【ネタバレ有・感想】『パイレーツオブカリビアン5最後の海賊』から学ぶ人生
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トランプに対して問題発言をしてスベった時のジョニー・デップの表情が何とも言えないぜ。
ドン
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』
スタッフ
監督 ヨアヒム・ローニング
エスペン・サンドベリ
製作 ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 マイク・ステンソン
チャド・オマン
キャスト
ジョニー・デップ ジャック・スパロウ
ハビエル・バルデム サラザール
ブレントン・スウェイツ ヘンリー・ターナー
カヤ・スコデラーリオ カリーナ・スミス
ケビン・R・マクナリー ギブス
あらすじ
孤高の海賊ジャック・スパロウと、ジャックへの復讐に燃える「海の死神」サラザールの因縁の対決を軸に、かつてジャックと冒険したウィル・ターナーとその息子ヘンリー、孤独な天文学者カリーナ、ジャックの宿敵バルボッサらの運命が交錯する。ジャック・スパロウに恨みを持つ「海の死神」サラザールが、魔の三角海域から解き放たれた。サラザールの復讐を阻止するには、「最後の海賊」だけが見つけ出せるという秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れなければならない。一方、10年に1度しか陸に上がれない呪いをかけられたウィルの息子ヘンリーは、ポセイドンの槍を手に入れて父の呪いを解こうとジャックに近づく。(以上、映画.com)
予告
僕は、一度見た映画ってのは基本的に脳内再生が鮮明に出来るぐらい覚えているのですが、なぜ分からないですけどパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズに関しては記憶が曖昧なんですよね〜w(ちゃんと脳内再生出来るの1作目ぐらい)
というのも基本的に、ジャックがドッタンバッタンしながら、フラフラしながら、「うェェェああああ」と言いながら片手に酒瓶持って逃げ回ってる所の印象が強すぎて、そこしか記憶に残らないんですよね(笑)
「棺桶から登場するの何作目だっけ?」「エリザベスとキスしてたの何作目だっけ?」と言った感じでジャックが逃げ回ってる所以外の記憶が曖昧です。だから見る前に復習するか〜とか思ってたんですけど仕事が忙しく無理でした..Zzzzz (*´﹃`*)
なので的確で面白い感想を書ける自信がいつも以上に無いんですが、最速上映(24:30)の回で見てきたので早速感想書いて行きます〜
それでは行きましょう。
しーまんの映画から学ぶ人生!!!
まずはテキトーに
キャスト紹介
ジョニー・デップ ジャック・スパロウ
金欠気味と言われてるオッサン。(バカにしつつもかっこいいね…)
はい、最近トランプ大統領に対して「最後に俳優が大統領を暗殺したのはいつだったかな?」と発言して微妙にスベってるのがたまらないジョニー・デップさんです(笑)
まあただのジョークなんですけど、リンカーン大統領が俳優に暗殺されている(1865)ことを引き合いにしてちょっと分かりづらい&若干引くようなジョークをかますもんだから自分でも「あちゃ〜」みたいになってるのが可愛らしいですね(笑)
