しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ有・感想】『ワイルドスピード8:アイスブレイク』から学ぶ人生

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始めは車版『ハートブルー』だったのにスキンヘッドが1人加わり筋肉アクション映画になって来たと思ったら、まーた1人スキンヘッドが増えちゃった映画

 

 

ドン

 

 

『ワイルドスピード8アイスブレイク』

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スタッフ

監督    F・ゲイリー・グレイ

製作    ニール・H・モリッツ
      ビン・ディーゼル
      マイケル・フォレスト
製作総指揮 アマンダ・ルイス

キャスト

ビン・ディーゼル    ドム
ドウェイン・ジョンソン ホブス
ミシェル・ロドリゲス  レティ
タイリース・ギブソン  ローマン
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス テズ

 

あらすじ

誰よりもファミリーを大切にしてきたはずのドミニクが裏切り、ホブスやレティ、ローマンらはドミニクを取り戻そうと奮闘。その中でファミリーは、最大の敵だったデッカード・ショウとも手を組むことになる。(以上、映画.com)

 

予告

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始めに言っておくと僕はワイルドスピードに対してそんなに良い印象を抱いてなかったんですよね。

最近の若者に多いと言われてる車に興味がない人間だからです。

別に全部に興味ないというわけではないんですよ?

 

 

興味がある車といえば

こんなのとか

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こんなんです(笑)

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あと、車に興味がないからか当初のワイルドスピードは車版「ハートブルー」なので、んーまあ普通…って感じだったし、『ワイルドスピード2』にはスキンヘッド1号のヴィン・ディーゼルは出ないで『トリプルX』に出演してるし、戻って来たかと思えば映画の系統がドンドン変わってケイパームービー(強奪系映画)になり、車を強引に絡めてるアクション映画になってきたりで、何だこのシリーズはと思ってたんですよ。

でも、なんだこのシリーズはと思いつつも、『だんだん面白くなってきてるな』という気持ちは無視出来なかったし、大ヒットしてるのも理解出来るよ…って思ってたら『ワイルドスピード:スカイミッション』が公開。

当時アクション映画だし、一応見ないとなって言って見に行ったら衝撃をウケてかなり好きになっちゃいました。

ストーリーとか、展開自体はかなりのバカ映画なんですけど、そこがまた良さになってるし、盛り上げ方とか、長きに渡るシリーズだからこそ出来るキャラの描き方やファミリー描写が最高だったし、何よりラストシーンですよね…

あんなに感動的で粋なラスト見た事ないですよ。

 

 ってことで

スカイミッションがシリーズの集大成なので、それでやめとけば良いのにな〜とか思いつつもめっちゃ楽しみにしてた「ワイルドスピード:アイスブレイク」を見てきたので、かなり高めなテンションで初めて行きます。

 

 

しーまんの映画から学ぶ人生!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャスト紹介 (主要というかハゲ×3)

 

 

今回オープニングクレジットで最初に順番で出てくる三つの名前は全員スキンヘッドなので笑っちゃいましたよw

その3人について軽く紹介しますね。

 

ヴィン・ディーゼル / ドム

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本名マーク・シンクレア・ヴィンセント

昔クラブのセキュリティをやっていたマーク・シンクレア・ヴィンセント。

そしてクラブのセキュリティーは源氏名的な偽名を付けなければならない。

「おまえさ、ムキムキで強うそうだからディーゼルね」

「ヴィンセントのヴィンを取ってヴィン・ディーゼルね」

って事で現在のヴィン・ディーゼルになりました。

※これ、ほぼほぼ本当の話です。

それから、あんなマッチョで野太い声してるくせにド級のファンタジーゲームオタクです。「タイゴン・スタジオ」っていうゲーム会社作っちゃうぐらい…

 

あと、この方は自分の趣味嗜好をかなり映画に盛り込んでくる人なんですよねー。

例えば、『トリプルX』では彼が演じる主人公のタトゥーに自分の好きなゲームのキャラ名が入ってたり、『ラスト・ウィッチ・ハンター』では単純に自分の好きなゲームっぽい事をやってたりですね。

そして一番目立つのは、映画に多人種を盛り込んでくることです。

最近の『トリプルX再起動』では分かりやすく多人種だったし、ワイルスピードシリーズなんて、ポールウォーカー以外白人いないですからねw

あ、そうそう、ファンタジー好きからかスカイミッション以降で彼が制作に携わっている映画には『ゲームオブスローンズ』のキャストがドンドン入って来てます。

 

