しーまんの映画から学ぶ人生

しーまんの映画から学ぶ人生

映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『ベイビードライバー』から学ぶ人生(レビュー)

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 信頼出来る男、エドガー・ライトの新作フォォォォォォォオ 

 

 

ガチャ、ガチャチャッチャッチャ、ブォォオン

 

 

『ベイビードライバー』

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スタッフ

監督 エドガー・ライト

製作 ナイラ・パーク
   ティム・ビーバン
   エリック・フェルナー
製作総指揮 エドガー・ライト

 

キャスト

アンセル・エルゴート  ベイビー
リリー・ジェームズ   デボラ
ケビン・スペイシー   ドク
ジェイミー・フォックス バッツ
ジョン・ハム      バディ

 

あらすじ

天才的なドラインビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしているベイビーは、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽によって外界から遮断さえることで耳鳴りが消え、驚くべき運転能力を発揮することができる。そのため、こだわりのプレイリストが揃ったiPodが仕事の必需品だった。ある日、運命の女性デボラと出会ったベイビーは、逃がし屋から足を洗うことを決めるが、ベイビーの才能を惜しむ犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことになる。(以上、映画.com

 

予告

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今作『ベイビードライバー』ってエドガー・ライトが撮ってるんですよね…

 

そんなの見ないわけねーだろぼけぇぇぇぇえい

 

ってぐらいエドガー・ライトの作る映画には絶大な信頼を抱いてるわけです僕は。

とにかくね、彼の映画見た事ないって人は『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ホットファズ』だけは見てください。

 

もう命令します。見てください。(笑)

 

簡単に言ってしまうと、いつまで経っても大人になりきれないオッサンの話なんだけど

絶対面白いから!映ってるシーン全てが面白いから!(おおげさ)

 

正直エドガーライトの映画という時点で、たとえつまんなかったとしてもつまらない映画であって欲しくないという気持ちから「いや、この映画はおもしろいんだ」って自己催眠をかけてしまう気がしていたのですが、先日『スパイダーマン・ホームカミング』を新宿バルト9で最速上映を見た時に『ベイビードライバー』のファーストカーチェイスシーン6分が先行で公開されまして、それを膝に肘ついて前のめり状態で見たんですけど、その時点で「あ、この映画確実におもしろいっすわ」ってのは確定しておりました(笑)

という事で夏休みシーズンでビックバジェット映画が公開される中で中規模バジェット映画の進撃を目撃してきたので、さっそくしーまんの映画から学ぶ人生を初めて行きたいと思います。

 

 

それでは初めて行きましょう!

しーまんの映画から学ぶ人生!!

 

 

 

 

まずはこちらから

 

 

 

 

 

 

監督・キャスト紹介

 

 

エドガーライト(監督)

エドガーライト

はい出ました〜信頼出来る男!!!

『ショーンオブザデッド』で心を鷲掴みにして『ホットファズ』で一生ついていくと決心させてくれた人です。

なんの話だって感じですよねw

とにかくちょっとでも映画が好きな人ならみんな好きな監督さんだと思います。

特に愛を込めてボンクラ男子の胸を打つ映画を撮る人なので、ボンクラ男子の僕からしたらホントたまらん人です。

本当はアントマンの監督するはずだったんだけど降板になっちゃったのは残念でした。。。

 

  

 

アンセル・エルゴート/B.A.B.Y/ベイビー

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『ダイバージェント』シリーズと『きっと、星のせいじゃない』で一躍注目を集めた俳優さん。

実はAnsoloという名前でDJとしても活躍していいます。

どっちかに職業絞れば?って言いたいぐらいDJしてる姿もかっこいいです。

そしてどうでも良い小ネタですが
主演アンセル・エルゴートのガールフレンドはバレリーナのヴィオレッタ・コミシャンという方で、一度破局して復縁するといったブランクはありつつも高校生の時からの付き合いなんだって

アンセルのインスタ↓

www.instagram.com




 

リリー・ジェームズ / デボラ

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この女優さんの事たいして詳しくないんで、あんまり語る事ないんですが可愛いですね(笑)

ウェイトレスがとても似合う女優さんだと思いました。

フィルモグラフィーとしては『タイタンの逆襲』で長編映画デビューして『シンデレラ』で一躍有名になった感じですかね。

 

 

 

