【ネタバレ感想】『メンインブラック インターナショナル』の 感想(レビュー)
スポンサーリンク
『メンインブラック インターナショナル』
いやー、最近は若者の活字離れが著しいということで、それに合わせて動画で感想を語ったりしてんすけど(再生数へっぽこぴーなんでご協力お願いいたします!w)
そんなことしてるとブログが書けん。。
っていうことで、動画で話した内容をほぼそのまんまブログに残しておこうと思います。
『メンインブラック インターナショナル』ネタバレ感想
結論を先に言ってしまうと、途中からメンインブラックを見てるということを忘れてしまうぐらい、シリーズの魅力が激減してしまったハッキリ言ってあんまり面白くない映画でした。
クリス・ヘムズワースが良いから最後まで観れたって感じですかね〜。
はい。
ではなんでそう思ったのかなどなど、もう少し細かく語っていきたいと思います。
まずはお決まりの話!
『メンインブラック』は今作含めて4作品あるので、たくさんお決まり的なものがあります。
本当にたくさんなので、全部を語るのは難しいのですが、一番初めに出てくるもので言えば、オープニンググレジットですね。
一番最初に人の名前だったり作品名が出てくるんですが、それのフォントがシリーズ全部同じなんですよね。
これが今作でも出てきたんで、そこは
「メンインブラック観てる〜!」
って気持ちになれました。(まじ序盤w)
でも、その気持ちってのは、徐々になくなってきちゃうんですよね…。
まあそれについては後々語っていきます。
メンインブラックといえば銀色のバカみたいな武器
とにかく色んなの出て来ますよね。なのに基本的に性能はほとんど一緒ってのがアホくせーんですw
まあそれについては良いとして、武器に関して面白いのは、隠し場所ですね。
前の作品では一般住宅に隠してあるっていうニューライザーがないと絶対できない面白展開がありましたが、今回は車っていうね。
あの展開はね〜。今作の白眉でしたね(はえーよ)
タイヤのホイールってさ、アル・カポネが愛用してた
トミーガンのマガジンっぽくない?
それ真似しようぜ!
フォォォォォォォォオオオオオ!!!!
とか、排気管に武器格納できそうじゃね?みたいな感じで制作サイドがキャッキャしながらアイデア出ししたのをそのまま映像化したって感じだったのでアレは面白かったですね。
あとメンインブラックの武器ってサイズと威力がまったく釣り合ってないのが良いんですよね(笑)
それでいうと、ウィルスミスが使ってた小ちゃいのにバカみたいな威力の銃も出てきてましたね。
あれの登場には「おっ」てなりました。
魅力的なエイリアン
メンインブラックの魅力って間違いなくエイリアンじゃないですか。
んでそれの何が良いってみんな人間になりすましてるんだけど、なりすましてる姿ってのが、みんな身体バランスがおかしかったり、ブサイクだったりするところが良いと思うんですよ。
そんでそーいう隠れ方すんの!?みたいなのがワクワクして面白かったりするんだけど・・・
今回はそーいうのほとんどない。
いやあるんだけど、面白くない。
ヒゲがエイリアンだったとか、マントとったら腕が三つとか…単に変身能力ハンパないとか、いやつまんねぇそれ…って感じじゃないですか。
もう今ってさ、前シリーズのようにエイリアンが変装した異形の人間ってのをユニークに思わせることが出来ない世の中になってるのかなぁ…。なーんて思ったりしちゃいましたよ…。
本当にそーいうことを気にして作ったのなら新作なんて作らなくていいし、どうしても作りたいならもう少し工夫してほしいなぁって思っちゃいましたね。
あとさー、今回ミスリード的な立ち位置の双子エイリアンいたじゃないですか。
あいつらやたら踊ってたでしょ?