私生活では元妻アンバー・バードにDVした疑惑があったりと何かといい噂をそんなに聞かない俳優さんで、「世界で最も稼いだセレブ100人」の46位に選ばれるぐらいのビリオネアだったのに最近じゃ「金欠」とまで言われています。
金欠だから必死だとか言われてますけど最近、米ディズニーランドの『カリブの海賊』に本人出演したのは有名な話です。
Johnny Depp Is filming on the pirates ride in Disney land!!!! Crazy!!!!!! pic.twitter.com/Klc1QyEKzR
— Tommy Williams 🦊 (@Twiller0) 2017年4月27日
これに関して思うんですけど、よく観客は本人だって気づけましたよねw
正直ジャックのルックスって頑張って再現すれば誰でも真似出来ちゃうから、俺だったら「いやいや本人がいるわけないでしょ」って思っちゃいますけどね(笑)
あ、今までの出演作とか紹介しなくていいですよね?ジョニー・デップ知らない人いないですよね?寝癖ボーボーの顔面蒼白で手がハサミの男とか演じてますよ。
ハビエル・バルデム サラザール
まさに顔面凶器。
この人は相変わらず顔面がたまらないです(笑)
顔面に悪役としての説得力が有りすぎるんですよね(詳しくは後述します)
とにかくネットで「ハビエル・バルデム」と検索した時に「顔面がデカ過ぎる俳優」って記事がトップニュースで出るぐらい顔面凶器なんです。
出演作品で言うと『ノーカントリー』が有名なのかな〜、ノーカントリーも凄い顔してたけど『007スカイフォール』もなかなかの顔面でした。
ブレントン・スウェイツ ヘンリー・ターナー
しーまんが選ぶこれからもっともっと売れるだろう俳優。
なんでそう思うのかって?誰がどう見てもイケメンだからですよ(✧≖‿ゝ≖)ドヤァ
ロン毛どんだけ似合ってんだよ。
そして、アメコミが好きな方なら誰かしら思ったと思うんですが、ドラマ版の『フラッシュ』で主人公バリー・アレンを演じたグラント・ガスティンにどことなく似てると思います。
気のせいかな?(一枚目がグラントで二枚目の画像がパイレーツに出てるブレントンさん)
似てません?笑
話変わりますが、彼は『キング・オブ・エジプト』っていう個人的に大っ嫌いな映画に出演してたんだけど存在感ははなってました。
あと、僕が見たことある作品では『オキュラス』に出演してたかな。
※ちなみにインタビューでバイセクシュアルを匂わせる発言をしてます。
カヤ・スコデラーリオ カリーナ・スミス
可愛いというより美人さん。
この方『メイズランナー』のヒロインやってる人だけど顔の印象が全然違う!
メイズランナーのときはすっぴんに近いのと具合が悪そうな顔してるからちょっとババくさいな...と思ってたけど、今作『パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊』では全然そんな事なかったです。ババくさいとか思ってすいませんでした。
そーいえば、旦那さんはジョニーデップがギャグの引き合いにしたリンカーン大統領を演じたベンジャミン・ウォーカーが旦那さんです。
『パイレーツオブカリビアン最後の海賊』を一言で表すなら
ハビエルバルデムの劇的!ビフォー・アフター!!
→?
(追記)こんなふざけた表現より、仲良くさせて頂いてるモンキーさんの父をたずねて三千海里の方がよっぽどしっくりきます…(笑)
やっと感想入ります…
ネタバレ感想
やっぱ普通に楽しいね〜
ただ、それ以上を越えるモノはない。
それより敵のビジュアル最高すぎる!もっと見せろよ!!!
