しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ有・感想】『破裏拳ポリマー』から学ぶ人生

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自称、誰よりも早くから目を付けて楽しみにしてた映画

 

 

ドン

 

 

『破裏拳ポリマー』

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スタッフ

監督 坂本浩一

原作 タツノコプロ

脚本 大西信介

エグゼクティブプロデューサー 井上伸一郎

製作 堀内大示

 

キャスト

溝端淳平 鎧武士
山田裕貴 来間譲一
原幹恵  稗田玲
柳ゆり菜 南波テル
出合正幸

 

あらすじ

スーツを身に着けた者が最強の力を手に入れてしまうことが危惧され、開発が中止となってしまった特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」。数年後、警視庁はポリマースーツの開発を再開するが、テスト版のスーツが何者かに盗まれ、犯罪に悪用されてしまう。スーツ奪還のため、手元に残る完全版ポリマースーツの使用を決めるが、スーツの起動に必要となるのが、最強拳法・破裏拳流の奥義を身につけた放浪のストリートファイター、鎧武士(よろいたけし)の声によるダイアローグコードだった。(以上、映画.com

 

予告

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僕、こういうの大好きなんですよぉぉぉぉぉぉおお

 

仮面ライダーが超好きってのもあるし、子供の時にガッチャマンを親父に腐るほど見せられて育ってるので、なんかタツノコプロの作品に弱いというか…(笑)

それでも実写版『ガッチャマン』は最悪で、怒りを通り越して逆に面白かったです。

で、タツノコプロ作品の実写化だ〜と思って監督調べたら

坂本浩一

え!?僕がよく聞く「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」に出てた人じゃん!!

アクション畑の凄い監督じゃん!

『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の監督してた人じゃん!

って感じになり、「これ絶対見るわ」と決めてました。

 

ちょっと、感想に入る前に坂本浩一監督の話を少ししたいんですけど、この方は個人的に凄く好感の持てる監督でありまして…

名前は前から知ってたんですけど、人となりを知ったのは宇多丸師匠のラジオがきっかけで、その時に凄い好感が持てたんですよね…

お会いした事ないから分からないですよ?

でもなんとなく分かるのは「永遠の少年」って感じがする。

そーいう人、凄い好き(笑)

単純にかっこいいと思う。

 

ここで坂本浩一監督が武術指導してる映像をどうぞ。なんとなく熱さが伝わるし、キレッキレ。ハリウッドのアクションでは割と主流になってきてる武術です。(多分シラットだと思うんだけど正確には分かりません。すいません。)

youtu.be

 

他にも坂本浩一監督に関して話したい事は有りますが、それは後述します。

 

  一週間前に見てきたので、あまり新鮮な感想ではないですが、感想書いていきます。

 

 

 

ってことで初めていきましょう!!しーまんの映画から学ぶ人生!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『破裏拳ポリマー』感想

 

監督が好き=作品も面白いってわけではやっぱり無いです。だが、泣いたりもした(笑)

 

 

 

んーなんか微妙です(笑)

楽しめる所とかもあるんだけど、どことなく微妙だし、むしろイラッってした所すらあるし、坂本浩一監督だけあってアクション凄い頑張ってるんだけど、脚本がイケてないのかノれない所が少々あるといった感じですかね〜

まあ、もうちょっと具体的に書いていきます。

 

 

 

溝端純平ってアクション上手いの?

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なんか本作に向けてトレーニングしたらしいですけど、この体凄いかな…(笑)

正直言って僕の方が腹筋とか割れて…

いいやこの話は(笑)

体より、そんなにアクションが上手く感じ無かったです。

序盤で、邦画で出てくるのはすご〜〜く珍しい闘技的な事やってるシーンがありますけど、それを入れる事自体は全然ウェルカムなんだけど、溝端純平のアクション初お披露目シーンになるわけですよね?

なんかフォームが若干腰が引けてる気が…

キレが...