 

 

 

 

 

ドウェイン・ジョンソン / ホブス

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この人全体的に筋肉が兵器レベルで発達してるんですけど、胸鎖乳突筋と僧帽筋の盛り上がりがおかしいですねw(簡単に言うと首の筋肉と首から肩にかけての筋肉)

そんなのはどうでもいいんですけど、元プロレスラーです。(笑)

そして、個人的なイメージなんですけど彼はカリスマ性が強すぎてメインキャラを強奪するイメージが強いですww

『G.I.ジョー』って作品ありますけど、あれは僕の好きなチャニング・テイタムが主役だったのに、2作目ではこの筋肉兵器が主人公になっちゃってんですけど!!w

そして、本作もそうですよね。突然加入して来たと思えばファミリーの一員になっちゃてるし(笑)

あとは、『ハムナプトラ2』で敵役として出演しただけなのに、それががきっかけでスピンオフ映画の『スコーピオンキング』で主人公やっちゃってますからね…

要は、存在感とカリスマ性が強すぎるんです…

だからこそ、『アザー・ガイズ』での彼の死に方は爆笑ものなんですよね(笑)

 

 

 

 

 

 

ジェイソン・ステイサム/デッカート・ショウ

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この人も存在感が強すぎるハゲ。

てか、ハゲの中で一番カッコいいと思います。いや、ハゲと言わず男の中で一番かっこいいと言っても過言ではないかも。

なんて言ったって女性の天下、ヴィクトリアシークレットの1人と結婚してるんですから…

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婚約者であるロージー・ハンティントン=ホワイトリーがInstagramに載せる写真を彼が撮ってあげてるみたいですよ…

映画のイメージのせいで優しい一面があると、かなり評価あがりますよね。(笑)

本作にもそんな話があてはまるのですが、それは後述します。

そんで、めでたい事にジェイソンステイサムにも赤ちゃんが出来たんですよね〜

www.elle.co.jp

 

男の子なら、最強の戦士

女の子なら、ド級の美人

になる子が生まれるんでしょうね〜(笑)

 

やばい…全然フィルモグラフィーの話してないので、軽くします。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』がデビュー作で、日本である程度有名になったのは『トランスポーター』じゃないですかね〜。

実際僕も『トランスポーター』で好きになりました。

そして、トランスポーターがあまりにもハマり役だったのと、身体能力の高さを証明したので、アクションスターとして確固たる地位を築いて行きます。

エクスペンタブルズシリーズが最高なのは言うまでもないですが、脚本をシルベスター・スタローンがを務めた『バトルフロント』って映画はおすすめです。

あと、ワイルドでスマートで最強みたいなイメージが数々の出演作品で定着したのを逆手に取った映画『SPY/スパイ』も超面白いです。

この映画のジェイソンは強いんだけど、どことなくアホなんですよねw

彼の「ワイルドで最強」というイメージはそのままにアホなので超笑えます。

 

個人的に彼のアクションシーンって撮り方と編集が意図的かってぐらいほとんど一緒なんだけど、「ワイルドカード」って映画だけ大きく違うから見てみて~

ジェイソンステイサムも編集がほぼいらない俳優だなって分かる作品です。

 

ついでなんで、彼の「俳優」とは思えないトレーニング映像をどうぞ

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ワイルドスピード:アイスブレイク』を一言で例えるなら

 

「ハゲとハゲと時々くるま8」

 

「運命がどうのこうのより、やっぱハゲたちの活躍に目がいく8」

 

「世界を救えば犯罪のもみ消しなんてザルです8」

 

「ハゲを取り巻くファミリーと格闘と車とツッコミ所を楽しむ映画8」

 

 

 

この文言だけあったら何の映画かわかると思います(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ワイルドスピード:アイスブレイク』感想

  

フォォォォォォォオオたんのしぃぃぃぃぃいい!!!!