正直な所、24:30の回で見に行ったので死ぬほど眠かったです…
が、しかし!眠さなんてものは気づいたら吹っ飛んでおりました。
って事で楽しいです。
でもね〜
やっぱ1〜2年経ったらジャック何やってたっけ?ってなる気がする。
ジャックが何をやっていたかという記憶を失う代わりに、一つの要素だけが一生僕の記憶に残ると思います。何が記憶に残るかはもう分かってる気がしますけど後述しま〜す。
まぁ、まとめちゃうといい所もあるけど今までのシリーズの良さがちょっと無くなってないですか〜?って話なので、そこら辺の話していきます。
良かった所・楽しいポイント
序盤の掴みからのテンポの良さ、そしてキャラの登場のさせ方
出し惜しみとか知りません系の映画でした。
タイトルが出るまでちょっと長くて、ウィル・ターナーの息子であるヘンリー・ターナーの子供時代と青年時代の二つが出てからタイトルドーンな訳ですが、テンポとしては全然良い。
だって初っ端から顔が汚いけどイケメンなウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)が出てくるんだもん。
で、ウィル・ターナーが出てきたかと思えば、もう今作の敵である最高に良い顔したサラザール(ハビエル・バルデム)が出てくる。
そして、ここまでは暗闇なんですよ。正直言って見づらいぐらいの暗さ。
だけどタイトル出てパッとシーンが変わると、きれ〜〜いな青空広がる昼間になる。
この昼間のシーンになるまでそこそこ尺を取っていて、ジャック・スパロウが出るまで割とタメがあるんですよ。
そんで主役はどーやって出てくるのかと言うと
金庫の中に入ってる。
う、うん。ジャックっぽい。いよっ待ってましたって感じ。
ここら辺、多分みなさん普通に見てると思うんですけど、キャラの登場のさせ方って本当に大事なんですよ。5作品も続いてるシリーズとなると歌舞伎と一緒で、「いよっ待ってました」ってなるからシリーズが続けば続くほど大事になってきます。
要は、シリーズが続くというのは同時にキャラが愛されているという事なので、キャラが登場するだけで楽しいんですよ。だからそこをいかに登場させるかで盛り上がりは変わるので、監督の腕が問われる瞬間でもあったりするんですよね〜
その点踏まえて今作はどうだったか、序盤のウィルの出し方も良かったし、顔面凶器のサラザール様も良かったし、ジャックの相変わらずすっとぼけた感じの登場とか全体的に良かった思います。
まあジャックに関しては登場してから帽子をかぶり直すまでが最高なんですけどね。
こーいうのは単純に上がります。
パイレーツオブカリビアンの魅力といえば?
魅力といえば、やっぱりドッタンバッタンした逃亡劇ですよね。
詳しく言うと上述しましたが、ドッタンバッタンしながら、フラフラしながら、「ああああ」と言いながら片手に酒瓶持って逃げ回るジャックの姿ですね。
一応ジャックは何も考えてないようで逃げ道を計算してるっていう設定があったような気がするんですけど、今回はそれどころじゃ〜ない。
まずさ、
馬って建物引っ張る生き物じゃないから!!!ww
どういう思考回路したらその作戦思いつくのよ(これは製作陣にも言ってます笑)
って事で、とにかくとんでもない事になってる。
でもやっぱり楽しいんですよね〜こういうドタバタ系の逃亡は。
ちゃんと酒瓶持ってフラフラ走ってるし。(笑)
ハビエル・バルデム/サラザールのヴィジュアル、顔・顔・顔
なーんて楽しそうな顔をしているのでしょうか。
見てるこっちまでも微笑ましい気持ちになります。
…
ってぐらい最高です(笑)
今まで出てきた敵の中で一番好きかも。
別にハビエル・バルデムに限った話じゃ無くて、死神になられてるみなさんが凄く良いです。人それぞれ体の欠けてる部分が違かったり、死神になる前の顔をちょっと想像させられる程度の行き過ぎてない顔面の変わりようが非常にグッドというか見てて楽しいです。
あと、ディティールが細かくて良いですね。
死神になった人たちは魔の三角海域で爆発(結構、意味不明な爆発)に巻き込まれて、ぐっちょんぐっちょんになりながら海に落ちて、あのような姿になってるワケですが彼らが通ると火の粉のようなものが舞っていたりします。そういう所の細かさが好印象でした。
で、敵のビジュアルに関して凄い好きな所があるんですよ!結局ハビエル・バルデムのビジュアルが最高だってオチになってしまいますけど、彼の髪の毛が超良い味出してます!
