【ネタバレ有・感想】映画『フレンチ・ラン』から学ぶ人生
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イドリス・エルバ頭とんがってんなー
とか思いながら見てきました。
ドン
『フレンチ・ラン』
スタッフ
監督 ジェームズ・ワトキンス
製作 フィリップ・ルースロ
デビッド・カンター
バード・ドロス
製作総指揮 オリビエ・クールソンキャスト
イドリス・エルバ ショーン・ブライアー
リチャード・マッデン マイケル・メイソン
シャルロット・ルボン ゾーエ
ケリー・ライリー カレン・デイカー
ジョゼ・ガルシア ビクター・ガミューあらすじ
革命記念日前夜のパリ市街で爆弾テロが発生。過去に命令を無視してテロリストを射殺したこともある、CIAきってのアウトロー捜査官、ブライアーが捜査を担当することになる。ブライアーは早速、容疑者として浮上したスリの若者マイケルを確保するが、マイケルが濡れ衣を着せられていることを感じ取る。マイケルのスリの腕前を買ったブライアーは、無実の証明のために捜査に協力するよう持ちかけ、マイケルもそれに応じ、2人は真犯人を探してパリの街を駆けめぐる。
(以上、映画.com)
予告編見たときから、いいね~こういうの待ってたよ~と思って密かに期待してたフレンチラン
先に言いましょう。
思いのほか面白いぞぉぉぉ…
ハードル上げないで見る方が良いかもしれないけど面白かった。
って事で
しーまんの映画から学ぶ人生初めてきましょう!!!
『フレンチラン』を一言で言うならば?
「トンガリ頭が小規模泥棒と組んで大規模泥棒を阻止する話」
「そんなにフレンチをランはしてない話」
にしましょう。
「そんなにフレンチをランしてない話」に関しては原題が『BASTILLE DAY』なので。
感想
俺の頭が相当イカれてない限り普通に面白かったです。
ただ大絶賛って訳ではないですからね?(笑)
言ってしまえば、ありきたりなアクション映画です。
でも面白かった(笑)
だから今回は普通に良かったポイントとダメというか、謎なポイントを上げていきます。
良かった点
テンポ・物語の掴み
こういったアクション映画とかってのは物語スタートの掴みがかなり大事になると思います。(なんでもそうか…)
本作はまず美人の全裸パイオツで掴むというスーパー力技を解き放ってきますw
まさか、この映画でモザイクまで拝見するとは…ってかあのシーンで公開規模縮小してる気がするのだが(笑)
でも、それは主人公の一人である天才スリ師の技術を見せつける場面でもあります。
ここで主人公の今後活きるであろうテクニックを説明し、淡々と物語の発端となる爆発が起きる。
普通に掴みとしてバッチリだったと思います。
それ以降も基本的にダレる事はなく進むので、「あ~眠い」って事にはなりませんでした。
ちなみにあのスリをするシーンはマジック界でいうミスディレクションと言って、相手の注意を自分とは違う方向に誘導するテクニックです。
このミスディレクションが出てくる映画ってのは割とありますよね!
例えば
『フォーカス』
『グランドイリュージョン』
etc...
イドリス・エルバとリチャード・マッデン
この二人結構良かった。
イドリスエルバは結構頭とんがってるんだけどかっこ良かったし、あのはみ出し野郎感がお似合いでした。
アクションも普通に上手かったです。
彼が007になったらどうしようと思ってたんですけど、
本作見てたらちょっと有りに思えました。
…
やっぱうそ。
006ぐらいになってほしいです(笑)
そういえばイドリス・エルバ演じるブライヤーは暴力的過ぎて、なんの罪もない一般人本気で殴り飛ばしますからねw
あれには笑いましたが、おばちゃんとかには優しい笑顔を見せるんですよね。あれ多分わざとなんですけど、そのギャップとかも見れて良かったです。
リチャード・マッデンも良かったですね~
なんだろう、イケメンで凄い奴なんだけど小物臭が漂うんですよね(笑)
基本的にスリ以外はポンコツです。逃げるの遅いし、弱いし。
でもスリになると輝いて超有能な奴になるという感じが、凄い奴なんだけど小物臭を放っていて、キャラとして良かったと思います。
あと、彼がイケメンに関しては顔面がセバスチャン・スタンに似てました。
キャップを深く被って正体バレないようにしてるシーンなんかシビルウォー見てるのかと思いましたよ(笑)
(マジでこれにそっくりなシーンがあります)
はい。似てるといえば本作には避けては通れない問題が一個あります。
くそネタバレですが、敵の大ボスがトニースタークそっくりなんだよ!!!(笑)
一番最初に記者会見するシーンなんかアイアンマンでしかないよあれ。
ってか狙ってると思います。
記者会見のシーンが一番似てます。
伏線たち
なんか、別にびっくりするほどではないんですけど、伏線が丁寧だったと思います。
途中味方のフリして車で護送しにくる奴いますが、あれが敵だと気付く所とか、
しれーっと気付くきっかけとなる伏線を配置してるんですよね。首つった奴のタトゥーを確認してたのは若干強引ですけど…
でも個人的に一番良かった伏線はそこではなく、女の子が殺しを躊躇って車から降りるの遅くなった敵の顔をしっかり見てた所です。
上手い伏線というのは、「これ伏線だな」と気づかれず尚且つ記憶から忘れない伏線です。
この手の映画でそんな感じの伏線あると思ってなかったです。俺だけかな?(笑)
あと、中盤でマイケルが女の子の隠れている場所をスリで突き止めるシーン出てきますが、あそこも一方的にスリをして観客を置いてけぼりにするのではなく、丁寧に
「はい、今からこれ利用してスリをしますよ〜」っていう状況説明を上手くしているので、成功した時に「お〜」がありました。
やっぱ、あーいうスマートな物を見せられると楽しいな〜って思っちゃいますよね。
大まかな物語
上の方にも書きましたが、物語が本当に「頭トンガリ鬼が小規模泥棒と組んで大規模泥棒を阻止する話」
になってるんですよ。
どういう事かというとブライヤーは小規模な天才スリ師と組む事になりますよね?
