しーまんの映画から学ぶ人生

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映画は一人で見に行くけど、なんだかんだ感想は話したい。だけど話す相手がいないからブログを書く事にしました。

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【ネタバレ感想】映画『ザ・プレデター(2018)』から学ぶ人生(レビュー・解説)

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僕の友達に自他ともに認めるプレデターみたいな顔した奴がいます。

 

 

どん

 

 

『ザ・プレデター(2018)』

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作品情報

 

スタッフ・キャスト

 

スタッフ

監督 シェーン・ブラック

製作 ジョン・デイビス

製作総指揮 ビル・バナーマン
      アイラ・ナポリエッロ
キャラクター創造 ジム・トーマス

(以上、映画.comより)

 

 

キャスト

ボイド・ホルブルック クイン・マッケナ
トレバンテ・ローズ ネブラスカ・ウィリアムズ
ジェイコブ・トレンブレイ ローリー・マッケナ
キーガン=マイケル・キー コイル
オリビア・マン ケイシー・ブラケット

(以上、映画.comより)

 

 

解説・あらすじ

1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。

 

元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、その船に乗っていたプレデターを目撃。プレデターの存在を隠匿しようとする政府に拘束されてしまう。クインは、墜落現場から持ち帰っていたプレデターのマスクと装置を自宅に送り届けていたが、クインの息子で天才的な頭脳をもつ少年ローリーが装置を起動させてしまう。装置から発せられるシグナルによってプレデターがローリーのもとに現れ、さらにそのプレデターを追い、遺伝子レベルでアップグレードした究極のプレデターまでもが姿を現す。

(以上、映画.comより)

 

 

予告 

youtu.be

 

 

 

 

まえおき

 

振りむくたびに綺麗に動くその黒い髪。

ふと目が合うと美しく開く口。

凛とした佇まい。

つぶらな瞳。

ああなんて素敵なの?あなたの事を待っていたのよ?

 

そう


プレデターが帰って来たぜぇぇぇええ!!

 

 

はい、ってなわけで『プレデターズ』から数えると8年ぶりの新作です。

プレデターズ (字幕版)

プレデターズ (字幕版)

 

 

いや〜、何が楽しみだったかって監督ですよ監督。

シェーン・ブラックが監督ですよ?

『リーサルウェポン』の脚本やって『キスキス,バンバン』『アイアンマン3』『ナイスガイズ』を監督したシェーン・ブラックが監督ですよ!?

しかも超おもしれえ事にシェーン・ブラックって1作目『プレデター』に出演してて、しっかりとプレデターに瞬殺されてるんですよねw(ちなみにホーキンスって役)

1作目で殺された人が新作の監督するってなかなかないですよね…。

そんなの楽しみに決まってるでしょうよ。

あと、今作は、プレデターシリーズでは珍しい事に子供がストーリーに絡んでくるということなので、そこらへんも色々思う事があり「どうなるんだろう・・・」って感じで楽しみでしたね。

 

さてさて、まえおきはこの辺にして、そろそろ感想に入っていきたいと思います!

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

プレデターを新しいアプローチで描いた意欲作!?

シェーン・ブラックっぽさも時々見受けられて個人的には面白かったよ〜

 

まあ、あらすじや予告を見た時点で「なんかいつもと違う??」とは思っていたんですが、やっぱ違ってましたね。

一応、正統な続編ではあるんですけど、まんま前作と同じような事やるんじゃなくて、ちょくちょく新しい事やってるな〜っていう印象でした。

というわけで、まずはどこを新しく感じたのかをあげていきます。

 

 

「お、これって新しい?」と思えるところ

 

今回はヒューマンハント(人間狩り)じゃない??

 

今までのプレデターは基本的に地球観光の一環でヒューマンハントを楽しんでるプレデターさんと、それの被害にあう人間たちの頑張りを僕ら観客が観て楽しむっていう映画でした。(一環っていうか狩りがメインの旅行ですけどw)

でも今作はすこーし違ってまして、物語のベースは、プレデター界の小競り合いがキッカケで人間側(CIAとマッケナ御一行)にも小競り合いが生じ、あーだこーだって感じで、いつものように人間狩りがベースの話じゃなかったです。

まず、プレデターって暑い季節に来るって設定があったと思うんですけど、今作で展開される物語の時期はハロウィンで、そんな暑い季節じゃないからそこらへんも全然違うかな〜と思います。