でも前作スカイミッションで終わっとけーーーー。

 

 

はい、正直な感想がこんな感じです。

 

というか

僕、公開初日に見たんですけど、単純に時間がなくて感想をすぐ書けませんでした。

でも、初日に見たとき放心状態だったというか、あまりにもトンデモ映像とアホ展開の連続だったのでボケーとしちゃって感想なんか言葉に出来る状態じゃなかったですw

コッテコテのとんこつラーメン食べて、おいしいんだけど胃もたれしてウゲ〜ってなってる感じ…

だからどっちにしろ感想なんてすぐ書けなかったです。(笑)

 

現在は冷静に分析出来るようになったのであーだこーだ言いたい事を書けるようになりました。

だからいつも通り書いていきますね〜

 

 

 

 

 

 

良かった点

 

アクション

んー、これは褒めないとダメでしょう。(笑)

もうやってることアホすぎ。スカイミッションで行く所まで行ったなと思ってたのにまだ超えてくるか。(褒めてます)

インフレがとまらねーよ…

 

・物語冒頭、もうやらないのかなって思ってた何かを賭けたカーレース

まあ掴みとしては良かったんじゃないですかね。

個人的にはミッションやってる映像の方が掴みとしてかなり良いと思うんだけど、今までのシリーズの事考えるとまあ良いかって感じ。

それでもちゃんと主人公の車の方が圧倒的に不利っていう展開を盛り上げる基本ってのはちゃんとやってくるから、楽しい。

圧倒的に不利な状況に対してドムは「弘法筆を選ばず」的な発言をするんですよね。

そして思いっきり車を改造しだすドム

 

 

結局車じゃんっ!!!エンジンじゃん!!!馬力が大事なんじゃん!!!

 

 

っていうツッコミは置いといときましょう。ドムにしか出来ない改造と思えば良いんです。

でもさ、エンジンが引火しちゃった!どうする!?

後ろ向きで走るぅー

とかいう展開は見てて楽しいですよね。

その後、車がとまらねーって事で飛び降りるけど傷一つついてないドムとか最高ですよ(笑)

ま、この映画、傷一つ付かない人間たくさんいるんですけど。

 

その後、今回というかこれからのシリーズの敵となるシャーリーズ・セロン演じるサイファーと出会い、ドムがファミリーを裏切らざるを得なくなります。

からの〜

 

ボカァーーーン!!

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この後に、鉄球みたいなの投下するじゃないですか。あれさ、

何人死んでんの!?

しかも、追っかけてる人たちって悪い人たちなの?(笑)

作り手の「そんなの関係ねぇぇぇえええ」ってのが凄い聞こえてくるシーンでした(笑)

あの鉄球で木っ端微塵になった人たちにも「ファミリー」がいるかもしれないのにね…

※半分褒めて、半分けなしてます。

 

 

 

 

・監獄での、わたくしが大好きな格闘ドンチャン騒ぎ

上述した鉄球の下りの後についにドムがファミリーを裏切りホブスを吹っ飛ばします。

その後にホブスは監獄に行きます。

そこで出会うのが、皆さんお待ちかねのこの方。

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この2人の会話がたまらん。

ちょっと字幕忘れちゃいましたけど、ホブスが「I Will Beat You Like a Cherokee Drum」って言うじゃないですか。なんで字幕じゃなくて英語が分かるんだよって話ですが…(笑)

たぶん「お前のケツをチェロキードラムのように叩く」って言ってた気がするんですけど、ドウェイン・ジョンソン(ホブス)はプロレスラー時代マイクパフォーマンスに定評があって「ケツにお仕置き」って発言をよくしてたんですよね〜

そのオマージュかは知りませんが、なんか嬉しかったです。

 

 

すいません。話ズレたのでアクションの話に戻します。

 

 

ホブスとデッカードの微笑ましい言い合いが終わったらホブスのゲートだけ開きます。

そんでヤベヤベって事で看守がビリビリ棒持ってくるんですけど、デッカードに奪われて制御盤みたいなのにビリビリ〜ってやったら…

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ザルっww

警備がザルっ

一個開いたら全部開いちゃうんだからっ

 