ずっっっとユラユラ〜って長い髪が不自然になびいてるんですよね。
彼は爆発食らって海中に落ちてますから、海中にいる時の人間の髪の動きを海上にいる時でも表現しているんだと思うんですけど、その細かさと言い不気味さと言いたまらなく良いですね。
水中での髪の動きが水の中じゃない時に出るとあそこまで不自然というか不気味〜な感じが出るんですね…
あんな変に髪がなびいてるの他で見た事ないって思ってたんですけど見た事ありました。
でーん
悪い所・結局なんで記憶に残らないか
なんで記憶に残らないというか、どことなく微妙なのか正直答えが見つからないっす(笑)
でも、ちょっと考えて見ました。
今までは、ジャックのドタバタが印象として強かった
上の方に前作品はジャックがドタバタ逃げ回ってる所しか記憶に残ってないような事を書きましたけど、前作品はそれが印象的に描かれてたし、笑える所だし、魅力的な所だったんですよね。だから、ドタバタ逃走劇しか記憶に残って無いんですよ。
で、今回はどうだったかと言うと今回も一点だけ覚えて他の事は忘れ去りそうな感じするんですよね。(あくまで僕はの話ですけど…)
そして、忘れ去りそうなシーンの中にドタバタ逃走劇が入ってます。
逆に何を忘れないんだって言うと、もう言っちゃいましょう。これですよこれ。
こんなイケメン、印象が強すぎて忘れるわけないでしょう。
なんで今まで良かったドタバタ逃走劇が忘れ去りそうなのかというと、今まで良かった所がちょっとなくなってるからです。
今までジャックは事あるごとに捕まっては必ず逃げ出してますけど、それって極力CGとか使わず、自分の周りにあるものや設備を駆使して敵を出し抜きながら、ちょっと頭の良さまで感じる逃走をしてるから楽しいし、印象に残るんですよね。(1作目なんか特にそう)
なんだけど、今作ではそんなに身の周りの物使ってないし、割と強引な逃走の上に結構CGとか使っている逃走なので、前作『生命の泉』から6年も経ってるし変に映像を進化させちゃったのかな〜って思いました。
このシーンなんて別の映画見てるみたいだったし。
ちなみにこのギロチンが上がったり下がったりする、ギロチン焦らしプレイはおもしろかったですけどね。(笑)
イケメン、ハビエル・バルデムをもっと見せてくれ〜
ニマ〜
こんなに魅力的なんだからもっと見せてよ〜とは思いました。
というかこいつ触れられないとか、なんかそんな感じじゃなかったっけ??
それに対してどうやって倒そうとか苦戦するって描写ありました?
僕、眠すぎて2分ぐらいは意識飛んじゃったんだけど、その間にあったのか?
あとは最後の戦いでポセイドンの槍の取り合いしてるけど、結局みんな何したいのか分からない。。。「壊せば良いのか〜!!」とかなんの盛り上がりのない謎解きを披露してから〜の、槍壊して「あ、顔治ってる・・・」とか言ってる始末。
じゃあ協力すれば良くね?
ジャック殺したいのか槍が欲しいのかどっちだ〜!
ポセイドンの槍を破壊する事によってみんな得するなら争う理由ないだろとかを眠気が限界にきていて意識朦朧としながら思ったんですけど、最後の争いってなんか納得できる理由ありましたっけ(笑)
例えばさ、死神には触れる事が出来なくて、絶対勝てないからポセイドンの槍で一旦呪いを解いてから倒す。それをやられたらサラザールは困るから先に槍を奪って密かに呪いを解くとかそういうのあるだけで盛り上がるんだけどな〜
いや、待てよ。
そんな事はどうでもいいぐらいに驚いたのが、サラザールとジャックの過去なんですけど。コンパスを手放すと魔の三角海域から出られるとか言うからさ、過去にコンパス・ジャック・サラザールの密接な関係とか出て来んのかと思いきや
え、それだけ!?絶対ジャックの若い顔をやりたかっただけじゃねーのこれ
って感じがしちゃうぐらいのどーでも良さでしたよ(・Д・)
まあ結局はいろんな事書きましたけど、楽しいっちゃ楽しいです。
読んでいただきありがとうございました。
Fin
余談
今回、ウザい海兵?海軍?みたいなの演じてた人
デビット・ウェナムという俳優さんなんですけど、この人『ヴァン・ヘルシング』でヒュージャックマンの相棒やってた人ですよ…
歳とってたな〜