 

ケヴィン・スペイシー  / ドク

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この方、個人的に演技が必要ない俳優だと思ってます(笑)

どういう事かっていうと、立ってるだけで「静かでIQ高い悪い奴」って感じが溢れ出ているからです(笑)

その点で言うと『スーパーマン・リターンズ』のレックスルーサーとかハマリ役だったと思います。

フィルモグラフィーとしては『セブン』で一躍有名になった人だと思うんだけど『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』って言うゲームに出演してた時は笑いましたねw

しかも「静かでIQ高い悪い奴」って感じの役(笑)

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凄いリアルですよね。僕がゲーム内でちゃんと成敗しておきました。

 

 

 

 

 

 

 

小ネタ紹介

 

・『ベイビードライバー』のようなミュージカルと犯罪アクションの融合は1995年ぐらいから企画していた?

監督のエドガーライトはずっと前からミュージカルのように演出された犯罪アクション映画というアイディアを温めていました。

そして2002年に監督したミント・ロワイヤル『Blue Song』のMVにそれが少し反映されています。

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今作の冒頭はまさにこれ。

 

 

 

・ベイビーの家にあるテレビに映る映像

ベイビーの家にあるボロくさいテレビにチラッチラっと映像がたくさん映りますが

ブラットピット主演のみんな大好き『ファイトクラブ』が一瞬映りますね。

あと、上述した『Blue Song』も一瞬映ります。

自分の作品なのでオマージュと言えないような気もしますが、一番最初にベイビードライバーの作風のアイディアが反映された作品ですから遊び心で入れたんでしょう。

 

 

 

 

 

 

『ベイビードライバー』を一言で表すなら

 

クライムカーアクションと純愛の踊らないダンス

 

カーアクション版ラ・ラ・ランド

↑これは斎藤工が言ってました

 

 

 

 

 

 

 

感想 

スゲぇぇぇぇぇ楽しい!!!

キュンキュンするわー

エドガーライトさん、あなたボンクラ男子が主役じゃない映画もこんなに楽しく撮れるのですね…

 

 

いやー結論言ってしまうと、とにかく楽しかったですね〜。

こんな事つぶやいちゃってるし。

 

 

それにしても、今まで見た事ない新しい映画となっておりましたよ…

 

今や0から作り出す新しい何かってのは世の中にほぼ出尽くしているなーんて事はたまに聞きます。
じゃあその中で新しい何かを作り出すのはどうするのかと言うと、既存の要素を組み合わせるしかないんですね。

ジェームズ・W・ヤングって人も以下の名言を残しています。

 

アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない


今作ベイビードライバーはまさにそれですね。


音楽×クライムカーアクション=ミュージカルクライムカーアクション


ミュージカル要素とアクション要素という既存の要素を組み合わせて新しい映画になってます。
そんで面白いのは上の方にも書きましたが、ミュージカルとアクションの融合っていう今作のアイディアは監督自身94〜95年ぐらいから考え付いてたらしくて、ずっとやりたかったって事。
やっと出来て良かったねエドガー君!笑

もんの凄い面白かったですよ〜ほんとありがとうございます。

という事で僕は今作に対して特に文句はないので印象に残ったというか特に良かったと思った所を以下にまとめていきますね。

 

 

 

 

良かった・面白いポイント 

流石エドガーライト!ミュージックとカーアクションの融合が織り成す小気味良い映像

掴みが優れている最高な映画なんてたくさんあると思いますが、これほど無駄なく初っ端から心をガッと掴んでくる映画はあるでしょうか(笑)

もう本当に掴みから最高でしたよ…

ipodにあるジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの『Bellbottoms』(ベルボトムス)が流れ始めると音楽に合わせてカットが変わり、登場人物が閉めるドアやトランクの音などが音楽とシンクロしている。もうこの時点で

 

たまらん

 

楽しすぎます。

公式の動画があるのでもし良かったら↓

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ついでにジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの『Bellbottoms』も↓

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カーアクションが開始されてからも凄まじく、赤い車が2台揃ってるって凄い計画的じゃないよね、凄い偶然だよねそれとは思ったが非常に楽しいし、もちろん車と車が衝突する音は音楽とシンクロしてるし、急ハンドルする時の音、サイドブレーキを引く時の音なども見事にシンクロしてる…

なんだこれはぁぁぁあああ!!!踊らないダンスじゃあん!!

