しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『スカイスクレイパー』から学ぶ人生(レビュー・解説)

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家族のためにイマ飛びま〜〜〜〜〜〜〜〜〜っす!

 

 

どん

 

 

『スカイスクレイパー』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 ローソン・マーシャル・サーバー

製作 ボー・フリン
   ドウェイン・ジョンソン
   ローソン・マーシャル・サーバー
   ハイラム・ガルシア
製作総指揮 ダニー・ガルシア
      ウェンディ・ジェイコブソン
      エリック・マクレオド
      エリック・ヘダヤート
脚本 ローソン・マーシャル・サーバー

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ドウェイン・ジョンソン ウィル・ソーヤー
ネーブ・キャンベル サラ・ソーヤー
チン・ハン ジャオ
ローランド・ムーラー コレス・ボタ
ノア・テイラー
バイロン・マン
パブロ・シュレイバー ベン
ハンナ・クィンリバン シア
マッケンナ・ロバーツ ジョージア・ソーヤー
ノア・コットレル ヘンリー・ソーヤー

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

「ワイルド・スピード」シリーズや「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」などの大ヒット作で活躍する人気アクション俳優ドウェイン・ジョンソンが、高さ1000メートルを超える超高層ビルを舞台に、犯罪組織が巻き起こした火災から家族を救出するため孤軍奮闘する主人公を演じたアクション大作。

 

かつてFBIの人質救出部隊のリーダーとして活躍していたウィルは、ある事件で左脚が義足になる大怪我を負い辞職するが、それから10年を経た今は、愛する家族も得て、危機管理コンサルタントとして働いていた。香港に建設された高さ3500フィート(1066メートル)の史上最大のビル「ザ・パール」の本格開業に向け、ビルのオーナーのジャオから安全管理のチェックを任されたウィルは、家族を伴ってザ・パールに滞在するが、ビルに隠されたある秘密を狙う犯罪組織もまた、ザ・パールに侵入しており……。

 

監督・脚本は、「セントラル・インテリジェンス」でもジョンソンとタッグを組んだローソン・マーシャル・サーバー。

(以上、映画.comより)

 

 

予告 

youtu.be

 

 

 

まえおき

 

いまや誰もが認めるアクションスターで元プロレスラーのドウェイン・ジョンソン最新作『スカイスクレイパー』!

安定した面白さがあるのだろうと期待して非常に楽しみにしておりました。

しかも脚本・監督は『セントラル・インテリジェンス』でドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだローソン・マーシャル・サーバー(名前っぽくなっ)。

上記作品がツッコミどころ含めて超面白い作品だったし、またタッグを組むということは相性(仲)も良いんだろうなということで、そこらへんも期待を裏付けていました。

そしてそして!!!

今回はですね、何と言っても最強と名高い男が義足というハンディキャップを背負ってるということなので、「最強の男だからなせる強引な現状打破とかないのかな?どうなるんだろう(ワクワク)という楽しみもありましたね!!

 

さて、そんな楽しみを抱きながら観てまいりましたので、まえおきはこの辺にして感想に入っていきたいと思います!!

 

 

 

ネタバレ感想

ピンチに次ぐピンチが生み出す安定の面白さ!

そのピンチを愛する人のためにハンディキャップを物ともせず乗り越えるヒーロー。

その姿に泣きそうになった瞬間がチラホラ。

とにかくほんと楽しかったよ!

 

ってのが大まかな感想で、細かいのは以下。

 

 

 

今作のドウェインジョンソンは最強じゃない!

 

なぜ大型獣の撃退や暴動鎮圧に使用するゴム弾が効かないのか→ドウェイン・ジョンソンだから

なぜ手錠を腕力で外せるのか→ドウェイン・ジョンソンだから

なぜ撃たれてるのに平気なのか→ドウェイン・ジョンソンだから

なぜ人間が怪獣と戦えるのか→ドウェイン・ジョンソンだから

 

このように全ての理屈を「ドウェイン・ジョンソンだから」で説明できてしまうのではないか・・・といった感じで「最強キャラ」を確立させているドウェイン・ジョンソンが、今回は義足というハンディキャップを背負っています。

まぁ簡単な話「最強の男」ではなくなってるんですよね。

いつもの彼ならイメージでいうと敵と相対したら3秒ぐらいでボコボコにするじゃん?

