ったけ

正直、この映画はアクションと世界観しか褒めることないかな?って観る前は思ってたんです。

でも鑑賞後はそう思ってた自分をぶっ殺してやろうかと思うぐらい、アーサーのキャラクター描写が良かったです。そして彼に惚れてしまいました。

彼、ぱっと見はヒゲロン毛で筋肉モリモリのバデーにゴテゴテのタトゥー入ってて、スギちゃんが泣いて土下座するぐらいワイルドな風貌してるじゃないですか。

でも実際は結構優しい心の持ち主なんですよね。だって「親なんかいねえよ」とか言ってそうな見た目してんのに、父親に会いに行って熱いハグを交わすでしょ?めちゃ良い息子じゃないですか(朝食おごると言って、バーに行ったのは吹いた)。

で、優しいだけじゃなくて、なにより弱い一面もあるってのがスンゲー良いんですよね。弱さを見せるなと言われて育ったから、常に不敵な笑みを浮かべながらワイルドな感じで立ち振る舞っているけど、実は強く見せてるだけで、自分は不浄の子で母は自分のせいで死んだとか、メラが傷付いたら俺のせいだとか、なにかと自分を卑下したり責任を抱え込んだりするという弱い一面もあるんですよ…。(実はジャスティスリーグの時点で彼の弱さは垣間見えてましたけどね)

キャラ設定だけで見ると、半海底人で海中を大谷翔平が投げる球と同じ速度で泳げるという海中版スーパーマンみたいな男で、何一つ共感出来なそうなキャラなのに、その実態は強い自分を装ってるという、すごい人間味のあるキャラなので「うわぁ…アーサー、お前ってやつは…」みたいな感じで惚れちゃいません?僕が女だったら臭くてもイチコロですね。冗談はさておき、彼の人間性をとても好きになれました。正直DCキャラの中で一番好きかも。

 

 

そんなアーサーが王になって降臨する瞬間

過程は省きますが、色々あって彼は王になるんですよね。

トライデントを手にして(初代の王が着ていた服を追い剥ぎしてから)王として降臨する瞬間なんかはカッコいいというより大海に収まりきらないほどの威厳があってホント立派でした。ワンピースで言うところの覇王色の覇気ビンビンって感じですよ。

f:id:shiiman:20190212225012g:plain

後ろで滝が流れてるとか、画作りもホント良いんだよな〜

海底のことなんか知らんとか、母が死んだのは自分のせい(ノд・。) グスンみたいなこと考えてた弱いアーサーなんてどこにもいなくなってて、号泣しちゃいましたよ…。

で、トライデントを手に入れるくだりは、トライデント取り行く前に「王より偉大な存在ってなんだ・・・」というくだりがあるってのが良いんですよね。要するに王は国を守るために戦うけどヒーロー(真の王)は皆のために戦うというわけですよ。そんなくだりをやってからトライデント持ってドヤ顔で現れたら男子はブルブル震えるわっての。

 

あと、話が前後しちゃいますけど個人的に良いな〜と思ったのが、アーサーはしっかりと導かれて王になってるところですね。

本作にはまさかのトレジャーハンティング要素(レイダース/失われたアークを参考にしてるんだって)もありまして、「トライデント」という伝説のフォークを探しにメラと旅に出るわけですけど、そのトライデントは真の王しか取れないとかいう王道設定があったじゃないですか。だけどその前に、アーサーのお父さんが歴史マニアじゃないとトライデントにたどり着くことすら出来なかったですよね(後に何人もの挑戦者がいたことが判明するので、結構たどり着いてんのかい!とは思ったけどw)

要するにアーサーは不浄の子じゃなくて、巡り会うべくして巡り合った両親の子で、しっかりと導かれてトライデントにたどり着いてるんですよ。それが王道的ではあるけど個人的にはとても良かったなぁと思います。

 

 

愛溢れるヒューマンドラマでも号泣

 

序盤で描かれる、出会うはずのなかった2人の馴れ初めとアーサーを育ててる描写ですでに号泣

アクアマンの泣けるシーン

開始5分ぐらいで号泣ですからね?(笑)

まずさぁ、トムとアトランナが出会って以降スクリーンから愛がドバドバ溢れてるんだけど、アトランナは殺されるか離れ離れになってしまうというのはなんとなく分かるから、この素敵な愛が離れ離れになってしまうのか・・・っと思ってしまって涙腺にはヒビが入ってるわけですよ。で、案の定 襲撃にあって、アトランナは海底に帰らないといけなくなりますよね。

そんでお家から去ろうとするアトランナに対してトムは「残ってくれ」って言うんだけど、アーサーを守るためにはこの場にいれないってことで、やっぱ海へと消えてしまうじゃないですか。もうそこで切な過ぎて号泣メーンですよ。

し・か・も!髪フサフサ状態のトムは「ここで待ってる」的なこと言うでしょ?