まあヒューマンハントしに来たわけじゃないから、暑い季節とか関係ないですもんね。

で、今回ヒューマンハントしに地球に来たわけじゃないプレデターさんたちはですね、簡単にいうと、麻薬を密輸しようとした犯罪者と それを取り締まりに来た超有能捜査官

って感じでした(笑)

麻薬探知犬ならぬプレデター犬まで出てきますから、よりそう思わせますよね。

 

で、ヒューマンハントしに来てるわけじゃないからか、プレデターに対する絶望感や恐怖感ってのはあんまりなかったですね…。

学校内でズシズシと足音が近づいてくる所だけ怖かったけど。

 

 

 

人間がプレデターの武器を使う事はあったけど・・・

 

これまで人間がプレデターさんの武器を拝借して戦う事は何度かありましたよね?

例えば『プレデター2』では、、、なんつったら良いんだろう・・・ブーメランとは言えないようなディスク状の武器を使います。

『エイリアンvsプレデター』では、イカした槍を使ってました。『エイリアンvsプレデター2』では肩のプラズマキャノンも使ってたっけ?

まあとにかく、人間がプレデターの兵器を使用することは何度かありました。

なんだけど、プレデターが人間の武器使うってのはなかったと思うんですよね。だって単純な話、彼らの武器の方がレベル高いですから。

ですが、なんと今作では研究所でプレデターがマシンガンを使うんですよ!

それって初めてじゃない!?

とはいえホント一瞬だけでしたけどね…。僕の記憶では初めての行為だったのでもっと大々的に見せてくれても良かったんですけどねぇ〜。

 

あと、人間側が光学迷彩システム使うのも初めてじゃないかな??

そこでちょっと面白いのが、人間が光学迷彩システム使ってもプレデターは赤外線で映像を認知してるので意味ないと思うんですけど、今作は三つ巴の戦いなので人間vs人間で光学迷彩を使えるわけですよ。

だから三つ巴の戦いっていう話の中でうまい事プレデターの兵器を活かしてたんじゃないですかねー(棒読み)

とはいえ、クイン・マッケナは上手く光学迷彩を活用してCIAを欺いてたと思いますけど、最後のバトルで透明になって助けに来た生物学者は、光学迷彩をプレデターに対して使うので、あまり効果的に利用してたとは思えませんね(笑)

プレデターに対して透明になるのは意味ないんだから、ただ後ろから襲うのと変わんねーじゃん(笑)

つーかお前、宇宙船に乗ってなかったのに、よく助っ人として間に合ったな!!!結構な距離移動してたよ!?

あとなんでそんなに戦えるんだよ!

 

 

 

 

子供がストーリーに絡む

 

プレデターシリーズごときに、あっ、すいません。

あのプレデターシリーズに『ルーム』『ワンダー 君は太陽』でお馴染みの天才子役ジェイコブ・トレンブレイくんが出るのぉぉぉお!?と個人的には驚きだったんですけど、そもそもプレデターシリーズに子供がガッツリ絡むのって初めてじゃないですか?

まあ『アイアンマン3』『ナイスガイズ』でもそうでしたけどシェーン・ブラックの作品って何かと頭の良い子供がガッツリとストーリーに絡んでくる印象があるので納得っちゃ納得ですね。

そんで面白いのがさ〜、トリックオアトリートのシーン覚えてます?

故意じゃないとはいえ、子供が大人をぶっ殺しますからねwww

俺、あのシーンで「ブホッ」って吹き出しましたから(笑)

 

「嘘だろ?まさか兵器が起動してアイツご臨終するとかないよね、え、え・・・」

 

ウィーンガシャ、、、ズギャァァァン!!ドゴォォーーーン!!!!

 

そうなったァァァァアアアアアアアア

 

って感じでした(笑)

絶対にね〜、シェーン・ブラックって人は「ブラック」っていう名の通り、映画では人がいくら死んでも良いと思ってるし、子供が人を殺しても良いと思ってるんですよw

だってさ、ジェイコブくん演じるローリーが付けるプレデター仮面に、クソ野郎がお菓子投げつけた事によって兵器が起動しちゃったとしても、家だけ吹き飛ばせば良いじゃないですか。

ちゃーーーんとクソ野郎にプラズマ弾HITしてましたからね。

子供が人を殺めちゃってますからね?w

もう、、、ほんとシェーン・ブラックさん……

 

そーいうとこ素敵!(笑)

そういったくだり見て非常識だ!と思ったあなた・・・シェーン・ブラックってそういう人だから許してあげてくださいね...