とかずっと頭の中で感動が渦巻いてて結局何してたのか良く分からない状態になってましたね(笑)

グランドセフトオートで星が増えまくると出てくる、車をパンクさせる有刺鉄線みたいなやつとかもドリフトしてタイヤの側面で吹っ飛ばすなーんていう方法で解決する映画見た事ない!!

みたいな楽しさもありましたねそーいえば(笑)

 

僕は、ミュージカルとカーアクションの融合が織り成すなんて書き方しましたけど、詳しく言うとミュージカルとカーアクションと"エドガー節"の融合が最高の化学反応を生み出してるな〜って思いました。

どういう事かと言うと、エドガーライトって独特で小気味良い撮り方をするじゃあないですか。

トニー・スコットとかスコセッシの影響だなんてエドガー・ライト本人は言ってますけど、

例えば置いてある物、もしくは今から置こうとしてる物を撮る時は真上から撮りがちだったり

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マシンガンのように早いテンポでガチャ、チャ、チャッ、チャッ、チャみたいな感じでカットが変わる"マシンガン編集"とか。

そのエドガー節が音楽に合わせて展開されたりするんですよ!

そういうのが凄い小気味良くなってます。

彼の映画って"マシンガン編集"がだいたい入っていて凄く映像のテンポが良いから基本的にどの作品も小気味良いんだけど、ここまで音楽に合わせられるともっと小気味良いですね…

で、エドガーライトの編集スタイルいわゆる"エドガー節"が音楽に合わせやすいってのが成功の要因としてあると思うんだけど、それでも撮影と編集けっこう大変だったろうな〜

 

正直エドガー節とか「うわ〜これエドガーライトっぽい」って言う映像があったりするだけで最高なんですが、今作はそれにミュージカルっぽさが付け加えられてるから、もう楽しくてしょうがないですね。

OPで強盗を終えてベイビーの車に戻ってきて、ジョンバーサルがGOみたいな感じで指を前に出した瞬間、車は後ろに進み出してジョンバーサルがチラッて見るリズムの良さとかが小気味よくて凄いエドガーライトっぽいっていうかなんというか

 

楽しいぃぃぃーーーーーーーーい

 

 

あそこが良かったとかいう話し始めると止まらないんですけど、

最初の仕事が終わってからコーヒーを買いに行くシーン。

たかがコーヒーを買いに行くだけのシーンですよ!?

それだけのシーンなのに音楽に合わせてワンカットで展開されて行くから見てて暇が一切ない。あれは28テイク撮ったうちの21テイク目を使用したんですって。

 

あと、ミュージカルっぽいんだけど決して完全にミュージカルになってないのが良いですね。

ミュージカルは完全に俳優が音楽に合わせて歌いだして、俳優の歌声が映画館のスピーカーから流れてきますよね?

そして物語の途中で突然踊り始めるから、ミュージカル好きには申し訳ないですけど少しアホっぽいじゃないですかミュージカルって…(笑)

でも今作はミュージカルっぽいって言っても、あくまで映画館のスピーカーから流れてる音楽はベイビーが聞いてる音楽なんです。

だからベイビーも歌ったりするけど、それは僕らが普段音楽聴きながら歌うのと同じだし、スピーカーから流れる歌声はアーティストの声がメインで、ベイビーの歌声はかすかに聞こえる程度なんです。

これがミュージカルとは決定的に違うから完全にミュージカル映画にはなってないし、純粋に流れてる音楽を楽しめるし、ベイビーが聞こえてる世界ってのを味わえて最高ですね。

僕はミュージカルがそんなに好きじゃない(ララランドは号泣)けど超楽しかったのでミュージカルが嫌いって人でも是非見て欲しいですね。

 

やばい…話が止まらない(笑)

 

 

 

あとさー、主人公のベイビーって暴力が嫌いじゃあないですか。

それは実は冒頭の銀行強盗シーンから暗示していて、車の中でサングラスして音楽の世界に気持ちよさそ〜に浸ってるのに、銃声がしてどうやら暴力振るってるだろうなって時になると浸ってた音楽の世界から戻ってきてサングラスをズラし、心配そうに銀行を見たりするんすよね。ここで暴力が嫌いってのを軽く暗示してます。

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(この表情は全然心配そうじゃあないけどw)

 

で、僕が良いと思ったのはジェイミーフォックス演じるクレイジー野郎バッツと共に行なった2回目の仕事のパート。

あそこで、ベイビーが乗る車からバッツたちが降りて警備員を襲いに行ったと思ったらベイビーは突然車を少し前に出すんですよ。

 

何してんの?

