しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ有・感想】『ガーディアンズオブギャラクシー2リミックス』から学ぶ人生

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フォォォォォォォォォォオオオオオオ

 

 

ドン

 

 

『ガーディアンズオブギャラクシー2:リミックス』(原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2)

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作品情報

 

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督    ジェームズ・ガン

製作    ケビン・ファイギ

製作総指揮 ルイス・デスポジート
      ビクトリア・アロンソ
      ジョナサン・シュワルツ 

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

クリス・プラット    ピーター・ジェイソン・クイル/スター・ロード
ゾーイ・サルダナ    ガモーラ
デビッド・バウティスタ ドラックス
ビン・ディーゼル    ベビー・グルート(声)
ブラッドリー・クーパー ロケット(声)

(以上、映画.comより)

 

 

あらすじ・解説

「アベンジャーズ」シリーズに代表されるマーベル・シネマティック・ユニバースの一作で、お尋ね者たちが成り行きでチームを結成し、銀河の危機を救う羽目になる姿を描いたアクションアドベンチャー「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のシリーズ第2作。

スター・ロードを自称するいい加減なリーダー、ピーター・クイルを筆頭に、美しき暗殺者のガモーラ、毒舌なアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドで25センチまで再生したグルート、マッチョな破壊王ドラックスのガーディアンズの面々が、新たな危機に直面し、再び強大な敵と立ち向かうことになる様を描く。高慢な指導者アイーシャが率いる黄金の惑星で、小遣い稼ぎの仕事をこなしたガーディアンズ。しかし、ひょんなことからアイーシャを怒らせてしまい、追われる身に。危機に陥った彼らの前に、ピーターの父親だという謎の男エゴが現れるが……。

クリス・プラット、ゾーイ・サルダナら前作からのキャスト陣に加え、ピーターの父エゴを演じるカート・ラッセルのほか、シルベスター・スタローンも参戦。監督・脚本も前作と同じジェームズ・ガン。(以上、映画.com

 

 

予告

youtu.be

 

 

 

 

 

まえおき

 

フォォォォォォォォォオオオオ!!!!!

今回はこれで終わらせようかな

もう伝わるでしょw

 

ま、冗談です。

ちゃんと頑張って書きますが、何から書いて良いか分かりません!

それぐらい皆さんに伝えたい事たくさんあるし、共有したい感想たーくさんあります。

公開日の前日に楽しみ過ぎて、デイブ・バウティスタ(ドラックス)と相撲するという謎の夢を見た。という事だけは先に伝えておきますw

夢の中だったら何してもいいのにしっかり負けて笑われましたよ…。

 

まあ、とにかく本当に楽しみだったわけです。

なんでかって、前作が最高過ぎたから。

前作はスペースオペラな世界観で、宇宙船だったり未来銃だったりハイテクなメカがあったりで、基本的には近未来的な感じなのに、その中にはレトロな小物や70年代音楽などがセンスよく配置されていて

 

ミスマッチが生み出すベストマッチ

 

という感じがたくさんあって「なんか良い…」ってのが凄く良かったんですよね。

その上キャラたちの掛け合いも見てて凄く楽しいし、画的に楽しい演出もたくさんで

結果的にめちゃくちゃ「楽しい映画」に仕上がってたわけです。

いいですか皆様、『ガーディアンズオブギャラクシー』は見てて

「楽しい映画」

だったんですよ。

「おもしろい」とかじゃ片付けられない「楽しい映画」です。

もう何度だって言いますよ(笑)

見てて心の底から「何この映画、楽しい…」ってずーーーと思ってました。

映画ってエンターテイメントじゃんって改めて思える素晴らしい作品だったので、超超好きな作品となっておりました。

そりゃ、楽しみ過ぎてデイヴ・バウティスタの夢見ちゃうのも分かって頂けますよね?(笑)

 

 

さてさてさーて、前置きはこの辺にして、そろそろキャスト紹介やら感想に入っていきたいと思います。 

って事で行きましょう、しーまんの映画から学ぶ人生!!!!