スタンガンなんて1ミリも通用しなそうじゃん?

でも今回は1人倒すのにも一苦労するし、スタンガンにも負けます(それが普通)

だからこそ、今作は面白くなってますよね~。

新鮮さも含めてね。

 

監督てきには

「義足であっても、ほかの誰かとも同じようにヒーローになれるのに、映画ではそういうものを見たことがなかった」から「人によっては障がいだとか、呪いだとすら思われかねないものに潜む力」を示したかったそうですよ?

 

個人的にはその想いが、ちゃんと劇中から伝わって来ました。

ウィル(ドウェイン)の頑張りに目頭がジンジンと熱くなりましたよ。

だってさ、今作で起こる事態ってのは五体満足でもブレイブハートが無いとクリア出来ないことの連続なわけですよ。

ハンディキャップを背負ってるとなるとスーパーウルトラブレイブハートが必要ですよ…。

その最強のブレイブハートは誰の為に生み出されるのか、誰が生み出させるのかってのを考えると・・・

ハンディキャップを背負った男が家族のため最強の男…いや、ヒーローになる姿に目頭が熱くなるでしょそりゃあ!!

 

 

 

めちゃめちゃステキな家族

 

愛する者の為ヒーローになる姿に目頭が熱くなってしまったのは、序盤で提示される「素敵な家族関係」があったからだと思います。

とにかく良い家族なんですよね。

ローソン・マーシャル・サーバー監督って『なんちゃって家族』という映画を監督してますけど、なにか家族について思う事でもあるんですかね...まあいいや。話戻します。

今作に出てくる奥さんなんて、ウィル(ドウェイン)が「片脚だけどね」や「小さな会社」といった感じでネガティヴよりな発言をしてもすぐさま「素敵よ」とポジティブ変換して返してくれるんですよ。

それはスマホを直してもらう為の発言だったという事が分かりますけど、本当に素敵だと思ってそうだし、ヨイショ発言してたとしてもユーモアに富んでるので素敵な関係だって事には変わりないですよね。

子供たちとウィルのやり取りも、愛して愛されてる事がとっっっても分かるやり取りだったじゃないですか。

しかも、そんなに尺を取らずに「素敵な家族」であることを提示して、見事に僕の心に焼き付けてくれていたので、ウィルが家族の為に頑張るだび応援したくなるし、目頭が熱くなってしまうようになってましたね〜。

ていうか、なんか分かんねーけどドウェイン・ジョンソンが誰かの為に「うぉぉぉお」って感じで戦ってると毎回泣いちゃうだよなぁ…『ランペイジ』でも泣いたしw

なんなんだよあのハゲマッチョはよぉお!

泣かすんじゃねぇよバーカバーカ!

 

あ、そうそう、今作はウィルの1人活躍じゃない所も良かったですね。

いや基本は彼の1人活躍ですよ?

でも彼以外もちゃんと頑張るんですよね。

橋が崩れてしまうシーンありましたよね?

あそこなんかウィルが代わりとなる橋を架けて、それを息子が抑えて、妻が渡り〜〜といった感じで "家族一丸" となって現状打破してるんですよ。

「めっちゃ良い家族」ってのがより伝わってくる凄い良いくだりだったと思いません??