 

と思ったら良い感じに暴力してる所が観客にも見えなくて暴力してる音だけが聞こえるようになるんです。

最初ちょっとオフビート的に笑える演出なのかと思ったんすけど、そういうわけじゃあなくて、ベイビーは見たくないんですよね暴力を。

要は、ベイビーは暴力が嫌いってのを最初観客を笑かそうとしてる演出かと思っちゃうぐらい小気味良く暗示しているんです。

あれで「やっぱエドガーライトはセンスが凄い!」と思っちゃって、なんかお気に入りのシーンになっちゃいました。(笑)

 

あとは、ベイビーのプロの歯車が狂い始めた事も小気味良く暗示してましたね。

 

例えば、ドクの甥と一緒に郵便局を視察に行くくだり。

甥っ子の方が視察が完璧なんです。(笑)

歯車が狂っていなければベイビーは完璧に視察出来たと思います。

だけど、その甥っ子の方が視察出来てるって描き方も一見ただのギャグシーンに見えるんですよね(笑)

ギャグシーンに見えるんだけどちゃんとプロの歯車が狂ってる感じが暗示されていて良かったです。

 

他でいうと、作戦説明シーン。

2回目の仕事の前に最初ドクが作戦説明してるんだけど、描き方としては、ドクの声を消してベイビーが聞いてる音楽が前に出てくるから、ベイビーは一見音楽しか聞いてないように見えるようになってます。

でも実はちゃんと作戦を理解していたっていうシーンですよね?
なんですが、デボラと恋が実り始めてからの郵便局襲撃作戦説明シーンでは、ドクが作戦説明してる時に音楽じゃなくてドクの声がずっと流れてるんですよ。

そしてミニカーを地面に落とす。

 

あれ?ちょっと前回の作戦説明の感じと違うよ?不安になる感じが出てますよ?

 

まあこんな感じで、同じ作戦説明シーンなんだけど1回目と2回目で描き方を変えて尚且つ、センス溢れる小気味良さを出しながら心情の変化を暗示させてるので改めて上手いな〜って思いました。

 

 

 

物語も非常に気がきいていて良く出来てる

ベイビーっていろんな人のセリフを録音しては編集してテープを作るっていうちょっと、ちょっとですよ?

ちょっと気持ち悪い趣味があるじゃないですか(笑)

 

あのテープを作ってるシーンって、ベイビー演じるアンセル・エルゴートがDJをやっている人だから遊び心で入れてるのかと思いきや全然そんな事なくてちゃんとストーリーを動かすきっかけになってたんすよね〜w

いやーさすが。

要はベイビーが持ってる録音機のせいで、バッツたちに警察とかだと勘違いされるんだけど

「違う!録音してテープを作ってただけだ!」

って事でカセットテープ集を見られちゃうんすよね。

そしてその中にはデボラの声が…

 

はいデボラが恋人というのがバレたぁぁぁああ!

 

しかもカセットテープは家にあるんだけどそれを野蛮なバッツが持ってきたという事は家にいるあの心優しいおじいちゃんは!?とか観客までもが心配してしまう作りになっていて上手い。

 

あと、デボラって最初ウェイトレスしてる時に自分の名前じゃない名札を付けてるんだけど、バッツたちがデボラのいるお店に行く時は自分の名前の名札を付けてしまっているじゃあないですか。

あのシーンは

「まさかバッツたちがレストランに来てる時に限って本当の名札つけてないよね?」

っていう軽い緊迫感を生んでて良かったですよね〜。

 

そして名札という存在が、バッツたちがデボラという名前をしるキッカケとなって、カセットテープが、デボラとベイビーの関係を知るキッカケとなっているので、ベイビーとデボラの絡みであった「名札が違う」というやりとりが全く死んでないし、「カセットテープ」とか「名札」といった一見関係ないように見える要素と要素がちゃんと繋がるからホント良く出来てると思います。

 

「・・・」

 