 

 

 

 

 

まずは

 

 

監督・キャスト紹介

 

ジェームズ・ガン

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天才。

そして、個人的には人情深い人だと思っています。

なんでかと言うと後述しますが、公私ともに仲の良いマイケル・ルーカー(ヨンドゥ)を自身の作品に出演させまくってたり、俳優である弟をGotgシリーズに出演させてたりですね。

以外と知らない人いるのでここで書いときますけど、監督の弟ことショーン・ガンさんはこの人ですよ〜

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このたまらない雑魚感ちょ〜〜〜最高ですw

役所で言うと、ヨンドゥの右手であるクラグリンです。

それ以外にも、CGキャラであるロケットの代役を務めたりしてます。

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あと、この監督は、はずしたギャグというか、しょーもないギャグが凄い得意な人で

「PG Prun」っていうめちゃくそくだらないエロギャグを撮ったりしてます。

一応リンク貼っておくので暇で暇で暇でしょうが無い時にでも見てみて下さい。

※字幕は無いです。英語分からなくても笑えるやつは何個かあります。

jamesgunn.com

 

 

 

 

 

スターロード/ピータークイル クリス・プラット

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かっこよさとアホさを兼ね備えた魅力たっぷりなエンターテイメント野郎です。

彼の魅力ってかっこよさの隙間にある「隙」なんですよね〜

これに関しては映画秘宝が分かりやすく書いてます。

クリス・プラット彼が素晴らしい!この手のアクション映画の主人公の最大必要条件は、「絶対にテンパらない」こと。どんな状態でも余裕があった。むしろ間抜けなのでは?と思うぐらい。その両方を兼ね備えているのがいいんです!!これ、片方だけじゃダメなんですよ。クリス・プラットは『マグニフィセント・セブン』(16年)でも両方同時に出してましたね。余裕と間抜けが同時に出せるのは、男として一番強いんでよ。
隙のない奴はモテない
                   『映画秘宝』(洋泉社 2017)

 

クリスプラットに関しては過去の感想記事で書いてるので良かったら!

 

www.shi-man6354.com

 

昔のクリス・プラット

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現在

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ガモーラ/ゾーイ・サルダナ

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ガモーラってめっちゃ姿勢が良いんですけど、個人的にそこはガモーラというキャラにとって重要なポイントだと思ってて、ガモーラを演じているゾーイ・サルダナはバレエ等のダンスをやっていたので姿勢がめちゃめちゃ綺麗でハマリ役だと思います。

あと、小ネタとして面白いのは、ロケットの声を演じているブラットリー・クーパーと付き合っていましたwww

 

 

 

 

ドラックス/デビット・バウティスタ

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最高ですね。このバカw

演じてる人はデビット・バウティスタというWWE(プロレス)の大スターです。

僕はプロレスはかじった程度しか知らないですけど、大スターだってことぐらい知ってます。

僕のいつもお世話になってるWWE好きの先輩はバウティスタが活躍してるのが見れて本当に本当にうれしいみたいですよ。

 

ここで彼の現役時代の伝説的必殺ワザ、「バティスタボム」をどうぞ。めちゃカッコイイです。

youtu.be

 

そしてこちらが、スターロードことクリス・プラットとその奥さんにバティスタボムを教えている仲の良さが分かる写真です。

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ロケット/ブラットリー・クーパー

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演じているブラットリークーパーは俳優の仲でも勝ち組ですよw

なんて言ったってクリスティアーノ・ロナウドの元彼女イリーナ・シェイクと付き合ってる上に子供まで出来てますからね〜

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び、美人…

くぅ〜さすがナイスガイ。

 

 

 

 

ベイビーグルート/ヴィン・ディーゼル

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もう、かわぁい〜い〜

本作で結構グルートがいじめられるシーンがあるんですけど、その後しょぼーんってなりながらトボトボ歩いてるんですよね。

ごめん。

 

カワイイw

 

可哀想だけど可愛い(笑)

結構グルート君、涙流すシーンあるんですけど

ごめん。

 

カワイイw

 

本当に全部可愛いんですよね〜マジで成長して欲しく無い!!!