あれなんでかっていうとね、彼ら世界的に活躍してる双子ダンサーのレ・ツインズっていう人たちなんですよ。
おれめちゃくちゃダンス好きなんで彼らのこと知ってるんですけど、彼らが出てるの知らなかったんで、えええええええ!?って感じでした。
でもね、客観的に考えるとメンインブラック見にきてる人でダンスみたいなんて思ってる人いねえよって話なんですけどね・・・。
黒スーツ
今回ね、黒スーツを身に纏ってないシーンが結構多いんですよ。
エージェントHが組織的じゃないことの表れだとしてもよー、「メンインブラック」で黒スーツ着てないってなによ。
だから途中でメンインブラックを見てること忘れましたね。
あれ、おれ何見てるんだろう的な・・・
まあ主人公エージェントHがされたことを考えるとスーツの着こなしがいい加減なところは納得出来るっちゃ出来るんだけど、んー、どんだけスーツが似合わない場所でもとりあえずは黒スーツ着てた方が良いと思うよ?って感じっすね。
アクションについて
メンインブラックを見ててアクションかっこいいと思ったことないんだけど、今回はちょっとアクロバティック要素とか、しっかりとした肉弾戦が入ってて、そこは「おお変わったな〜」と思いました。
ですが、良いアクションシーンにはなってるとは全く思ってないです。
何と言ってもエイリアンの特徴を活かした格闘シーンってのが、(強いていえば)リザvsエージェントMぐらいしかないんで、そこは物足りな。って感じなんですよ。
一方のエージェントHが戦ってたのって人型のエイリアンばっかりなんで、結局人間同士が戦ってるのとあんま変わりないんですよ。エイリアンがいっぱい出てくる映画ですよ!?人間同士が戦ってるみたいなアクション見せられても楽しめるかぁあ!って感じじゃないですか。だから物足りないよね。もっと触手はんぱねーやつとかと戦わせれば良いのにね…。
ちなみに、エージェントMが戦ったリザって奴いたじゃないですか。
あいつやたら腰の入った良いパンチ放つな〜、格闘上手だな〜って思ってたら、ミッションインポッシブルの撮影前に格闘訓練を受けたレベッカ・ファーガソンでした。
出演してるの知らなかったので驚きました。
んで話戻しますけど、前述したように「魅力的なエイリアンが出てこない」とか、「エイリアンの特徴を活かしたアクションシーンが全然ない」とか、「スーツ着ない」などが合わさってメンインブラックを見てる気がしないと思ったって感じっすね…。
そもそも物語があんまり面白くない・・・
普通こういうのって、物語の序盤で主人公たちが倒さなくてはいけない敵を提示しておくのが普通だと思うんですよ。
今作に関していえばミスリード的存在の双子エイリアンを最初の方で出しておいて、こいつらを倒さなけれないけない!って観客に早い段階で誤認させないと軸がしっかりしないと思うんですよ…。
なのに、途中でサラっと登場させるわ、見たくもないダンスを見せつけるわ、作品のリアリティラインを超える超能力的な技使ってくるわで、キャラが引き立ってないというか魅力的に見えないから、ミスリードとしてあんま機能してないし、この人たち真の敵じゃないです感がスゲー伝わんの…。
あと、MIBにスパイがいる的な展開もくだらねえって感じなんすよ。
もうエージェントCを犯人だと思わせたすぎる感じが超伝わる…。
っていうか、めちゃくちゃ元も子もないこと言えば、リーアム・ニーソンが配役されてる&途中から相棒がリーアム・ニーソンじゃなくなる時点でそーでしょうね!って感じなんで、最初っから実は〇〇が敵でしたっていうストーリーにしないほうが得策だと思います!!
メンインブラックにそーいうどんでん返し展開だれも求めてないしね!
あと、今回opシーンでクリスとリアムがエイリアンと戦うシーンあるんですが、それまじ中途半端なところで終わるんですね。話を最後まで見るとなぜそういう見せ方にしたのか分かるんですが、単純につまらない映画みたいな見せ方になってしまってると思うんですよ…
もうちょい戦闘シーン見せてあげて盛り上げてから決着は見せないとかにすれば良いのに…
あ、でも上手いなって思ったこともあるんですよ。
それはね、クリス・ヘムズワースの使い方ですね。
クリス・ヘムズワースって、ハンサム顔でトンチンカン発言する男やらせたらピカイチじゃないですか。
で、今回もトンチンカン発言だったりいい加減な行動しますよね。
どうやって勝ったの?と聞かれて何度も知恵と銃一つだけで勝ったとしか返答しないとかね。
おれその姿みて普通にま〜〜たクリスさんが十八番のトンチンカン演技してるわぐらいにしか思ってなくてさ、まさか記憶消去されてるからトンチンカン発言が出るようになってるとは思わなかったですねw
で〜も、ギャグ自体は全然面白くなかったですww
一番ひでーと思ったのさ、エイリアンにトンカチ投げてキャッチされたことですね。
「ワオ!インクレディブルキャッチ!」っていうんすよ。
もっとなんか気の利いたこと言えるだろwwwっていうね(笑)
おわりに
はい、もうあんまり言うことないんだけど、とにかく全然おもしろくない映画でした。
いや…おもしろいのかなぁ…。シリーズ通して見れば全然おもしろくない映画だと思います。
というわけで感想は以上になります。
ばいちゃ。