あのくだりをドウェイン・ジョンソンの一人活躍にしなかったのが個人的には好印象でしたね~。

ま、橋が崩れそうになっても筋力でなんとかしちゃう辺りは最強の男の名残りがあって笑いましたけど。(でも、家族を支えるのは「父」ってのが上手く表現されてる気もするからバカには出来ないという…)

ちなみに、その場に娘はいませんけど、最後の戦いを楽しくする重要な要素(人質)となるので良いでしょう笑

 

あと、奥さんなんて地上で大活躍しますからね。

この手の映画って、作品のメイン(今作でいうビル内)以外はつまんなかったりして「いらねんじゃね?」と思わせるような映画もあると思うんだけど、ちゃんと奥さんを活躍させてたからか、ビル外の話が不要な感じになってなかったし、ウィルが惚れただけある女だなってのを感じれたので良かったですね。

スカイダイビングのランディングポイントに奥さんが行く必要そんなになくね?とは思ったけどさ…(笑)

といった感じでウィルの1人活躍にしなかった所が、素敵な家族関係を描いていた分、なかなか好印象でした。

 

 

 

次々と訪れる危機的状況が楽し過ぎ

 

この手の映画で危機的状況が次々と訪れるってのは当たり前の話ですけど、個人的にはですね、その危機的状況が、なんか色んな映画を思い出させるようなものになってたので変な意味で楽しかったですね。

例えば、兄弟的な存在と戦うシーン。

味方が実は悪党でした〜的な展開にしては珍しいことに割と早い段階で悪党であることを明かして戦うんだけど、その際、ウィルは義足を外されちゃうからケンケンしながら戦うわけですが、それなんかは『ヒューマン・レース』を思い出しました(笑)

誰が観てんだそんなのって話ですが・・・

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あとは、警察に追われながらビルを目指す時に、クレーンを活用しながら目的地に向かうっていうのは『アメイジングスパイダーマン』を思い出しました。(似てるって言ってないですからね?思い出したってだけですからね?w)

オズコープに向かうくだりね。

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粘着テープでビルの外側を移動するのは、思い出した人多いと思いますけど『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でしょ?

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あとは、ビルの外側を移動してた時に、命綱であるロープを結んでた物が壊れて宙吊りになってしまい、首の皮一枚繋がった状態ならぬ、義足一つで繋がった命状態になるくだりあるじゃないですか。

あのくだりはね、義足に絡まったロープを早く掴まないと義足がすっぽ抜けて落下しちゃうから、、、これまた考えすぎですけど、『酔拳』さながらの腹筋を見せてましたね(笑)

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パール内にある「鏡の間」みたいなところで展開するラストバトルは『燃えよドラゴン』とか『ジョン・ウィック2』を思い出しますよね〜。やっぱ。

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(このシーン↑超好き・・・っていうどうでも良い報告)

厳密にいうと今作のラストバトルをかき乱すのは「鏡」というより「モニター」なんですけどね。

だから「現代版 燃えよドラゴン」とでも言えば良いですかね?(笑)

でも今作に出てくるビル「ザ・パール」は古代中国の寓話「ザ・ドラゴン・パール(龍と珠)」にインスパイアされて創り上げられたらしいんで、そういった意味では『燃えよドラゴン(原題:Enter the Dragon)』のオマージュ?が出てくるのも納得ですね(笑)

 

っていう話はこの辺にしまして。

こういった変な目線を抜きにしてもめちゃくちゃ楽しいんすよね。

先述しましたけど、基本的に起こること全て五体満足でもクリア困難なことばかりなんですよw

これを五体満足のドウェイン・ジョンソンがクリアしてたら別に普通の面白さだと思うんですけど、一応ハンディキャップ背負ってるからもっと面白くなってますよねやっぱ。

社長が隠れる扉を開けるために外に出て、柱みたいなのが高速で回転してる所に1、2、3っとタイミング取ってダイブする所なんか普通に「ヒョォォォォオあっぶねぇぇぇ」って心の中で叫んでましたよ…

 

 

 

ローソン・マーシャル・サーバーの中にあるエンタメ映画製作における必要事項

 

今作を観てて「安定した面白い映画を作るローソン・マーシャル・サーバーっぽいな〜」と思える瞬間が何度かあったので、それについて話したいと思います。

なんつーかローソン・マーシャル・サーバー監督の中には、万人受けするエンタメ映画を作るにあたって観客に安定した面白さを与えるための確立した必要事項みたいなのがあるんですよね多分。彼の監督・脚本作を観てるとなんとなくそう思えます。

簡単に言うと以下の二つを必要事項として用意してるかな?