でも、本当にこういう展開大好きww

そしてそっからホブスとデッカードの無双活劇が始まります。

ここで一点褒めたいのが、ホブスとデッカードの戦闘方法にちゃんと個性がある事です。

あれだけ筋肉に差があったら当然のようにも感じますが、かなり大事。

要は、

デッカード(ジェイソン・ステイサム)は身体能力とテクニック

ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は筋力とタフネス

って事です。

この戦闘方法の個性の描き分けは前作のスカイミッションが素晴らしかったんですが、本作も引き継いでると思います。

前作のホブス対デッカードは最高だった…

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上の写真はホブスの打撃をいなしながら連撃を打ち込んでるんですけど、そんな感じで、超絶技巧でテクニックを感じる戦い方をするデッカードに対してパワーでぶん殴り倒していくホブス。

ここでホブスのタフネス無双が訪れます。皆さん思ったと思いますけど

 

ゴム弾が効かないwww

 

僕、ゴム弾の威力知ってるんですけど距離によっては充分に殺傷能力ありますからね(笑)

それを知ってて見るとクソ笑えるシーンなんですけど、多分知らなくても面白いねあれは…

ホブスは傷一つ付かなかったゴム弾の威力を教えてくれる心優しいバカがいるので、是非見てあげて下さい。

youtu.be

 

あと、監獄内を走り回るというか、パルクール的な要素が出てくるじゃないですか。

あれ、デッカードがやるのは分かるんですけど、ホブスもやるんですよね。それもやっぱりタフネスを感じるというか、スライディングして下の階に行ったと思ったらフェンスに激突してから着地をするんですよ。その感じがたまらんし超たのしい…

ちなみにホブスが敵をぶん殴ったら、敵が一回転するのと同時にカメラ(映像)も一回転するっていうカメラワークは前作にもありましたよね〜

前作はぶん殴ってるわけではないですが。

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なんかこの話だけで10000字超えそうなんでそろそろ辞めます。

 

 

 

 

 

・出来るだけ本当にやる精神

結局この話もアクションになっちゃうんですけど、勘弁して下さい(笑)

 

CGでどんな不可能な事でも映像に出来る現代だからこそ、逆に力を入れるようになってきたリアル撮影。

前作は本当に車を空から落とすとか中々やばい事やってますけど…

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でも!!!!本作だって高さは劣るけど本当に街中で車を滝のように落下させて爆発させてるんですよ!!!

ニューヨークでサイバーテロにより車が津波のように、『ワールドウォーZ』のゾンビのようにウジャーと攻めてくるパートあるじゃないですか。あそこです。

撮影の野次馬が撮った映像をどうぞ。

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他にはラストのアイスブレイクパートで氷が割れて車が水没しちゃう所とかちゃんと本当にやってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

・俺たちはやっぱり車が好きなんだ

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この画像の下りでみんながとる表情が最高なんですよね。

おもちゃ箱をみるような子供みたいな顔です。

どれだけシリーズが長くなりドンドンインフレしようが、映画の路線がどんどん変わろうが車が好きなのは変わらない。

って感じが良かったです。もっと見せろとまで思いましたね。

てか、単純に車に興味なくても男ならなんかよくないですか!?この感じ!

秘密基地っていうかさ、なんかいろいろある感じ。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

・細かな気配り

 

背景にちらっと写ってるのが後にちゃんと出てきたりする気配りは僕は好感持てました。

 

例えばこれ

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シャーリーズ・セロンに目が活きがちだけど、後ろにボヤッと強そうなマスク写ってるんですよね〜。

これがちゃんと後にドムがつけるマスクとして出てくるから、意外と気を配ってるな〜と思いました。

それ以外の伏線とかは結構強調的に写してたので、あんまり褒めたもんじゃねーなとは思いましたけど…

ルーク・エヴァンズ(オーウェン・ショウ)が写ってる画面をやたら見るとか

なんか、ネックレスやたらいじってね?とか…

まあ、ファミリー向け映画は強調的な伏線で全然良いと思うし、僕がひねくれてるだけだと思ってこれはスルーしてください(笑)

実際僕の隣にいたチャラチャラしたお兄ちゃんは「ジェイソン・ステイサム本当に死んだ!?」って言ってましたからね。

んな訳ねーだろ!!

 

 

 

 

 

もう充分褒めましたよね?

いいですよね?