全然関係ないんですけど、監督エドガーライトって『ザ・ドライバー』って映画を敬愛してるんですよ。

で、『ザ・ドライバー』に影響を受けてる映画が『ドライヴ』

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ドライヴで印象的なのはライアンゴズリングがつける「革グローブ」だと僕は思うんですけど、今作ベイビードライバーで割と唐突に革グローブが出てくるので、あれはオマージュかな?と思ったのですがどうでしょう(笑)

 

 

 

 

 

 

一度手を汚した者はもう元に戻れない

これはこの作品の一つのテーマのような気がします。

「一度手を汚した者はもう元に戻れない」ってジョンバーサルもセリフで言いますからね。

だから、いくら優しくて人の良いベイビーでも取り返しの付かない状況になっていきます。

 


で、その取り返しの付かない状況になる終盤から少々展開がわけわからなくなって行きます(笑)

まず、デボラが状況飲み込むの早過ぎw

いくら好きだとはいえ、あんな状況に巻き込まれて良くあそこまで正気保って好きのままでいられるな〜あいつw

 

そして、ベイビーが作戦を無視してからずっとシカトをしていたデクがデボラの姿を見た瞬間突然優しくなるというかベイビーに協力し始めるんですよ。

そして豪快に轢かれたと思ったら、一度で終わらず、いきなりグロテスクに踏み潰されるというギャグ展開www

そのよくわからない展開に

 

ナ・ニ・コ・レ

 

って正直思ってちょっと評価が下がりつつあったんだけど、最後ベイビーがデボラは被害者って事で自分1人捕まったから

 

 

オールオッケェェェェェェェェェェエイ

 

 

そして手荒くベイビーを押さえつけようとする警官にデボラが「ヤメて」と叫ぶ姿に号泣。

法廷で、罪は犯していても溢れ出るベイビーの優しさが関係者にはちゃんと伝わっていて、それを必死に裁判官に伝えようとする関係者の姿に号泣。

デボラからの手紙の内容がベイビーの本名に触れていて「ベイビーの方が慣れちゃったな〜」みたいセリフがどことなく純愛で号泣。

この世にあんな純粋な恋愛する人なんているのか!?って感じで凄い泣いちゃいましたよ〜(笑)

泣いた話はどーでもいいや。

 

 

終盤ちょっと良くわからない展開が続いたんだけどちゃんと最後に「住む世界が違う」って言ってベイビーが報われない展開があったからもうグッドです!

ちゃんと"一度手を汚したら元に戻れない"ってのが描かれていて物語としてしっかりと落とし前がついていたので良かったです。

 

 

という事で

 

 

『ベイビードライバー』から学ぶ人生は

 

"一度手を汚したらもう元には戻れない"

 

ですね。まんまですが(笑)

 

 

 

 

 

はい、感想はこの辺にしておこうかと思います。

疲れた〜。

だけど正直まだ言い足りないです(笑)

 

 

 

読んでいただきありがとうございました〜 

 

 

あ、やっぱこれだけ言わしてください。

今作は見たけど他のエドガーライト作品見た事ないって人は、何度も言いますけど『ショーン・オブ・ザ・デッド』を見てみて下さい。

エドガー・ライトって音楽とアクションの融合をずっとやりたかったんだな〜ってのも分かると思います。

youtu.be

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

余談

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使用してるipod が恐らくipod classicの第5か6世代なんだけど、まずclassicを使用してるのがなんか良いですよね。
classicを使用してる時点でこいつハンパねー曲数を所有してんだろうなってのがあるし、何よりミュージック好き感が増します。
だって、仮に彼が使用してるipodが160GBだったら4万曲ぐらい曲が入りますからねw

あと、いろんなipod(キラキラ装飾とか)があったのは車パクった際に車内に置いてある物をそのままパクったんでしょうね(笑)

 

 

 

そういえば登場人物ってみんなコードネームで名前呼び合ってるじゃないですか。

僕は月一ぐらいで同じ映画ブログ仲間のモンキーさんとかMachinakaさんとか物語る亀さんとかと飲みながら映画の話を永遠としてるんですが、その際は全員ハンドルネームで呼び合ってるんすよねwww

僕はしーまんさんって呼ばれるしw

それって、今作と一緒じゃね!?

なーんてボンクラみたいな事を考えてました〜(笑)

 

 

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