僕と全く同じ事考えてる女の子がいるので良かったら。

youtu.be

弟がいつか赤ちゃんじゃなくなってしまう事を知ってしまい大号泣するという可愛すぎる動画なんですが、お姉ちゃんを見つめる弟の顔とか全てが面白いですこれw 

 

全然グルートとかキャストの紹介してないけどまあいいや(笑)

可愛すぎるグルートが悪い。

 

 

 

 

ヨンドゥ/マイケル・ルーカー

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体が真っ青で歯並び汚ったない奴(笑)

本作で最もおいしい役と言っても過言では無いのではないでしょうか。

くぅ…

ちなみに本作ではイカしたモヒカンみたいなのを頭に付けますが、元々原作がモヒカンなんですよ。

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なので、彼がモヒカンを付けたらなんか上がりました(笑)

 

俳優自体は、マイケル・ルーカーという方でジェームズ・ガン監督作品の常連俳優です。基本的に悪役が多いかな〜。

あ、そうそう、本作ではシルベスタ・スタローンと直接会話するシーンがありますが、『クリフハンガー』ですでに共演済みです。

 

 

 

 

ネビュラ/ カレン・ギラン

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役のために本当にスキンヘッドにしちゃう俗に言う「女優魂」をお持ちの方。

演じてるのは、カレン・ギランという方です。

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『ガーディアンズオブギャラクシー2リミックス』感想

 

これは「おもしろい映画」じゃねぇ「楽しい映画」だ!!!

かっこいいし、笑えるし、泣けるしで感情が大忙し!!!

 

 

 

・・・もう、超楽しいです。

笑えるシーンがあるからとかじゃないですよ?

映画全体的に監督やら出演者の作品に対する愛が感じられるし、本気で楽しいの作ってやるというか、僕ら観客を楽しませようとする「エンターテイメント精神」をめっちゃ感じるからです。

特にジェームズガン監督は本当にこの作品を愛してるんだと思います。

その作品に対する愛情とセンスが本作を楽しい作品にしてるんでしょうね〜

 

くぅ〜たまらん。

 

とにかくね〜前作は「おもしろい」とかじゃ片付けられない「楽しい映画」だと書きましたけど、本作もばっちり「楽しい映画」でした。

 

ちなみに前作はスターウォーズを超えてやるぜい!!っていう意気込みをバシバシ感じる作品でもあったわけで、上映時間が『スターウォーズ:新たな希望』と同じだったり、スターロードのマスクをダースベイダーのマスク造形師が作ったりしてたのは有名な話です。

というか、僕からしたらスターウォーズを超えてるとまで思ってる(笑)

当時スターウォーズを見て映画にのめり込んでいく少年たちがいたように、現代では、ガーディアンズオブギャラクシーを見て映画の楽しさを知り、映画にのめり込んでいく少年たちがいるのかなと思うと素敵な事だな〜って思います。

(ここら辺の話は僕が愛聴してる宇多丸師匠のラジオで話してるので探して見てください)

 

  

 

まあ、僕が本作を見てどう感じたのかとかは、何となく伝わってると思いますけど、いつも通り具体的にどこが良かったのか書いていきますね。

 

 

 

 

 

 

良かった所

 

オープニングから最高!!!

 

もう、オープニングから最高です。

前作と同じように、地球から物語は始まるんですけど、その後すぐに〜

ドン

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ルック的に凄いワクワクするきれ〜いな映像が映ってみんなが待っていたガーディアンズメンバーが映ります。

ここだけで最高なんですけどもっと最高なのはこのすぐ後なんですよ。

皆さん、前作のオープニングのタイトルロゴの出方覚えてます?