 

 

 

 

悪い点も強いて言えばなんですが、前作の方が良かったな〜っておもっちゃう所が何個かあるので、その話をします。

※結構ネタばれあるのでイヤな方は早急に避難を。

 

 

 

悪い点

 

 

・ツッコミ所を楽しむ映画とはいえいくらなんでも…

 

全てが強引過ぎるぅぅぅぅう(笑)

 

人が死にすぎですwww

人の命を全く考えてない映画なんていっぱいあるし大好きなんだけど、それは死んでいく者たちがクソ悪人だから大好きなんです…

本作はさ、人の命を考えてたら面白い事なんて何にも出来ねぇと言わんばかりでお暴れするじゃないですか(笑)

だって先述したけど、前半の電力停止装置を盗むときに追っかけてくる人達って悪い人たちだっけ?(笑)

僕が見過ごしただけ?

まあこれは逆にワイルドスピードの魅力だしいいか(笑)

 

というか、人の死でいったらさエレナの死ですよ。

このシリーズは美人が死ぬってのは定番化しつつあるし、キャラが死ぬ事に関しては何にも文句言わないけど、なんでホブスの葬いの言葉とか残念がるリアクションがないわけ!?

仮にも部下なんだし、そこは見せようよ〜

ラストなんて完全にクソほど可愛い赤ちゃんにしかフォーカス当たってないじゃんよ!!

『トランスフォーマー・ダークサイドムーン』で大活躍した後に死んだアイアンハイドに葬いの言葉がなくて激昂した時の気持ちに似てる…(笑)

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(このシーン何度見ても泣きそうになる…)

 

 

 

 

 

・前作スカイミッションの方が盛り上がる理由があった

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上の方ではアクションについて褒めたけど、やっぱね~

前作のアクション方が盛り上がった気がするし、構成がちゃんとしてたな~と思います。

ただ、派手な事・アホな事をやってれば良いってわけじゃないんですよね~

前作のスカイミッションもだいぶアホな展開ばっかりなんだけど、アクションが始まればちゃんと緊迫感あふれる演出・盛り上がる演出ってのが踏んだんにありました。

正直言って本作はただスケールのデカイ事やってるだっけて感じがしました。一見、画的にとんでもないことが繰り広げられまくるから楽しいんですけどね。

 

この手の映画は、主人公たちの目的に対してどんな障害があるのか、その障害をどうクリアしていくかが盛り上がる上で大事なポイントなんですけど、スカイミッションの場合はその障害のクリアの仕方が馬鹿げてるから最高なんですよ。

 

目的地に辿りつけない⇨空から行く

ビル内でブレーキが効かなくなった⇨隣のビルに飛び移る

 

ね?馬鹿げてるでしょ?

でもちゃんと障害があってそれを乗り越える為の馬鹿げた行為だからおもしろいし、気持ちの高まりが生まれるんですよ。

 

本作の場合、最初のカーレースはドムの車がポンコツで対戦相手の車の方が早いっていう障害があるから、ちゃんと構成が出来ています。

でも、それ以外に目立ったのないんですよね…

あるっちゃあるけど、前作の方が構成ちゃんとしてたなって思います。

 

あと、盛り上がる「定番」の出し方も前作の方がうまかったと思う。

ワイスピの定番の一つと言えばドムの四輪車ウィリーです。

前作では車が耐死使用のデッカードと一騎打ちする時に、正面衝突したらやばいと言う事でウィリーして車の上に乗っかるんですよね。

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つまりウィリーを何の意味もなくするのではなく、ちゃんと理由があってするウィリーだから、見ててうぉぉぉぉぉぉおおってなりましたよ。

そんな所も前作の方が良かったな〜とか思ったり…

 

 

 

 

 

 

 

 

・デッカードショウ/ジェイソンステイサムを実は良い人に描きすぎ。

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良い人に描きすぎです。(笑)

入りが悪い人なので、あとから実は良い人みたいな描き方するとギャップ効果でめちゃめちゃ良い人に見えるんですよ…

しかもそのせいでただでさえ存在感あるのに魅力的に描きすぎて余計存在感が増してるっていうね。

従来のファミリーの存在感薄めてどうすんのよ。

本作は薄めないように努力してますけど、次回作以降が怖いです。

なんてったてちゃっかり、このシリーズの定番であるファミリーでの食事に参加しちゃってますから。って事はもうファミリーの一員なんでしょ?