・単純な伏線配置

・大して驚かないちょっとしたドンデン返し

 

単純な伏線配置を用意するに関しては

まぁ伏線とか特に無いけど面白い映画って全然あると思うけど、ローソン監督はしっかりと映画の面白さに繋がる伏線を用意してくる印象がありますね…。

そして、説明するの難しいんだけど、ローソン監督が用意する伏線は「あ、これ絶対伏線」と分かるというか、単純かつ印象的なのが多くて、それが上手いと認めたくないんだけど上手いっちゃ上手い・・・みたいな感じなんですよ。

なんつーんすかね、、、「小賢しいけど愛おしい」みたいな?分かります?(笑)

ぁぁあ!とにかくローソンさんっぽいんですよ伏線の置き方がぁぁあ(説明放棄)

今作でいうと、スマホの再起動とかガムテが伏線になってたじゃないですか。(ガムテは伏線と言って良いのか微妙だけどw)

その伏線を「不調の9割は再起動で直る」とか「粘着テープはなんでも直せる」みたいな感じで、ちょっと名言風に言う感じとか小賢しさがあってローソン監督っぽいんすよね…。わかります?w

ローソン監督の『セントラル・インテリジェンス』なんかで言うと、ガラスに反射した自分はどんな姿に写ってるか・・・ってのが伏線として活きてくるくだりがあるんだけど、それも小賢しい感じでローソン監督っぽいんすよ…。

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なんのことか分かんない人はぜひ観てください!(アマゾンプライムでも観れます)

 

 

大して驚かないちょっとしたドンデン返しを用意するに関しては・・・

今作でいうと、悪党であること観客にバラすの早くて珍しくも感じましたけど、相棒というか兄弟的な存在が悪党だったじゃないですか。

あとは社長が急に裏切ったかと思いきや、別にそういうわけでもなかった・・・みたいな感じになりますよね?

他には鏡の間のくだりなんかで言えば、実はこっちでした。みたいなちょっとしたドンデン返しがいくつもあって観客を欺いてますよね。

上述した『セントラル・インテリジェンス』も具体的にどことは言いませんがそんな感じで出来てるんですよ。

別に「うわっ騙された」っていうほどのドンデン返しでは無いし、たぶん騙される人ほぼいない程度のものなんだけど、面白さを感じれるぐらいのドンデン返しではあると思います。

 

といった感じでローソン監督は上述した二つの要素をエンタメ映画を作る際の必要事項として用意してるような気がしましたね。

ま、正直な話、ローソン監督の『ドッジボール』観てないから断言出来ないんですけどね(^_^;)ァハハ

…とりあえず思ってること吐き出したかったので書きやした。

 

 

 

『スカイスクレイパー』から学ぶ人生

 

「人には必ず弱点がある。それは自分の大切なもの。」

 

「大切なものを守るために勇気を絞り出せるかが大事」

 

「ガムテープがあれば何だって出来るぜぇぇぇぇ!」

 

「不調の9割は再起動で直ります。」

 

 

 

おわりに

 

いや〜前日に『死霊館のシスター』観て、そこまで好みの映画じゃなくて残念な気持ちになってたんだけど、そんな気持ちバビューンと飛ばしてくれるぐらい楽しい映画でした。

 

そういえばドウェイン・ジョンソンは隻脚を演じるにあたって、義足でエベレスト登頂を成し遂げた「ジェフ・グラスブレナー」さんをお手本にしたらしいんですけど、猛ダッシュする姿なんかジェフ・グラスブレナーそのものだったそうですよ?

やっぱドウェイン・ジョンソンはね、一流のアクションスターだし、一流の俳優なんだよなぁと改めて思える良い作品でもありました。

 

 

Fin

 

 

 

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