ピーターがウォークマンの再生押したら〜

 

ドーンですよ。

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この演出があまり見た事のないモノなのとリズム感が良くて

「なんか分からないけどセンスいい!」ってなって最高だったんですけど、本作でもそれが出てくるぅぅぅううう!!!!

しかもグルートのポーズが上の写真のピーターと同じポーズなんですよね…

 

上手い!!!

 

もう、センスに溢れていて超楽しい。

しかも前作はピーターが音楽を流してタイトルが出たのに対して、今作はロケットが音楽かけようぜと提案してから、グルートが音を流してタイトルがドーンなワケです。

またまたタイトルロゴ出すタイミングとリズムは良いし、俺たちが見ない間にロケットが音楽の魅力を理解してる感とかもあって本当に最高でした。

しかも、タイトルロゴが出てから僕の好きな画的映像演出が入ってくるんですよ〜。

もうニヤニヤが止まりません。

僕の好きな映像演出というのは説明が難しいんですけど、、、

簡単に説明すると、ピントがあってる被写体と、それとは別の方、つまりボヤけてる所で何か重要な事をやってる人たち、あるいは頑張ってる人たちがいる・・・という見せ方です。

凄い頑張ってる人たちがいるんだけど、ピントが合ってるのはその人たちじゃないっていう演出が凄い好きで、温度感の違いが一つの画面の中に詰まっている感じが凄い良いんですよね〜。

今作で言うと、グルートがミュージックをスタートさせて踊りだす所ですね。

タイトルロゴがドーンと出てから、ずっと気持ち良さそうに踊りながら歩いてるベイビーグルートにピントが合ってるんだけど、その奥のボヤけた所でめっちゃ頑張ってアビリスク(タコみたいなやつ)と戦っているメンバーがいるんですよね…。

で、たまにピーターとかドラックスが吹っ飛ばされて来てピントが合ってるエリアに入ってくるっていう感じ。

うん。

この温度感が違う感じ本当に大好き(笑)

ちなみにこの演出は前作にもあります。

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これです!これです!

ピントがあってる3人とは別の奥の方、ボヤけてる所でグルートが超重要な事してますw

ちゃっかりドラックスがこっち見てるのもアホ感あって最高ですよね(笑)

 

ちなみに超深読みなんですけど、ジェームズ・ガンはこのピントボケ演出、元から好きだとは思うんですけど、本作のオープニングにあるピントボケ演出は『コードネームアンクル』を意識してると思うんですよ(笑)

『コードネームアンクル』の大好きなシーンなんですが、ソロが優雅にトラックの中でサンドウィッチを食べてる時に、イリヤ・クリヤキンはボヤけた所で超頑張って追っ手から逃げてる、というシーンがあるんですけど(これ、爆発してる音すらならないですからw)

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そのくだりを、ジェームズ・ガンが見て

「これいい!ガーディアンズオブギャラクシー2で使おう〜」って思ったと思うんですよ。そんで、同じコードネームアンクルに出てるエリザベス・デビッキを見て

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「お、この子いい!アイーシャに使おう」

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ってなったと思うんですよね〜

少しは辻褄合いません?(笑)

 

はい、僕の深読み劇場にお付き合い頂きましてありがとうございました。

 

 

 

前作の要素を持ち込むのが上手い

 

これ、今作がたまらなく良い理由のほぼ大半を占める要素なんですが、前作のギャグ要素とか、キャラクターの魅力を今作に持ってくるのがめっちゃ上手かったです。

これは作品に愛があるから成せる事だと思います。

このキャラクターにこれを言わせたら面白いとか、観客が喜ぶとか完全に分かりきってますね。

ちょっと何言ってるか分からないと思うので、もっと具体的に書きますね。

 

 

・前作のギャグとか、印象に残った要素の持ち込み

例えば、ギャグ要素とは違いますけど、先述したオープニングのタイトルが出る時にグルートのポーズが前作のピーターと同じだったり(そもそもタイトルの出方が同じ)