あーーーこれもう忠犬ハチ公的な帰りを信じて待ち続けるやつじゃん!

って思ったし、どうせ後に再ka・・・とか後半の展開も勝手に浮かんできちゃって予想だけで号泣ですよw

やべやべ、こんなのイチイチ語ってたら文字数ハンパねぇことになるw

 

 

アーサー・カリーとメラのラブラブ感・・・恋したくなるわ…

正直見ててイライラするほどラブラブでしたね。まじでキュンキュンしましたわ。

砂漠で言い合いしてるところも良いんだけど、シチリアに行ってからがスンゲー良いんすよ…。「地上にだって美しいところがあるんだから、まずはそれを見てから考えて欲しい 」的なことをアーサーがメラに言ってからシチリアに行くわけですけど、メラはシチリアで色々美しい景色を見るわけです。ほんとロマンチックなんだよねその感じが。

そんで、バラという美しい花を見つけてガブっと食べるわけですが、アーサーはそれを見てドン引きするのではなく一緒に食べてあげるっていうね...。優しすぎませんかね(バラは食えます)。

で、アーサーを見るメラの表情が完全にフォーリンラブしてる感じも良かったし、噴水にコイン入れてあげるくだりなんか子供にコインをあげるうえに能力を駆使して楽しませるというサービス精神まで披露してくれるから微笑ましいったらなんの。ほんと最高でした。

しかもこの、ほのぼのとしたシーンが襲撃によって一気に打ち砕かれるから、なんていうか急激に楽しさのジャンルが変わるので観客は楽しいと思えますよね。(てか、この映画、アクションの始まりがほとんど襲撃ってのがオモロイ)

 

 

アーサー・カリーとアトランナの再開

トライデントを求めて海底世界?に行くんだけど、そこで人型ピラニアみたいなのにアーサーとメラが襲われます。

人型ピラニアが初出現するとき、メラが海をのぞいてから船に戻ってまた外の方みるとピラニアがいる!!って感じなんだけど、それワンショットで見せていて完全にホラーの見せ方だったからジェームズ・ワンのホラー演出光ってる・・・と思いましたねwwそんな話はどうでも良いんだ…。

 

海底に潜ってから色々あってメラが巨大生物に食われそうになるんですが、それをスーパータックルで阻止するやつがいるんすよ。
初めはアーサーかな?と思ったんですけど、なんとアトランナでした。

異世界的なとこで実は生きてましたってもう・・・アントマン的なやつだなって感じですよね。まあそれは良いとして、みなさんお待ちかねのアーサーと母が再開する瞬間ですよ・・・

アーサーが装ってるワイルドと言う名の鎧が崩れ落ちた瞬間で、完全に息子の顔になってました。ほんとあれには泣いたし、トムがずっと待ち続けていることを知ったアトランナの表情にもくそほど泣きましたね〜。

もうほんとさ、アクションと世界観だけが楽しい映画だと思ってたのに、こんなに濃厚なヒューマンドラマがあると思ってなくてびっくりでした。

 

 

 

世界観でここまでワクワク出来るなんて...ほんとうにありがとう。

アクアマンの海底都市

クラゲをモチーフにしてるのかな??

僕は映画にランキングを付けるのが苦手なので、恐らく今年も付けませんけど、付けるとするのであれば本作は超入れたい。

だってあんな海中世界・海底都市を見た事あります?

あの映像は僕らの想像力とは別次元にいる人達が作り上げた超斬新なビジュアルですよ?それを2019年2月に見れたんですよ?映画好きでよかったと思いませんか?それぐらい革命的な映像が流れてると思います。

僕はスターウォーズが大好きといっても、公開された1977年なんて両親が出会ってすらいない頃ですから、もちのろんでリアルタイムでは見れてないわけです。だから当時の人たちが受けた世界観の衝撃なんてのはどんな感じだったか分からないわけです。
でも、『アクアマン』を見て僕は心が一瞬で子供になったんですけど、当時の方々もこんな感じだったのかな〜と、個人的に最高の映像体験をさせていただきました。