こんな事思ってるの格闘が好きな人ぐらいなのでシカトしちゃってください(笑)

あ、そうそう。

坂本浩一監督はちょっと肌が出てる人に対して汗としてオイル塗るらしいんですけど、本作でもバッチリ塗ってたと思います(笑)

 

 

 

 

 

 

作品全体のアクションは凄く良かった!

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先述した話は一旦置いておいたとして、鎧武士が変身してからのアクションは良かったです。(笑)

ハリウッドでも主流になってきているシラットとかカリっていう近接格闘術がベースなんだろうけど、たまにヒーローっぽい馬鹿げたアクションが入ってくる感じとかが良いですよね。

で、いちいち技名を叫ぶんですよ…

そーいうの大事。

 

たまらん(笑)

 

あと、打撃を食らわした時とか、打撃を腕で防いだ時とかに微妙に煙のようなものがフワって出るんですよね。

あれジャッキー映画っぽくて好き。(笑)

 

ただね〜

最近の仮面ライダー作品とかにも言えるんだけど、せっかく凄いアクションしてるのに、その上に被せてるCGが濃すぎてリアルの人間が何やってるのかよく見えない時があるんですよね〜

そーいうのはちょっと残念。

 

 

 

 

 

この子が想像以上にウザい

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黙ってれば可愛い子って女の子にもいるんですね(笑)

というか、この子の役自体に文句を言ってるわけじゃないんです。

こういったキャラがいるのはいいんですけど、割とシリアスな戦いの中でもドタバタと空気に合ってない戦いを始めるんですよね。このキャラが。

一度ぐらいなら良いんですけど、2〜3回ぐらい、「わ〜」とか「きゃ〜」とか言ってスラップスティック(ドタバタギャグ)してくるからウザいというか、展開に冷める…(笑)

だから自然と南波テル演じる柳ゆり菜がウザく感じてしまう。

こんな可愛いのに。

 

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設定は〜〜〜〜いい!!

 

本当に偉いな〜って思うのが映画の設定ですね。

まず、正規版のポリマーシステムは、主人公である鎧武士しか使用できない事。

これいいですよね〜主人公がヒーローとなる事に必然性がありますし、特別感があります。

『アメイジングスパイダーマン2』でも実はスパイダーマンにはピーターしかなれなかったという事実が出てくるんですけど、あの展開が出てきた時は凄い上がりました。

あと、これ超大事

 

決め台詞!!!

 

昔のヒーロー系って決め台詞絶対必要なんですけど、割と現代でそれを描くってなるとバカさ加減が増しちゃって決め台詞言うのおかしく感じちゃうんですよ...

でも本作の場合は決め台詞を言わないとスーツが起動出来ない!!

これ、良い!(笑)

『パシフィックリム』でも、恐らく技名を叫びたいだけなんでしょうけど、技の起動条件を音声認識にしてます。

だからあの映画は偉かったり大人を泣かせたりするんですけど、多分本作はそれを意識したんじゃないかな?深読みかな?(笑)

 

 

 

 

次は本作において僕が一番気にくわない点。

 

 

 

 

敵に勝利するロジックが納得出来ない

実際主人公がポリマースーツ着てから敵にちゃんと勝つのって最初と最後だけなんですけどね(笑)

まあロジックに関してなんですが、具体的に言うとラスボスとの最終決戦です。

 

敵はスーツを三つに分けてワザと鎧と戦わせて、手技・蹴り技・関節技のデータを摂取してたわけなので、凄く強いんですよ。

で、案の定勝てなくてボコボコにされるんですよね。

でも結果は突然勝つんですよ。

なんで勝てたの?

父親との過去を思い出して、決め台詞を言ったから?

全然納得出来ないですし、おもしろくないです(笑)

例えば、ボッコンボッコンにやられて父親の過去を思い出して、その過去に親父が言ってたセリフを言ってみたら、別の音声認識が起動して新機能が発動されて勝つとかだったら感動的だし、圧倒的な敵に勝利するロジックが理解できるんですけどね…

他には、ちょっとデータ取ってコピーしたぐらいの技では長年鍛え上げた技には勝てないとか、父親から受け継いだコピーされてしまった技を鎧武士が改良して新技を編み出して勝つとかだったら「継承と進化」を描けるので、面白いと思うんですけどね。

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いくらでもやりようあると思うんだけどな〜

 

あと、山田裕貴演じる来間譲一が最初銃を撃つことが出来ないっていう悩みを持ってるのに、それを物語を通して成長して乗り越えるみたいなの無いし、途中から謎に格闘スキルを発揮するんですよ。

なんでそんな強くなってるの!?