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前作の最後にドラックスとグルートが「だるまさんが転んだ」的なことをやってたと思うんですけど、それを本作のオープニングでもやってくるとか。

あとは〜

ロケットって必要もないのに「義足が必要」だとか嘘つくじゃないですか。

前作では義眼をつけてるキャラに「こいつの義眼がいる」と言って、スターロードが「いやいや、嘘だから」みたいな感じで止めるシーンがあるんですけど

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本作ではそれをグルートが持って来ちゃうんですよwww

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これ、ニヤリが抑えられなくて爆笑でしたよw

こーいう前作の要素とかを持ってくるのが上手いんだよな〜まじで。

あげたらキリがないんですけど、前作ではグルートの肩に乗って銃を乱射してたロケットが、今作ではロケットの肩にグルートが乗っかって銃を乱射してるとかもね。最高ですよ…

 

(1作目)

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(2作目)

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あとは、ドラックスが比喩的表現を使うようになってる!!www

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前作のドラックスは比喩的表現が通じないというただのアホだったんですけど、今作では比喩的表現を使えるように成長してる!!笑

具体的にどこかというと、E.G.Oの惑星で性行為の話をしてる時に「俺の下半身が熱くなった」って言う所です笑

これ、前作なら「なぜ下半身が熱くなる」って言うでしょ絶対w

それでもやっぱり空気読めないアホなのは変わってなくて最高です。

 

他には上述しましたけど、ロケットやら他のメンバーが前作で凄く印象的だったピーターの音楽を気に入ってるというか、聞き慣れてる感じがあったのは凄くいいですよね。

こーいうのって、1作目と2作目の間にキャラたちはこんなやり取りしてるのかな〜とか想像させられますよね。

キャラたちの日常を想像させられる感じがキャラクターが本当に生きてる感じがするわけです。

多分あいつら本当に宇宙のどっかにいますよww

どっかの惑星でちゃんと生きてて、今もピーターとロケットは言い合いしてて、ドラックスはとんちんかんなこと言ってたりするんですよ(笑)

こういったように、本当にキャラが生きてる、存在しているように思わせるのは、前作の印象的な要素を持ち込んで、繋げるのが上手いからだと僕は思います。

友達と喋ってても、ちょっと前にした話とかを持ち出して盛り上がったりするじゃないですか。

これは、生きてる僕たちからすると当然の事です。

だけど、本来生きてないキャラクターが前作の要素を持ってきたり、前作で〇〇だった事がちょっと変わってたり、成長してたりすると本当に生きてる感じがするんですよね〜


あっぱれジェームズ・ガン!演者たち!

 

しかも、今作では俺たちが知らない所でキャラたちは、こんなやり取りをしてそうと想像させられる上に、最後の方に実は仲間とこんな時間を過ごしてました、みたいなフラッシュバックまで入れてきやがるからさ…

 

そりゃ泣くわ!!!

 

ロケットと楽しそうに空飛んでる映像とかさぁ!!

あれ、絶対メカを手にして

 

「これイカすな〜ちょっと飛んでみようぜ」

 

「ひょ〜!最高〜!」

 

的な事やってんだよ…

あとは、ヨンドゥに銃の撃ち方教わって楽しそうにしてる映像とかさ…

もう詳しくは書きません!(笑)

 

 

 

 

 

やっぱり上手いミスマッチが生み出すベストマッチ

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今回も抜群に上手かったですね。

あ、ミスマッチが生み出すベストマッチってのはスペースオペラなのに70年代音楽が流れてたり、近未来的な要素にレトロ要素を入れ込んでくる所です。

勝手にミスマッチが生み出すベストマッチって言ってます(笑)

僕は、音楽については あんまり詳しくないので、今回は小物とかの話をしますね。

 

OPのアビリスクとの戦闘から出てくるから最高なんですが、やっぱこれですよね。

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これは、アメフトをモチーフにした携帯ゲームで「マテルフットボール」というゲームです。

これを映画内に取り入れるというセンスですよ。

敵を知らせるレーダーになぜこれを採用しようと思いつくのか、さっぱり分かりません。

 