 

・・・以上が、新しいかな〜と思えたポイントでした。

 

 

 

ただ語りたいだけの話

 

シェーン・ブラックらしいやりとり

 

今回、勇敢なる戦士クイン・マッケナさんと共に戦ってくれる仲間ってのはバスで知り合った人たちでしたよね?

あいつらスンナリと協力しすぎでしょw

まあバスから出られるという点で利害関係が一致してたんでしょう(テキトー)

ま、そんな話はおいといて、モーテルかどっかでのやり取りとマッケナ宅でのやり取り? なんか妙に間の抜けたやり取りしてましたよね、、、アレすげ〜シェーン・ブラックぽかった。

しかも、その間の抜けた感じってのが実は効果的に役立っている気がしていて、結果的に彼らはほとんど死んでたと思うんですけど、あの間の抜けたやり取りがあったからこそ、キャラの描きこみを大して深くやってないのに、彼らの死に対して少し悲しい気持ちになれたのかな〜なんて僕は思ってますね。

やっぱシェーン・ブラックそういう所も含めて好きだわ〜(笑)

 

そういえば、役名忘れたけど木に刺さったキャラと腹を裂かれたキャラが、互いを撃って少しでも早く苦痛から解放しようとするシーンあったの覚えてます?アレ超印象的だったな〜。

あれなんかもバディものを得意としてるシェーン・ブラックっぽい濃厚なブロマンス的友情表現だな〜と思いましたね。ちょっとやり過ぎ感あるっちゃあるけど、「男の友情って素敵」と思えたから僕は好きですね。

 

あと、やり取りとは少し違うけど、切断された腕を活用するシーン何度かありましたよね?

例えばプレデターが切断された人間の腕を使って運転手だますシーンとか。

アレには「あら、プレちゃんそんな事すんの!?」と思ったんですけど、よくよく考えると80年代っぽいというか、シェーン・ブラックがやりそうな事で笑っちゃいますね(笑)

「ここさぁ、プレデターが人間の腕つかって潜入したら面白くね?どう?面白くね?」

みたいなやり取りしてんだよきっと(テキトー)

 

 

 

ただ言いたいだけの文句

 

なんか所々見づらかったり、よく分かんない瞬間があった 

 

この手の映画にしては少しややこしかったんじゃないのかな…。

三つ巴の戦いだから話がカットバックで描かれる瞬間も結構多いうえに強引だから少し分かりづらく感じる瞬間がありました。まあでもそれはそこまで気になる話じゃないんです。

個人的に1番気になったが、なにが起こったのか微妙に分かりづらい所がいくつかあったことかな…。

例えばさアルティメットプレデターっていましたよね?

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あいつ皮膚から外骨格が出てくるらしいんすけど、なんか…どんな感じで出てるのか見づらかったですね…。

ちゃんと外骨格が出てくるシーンはあるんですけど、とりあえずデカくてスラッとしてる事ぐらいしか分かんなかった(笑)

 

他でいうと、森の中で戦う時にプラズマキャノンを装着してる黒人いたと思いますけど、アイツ悪役的存在なのにサラリと自滅してたよね?それも見づらかったな…。

 

 

 

1番の不満

 

ハイテク忍者兵器をもっと見せてくれェェェェエエエエ!

俺はそれが1番見てーのよ!(笑)

シャキンシャキン!ジャキ!って効果音を聞きてーのよ!!

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皆無とは言わないけど、あんまなかったよ…。

 

 

 

 

 

おわりに

 

先述したとおり、いままでのプレデターとは少し違う感じなので、恐怖感や絶望感、圧倒的強者にどう立ち向かうかといった、従来のプレデターシリーズにある面白さを期待してたという人は肩透かしを食らったんじゃないかな〜と個人的には思います。

が、ぼくはこれはこれでありだと思います。

人間だって進化してんだから、いつまでもプレデターにビクビクしてるわけじゃないですよ(テキトー)

 

あ、そういえば

一番最後、ポットからデデんデんデデンとか言ってシュワちゃんが出てきたら面白かったのになー。

 

 

 

Fin

 

 

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