お前のいつのまにか強くなってる過程はどこに行ったの!?(笑)
しかも僕からすると、溝端順平より山田裕貴のアクションの方が上手く見えるので、(打撃のさばき方が綺麗でした。)

これは役柄的に考えてもダメではないかと...

 

 

 

ロジックとは関係ないですけど他にも言いたい事たくさんありますよ(笑)

関節技のデータを取れば完了だとか言っといて、関節技使うのは敵ばかりで全然、破裏拳流の関節技が出てこないとか。

鎧武士が内部にいる敵に勘付いてカメラ内臓のネックレスを用意していて、意外と探偵として有能なのかと思いきや、そのネックレスはパソコンの画面を見れたってだけで結局誰も救えてなくて、やっぱり無能でしたって所とかさ…(笑)

 

でもラストバトルは主人公がまた立ち上がる所でテーマソングが流れるんですけど、それは泣いたw

 

おもしろかったり、いらっとしたり、泣いたりで、感情が割と忙しめな映画ではありました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

『破裏拳ポリマー』から学ぶ人生

 

 

 

 

〜まだ選択出来る余地があるならば、人生やるかやらないか、男ならやるを選ぼう〜

 

 

 

 

え〜っとですね。

すいません。

本作から学ぶ事見つかりませんでした。

なので、坂本浩一監督から学んだ人生を書き記したいと思います(笑)

 

坂本浩一監督が好きな理由の一つなんですけど、僕とちょっと重なる所があるんです…
wiki情報なので、100%合ってるか分からないですけど、どうやらジャッキーチェンに憧れて高校一年生の時に倉田アクションクラブに入門したらしくて、親から「30になっても成功しなかったら家を継げ」と言われてたらしいです。

これ、僕もほぼ一緒でジャッキーチェンに憧れて、高校卒業したらスタントクラブに行こうと思ってたんですよね。(高校はスポーツ頑張ってました...)

でも、やっぱり食っていけるかどうかの恐怖と、親からのストップで自分に何かしら言い訳をして諦めてテキトーに大学行ったんですよね…
坂本浩一監督はアクションクラブに入門してから、いくつもの辛い事があったのでしょうが、今は監督として大活躍しています。
で、人生やるかやらないかで、やるを選択した人です。

僕は、やるかやらないか選択する段階までは監督と同じだったんだけど、やらないを選択してしまった人間です。

今は後悔してます。

だけど、やるかやらないかだったら、やるを選択した方が良いと気づいた時にテキトーに入った会社を辞めて、やりたい事をやり始めてから、最近は凄く楽しいです。

だから、やるかやらないかの選択って大事なんだな〜と思います。

そんなこんなを坂本浩一監督作の本作を見て改めて思いました。

 

夢を追う事が必ずしも正解ってわけじゃないので難しい問題ですけどね…

まだ選択の余地があって本当にやりたいことがあるのなら、やるを選んでとりあえずやってみるのがいいですよ...

 

今はアクションとは違うやりたい事をやってますが、アクションやりたいって思いもまだ無くなってなかったり…(笑)

 

 

 

何やらいつも以上に強引な学ぶ人生になってしまいましたが以上です。

読んで頂きありがとうございました!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

追記

 

 

本当はポリマーじゃなくて、『メッセージ』の感想書く予定だったんですけど、想像以上に疲れていて、僕の映画鑑賞暦の中で『メッセージ』が一番長く寝た映画にランキングインしてしまったので、感想書くほどの感想を抱いておりません(笑)

もう一回見に行くか…

だったらガーディアン見に行きたいな… 

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