天才です。

 

僕は、このゲーム機の世代ではないですが、親父がこういうのよく教えてくれるので知ってました。だから、僕の親父世代が今作を見たらたまらないんでしょうね。

 

他には金色姉さんアイーシャが率いる惑星ソブリンの宇宙シップ。

あれ遠隔操作なんですけど、その効果音がさ…

インベーダーっていうか、昔のシューティングゲームの音なんだよね…

 

たまらん

 

そして、たまらんのはそこだけではなくて、遠隔操作してる宇宙船が残り一体になった時に、まだ操縦してる人の周りを囲んで超応援してるシーンあるじゃないですか…

 

昔のゲーセンあんな感じだわ〜

 

で、死んだと思ったら突然ディスり始めるっていうね。

 

たまらん

 

とにかくこんなんのが本当にいっぱいあってたまらんのですよ。

 

 

 

 

伏線が、う、うめぇ…

 

脚本が上手いと言っていいのか分かりませんが、話の伏線とか構築が凄くうまかったと思います。

僕はいっつも偉そうに上手い伏線というのは、伏線だと気付かれずに、それが回収されてから「あれは伏線だったのか」と気付く伏線が上手い。って言ってるんですけど、今回まさにそれ。全然気付かなかった。

本当に自然にうま〜く伏線が配置されてたと思います。

ちなみに前作もすご〜くお上手なんですよ。

例えば序盤から母親の「Take my hand」を出しておいて、それがラストバトルに活きてくるとかね。

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これは、話の伏線として上手いうえに、泣けるしで上手いを通り越して憎いですねw

普通に見てたら序盤でお母さんが「Take my hand」って言う台詞に対して、これ伏線だろって気づく人なんて、ま〜いないと思います。

 

本作では何個かありますけど、代表的なのはヨンドゥですよね…。

僕らのスタローンが出てきて、掟を破ったヨンドゥに対して「お前は〇〇の光に照らされる事はない」って言うじゃないですか。(細かなセリフ忘れました。すいませんw)

あれもね〜詳しくは言わないですけど伏線ですよね〜。

見てて伏線だとはまったく思いませんでした…

ヨンドゥゥゥゥゥウウウウ

 

 

後から思い返して伏線だったのかなと思ったのは、ピーターが子供の時に喰われなかったのは「子供だと小さな所にも入って行けるから」というやりとりです。

これがどこで活きる伏線なのかと言うと、ラストバトルでのグルートです。

「小さな」グルートが重大な任務を任さられるわけですが、あれはグルートぐらい小さくないと入っていけない所に重要なモノがあるから訪れた展開ですよね。

これ、「ピーターが子供の時に喰われなかったのは、子供だと小さな所にも入って行けるから」というやりとりが活きてません?ちゃんと狙った伏線だとしたら上手すぎません?

 

あっぱれジェームズ・ガン!!!!

 

 

 

 

 

 

前作に引き続き、色彩が美しい

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前作も美しかったですが、本作もそうで映る映像の90パーセントは全て美しいです。

多分、この映画は音を消して見ても楽しいと思います。

何でもCGで表現出来るようになってきた時代だからこそ、逆に映画界では出来るだけ実写だったりロケで撮るのがここ最近流行ってます。

でも、本作の場合はCGで出来る事を最大限に活かして、絶対に現実世界には無い美しさを作り出し、我々に夢を見させてくれます。

そういった所で楽しいと思えたり、ワクワクしちゃう人は、キャラクターが誰も喋って無い時でも映ってるものが美しくて画的に楽しかったりするので、「この映画はつまらない時間が1秒も無い」と感じるかもしれません。

僕のことですけど。

 

もう、褒め疲れた…

 

 

 

 

悪かったというか、ん〜って思った所

 

強いて言えばです。

ラストバトルで、ピーターことスターロードが無双というか、神の領域になるじゃないですか…

やりすぎですwww

あれはパックマンがやりたかっただけなんでしょうけど、やりすぎ(笑)