天才スリ師はミスディレクションを利用してスリを働きますが、敵も暴動を誘発させてパリの視線をあやつり大規模なミスディレクションを起こして金を盗むんですよ。
まさにこれじゃないですか⇨「頭トンガリ鬼が小規模泥棒と組んで大規模泥棒を阻止する話」
単純な物語なんだけど、一応関連性持ってやってるんだ~と思いました。
さあて、良かった点はこの辺にして次は、ん~ポイント行きますー
悪かった点
謎のカメラワーク
たまにびみょ~~~~に揺れてる映像があったり、マイケルを追いかけて屋根を走るシーンでは、画質の粗いホームビデオのようなカットが入ったりするんですよね。
別に文句ではないんですけど、あれはなんだったんだろうという謎です。
監督のジェームズ・ワトキンスがホラー撮ってる人だから、ホラー的映像を入れてみるという遊び心なのかな?
知ってる人は是非教えてください…
ラストバトル
これね~しょうがないんだけど、どうしてもブライヤーの一人劇場になっちゃってましたね〜。
ちゃんと、マイケルが活躍する場面を持ってきててめっちゃ偉いんですけど、なんか他になかったのかなーとも思ったりします。
でも最後にバットマンを蚊帳の外にしたBvSの100倍偉いと思うので、これも文句ではありません。
バットマンといえば、ベンアフレックって事で思い出したけど、彼の『ザ・コンサルタント』でもあった敵を自分の手榴弾で自爆させる倒し方。
あれ、本作にも出てくるけど本当にあのやり方あんのかなw
手榴弾から仲間を守るために身を挺して爆弾に覆いかぶさるのは本当にあるから、本当なのかもね。
文句はこれぐらいですかね。基本的に文句少なく単純に楽しめる映画です。
『フレンチ・ラン』から学ぶ人生
〜ちゃんと中身は確認しましょう〜
〜自分の才能を見つけ、磨き続ければ報われる〜
にしましょう。
〜自分の才能を見つけ、磨き続ければ報われる〜
↑これに関しては映画自体にこんなメッセージ絶対ありません(笑)
でも、マイケルは頭いいし親も金持ちの部類なのに、とある事で社会のレールからハミ出します。そして、スリの道に…まぁ昔からエロ本とってたらしいけど。
でも彼は自分の才能に気づいてずっとスリを続けたワケですよね。
で、続けてた結果ビックな仕事が来ます。恐らく彼は今後ブライヤーの相棒としてCIAで働くんでしょう。
僕は世の中で成功している人の大半は、自分の才能に気づきそれを磨き続けた人だと思います。
継続する事で、いつのまにか才能は磨かれ、そしてチャンスが巡ってくる。
なーーんて事を『フレンチ・ラン』を見て強引に学んだ私でした。
…
そーいえば、故意ではないとはいえ無実の人が4人死んでいる事実が途中から消滅していたな…
中盤ぐらいまでは出ていたのに…(笑)
ま、それはご愛嬌という事で(笑)
以上となります。
余談
そーいえば、本作の監督であるジェームズ・ワトキンスが監督してる
『バイオレンスレイク』にはマイケル・ファスベンダーが出てて、
『フレンチ・ラン』にはバイオレンスレイクで妻役だったケイリー・ライリーも出てます。
作品は違えど、同じ時期にゆかりのある人がスクリーンに映ってるのは
なんかおもしろいですね。
マイケル・ファスベンダー主演のアサシンクリードの感想はこちら↓
では!!
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