見たことない世界を見れる。もうこれだけで1800円以上の価値があると僕は思いますので、ランキングには是が非でも入れたいですね。

たださ、一つ気になるんだけど、海底都市では涙は頬を伝わないみたいなロマンチックな会話あったじゃないですか。海底都市ってトイレどうやってるんですかね。

 

 

ジェームズ・ワンの十八番が炸裂しまくりのアクションについて

 

 

海底世界だけでなく、地上のアクションでもワンのセンスが大炸裂

ジェームズ・ワンといえば長回しと、戦う被写体の周りをグル〜っと周りながら捉えるカメラワークと

f:id:shiiman:20190212215848g:plain

シームレスに移り変わる映像が十八番なんですけど、それ何回出てくんのよってぐらい登場してましたね。

詳しくはこちらを読んでいただけると助かります。 

www.shi-man6354.com

 

で、長回しに関してお話すると、序盤のアトランナ無双シーンも長回しでしたね。

youtu.be

これ凄すぎるから流石に長回し風だとは思うんだけど、それでも素晴らしくて、まず音楽かかるタイミングが最高ですよね。マイウェポン!ガシっ!ミュージックスタートぉぉお!みたいな?(笑)まあ定番っちゃ定番の演出だけどそういうの大事ですよ。

その話は良いとして、このシーンの凄い良いところは、長回しで撮りながら今流行りの被写体の動きに完全に合わせたカメラワークをしているってことですかね…。敵を突き上げる瞬間とか効果的に見えるように上から撮ったりしてると思うんですけど、すべての動きがちゃんとカッコよく見えるように計算されてると思います。

それとアクションシーン全体に言えるんだけど、被写体の体全体が映るようにしているため、縦横無尽なカメラワークをしていてもどんな動きが繰り広げられているのかしっかりと分かるのが凄い良かったです。どうやって撮ってるの?と思わせる最先端なカメラワークばかりなんだけど、戦う被写体の映し方はアジア的(カンフー映画的)なのがベストマッチしていて、なんていうか最高の素材(アクション)を最高の調理法(カメラワーク)で調理して至高の料理(アクションシーン)が完成したって感じで終始幸せでした。わたくしは。

いや~それにしてもアトランナ無双シーンは、映画の掴みとしてバッチリなダイナミックアクションシーンでしたな~。

 

あとはやっぱシチリアのチェイスシーンですね。(3:40ぐらいから)

youtu.be

まあ、言ってしまえば、鬼ごっこしてるわけですけど、鬼ごっこというシークエンスを長回しで撮るってのは、ジェームズ・ワン監督作品『狼の死刑宣告』でもやっているんですよね〜。で、それの凄いところは別の場所にいる追ってる側と追われる側をカットなしで映しているってことですね。

で、本作の鬼ごっこシーンにもそのエッセンスがあって、別の場所で展開するアクションを一つながりで見せています。だから誰がどこで戦っているのかという位置関係が非常に分かりやすいんですよね。
それとシチリアのアクションシーンは、鬼ごっこする人たちと、格闘を繰り広げる人たちっていう別ジャンルのアクションが同じタイミングで起こっているという構成になってるわけですが、それを一つながりで見せるって、見せ方として面白いというか、最善の手段を取ってるなぁと思います。これ以上の見せ方ってある!?って感じがしましたもん。

あとね、人って無意識でも想像してしまう生き物で、映画に限らず映像を見た時に、「これは人が撮ってるな」とか「クレーンで撮ってるな」とか「ドローンだな」とか「自撮りだな」って無意識で映像の裏側を想像してしまうんですよ。だけどジェームズ・ワンって、その想像が追い付かない摩訶不思議な映像を見せてくるので、見入ってしまうというか我々を画面の虜にさせる魔法を持ってますよね

 

つか、メラが敵を蹴散らすシーンも被写体の周りぐる〜っとするカメラワークだったよなぁ…その撮り方しか出来ねえんじゃねえかってぐらい多用するよねホント。

あ、メラで思い出したけど、ワインショットするシーンあるじゃないですか!あれめっちゃコミック的で良かったですね!地上でも能力を駆使して形成逆転する展開を持ってくるってのは素晴らしいと思います!