ガーディアンズオブギャラクシーの魅力は全員超能力とか持ってないってのが魅力の一つなので、ピーターがこのまま特殊能力手に入れたらどうしようかと思っちゃいましたよ…(笑)

 

あとね、前作の方が良いって意見も分からなく無いです。

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っていうのも、前作の方が惑星を滅ぼそうとしてる敵が目の前にいたり、救わなければならない人々が割と近くにいたりするので、

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分かりやすく盛り上がるし、分かりやすく罪のない人々を救っているので、凄い称賛を送りたくなる感じだったけど今作に関しては、規模はデカくなってるけど人知れず銀河を救っているって感じなんで、いまいち称賛を送りたい感じにならない感はありますね。

だって、今回銀河を救ったのはあいつらだって知ってるやつらいないでしょ?

 

・・・まあ良いのですよこんな話は(笑)

 

充分楽しませてもらったんだから文句なんて

 

 

 

どーでもよい

 

 

  

 

 『ガーディアンズオブギャラクシー2リミックス』から学ぶ人生

  

〜親の愛情に気づくのは誰だって〇〇年後〜

 

スターウォーズはよく、「宇宙を舞台にした壮大な親子ゲンカ」と言われますが、今作のGotg2もまさにそうですよね。

今作はそれにプラスして「愛情」も描かれます。

ご丁寧に反抗期グルートを出してピーターが「ヨンドゥも大変だったろうな」的な事を言うんですよね。やっぱね、子供ってのは親の愛情や大変さに気づかず後から気付くんですよね〜

僕だってまさに気づいてなかったですもん。

ウザいとしか思ってなかったです。

だって僕の親とかなかなかイカれてまして、中学の時に初めて出来た彼女を、初めて家に送ってあげた時に、母親が僕の帰りがいつもより遅いって事で警察に通報しやがって「しーまんの大捜査劇」が始まったんですから。

当然僕は発見され、何がなんだかわからないまま説教されてました。そんな親イカれてるとかウザイって思うでしょ普通w

でも、10年経った今思えば愛情が故だったというか、心配だからこそだったんだろうな〜って思えます。

僕の話はなかなかイレギュラーかもしれませんが皆さんも、あの時は親のことウザいと思ってたけど、今思えば違うな〜ってのありませんか? 少なからずあると思います。

だから、今お子さんがいられる方は子供が言う事聞かなかろうが、どれだけムカつこうが「なんで親の気持ちが分からないんだ!」とか「親の気持ちを考えろ」とかあんま言わずに気長に守ってあげて下さい。普通に育てば必ず愛情に気づきますから。

 

逆にまだ育てられる身の方は、親に対して「ウゼェ」と思うのも分かりますけど、少しぐらい親の気持ち考えてみたり、誰のおかげで生きてるのか考えて見てください。

こんな事を教えてくれる「楽しい映画」はなかな無いですよ。

しかも、今作は親子で見に行く映画でもありますから、本当にいい事教えてくれてますね…

 

そーいえば中学の時、もうすこしで俺の誕生日っていう時に母親と大ゲンカして「出てけ!!」とか「テメーに誕生日プレゼントなんかねぇ!!!」って言われて、仲直りしないまま誕生日の前日になった時、俺がずっと欲しいと言っていた「PSP」が車のトランクに隠してあるのを見つけて思わず泣いたのを思い出したな〜。

・・・もういいやこんな話(笑)

今作のズーンのくだりで思い出しちゃいました。

 

  

まあとにかく、前作の方が良いかな…という意見も分からなくはないですが、そんなの本作には関係ない!!!どっちも楽しいからいいんだよ!!!

 

以上!

読んでいただきありがとうございました(笑)

 

 

 

Fin

 

 

 

 

SHI-MAN WILL RETURN

 

 

 

余談

 

髪が乱れてるアイーシャ見てドキっとしたの僕だけ?(笑) 

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