忘れないで欲しいんですけど、

前作で彼は善人を殺してますからね!?w(オープニングにてグレネードで殺してます)

ジェイソンステイサムが大好きだから活躍してくれて嬉しいんだけど、もっと違う使い方して欲しいです…

毎回、強力で純粋な悪役は別にいてジェイソンステイサムは利害関係が一致してしょうがなく参戦する、なんだかんだ友情が芽生える、でもファミリーには入らない。

みたいな感じでいいじゃん。

「悪」なんだけど憎めないみたいな感じでいいじゃん。

アベンジャーズのロキを見習えい!

悪だけど憎めないだろ!

しかも『マイティーソー2』で協力するけどちゃんと最後は悪さするからね。

まあ、とにかく本当にこの映画は犯罪が無かった事になる系映画の名作だね(笑)

前のシリーズはドムたちのファミリーは犯罪を犯しまくってたけど、人を傷つける事のない犯罪グループだから、世界を救ったら犯罪チャラね〜っていうのが映画的に成り立ってたのに…

もうそれすらインフレですよ

 

 

 

 

 

 

 

・キャラの登場のさせ方

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8作目ですよ?

歌舞伎的な「よっ待ってました〜」みたいなのあって良いと思いません?

その点で言うとキャラの登場のさせ方が普通すぎる…

キャラの登場のさせ方がもっと演出出来てたら、もっともっと良い作品だったと思います。

 

ちなみに前作はジェイソン・ステイサムの登場はこれですからね。

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後頭部のどアップですよ!?最高でしょ(笑)

ワイルドスピード6でジェイソンステイサムの存在をあらわにしてるからここで「よっ待ってました!」ってなる訳です。

 

ちょっと待てよ、ワイルドスピード6ジェイソンステイサムの存在が露わになってる??

 

そーいえばお前、ハンを殺してるじゃねーか!!!!

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これを受け入れてハンを殺したデッカードを仲間に入れるって何を考えてるのかさっぱり分からないのですが…

ドムのファミリーに対する愛情とか一気に訳分からない事にならないですか?

やっぱり利害関係が一致するから一時だけ協力する関係にするのが正解だ。

この問題は「バカ映画ですから…」で片付けられないと思うんですけど…(笑)

まぁ、そんな最悪の事実忘れるぐらい魅力的に描いてるというわけだ…

 

 

 

キャラ登場のさせ方の話に戻りますが、デッカードの登場のさせ方は普通だったけど、ホブスの登場は良かったですね(笑)

ハカをやっといてサッカーかいってツッコミも込みでですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ワイルドスピード:アイスブレイク』から学ぶ人生 

 

 

 

 

〜今この瞬間を迎えてるのは己の選択による結果〜

 

 

 

 

本作は運命がテーマになってますよね。最後の方どうでもよくなっちゃってるような気がしますけど…(笑)

だけど、ご丁寧に選択理論って言葉まで出てきます。

選択理論とは、全ての行動は自分の選択であるという考えです。

つまり運命は全て自分の選択による結果なだけって事なのかな?(笑)

(そんなに詳しくなくてすいません)

例えば、今付き合ってる彼女と運命的な出会いをしたとしますよね?

それはどんだけ運命的な出会いだろうと、互いに選択してきた結果が出会いになってるというわけ。

あの時、友達の誘いを断ってたら彼女に出会わなかったとか、あの時声をかけてなかったらとか、なんかいろいろあるじゃないですか。

大学で出会ったとしたら、それは互いに学校どこにしようかな〜って言う選択から来てる結果ですよね。

だから運命は自らの選択でつかみ出すものなんです。

本作の場合、その選択をサイファーにコントロールされたから強敵だった訳で…

まあいいやそれは。

このへんの選択がどうのこうのとか運命がどうのこうのを、うまく描いてる映画は「500日のサマー」です。

 

僕の超好きなアーティスト「三浦大知」も選択理論ぽい事を歌ってる歌があるので載せておきますね。

(2:50から選択理論的な事歌います)

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結構いろいろ文句も書きましたが、総じて

 

 

 

 

 

超楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記

 

 

 

 

皆さん

 

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スキンヘッド3人だけだと思ってません?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人も忘れないでくださいね(笑)

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あ、そうそう 

本作ってガーディアンズオブギャラクシーに関係してる俳優3人いるんですけど気づきました?(笑)

 

グルートのヴィン・ディーゼルとEGOのカートラッセル…

 

 

 

 

 

 

 

 

前作のこいつが本作では一瞬画面に映ります(笑)

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