 

そういえばシチリアでブラックマンタが登場しますけど、コミック通りの巨大ヘルメットで最高でしたわ...。

そんでビックリしたのが、装備はアトランティスのものなんだけど それをDIYしてあの形にするってこと..。どういう経緯であのスーツ出来るのかなぁと思ってたら

「え!?そういうこと!?あなたトニー・スターク的な技術持ち合わせてんの!?」

ってなりましたからねw

でも、ヘルメットがアホみたいにでかい理由をDIYシーンで提示してたので気が利いてるなとは思いました(笑)

 

 

上下反転しまくりの海中アクション

実は『ジャスティスリーグ』の時点で海中バトルおもしれえなとは思ってたんですけど、本作でも面白さが大炸裂してて最高でした。監督は従来とは別次元のアクションシーンを作りたかったと思ってたらしいんですが、別次元過ぎてついていけないぐらいの凄さでしたよ。(あのバトルシーン見たさにもう一度観に行きます)

 

で、なにが良いって、水の抵抗をまったく感じさせずにドラゴンボールみたいな戦いを繰り広げてるんだけど、その戦いで生まれた瓦礫とかは水の抵抗があってスローに動くのが良いんですよね。人はクイックだけど物はスローっていう反比例した感じの画が仮面ライダーカブトのクロックアップバトルみたいな感じなんだけど、それは海底世界ならではの戦闘描写だし、画的にめちゃくちゃ面白いから、それだけで一見の価値ありって感じがしましたね〜。

あと海中だから髪の毛とかマントがずっと範馬勇次郎ばりにユラユラしてんのもスゲエ良い!

 

他にはですね〜、話し出したら止まらないんですけど、昔『銀魂』のアクションについて、「実写化作品で刀の太刀筋(軌跡)とか刀を振ったときに生じる風などをCGで可視化するとダサい・・・」って言ったんですけど、アクアマンの海中バトルの場合は逆。それがカッコよさを何倍にも倍増させてる。

f:id:shiiman:20190212225237g:plain

海中バトルだと三叉槍(さんさそう)を振り回すと気泡みたいなのが出て、武器の軌跡がすごい分かるんですね。そうすることによって三叉槍をスゴイ勢いで振り回してることだったり、攻撃を防いだことってのが迫力満点でかっこよく伝わるようになってるからとても良かったです。

 

あと、海中バトルさ、地上以上にグルグルしたカメラワークで脳内が混乱する感じになってるんだけど、まあそれは上下が関係ない水中ならではのカメラワークだから新鮮で面白かったですね〜。 

てか、炎のリングだっけ?あそこで決闘するくだり、リング全然関係なくて最高でしたねw

 

最後の一騎打ちに関してはですね、最後は海上で戦うんだ・・・と思ったんですけど、もうキメ画のつるべ打ちでブチ上がり過ぎて泣けてきましたからね...w

あと気が利いてる点が一個あるんすよね。

なんか巨大なスクリュープロペラが回転してたじゃないですか。あれがあると画的にくそキマるってのもあるし、なによりバルコがやってた回転技?それ絶対やるっしょこれ!って思うから観客の期待を高めるっていう点で気が利いてますよね~。で、案の定出てくるんだけど、もうバルコ以上の振り回し具合でめちゃくちゃカッコよかった。

それにしても、この映画は一つのアクションだけで泣ける前振りもしっかり用意してるから、最後にトライデントをブンブン振り回して、それ見たバルコが「つ、ついに」みたいな表情するだけで泣けちゃうっていうね....

f:id:shiiman:20190212225531g:plain

いや~ほんとやってくれますわ。

 

 

 

『アクアマン』から学ぶ人生

 ”強い女性が強い男性を作る”

カップルってのはお互いを高めあえるかどうかが超重要!

これ、メラを演じたアンバー・ハードがインタビューで言ってることなんですけど、確かにアーサーが立派な王になれたのは、メラが背中を押してくれたからですよね。

やっぱ付き合うなら、お互いを高めあえる存在と付き合うべきだな~と改めて思えましたー(棒読み)

 

 

 

おわりに

いや〜それにしてもジェームズ・ワンが壮大な世界観のアメコミ映画撮ったらほんと凄いことになるんですね〜。彼以外いないんじゃないかってぐらい最適な人選だったのではないでしょうか。

一番最後の、アクアマンがすごい勢いで海上に飛び出すシーンなんか神々し過ぎて思わず跪きそうになったんだけど、そういうキメ画とかのセンスもほんと素晴らしかったし、なによりヒューマンドラマもめっちゃよかったんでホント最高の映画でした。

っていうか、DCヒーロー、マゾコン多過ぎ!w

 

 

 

Fin

 

 

余談

本作の戦闘シーンを作ってる人、87イレブン(ジョンウィックとかアトミックブロンド作ってる会社)の人でした。もう優秀過ぎて怖いわ87イレブン...。

【スポンサーリンク】